マインドマップってなんか難しそう
マインドマップを本で勉強したけれど結局よくわからない。描き方はなんとなくわかったけど、結局なんに活用すればいいのかわからない。そういう声をよく伺います。
そこで、マインドマップにを少し勉強したけれど結局よくわからないという方に向けてまとめ記事を作成してみました。
独学で勉強すると陥り易いポイントを押さえる
マインドマップの描き方に関する基本的な情報は書籍やネットの情報などで収集可能です。ですが、活字の情報だけではわかりにくて点がいくつかあり、そこを意識して勉強することでより的確に身につけることができます。
マインドマップを理解する上で一番大事なことは、マインドマップはただのノート術ではなく、描いている瞬間の脳の状態、思考の状態を描き出す技術であるということです。
イメージできないものを人間は理解できません。マインドマップが学習法として紹介されるのはそのためです。
わかりにくいと感じるマインドマップを描くための様々ルールはそのための最適な手法であり、マインドマップを描くことは、頭の中のイメージを外に出すことに他ならないのです。
イラストが下手なので描けません
マインドマップの書籍などをみるときれいなイラストが描かれたものが多く、「うぁ こんなの無理」と考えてしまう方が多いようです。ですが、マインドマップを描くうえで上手なイラストは必要ありません。
それよりもなぜイラストを描くのか。その理由をちゃんと押さえ、マインドマップのルールに乗っ取った描き方をすることが重要です。
また、マインドマップを書く際に色鉛筆を使うことに抵抗を感じる方が多いようです。ですが、色を使ってマインドマップを画くことで、記憶の定着をはかったり、言語化できないその瞬間の感情を記録できたりする効果があります。
また、色を塗りつぶすことで描くことに没頭できるという効果もあります。
どうしてもイラストを描くことに抵抗がある方に、対処法を紹介します。
描き方はわかったけど結局使い道がわからない
マインドマップの描き方を一通り押さえたけれど、そもそも何に使っていいかがよくわからないという声をよく聴きます。
マインドマップは活用してなんぼのツールであるので、私がおすすめする鉄板の活用方法を紹介します。
ビジネスシーンでおすすめはプレゼンの準備です。資料の作成に入る前にマインドマップで一旦頭に整理すると捗ります。
タスク管理の一貫として、デビットアレンが提唱するGetting things Doneをマインドマップで実践することもできます。
週次、月次、年次などの計画をマインドマップで描くこともできます。手書きで描くことで、そのときあった事実だけでなく、感情と向き合うことができます。こちらは一年の振り返りの仕方をブログメディア「アシタノレシピ」に寄稿した記事です。
この他にも、会議の議事録などいろいろな活用法があります。マインドマップを活用して学級崩壊のクラスが再生したという事例もあります。
そもそもマインドマップを描くことでどういうこと
マインドマップは単なるノート術の枠を超えたものです。少し個人的な解釈も入っていますが、マインドマップをかくということは、瞑想などと同じ精神集中の方法だと考えています。
オリンピック選手がチームをまとめるのに全員でマインドマップを書いて成果を上げた事例や、カウンセラーの方が筆記療法の一環としてマインドマップにネガティブな気持ちを書き出すということを実践されている事例もあります。
この記事をよまれたら興味がでたらマインドマップに挑戦してはいかがですか。