イベントやパーティなど、大勢の人が集まる場所にいくとその場の溶け込んですぐに人と話しだす人と隅っこのほうでなかなか輪に入れない人がいます。うまく輪に入れない人がよく言う言葉は「私は初対面が苦手なんです」です。
実は、私もイベントなどにいくとすんなり人と話せる場合と、なかなかうまく溶け込めない場合の両方があります。特に初対面に苦手意識はないつもりですが、なぜか会話が続かないときがあります。
この違いは何なのか。考えてみると自分に関心がありすぎるときははじめての人とうまく話せない気がしています。
スポンサーリンク「どう思われるか」を気にしすぎ
私の場合、初対面の人と話せないと感じるときだいたい「何を話せばいいだろう。変な人と見られないだろうか」という気持ちが強く働いているときです。ぶっちゃけ言うとメンタルが自意識過剰になっているときです。
ですが、自分が初対面の人を目の前にして、相手そっちのけで自分をどう見られるかを気にしているのと同様に目の前の相手もそれほどあなたに関心はありません。初対面でどギツイ下ネタでも言わない限りあなたが相手から嫌われることはないのです。
そして、自分がどう思われるかと考えてしまう背景にはいわゆる過剰な承認欲求があると私は考えています。私自身、普段行かないようなアウェイはイベントにいって「こんなところに自分がいて変に思われないか」という意識が強くなればなるほど、人と話せない傾向に陥ります。
まずは、人は自分で感じているほどあなたに関心はないということを自覚しましょう。
相手に関心を持つことが重要
初対面の人と円滑にコミュニケーションを進めるコツは、自分への意識を押さえてとにかく相手に関心を持つことだと考えています。
自分の意識が強くなりすぎているとどうしても、自分をアピールしなければいけないという気持ちが前に出すぎてしまいます。結果、空回りして余計に話せなくなってしまったりします。
ですが、人は誰しも自分の話をしたいもの。まずは一歩引いて相手に主導権を握ってもらえば会話はスムーズに進むはずです。
もしある程度相手に話の主導権を渡して、ずっと自分の話しかしない人に出会ってしまったら、、、恐らくそういう人とはどのみち、その後も深く関わる機会はないかなと考えています。
コミュニケーションに基本はギブアンドギブの精神です。ただし、ここでいうギブは自分の話をすることではなく、相手を理解することなのです。この部分を勘違いしてしまうと、コミュニケーションがうなくいかなくなってしまいます。
メンタルをフラットに保つ
相手に関心も持つといっても相手を色目で見てしまっては意味がありません。人間は初対面の相手と対峙したとき、ついつい自分より上か下かという尺度で見てしまいがちです。
相手が自分よりも格上だと感じてしまった場合には、当然うまく話せません。この場合には、相手に対する敬意や劣等感、あるいは脅迫観念に近い感情が入り交じった複雑な気持ちになっているはずです。
一方で当然、自分が上だと認識することもあります。ではこう感じているときは余裕を持って相手に接することができるのかと言えば、私はNOだと考えています。
ややこしいことに相手を下だと考えてしまった途端に、そんな自分を悟られてはいけないと考えてしまい、いよいよ何も話せないという状態になる人が多いのではないでしょうか。
そもそも、相手を上か下かという色眼鏡で見てしまった時点でアウトなのです。目の前にいる相手に変な先入観を持ってしまっていると自覚できたら、とりあえず大きな深呼吸をしてみるのがおすすめです。一旦過剰な自意識をリセットして、フラットな気持ちで目の前の人せるように軌道修正する必要があります。
今日のアクション
かいう私の状況次第では、うまく人話せないことは多々あるわけでして。ただ、そういうときでもその原因がどこにあるかを知っておくとかなり楽になるかなと考えています。
今年ももうすぐWrdCampとブロガーズフェスティバルという大きなイベントがあるので、できるだけいろんな人と話せるように心構えをしておきたいと考えています。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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