Category: 週記

  • 欲しいと望めることも能力なのではないか

    欲しいと望めることも能力なのではないか

    ここのところ少しやる気が低下しています。このような時は、自分に気合いを入れる意味でも自己啓発系の本というのは有効だったりします。

    本を読んで自分のやる気を奮起したり、今の自分の置かれている状況を振り返ったりするわけですが、それでもそれらの本の全ての内容が受け入れる訳ではありません。

    自分として理解できるけど自分にはなかなか難しいなと感じることに「大きな夢や目標を持つ」ということがあります。

    よく自己啓発関連の書籍を読むと「人は自分の本当に望んだものなら得ることができる。大きな野望を持てば大きな夢が叶うし、小さなことを望めば小さなことしか叶わない」といいたことが書いてあったりします。

    これを読んでうーんとなってしまうのです。

    私は子供のころから家庭環境にあまり恵まれなかったのもあって、あまり選択肢がある人生を送ってきたとは言いがたいのです。

    学校も特定の公立の学校に行けなければ、進学もできない状況でしたし、就職するときも自分がやりたいことよりも経済的な自律がまず優先でした。ゴール設定が人並みになることだったのです。

    結果、マイナスをゼロにすることにはエネルギーは注げるけれど、ゼロの状態から自己実現のためにプラスにもっていくみたいなことが未だに苦手なのです。

    今置かれている環境で辛いことがあっても辛抱強く我慢できるけれども、そこが楽しそうであってもレースがしかれていない道を選択できないのです。

    だから、もし私が読んだ本のように「人生は自分な望んだ大きさに比例して、得られるものが決まる」のが本当だとすれば、その大きな夢を望む力そのものも私には天賦の能力のように見えます。

    すくなくとも大きな志をもっている人は、その情熱で人を巻き込んでいけるから、願い可能性は高くなるかなと。

    私にはそういう能力がない。ですが、少なくとも私が読んだ書籍には、それに対する答えは載っていなかったのです。

    今週の気になっている本

    当ブログでは、割と頻繁に論理的思考には限界があるということを書いていたりするのですが、こちらの本は自分が感じていたことをドンピシャで言い当ててくれています。

    人間の理性と感性が衝突したとき、必ず勝利するのは感性です。本書では、それを美を学ぶことにスポット当てて解説してくれています。

    今日のアクション

    なんか今日のエントリを読むと、私が夢も希望のもない人のように見えそうですが、決してそんなことはなく、ふわっとした夢とか目標とかはいろいろあります。

    ただ、ふわっとしていたり、小さなことだったりするのでそこら辺が自己啓発系の人と考えがあわないのです。元気を出すつもりで読んだのですが、かえって考え込んでしまいましたというお話でした。ß

  • 新しい働き方に必要なマインドは愛着心である

    新しい働き方に必要なマインドは愛着心である

    本日は、都内であったとある勉強会に参加してきました。内容はとても刺激的なものだったので、もう少しまとまったら記事にしようと考えています。

    ただ、その中でも私の中でものすごく腑に落ちた内容が、

    良い企業に必要なものは、忠誠心よりもエンゲージメント(愛着心)であるということ。

    この言葉を聞いてああなるほどなぁと感じました。

    というのも、今盛んに論じられているパラレルワークを初めてとする新しい働き方という課題について、理屈では理解できるのですが、どうしても多くのビジネスマンのメンタリティにあっていないのではないかという疑問があったからです。

    その内容についてはこちらの記事で触れています。

    働き方の改革は忠誠心と依存心、そして自律心の三つ巴の戦いである

    ですが、本日講座の中で、いい企業には従業員の愛着心があるいう言葉にピンときました。

    今日本では、多くの組織において働いているメンバーの心の中は忠誠心かあるいは依存心で支えられているのではないかと感じています。

    私の感覚としてはどちらの感覚も個人の自律心とは相性の悪いマインドだと感じていました。だからこそ、定年後に燃え尽き症候群になってしまう人があとをたたないのだと。

    ですが、もし本日の勉強会の内容のように多くの日本人が自分の属する組織に対して愛着心もって働けるとしたら、その精神性の中では今までにない新しい働き方ができるのではないかと感じました。

    このあたりのことは少し考えがまとまったら別途記事にするつもですが、今回の勉強会はそれに気付けただけでも収穫があったと言えます。

    今週の気になっている本

    一応高校のころくらいまで数学が一番得意な科目でした。そんな高校時代に数学の先生が話題にしていたのがフェルマーの最終定理です。当時まだ定理の証明はされていませんでした。

    その後、社会人になるころにはすっかり頭の中から消えていて、なにかに機会に証明されたという話は聴いたのですが特に深く調べたりはしませんでした。

    ですが、最近ふとこちらの本見つけてその後のどうなったのかを知るとこれが面白いのです。

    数世紀にもわかる定理の証明を巡る人間ドラマだけでも十分に楽しめる内容です。きっと高校生のころにはこの面白さはわからなかったと感じています。

    今日のアクション

    というわけで今日は朝から終日セミナーを受講してぐったりです。久しぶりのこんな長丁場のセミナーをうけたのですが、よい刺激となりました。

  • 自分の短所とどう付き合っていくべきなのか

    自分の短所とどう付き合っていくべきなのか

    私自身はどうしても自分の長所よりも短所のほうに目がいってしまうほうです。

    すこし前に、自分でも情けなるような失敗をしてしまいまして。正直、かなり凹んでおります。

    私の場合、部屋の片付けとか、モノの整理とか身の回りのことをするのがものすごく苦手でして。それが困じて結構な頻度で大事なものを壊したり、無くしたりしてしまいます。

    今回もそんな感じの失敗です。

    ある程度は改善するようにしてはいるんですが、未だにときどき大きくやらかしてしまうことがあったりします。

    自分の弱点みたいなものはよく分かっているつもりでして。自分なりに受け入れて生きているつもりなのですが、やはり実際にそれが元でトラブルがおこってしまうと凹んでしまうわけです。

    今も「なんて情けないんだ。だからお前は駄目なんだ」と心の声が響いています。多分しばらくはこの声は鳴り止みそうにありません。

    こう自分がだらしないことに起因して起こるトラブルの場合に、自分の心の中で言い訳を作る余地がないので、より辛いところであったりします。

    私の友人には、自分の弱みは気にせず、自分の強みを活かして行動せよという人が沢山いて、それはとても正しいのですが、いざトラブルが起きてしまうと気にしないことはやはりできず…

    そもそも自分には長所なんてそんなにないしと、他の部分も否定してしまったりと散々です。

    これから先の人生もこの自分に嫌なところを抱えながら生きて行かないと考えるとかなり気分が沈んでしまいます。

    今週の気になっている本

    無意識や潜在意識の話題に触れている本というのは心理カウンセラーの方やスピリチュアル系の方が書かれていることが多いのですが、こちらの本の著者はなんとロボット工学が専門の研究者の方です。

    著者が宗教や合気道など無意識を大事する4つの分野の方と対談する形式で書かれていて、科学的な視点とスピリチュアル的な視点が噛み合った深みのある本となっています。

    今日のアクション

    自分の短所というのはなかなか直らないので、できるだけ自分の長所を伸ばす方向で生きて行きたいのですが、それができること自体が一つの長所なのかもしれません。

    そもそも私の場合、自分の長所がなんなのかはっきりと自覚できていないのですが。

  • 属人性の排除は正義か悪か

    属人性の排除は正義か悪か

    組織などで働いた経験がある人なら1度は耳にする言葉に属人性をなくそうというスローガンがあります。

    特に一部のITの世界では、職人的にコアなプログラミングができる人よりも、標準的なスキルの人を集めてうまく現場を回せるプロジェクトマネージャーの方が重宝される傾向にあります。

    かつて私もできるプロジェクトマネージャーになりたかった時期があり、そういう風にモノを考えていた時期があります。

    また、起業家向けの本のバイブルを何冊も書いているマイケル・E. ガーバー の書籍を読むといかに、仕組みを作っていかに自分がそこに組み込まないようにするかが大切かが書かれていたりします。

    それは多分、ビジネスモデルの作り方としては正しいですし、そうでなければ収益をあげ続けることはできないという現実的な問題があります。

    ただ私はこの考え方が人を幸せにするのかについて常々疑問を感じています。

    人は生まれてきて働く以上、自分だからできる何かをしたいと心のどこかで考えているはずです。

    属人性が排除された仕組みの中で働くことは、個人にとって幸せとは言えないのではと感じるのです。

    起業もプロジェクトマネジメントも最終的なゴールが人が幸せになることだとしたら、属人性の排除は必ずしも正しいとは言えない気がするのです。

    ここ数年、世の中ではこれからの世の中は個人の時代だとしきりに言われています。マスメディアをみても働き方を変えようというような話題が多いです。

    世の中は、より属人性を排除したシステマティックな世界に向かうのか、それともそのような仕事は人工知能のような機械にとって変わられ、より個性が重視される時代がくるのか。

    私はできれば後者の世の中が来て欲しいと考えています。

    今週の気になっている本

    以前から読もうと考えていたモチベーション3.0。興味はあったのですが、前に見たときは Kindle化されていなかったのですが、最近見たら Kindle版が出ていて即購入しました。

    この本を読んでもわかるのですが、人間はシステムの中に組み込まれると間違い無くモチベーションがさがり、生産性が落ちます。やはり、産業革命以降にできた今の働くスタイルは限界なのかもしれません。

    今日のアクション

    ただ、私は、単純労働が全て機械化されたときに、それを嫌がる人も多いだろうなということも予想はしていて、多分そんなに一筋縄ではいかないだろうなとは考えています。人間は難しいです。

  • なにかにすがっているうちは物事は解決しない

    なにかにすがっているうちは物事は解決しない

    人間はうまくいかないことがあると何かにすがりたくなるものでして。それが時には宗教であったり、心理学的なことあるいはもっと身近に部屋の片付け、いわゆる断捨離であったりと人によってもいろいろなんだと感じています。

    かく言う私自身、自分が弱気になっていたり、うまくいっていないときは、何かにすがりたいといつも考えてしまいます。

    ただ、最近感じるのは、うまくいかないとき特定の何かにすがるだけではうまくいかないということです。

    人はどうしても物事を単純かして理解したがります。私のアレがよくないからこういう結果になったみたいな思考に陥りがちです。

    ですが、本当にそうでしょうか。

    きっとその最悪の状況に至る前には、日々の小さな選択の繰り返しがの結果が複合的に積み重なっておきているはずなのです。そして、複合的な要素で起こったことを解決するのに万能の妙薬のようなものはなかなかないはずなのです。

    何でも解決できる万能杖はないと肝に銘じること、そして緩やかな軌道修正を繰り返すことでしたか、うまくいかないときの状況の改善はないと感じています。

    今週の気になっている本

    なんで今日こんな記事を書いたかというと、こちらの本が気になっているからです。近年、いろいろな研究結果から平均が結構あてにならないということが分かってきているそうです。

    この平均を重宝する思考っていうのは、まさに物事を単純化する典型例だと言えます。平均は確かにわかりやすい思考ですが、自分をそんなものに当てはめたくないみたいな気持ちも当然あるわけで。

    とりあえず、平均にしろ、占いにしろ、性格診断的なものしろ適度な距離感をもって付き合うということが一番大事な気がしています。

    今日のアクション

    こんなことかいていますが、私自身、やはり自分を平均の中に物事を当てはめて考えがちです。やっぱり人はそういう思考からは簡単には抜け出せないのかもしれません。

  • 複数のコミュニティにかかわるコツは違いを楽しむこと

    複数のコミュニティにかかわるコツは違いを楽しむこと

    自分がどうにも器が小さいなと感じる瞬間が、人の意見や考え方が自分違うと感じたときに、心の中で熟考なく否定してしまっているときです。

    もちろん、それを顔に出したりしないようにしているわけですが、それでも自分は心が狭いななんて感じてしまいます。

    ブログ、WordPress,…etc わりといろんなコミュニティに参加しているので感じるのですが、複数のコミュニティに関わったり、いろんな考え方の人と付き合っていく上で重要なことは、違うことは楽しいと感じれるかどうかだなと。

    ところがなかなかにこれが難しい。私を含めどうしても人は同じような属性の人といるほうが居心地がよいため、いつも同じような人と群れてしまう傾向があります。

    自分の中にある排他的な感覚を無くすことができればより人生を楽しむことが出来ると最近強く感じます。

    複数のコミュニティに関わればそれぞれのカラーがあって、違いに戸惑うことも多いです。その時にそのコミュニティの色に染まってしまうのもいいですが、違いを維持しつつ、違いをいかに楽しむか。

    それを実践できたとき、本当の意味で精神的に自立出来ていると言えるのではないでしょうか。

  • 年を一つ重ねるので30代を振り返ってみる

    年を一つ重ねるので30代を振り返ってみる

    私は今書いているこのブログ記事を公開して一息ついたくらいの時間が経つと誕生日を迎えます。今度の誕生日は30代の最後の誕生日です。

    振り返ると30代は、理想と現実の板挟みにあってもがいた末に自分と向き合うことになった時期であったと感じるのです。

    理想と現実の狭間で目標を見失う

    私は20代のころの自分を振り返ると、自分の中の理想の30代の姿が存在していて、それを目指してがむしゃらにあがいていたという記憶があります。

    仕事の上ではあこがれる先輩がいて、こういう風にバリバリ仕事をこなしていきたい。あんな風になりたいと本気で考えて仕事をしていました。

    ですが、30代に入り自分の意図しないとところで部署を異動したり、役割が変わったりして自分が目指している姿には、なかなかなれそうにないという現実が突きつけられます。

    燃え尽き症候群とまではいかないかもしれないですが、仕事の上での目標は完全見失ってしまいました。

    ブログとの出会い。そして更なる壁…

    完全に目標を失って精神的にはかなりフワフワしていた自分の目の前に現れたのがブログでした。

    当ブログでは何度も書いている通り、私は震災がきっかけで「わかったブログ」を読むようになりました。そして、自分でもブログを始めることにしました。

    ブログを始めると同時にイベントに積極的に参加。様々なブロガーさんと交流するなかで、普通にサラリーマンをしているだけでは得られなかった物の見方、考え方をできるようになってきました。

    ですが、ブログを真剣に書いていけば行くほどに、もう一つの大きな壁にぶち当たります。自分はそもそも何がしたいのかという問題です。

    当時ブログで知り合った仲間たちは、夢やミッションをとても大事にしている人が多かったです。彼らと交流するにつれ

    一体自分は何がしたいのか。仕事の上での目標を失っていた自分にとっては考えるのも辛い問題でした。

    自分には、夢や目標がない。そんなことに負い目を感じつつ悶々とブログだけは更新しようと決めていました。書き続ければ何かが見えてくるかもしれないという願いでした。

    Kindleを通して読書を思い出す

    そんな私にとって大きな転機は、 Kindleとの出会いでした。厳密に言えば、 Kindleとの出会いというよりも Kindleを通して自分が本を読むという習慣を取り戻したことにあります。

    私はもともと本を読むのは好きで、高校時代は図書部に入って、学校図書館の雑務をしたり、図書館だよりを作ったり、読書会を開いたりということをしていました。私の高校時代はまさに図書館とともに合ったと言っても過言ではありませんでした。

    ですが、高校を卒業したあとは徐々に読書とも疎遠に。気付くと随分と本を読んでいませんでした。ですが、手軽に本を読める Kindleのと出会いが再び私を読書の世界に連れ戻してくれたのです。

    その後のイベントを開催したり、自分で電子書籍を書いたりしている私の活動については、ブログの読者の方は知っているところでもあるので割愛します。

    WordPressとITの原点へ

    もう一つの私に大きかったことは、WordPressコミュニティとの出会いでした。大学時代からIT関連の勉強をしているので、もう20年近くなんらかの形でこの世界に関わっているのですが、30代になってからは嫌になることが多かったです。

    先ほども書きましたが、自分が納得できる仕事ができておらず、目標もなくなった私にとって、ITの世界はもはや苦痛ばかりでした。

    ですが、WordPressコミュニティと出会い、オープンソースの世界を知ったことで私は再びITの世界って面白いと感じれるようになってきたのです。

    もともと、ITを学ぶきっかけになったのは、高校時代の先輩がPCをいじる姿をみてかっこいいと感じたというシンプルなことでした。みんなができないことをやれるのってかっこいい。ただそれだけでした。

    純粋にプログラムを動かして喜ぶ遊び心や、最新技術を知れる好奇心をいつの間にか失っていたわけですが、WordPressコミュニティを通じて、その気持ちを取り戻すことが出来ました。

    ありのままで生きる

    ブログを書き始めての大きな悩みは、自分がやりたいことがわからない、自分が何者であるかが分からないということでした。

    ですが、いろいろな活動をして気が付くことはその苦しみは今ある誰かのスタイルに自分を当てはめようと無理矢理しているからの苦しみだということが最近になってようやくわかって来ました。

    よく心理系の界隈などでいわれる「がんばらなくていい」「ありのままでいい」という言葉。私はわかったようなわからないようなと感じていました。

    ですが、ここに来てその本質は、今ある何か自分を無理矢理当てはめないということだと解釈できるようになってきました。

    ただし、それは決して手を抜くであるとか、楽をするという意味ではなく、自分が楽しめるスタイルを確立するという新たなスタートにたったに過ぎないということであると考えています。

    読書も好き、ITの世界も好き、最近では顔が広いなんていうこともよく言われます。それらを含めて自分らしいスタイルなんだと言えるのです。

    私はどこにいくのか

    こうして30代を振り返ると、だいぶ生きるのが楽になってきたという感覚があります。ですが、自分自身これからどこへ向かうのかはよく分かっていません。

    20代のころのように明確にこうなりたい40代の姿というものがあるわけではないのです。ただなんとなく今目の前にないものを目指しているのかもしれないと感じています。 Kindleだって、10年前には少なくとも日本にはありませんでした。WordPressも今ほどは知られていません。

    ただ、一つ大事にしたいのは、捕らわれず変化できること。

    自分が楽しいと感じたことにはもっと素直になれるようになりたいですし、自分はこれと何かにしがみつかずに柔軟に変化していきたいです。きっと世の中は私が考えるよりも早いスピードで変化していくはずなので。

    30代はあと一年残っていますが、今を生きることを大事にしてすすんで行きたいです。

    今後とも引き続きよろしくお願い致します。

  • 誰の中にだって破壊衝動はある

    誰の中にだって破壊衝動はある

    目の前の物事がうまくいかないときや、苦しいとき誰かに寄りかかりたい、うまくいかないことを誰かのせいにしたいという気持ちをもってしまうことがあります。

    この苦しみを誰かにぶつけることが出来れば、この怒りをそもまま外にぶちまけることが出来ればと考えます。自分の心の中に潜む破壊衝動のようなものがうずくのです。

    それは誰かに助けを請うこととは違う、だれかの心に寄りかかる行為と言えるのかもしれません。

    でも多くの場合、一時の感情に負けてそれをやってしまえばもし本当にそれをやってしまえばあとから確実に後悔してしまいます。

    こういうときに頭に浮かぶのが、漫画「幽遊白書」の中で主人公浦飯幽助が、魔族の王の力に覚醒して世界を破壊できるほどの力を手に入れたとき、師匠の幻海にいわれた台詞です。

    「人は自分の気分次第で壊せるものをそれぞれ持ってる

    おもちゃだったり ペットだったり 恋人だったり 家庭だったり 国だったりする

    お前はそれが人よりデカい それだけだ」。

    まさにこれだなと。いかに自分がなにも持っていないといっても、やはりそこに至るまでに人それぞれに大事なものをもっているのです。

    そもそも人とのつながりとか信頼関係なんてもろいものなんです。それがなんとなく分かっているから敢えて絆なんて言葉を使って強調したりする。

    もろいからこそ相手との関係性を大事にするし、相手に対して何ができるかを考えるようにする。そうすることで時折おそってくる自分の中の破壊衝動を抑えているのかもしれません。

    今週の気になっている本

    もうなんか私は公私ともにAmazonに関わることが多く、もはやAmazon無しでは生活できないところまで来ていると感じています。ただ、生活のライフラインを一つの企業に握られる不安も当然あるわけで。

    東洋経済でAmazonの特集をやっていたので気になって購入しました。これからAmazonはどこへいくのかが気になる方にはおすすめです。

    今日のアクション

    苦しいとき、心の中で自分のことを被害者だと定義しそうになることが私にはあります。きっとこういう弱い気持ちと折り合いをつけて行くには強い精神力が必要だと感じるのです。

  • 人生とは感情を味わい尽くす旅なのかもしれない

    人生とは感情を味わい尽くす旅なのかもしれない

    私はどちらかというとプレッシャーやストレスには弱いほうだと感じています。締め切りに終われたりするのは大嫌いだし、人間関係でもめるなんというのはまっぴらごめんです。

    物事が永続的にうまくいくということもあり得ないので、常に最悪の状況を想定して行動するということが多いです。このネガティブな性格が人生のいろんな局面で自分を守ってきたのは間違いありません。

    常に最悪と想定するからリスクヘッジをするように行動を取るし、ある程度物事は悪い方向にいっても最悪を想定しているので、自分で抑止が効かなくなるほどは落ち込むこともありません。

    ただ、こういう思考が身についていると時々ふと感じることがあるのです。「何をしても、心の底から喜べないし、楽しめない」と。

    マイナスの状態をゼロにするように、迫りくる不安要素をつぶしていくことには躍起になれるのに、ゼロの状態からプラスの状態に自分の精神状態を持って行くのが極端に苦手です。どんなに楽しいことをしていてもどこか一歩引いて醒めた目で物事を捉えてしまう自分がいます。

    最近、常々考えることは、人生って感情を味わい尽くす旅なのではないとということ。出来れば喜びばかりを感じていたいけれど、時には絶望的な感覚を味わうかもしれない。

    それでもそれを乗り越えてまた喜びを感じていくためにあがくこと、またそこまでたどり着くプロセスも含めて人生なのかとと感じています。結局人間はいつかは死ぬのですから。

    そういう意味では、私の今の物事の感じ方、捉え方はあまり健全ではないかもしれないと感じるのです。

    今週の気になっている本

    以前、とある方からビジネスをする上では、世界観を作る人と世界観を広める人が別々にいたほうがうまくいくという話を聴いて、なるほどと感心したことがあります。

    こちらの本はまさにそういうことをテーマに書かれているようで、かなり興味が持てます。私の知っている方の中には二人で君で成功されている方もいますし、私自身、人と組んでイベントなどをすることもあります。

    人とチームを組む上でどういう人と組めばいいのかを考える上で参考になりそうです。

    今日のアクション

    まぁ ようするにもうちょっとポジティブなったほうが人生楽しいのだろうなと感じています。なかなかに難しことではあるのですが。

  • 「《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術」が7月の月替わりセールに選ばれました!

    「《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術」が7月の月替わりセールに選ばれました!

    お陰様でご好評頂いております。「《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」。発売3週間で過去最速で1000ダウンロードを突破致しました。お読み頂いている皆さん本当にありがとうございます。

    そして、本日7月1日よりなんと、Amazonの月替わりセールに選ばれまして現在40%OFFの160円でご購入頂けます。まだ、拙著を読まれていない方は是非この機会にお読み頂ければと存じます。

    また、このセールのお陰で現在Kindleベストセラーランキング1位の状態を維持しております。発売以降1〜5位くらいまでを行ったり来たりしておりましたが、現在は安定の1位となっております。

    正直、1度1位を取るだけでも凄いことなのに、こうやって何度も1位になって維持できてるって凄いことだなとジワジワと感じてきているところです。

    ネット上でもいろんな方にレビューを書いて頂いており、見つけることが出来たものをご紹介することにします。

    http://ryuto-blog.com/kindlehon/

    目から鱗が落ちる良本ともったいないお言葉を頂いております。こちらの記事にも書かれているとおり、Kindle Unlimitedでも読むことが出来ますので、入られている方は気軽に手に取って頂けると嬉しいです。

    http://www.review-the-item.net/entry/kindle-dokushojutsu

    読書の時間って大切ですよね。現代人は忙しい人が多いので Kindleを活用して少しでも読書の時間を増やして頂ければと。

    http://areya-koreya.com/kindle-reading-technique

    Kindleで小説いいですね。実は私は実用書と漫画ばかりであまり小説は読めていなくて。時間を作って小説も読んでみることにします。

    意外と知らない!?Kindleを100倍使いこなす為の裏技

    そう、 Kindleを活用して読書をすると人生が捗ります(笑)。やっぱり読んでアウトプットしたものって自分の血肉になるんですよね。

    http://mansiondeta.wp.xdomain.jp/2017/06/24/post-181/

    お風呂でKindleお勧めです。仕事もある、家庭もあるという方にとって数少ない一人の時間が入浴時間だったりするので、是非 Kindleを活用して頂きたいです。

    今週の気になっている本

    Kindle Unlimitedは光文社が熱い。こちらはKindle Unlimitedを物色しているうちに見つけました。ショーペンハウアーはドイツの哲学者で、本書は哲学者が書いた読書術の本ということになります。

    読書術の本を書いている今だからこそ、自分が本書を読んでどう感じるかを確かめてみています。

    今日のアクション

    もし、私も本のレビュー書いたよっていう方がいらしたらご連絡下さい。順次ブログに掲載させて頂きます。引き続き拙著をよろしくお願い致します。