Category: セミナーレポート

  • ブロガー必見!名刺はプレゼンテーションだ!「図解de名刺作成」ワークショップに参加してきました

    ブロガー必見!名刺はプレゼンテーションだ!「図解de名刺作成」ワークショップに参加してきました

     

    オフ会などで渡す名刺はブロガーにとって、自分のブログを知らない人にアピールする絶好のチャンスです。ここで相手の興味を引くような名刺を渡すことができれば、新しい人に自分のブログの読者になってもらえるかもしれません。

    ですが、自分も含め多くのブロガー名刺はインパクト勝負のものが多く、名刺を見てブログを読んで貰えるような形になっていません。

     

    ”図解で改善”クラブ (図解勉強会)

     

    図解改善士という肩書きで活動されている多部田さんは日産自動車で働きながら、一方で図解を使った問題解決方法を指導されています。図解のスペシャリストから図解を使った分かりやすい名刺の作成方法を学ぶワークショップ「図解de名刺作成」に参加してきました。

     

    わかりにくい名刺は胡散臭い

     

    多部田さんは図解の重要さを人に伝えたいと活動をはじめたときにはじめて個人の名刺を作成しました。この当時、何を名刺に書いていいのかわからずとりあえず考えていることや思いを詰め込んだ名刺を作成したそうですが、周囲からの反応は冷ややかだったそうです。

    多部田さんは奥さんがタイの方で、名刺の肩書きもタイ語で書いてみたそうです。結果、インパクトは強かったのですが、あのタイ語の人という認識しかして貰えなかったとのこと。

     

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    名刺の目的は、自分の活動に興味をもってもらうことなのでこれでは意味ありません。

    そして試行錯誤の末に、図解改善士という肩書きを作りたどり着いた名刺がこちらです。

     

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    二枚目の写真が裏面でこちらが特にポイントとなります。自分の活動を図に落とし込むことで、見事に表現しており、これをきっかけに勉強会の開催などが軌道にのり、現在ではテレビ出演もされています。

     

    自分を表現する3つのポイント

     

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    多部田さんの名刺作成のフレームワークは、

    1.自分の肩書き(アウトプット)

    2.スキル・実績(スキル)

    3.理由づけ(志)

    の3点を明確にすることに重点を置きます。

    特に、多部田さんが強調されていたのは、名刺を作る際にはとにかく掲載する情報を絞ること。自分が名刺で伝えたいことは何なのかを明確にして、一点突破することでした。趣味などの情報も削ったほうがよいそうです。

     

    図解に落とし込む

     

    上記のポイントがある程度定まって来たら、いよいよ図解のフレームワークに落とし込んでいきます。今回利用したのはピラミッド型のフレームワークです。

    例えば、日産のカルロスゴーン氏を図解で表現すると、車を運転するのが大好きとい志の上に、エンジニアという実績があり、アウトプットとして現在の日産CEOという肩書きができあがります。

     

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    日常のコミュニケーションでは、相手のバックグラウンドまで確認することはあまりありません。ですが、ブログにしろ、その他のことにしろ、その背景にある志が一番重要なはずです。このような形で自分の活動の原動力を明記すると、確かに興味をもってくれる人は増えそうです。

     

    今日のアクション

     

    このフレームワークはシンプルで分かりやすいものなので、次回名刺を発注するときは自分も取り入れたいと考えています。

    ただし、志のようなものを明記するには、自己開示になれておく必要もあり、またキーワード選びのセンスも問われそうです。次回名刺を作るまでにその部分も含めて、考えておきます。

     

     

  • ぶっちゃけブログトーク炸裂!佐々木正悟、Jmatuzakiに聴く

    ぶっちゃけブログトーク炸裂!佐々木正悟、Jmatuzakiに聴く

     

    ブログで生計を立てるってスゴイですよね。

    イベントにいろいろ参加するうちに、いわゆるプロブロガーと言われる方にもお会いする機会も増えました。一口にブログで生活するといっても、ブログの広告収入のみで生計を立てている方、ブログから出版、セミナー開催を積極的にされている方、ブログ運営のノウハウをもとに、コンサルティングなどの活動を行われている方などスタイルは様々です。

    今、一部の界隈で話題をさらっている人気ブロガーJmatuzaki氏に、ビジネス書作家の佐々木正悟さんがブログ運営に関するぶっちゃけた話を質問するイベント「佐々木正悟、Jmatuzakiに聴く。」に参加してきました。

     

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    デザインも凝ってます

     

    ライフハック心理学 | 佐々木正悟のブログです
    ブログのマネタイズはしていないそうです。

     

    デザインと滞在時間

     

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    Jmatuzaki氏のブログはデザインも凝っているという印象があります。これは自己満足もあるそうですが、ブログ内での滞在時間をあげるために苦心した結果だとのこと。

    ブログの読者数というのは簡単には増えないので、ブログ内でのデザインを工夫して一人あたりのブログの滞在時間を増やすことができれば、トータルのページ閲覧数は増えるのです。

     

    新規読者の獲得は

     

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    ブログ記事を書く上で意識しているのが、読者層。人気ブログに限らずそもそもブログの記事を読みに来てくれる人の7割~8割は検索エンジン経由です。そのうち固定読者になってくれる人はわずかであり、さらにその中にコアファンになってくれる人が現われれば、ブロガーとしての活動はやりやすくなります。

    ただ、この中でも新規読者向けの記事と固定ファン向けの記事は違ってしまうため、Jmatuzaki氏もその記事の配分はかなり気を遣っているようでした。ちなみに検索でよく来るブログ記事はWindows8関連の記事とのことです。

    新規顧客獲得が難しいのは、ブログでもリアルなビジネスでも同じだと言えます。

     

    リスク分散とブログのゴール設定

     

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    jmatuzaki氏は、自分のブログ以外にも、電子書籍の出版やWebメディアへの寄稿、各種イベントでの登壇など、幅広い活動を行っています。jmatuzaki氏曰く、これらは全てブログの読者層を広げるための活動で、最終的に自分のブログにつなげたいそうです。

    同じような活動スタイルをされている方としてChikirinの日記で有名なChikirinさんがいます。彼女も紙の書籍を4冊出版されていますが、いずれもブログの読者層を広げるためだと公言されています。

     

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    今日のアクション

     

    実のところ、今回のイベントではもっとぶっちゃけた赤裸々な内容も含まれていたのですが、拡散はやめて下さいと念押しされたので、控えめに書いています。

    実際は生々しい情報が飛び交う貴重なイベントでした。主宰者のお二人に感謝します。

  • ネガティブな思い込みを取り除け。「自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー」に参加して来ました。

    ネガティブな思い込みを取り除け。「自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー」に参加して来ました。

     

    ポジティブシンキングは自己肯定感の強い20%の人にしか効果がない

    世の中には、何の根拠をなく自信に溢れている人もいれば、私のように大した理由がなくても何をするにも自信を持てない人もいます。自信のなさは根拠があるうちはまだ対処できますが、とくに理由がなくてもマイナスなことばかり考えてしまう場合、やっかいです。

    自分の意識下にネガティブビリーフ(否定的な刷り込み)を抱え込んでいる可能性があります。

    ブログNo Second Lifeの立花岳志さんとセラピストをされている奥さんの大塚彩子さんによる初のコラボセミナー「自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー」に参加してきました。

     

    自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー開催しました!皆さまありがとうございました!! | No Second Life
    始めての奥さんとのコラボセミナーです。

     

    今回は講演を立花さん、ワークを奥さんの大塚彩子さんが担当されました。
     

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    今回ワークを担当された大塚彩子さんスタジオです。

     

    潜在意識に潜む自己否定

     

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    立花さんは2011年にブロガーとして独立、2012年には出版をした本がヒットし順調にプロブロガーとしての道を歩まれていました。ですがものごとが順調に進めば進むほど、自分の気持ちの中に「このままうまくいってはいけない」という自己破壊の衝動が生まれてきたとのこと。

    危機感を感じた立花さんは心理学を学び、自分の心の中にある否定的な思い込み「ネガティブ・ビリーフ」をなくす取り組みをされました。

    ネガティブビリーフは、主に幼少期の親や家族との関係生の中で生まれることが多く、特に日常生活に支障がなくても、放っておくとずっと自分の潜在意識に潜んで何十年と経ってしまうことがあります。

    子供のころの否定的な思い込みが大人になってから、人生の決断の際などにマイナスに作用することも少なくなく、きちんと認識して必要に応じてケアする必要があるのです。

    私はこの話を聴いたときはゾッとしました。思い当たる節が多くあるのです。物事に対する判断や決断が苦手なほうで、ポジティブシンキングとはほど遠い性格です。自覚して直すように努めている部分もありますが、限界を感じることもあります。

    自分のネガティブの正体を冷静に把握する必要があると考えました。

     

    ネガティブビリーフには種類がある

     

    一口に否定的な思い込みと言ってもいくつかの種類があります。

     

    1.欠陥・恥ビリーフ

     自分の存在価値を否定する思い込み

    2.不信ビリーフ

     自分は酷い目にあわされるという思い込み

    3.見捨てられビリーフ

     自分は見捨てられるだろうという思い込み

    4.愛情失望ビリーフ

     自分は愛されず、理解されず、守られないだろうという思い込み

    5.孤立ビリーフ

     仲間はずれであるという思い込み

    6.依存ビリーフ

     自分は無力なので誰かに頼らないといけないという思い込み

    7.罰ビリーフ

      自分は罰を受けないといけないという思い込み

    8.失敗ビリーフ

     自分は失敗するという思い込み

    9.癒着ビリーフ

     他者と自分をわけて考えることができないという思い込み

     

    これらのビリーフは、きちんとしてテストを行うことであぶりだすことができます。私の場合もそうなのですが、一つのビリーフがべっとり心の中にまとわりついているというより、いくつもの要素が重層をなしているイメージのほうが強いです。テストをすることで、自分の思考の癖を把握することができます。

     

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    潜在意識は上書きできる

     

    自分のネガティブビリーフを把握したら、適切な処置によってそれを取り除くことができます。具体的には、自分の潜在意識にアクセスしやすいマインドフルネスという状態を作って、否定的な言葉を打ち消す言葉を投げかけることをします。一種の瞑想状態になると言えます。

    私は少し前まではこういうことに対して、どこか怪しく得体の知れないモノという印象をもっていたのですが、実際に心理学関係の本を読んだりしているうちにそのような偏見はなくなりました。

    現在、ソチオリンピックが開催されていますが、特に一流アスリートの世界では精神的な弱さが勝敗を分けるため、ヨガや瞑想などを活用したメンタルトレーニングはごく普通に行われています。

     

    今日のアクション

    立花さんのセミナーはいつも100名程度参加者がおり、大きな会場で行われることが多いのですが今回は定員30名と少なめで、ワークや懇親会を通じて参加者の方と落ち着いて話すことができました。

    募集後、すぐに定員に達したため4月19日にもう一回されるそうです。興味のある方は是非。

  • 参加したイベントで振り返る2013年

    参加したイベントで振り返る2013年

    photo credit: betta design via photopin cc

     

    2013年も残すところあと一日となりました。読書とiphoneアプリで2013年を振り返ってきましたが、最後は参加させて頂いたイベントで2013年を振り返ってみることにします。

     

    夢見るリアリスト講座

     

    着実に夢をかなえる方法 | モンハコ
    今注目のブロガーです。

    昨年9月に独立をし、今はブログを中心とした活動で生計をたてつつ音楽活動をしているjMatuzaki氏。彼の音楽活動に取り組むためのエッセンスを詰めた夢見るリアリスト講座。一か八かではない地に足がついた方法論は実行可能なエッセンス満載でした。

     

    Dpub7

     

    Dpub 7 in 東京! 180名で大爆発開催しました!皆さま本当にありがとうございました!! #dpub7 | No Second Life
    すごいイベントです。

     

    ブログNo Second Lifeの立花さんが主催するビックイベントdpub。ただひたすらに飲むだけという気軽なコンセプトで毎回180人の人が集まるお化けイベントです。

    来年一月にはDpub9が開催されます。私も参加します。実に楽しみです。

     

    Light Lightning Talk

     

    プレゼンテーション初心者が気をつけたい3つのポイント #lightlt #LLT3 | モンハコ
    プレゼンの勉強会です。

    ブログ関連のイベントにはL.Tとよばれるショートプレゼンの時間が設けられることがよくあります。いきなりL.Tをして、だだすべりしてしまわないようにと「明日やります」の奥野さん(@odaiji)が主宰されている勉強会がLight Lightning Talkです。

    6月のブログ関係のイベントでL.Tをやって大コケをしたので、この勉強会の参加するようになりました。

    この会のおかげで、勉強会プロデューサーのベッキーさんと知り合い、自分の勉強会を主催する運びとなり私のとって影響の大きな勉強会となりました。

     

    片付け研究会ワークショップ

     

    片付けとタイムマネジメントのワークショップに参加してきました | モンハコ
    片付けと時間管理は関係性が深いです。

    以前よりお世話になっている片付け士の小松易さんが主宰されている片付け研究会のワークショップ。今回は声をかけて頂き、企画から参加させて頂きました。テーマは片付けとタイムマネジメントということでタスク管理と片付けをからめたアイデアをいくつか出させて頂きました。

     

    WordCamp 2013

     

    WordCamp Tokyo2013に参加してきました | モンハコ
    WordPressのビックイベントです。

    WordPressで独自ドメインによるブログ運営を行っているとどんどんWordPressの知識を深めたいという欲求が出てきます。以前より気になっていたWord Campに参加してきました。

    参加するまではブロガーさんが多いイベントなのかと予想していましたが、実際はwodPrerssでWeb製作をされている方が多く来られていました。

     

    今日のアクション

     

    とさらっと振り返ってみても、ブログ、iphone、タスク管理など、結構いろんなイベントに参加した2013年でした。この体験がベースになっているから自分の勉強会にもいろんなエッセンスを盛り込むことができたのだと考えています。

    来年も引き続き興味の赴くままにいろんなイベントに参加していきます。

     

    月10冊読破!インプットとアウトプットを倍にする「kindle活用術」勉強会を大盛況で開催しました!! | モンハコ
    いろんな体験をベースに

  • 未来の働き方を考えよう

    未来の働き方を考えよう

     

    先行きが不安、これからどうしよう。。。

     

    こういうことを考え出すとキリがありません。組織に属して働く人、フリーランスとして個人で活動する人、会社を経営されている方など様々な働き方をされている方とお会いします。

    それぞれの立場でそれぞれの悩みがあることも最近わかってきました。立ち位置は違っても働くことの悩みはつきません。

     

    12/1(日) 13:30〜 東京ライフハック研究会Vol.11「これからの働き方をHackする!」を開催致します。 | 東京ライフハック研究会BLOG

     

    仕事術というテーマで様々なジャンルの働く人が集う勉強会「東ラ研」が一年ぶりに開催されたので参加してきました。

     

    2020年世の中はどうなるのか

     

    今回の勉強会は2020年の自分の働き方を考えるというテーマでした。2020年という具体的な年がポイントになります。

    2020年といえば、なんと言っても東京オリンピックが開催されます。個人的には政策としてのアベノミクスは支持しています。今後、設備投資も増え日本の景気は一時期に比べて随分よくなるだろうと考えています。

    ただし、世界的にみれば企業間の競争はより激しくなり、日本の少子高齢化の問題は現実的にいって解決できるとは考えられません。私は日本の社会には景気回復イコールバブル時代の再来という暗黙の了解が世の中にあるような気がしています。

    景気がよくなることと個人が経済的に豊かになるということが確実に一致しない世の中にどんどんなっていくと私は予想しています。

    単純に組織で働くということ関して言えば、よほど特殊なジャンルの技能や輝かしい経歴でない限り年齢を重ねるほどに不自由な状況に置かれる確率が高くなる、そういう方向に世の中が否応無しに向かっている気がしています。

     

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    WPSチームによる経験談を聞く

     

    今回の勉強会では、Work Story Project(WSP)というチームの方々が一人一人の仕事の現場での成功談と失敗談をお話頂きました(もちろん守秘義務等に反しない形です)。

    WSPチームとは下記のような方々です。

     

    製造業やIT、サービス業など異なる業界・職域のビジネスパーソンによって結成された社会人チーム。メンバーは日経BP社Webサイト「Bizまとめ編集室」上で“明日の働き方・生き方にヒントを与える記事”を執筆中。働くビジネスパーソンが抱える現実の課題を掘り下げ、自分や家族、仲間だけでなく、仕事上のライバルをも応援しようという意気込みで幅広い読者にメッセージを発信しています。

     

    ポイントは、組織に属しながら自分の活動も行っているいわゆる世の中の多数派の人だということです。ビジネス書というのは、突き詰めると個人の体験の中からテーマを絞り、できるだけ再現可能な形でまとめたモノと言い換えることができます。

    世の中に多く出回っている本に書かれている成功談や失敗談は、すでに独立した方などの場合が多いです。それはそれで大変勉強になる訳ですが、人口比率でいけば独立をしていたり会社を起こしてうまくいっている方というのは少数派です。組織に属しつつその悩みや喜びの話をビジネス書のように、再現可能性を高めた形で知る機会というのは意外と少ないので貴重なお話だったと感じています。

     

    2020年にどう働いていたいか

     

    今回の東京ライフハック研究会では、ワークが実質60分を越えるという長丁場でした。

    私がよく読んでいる本には、5カ年計画で自分の人生を設計しましょうといったものや、人生におけるミッションを考えましょう、目標には期限をもちましょうという内容をすることが多いです。

    ですが、5年後というスパンでものを考えるというのは結構難しいです。そもそも日頃からこういうことを考えていないと難しいということはあるのですが、もう一つの要素として五年後の世の中が想像できないということもある気がします。やはり人間は時流というか時代には逆らえないので。

    そのような中、2020年という東京オリンピックが開催される具体的な年にどう働いていたいかを考えるワークはイメージの沸きやすい条件を揃えたと内容でした。記入するワークシートもマーケティングの分析で利用するフレームワークをベースにしたものだったので、イメージのしやすさを追求した勉強会だったと言えます。

    一時期はこういうワークって、意味あるのかなと考えていたのですが繰り返しやっていると少しずつ具体的になっていくので最近は積極的の考えるようにしています。

     

    今日のアクション

     

    今回は、東京ライフハック研究会恒例のLightning Talkに初挑戦しました。最初は5分というお話だったのですが、今回は時間に余裕があるということで7分半話させて頂きました。最後に告知を入れたのですが、全体7分半のうち2分半が告知の内容になってしまい主宰の北さんに突っ込まれてしまいました(すいません。わざとではないです)。

    私の話にお付き合い頂いた皆さん、ありがとうございました。

     

    月に10冊読破!インプットとアプトプットを倍にする「kindle活用術」勉強会 | 集客ならイベントアテンド

     

  • 月10冊読破!インプットとアウトプットを倍にする「kindle活用術」勉強会を大盛況で開催しました!!

    月10冊読破!インプットとアウトプットを倍にする「kindle活用術」勉強会を大盛況で開催しました!!

     

    電子書籍を書こうってセミナーは最近多いけど、世の中の人はそれほど電子書籍読んでない。

     

    飲み会の席でkindle PaperWhiteを人に見せたら、

    「持ってる人初めてみた」

    と言われることも多々ありました。

     

    私のこうした悶々とした経験から、電子書籍(今回はkindle)のメリットをフル活用するための勉強会を開けばいいのではないかということで開催したのが、月10冊読破!インプットとアウトプットを倍にする「kindle活用術」勉強会です。

    お陰様で定員も満席となり、開催することができました。

     

    読書の素晴らしさとkindleの便利さを伝えたい

     

    私自身、ブログでも本の感想を書きますし、多いときで週に3~4冊、月に15冊程度の本を読みます。読書は身近で手軽に視野と知識を広げられる手段だと考えています。

    仕事やプライベートの様々な問題で悩んでいたとき、最初に解決策を提供してくれたのがビジネス書でした。また固い本だけでなく、私は漫画も大好きです。

    ですが、忙しい現代人にとって、仕事や家庭、その他の趣味の時間などもと考えてしまうと読書の時間は後回しになりがちです。そんなときにこそ、kindleを活用して隙間時間にちまちま本を読むことができれば、人生はもっと豊かになると考えています。

    私が2012年末から愛用しているkindle PaperWhiteは軽くてバッテリー持ちもよく、目も疲れません。電車に乗っているときなどに読書をするには最適です。また、近年はスマートフォンが一般に普及しているため、kindle専用端末を持っていなくてもアプリさえインストールすれば手軽に電子書籍を読むことができます。

    さらに、kindleは単なる電子書籍ではなくAmazonのクラウドサービスという側面があり、まだまだあまり知られていない便利な活用法が沢山あります。

    今回の勉強会では、kindleの基本から私が利用しているマニアックな活用法までをお伝えましました。

     

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    有名でなくても有用な情報はある

     

    私が今回の勉強会に込めてもう一つの想いとして、

    有名な著者ではないけれど、電子書籍なら普通の人の役立つ知恵が読めるからそれをつなぐハブのような会にしたいということがありました。

    ですので、単なるデバイスとしてのkindleの紹介ではなくkindleでの本の探し方、選び方などkindle市場とも言える全体像についてもお話させて頂きました。

    今後電子書籍は、紙の書籍にするまでのボリュームではない、でもニーズがあるといったニッチな分野の情報が集まったりや紙の本を出す前の実績作りとしてスタートアップの新進気鋭の著者が活躍する場となり、新たらなコンテンツ市場を形成すると考えています。

    ただ、紙の本と異なり、見つけ出すのが難しいという側面もあります。kindleに対するユーザーリテラシーが上がれば、より電子書籍は盛り上がると考えています。だからこそ、本を書くセミナーではなく、本の読み方の勉強会を開くことにしたのです。

     

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    自分の生活に電子書籍をどう取り入れるかを考える

     

    今回の勉強会は、電子書籍を扱っていますが最終的には電子書籍で読書をスタイルをよりよいものにしてもらうことが目的です。後半はワークを中心に前半で紹介した活用方法をどう自分の生活に取り入れるかを参加者同士でディスカッションをして、最後に発表して頂きました。

     

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    参加者の感想

     

    参加者の方々から嬉しい声を頂いていているので一部を紹介します。

    高尾知秀様 20代 男性 IT関係

    kindle PaperWhiteとiphone5sとの併用が大変参考になりました。

     

    中村仁子様 20代 女性 会社員

    実際に活用されている方の活用術を知ることができて良かったです。また、ワークもあり明日いや今日これから取り入れられる行動にまで落とし込めたところが良かったです。

     

    近藤優介様 20代 男性 営業

    kindle PaperWhiteを購入したにも関わらず全く活用してこなかったので、今回のセミナーは電子書籍に振れる良いきっかけになりました。

     

    小松易様 40代 男性 かたづけ士

    知識だけではなく、参加者の方とも交流できたこと。プログラムのバランスも大変よかった。講師の話し方も好印象でした。

     

    小松伸子様 40代 女性 スッキリラボ事務局

    kindleの普通の使い方から裏技まで幅広く教えて頂けて勉強になりました。これから端末を購入するにあたってとても参考になりました。

     

    小木曽成光様 40代 男性 会社員

    紙の書籍では持ち歩きに不便な点があったので、キンドルを利用してちょっとの隙間時間も読書の習慣を取り入れたいです。お風呂の時間もジップロックで読書するのはすごいと思いました。

     

    この他にも多くの嬉しい声を頂いています。

     

    今日のアクション

     

    今回、初の主宰イベントということもあり至らなかった点もあったのですが、参加者の皆さんと勉強会プロデューサーのベッキーさん、会場提供をして頂いた「VACANCY OFFICE GOTANDA」の小山さんの温かいフォローには感謝する限りです。

     

    VACANCY OFFICE GOTANDA,コワーキングスペース, 品川区,五反田
    ゆったりとした空間です。

     

    次回開催は12月8日(日)の予定で、会場は同じく「VACANCY OFFICE GOTANDA」です。近日中に告知致しますので、ご興味のある方はご参加をお待ちしております。

  • 一瞬で底力を引き出す方法

    一瞬で底力を引き出す方法

     

    ここ一番で勝負強くなりたい。

    私にはそんなモヤモヤした気持ちがいつもあります。

    こういう性格をなんとかしたいと、心理学関係を読むのですが、ちょっと深めの本を読むと内容が宗教よりであったり、スピリチュアルよりであったりと抵抗を感じてしまうものも少なくありません。

    勝負強さや前向きさを身につける上で参考になる分野はないかと考えているうちにたどり着いたのがスポーツの分野でした。

    サッカーのワールドカップ予選の決勝で本田選手がPKの土壇場で見せた精神力が凄まじかったようにスポーツの世界では一瞬の精神力が勝敗を分けることがよくあります。コーチが選手にかける一瞬の言葉が次の瞬間のパフォーマンスに大きく影響を与えるのです。

    岩崎由純氏はNECレッドロケッツのコーチを勤めていたアスレチックトレーナーです。数多くのスポーツ選手を育てオリンピックの強化スタッフも勤められています。

    現在は一瞬でスポーツの現場で培った選手を励ますたのショートスピーチ「ペップトーク」の普及を中心に活動をされています。今回講演会があるということで参加してきました。

     

     

    岩崎由純 公式サイト | ご挨拶
    スポーツごまかしがききません。

     

    ペップトークとは

     

    ポジティブシンキングを引き出すために前向きな言葉を使いましょうということはいろいろなところで言われていますが、試合開始前のベンチでコーチや監督が選手に向けて発する言葉はもの凄く影響力があります。長く話し過ぎても間延びしてしまうため、短く、分かりやすく、肯定的な言葉を使って人をその気にさせるスピーチをする必要が入ります。このショートスピーチのことをペップトークといいます。

    ただ、肯定的に話すだけでなく人のやる気とパフォーマンスを最大化するそれがペップトークなのです。

     

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    潜在意識は否定語を理解できない

     

    アスレチックトレーナーは、人を指導する立場の人です。人を指導する上で注意しなければならないこととして、否定語を交えて人を注意しないことが重要だそうです。

     

    潜在意識は否定語を区別できません。

     

    監督が選手に「~してはいけない」と注意するのは逆効果だそうで、分の悪い試合でも「負けるな」と激を入れると選手は負けたときのことをイメージしてしまい、パフォーマンスが落ちるのです。人を指導する際には、して欲しいことを伝えるのが重要なのです。

    今年、パリーグ初優勝をした星野監督は選手にとにかく自分達の野球をするようにアドバイスを徹底したとのこと。一流の指導者だからこそ、言葉も選んだということでしょう。

     

    最強のドリームサポーターは自分

     

    人は、自分を取り巻く環境の中でセルフイメージを決定します。ピグマリオン効果とゴーレム効果という言葉があり、人は欲も悪くも人に振り回されやすい生き物であることが証明されているのです。人からの過剰な期待やその逆のことも気にしすぎるとストレスの元になります。脳はストレスがかかると弱くなる。ストレスが外れると創造的な閃きができるのです。

     

    ピグマリオン効果 とは – コトバンク
    期待に応える

     

    ゴーレム効果 とは – コトバンク
    期待値が低い場合もその通りに

     

    この話を聴きながら、人の期待に応えようとするのは重要なことだけど、人に自分の決定権を全て預けるのはいいことではないということを改めて考えました。きちんと周囲からどう評価されようと自分を奮起できるようにいつもなっておかないと世の中の荒波に飲み込まれかねないなと感じるのです。

    ペップトークの世界では、自分の気持ちが揺さぶられる言葉を常に持ち歩くことを推奨しています。よくスポーツ選手が座右の銘をもっているという話は聴きますし、やはり言葉の力は強力です。

     

    今日のアクション

     

    岩崎氏は子供ころからオリンピックに行くという夢を持ちながらも怪我で挫折し、それがきっかけでトレーナーとしてオリンピックに行くきっかけを掴んだです。

    名監督が名プレイヤーとは違う資質が必要と言われる通り、岩崎氏のお話は聞いていて元気の出る内容でした。現代はスポーツのコーチングがビジネスのコーチングの世界に取り入れられることが増えているそうです。当ブログのタイトル「モンハコ~問題の8割はコミュニケーション」にまさにぴったりの内容でしね。

     

    追記

     

    岩崎氏はロサンゼルス五輪のときに男子マラソンの金メダリストカルロス・ロペス氏のコンディショニングを現地で担当されていたそうです。そのときの逸話がすごいので、興味のある方はどうぞ。

     

    1984年 ロス五輪 男子マラソン裏話:とれとれ、トレンド:So-netブログ

  • WordCamp Tokyo2013に参加してきました

    WordCamp Tokyo2013に参加してきました

     

    当ブログは2012年の5月からWordPressで運用しています。突き詰めていくと最初はWordPressって何?ぐらいのレベルからスタートしたのですが、カスタマイズを繰り返していくと奥が深いこともわかってきて、いろいろと苦戦することも多いです。

    一気に情報収集をしようとWordPressのイベント WordCamp Tokyo2013にいってきました。

     

    WordCamp Tokyo 2013 | 2013年9月14日 (土) 開催

     

    大田区産業プラザへ

     

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    会場は大田区産業プラザ。予想していたよりかなり大きな施設でした。あと久しぶりに行った蒲田駅がものすごく綺麗になっていて驚きました。

    どんな方が参加されているのかちょっとよく分からないまま参加したのですが、参加されているのは、Webデザイナーの方、Webサービスやクラウド関係のビジネスをされている方、あとは私のようにWordPressでブログをやっている個人ブロガーの方でした。どちらかというと個人ブロガーは少数派でした。

     

    今回もっとも期待したセッション

     

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    個人的にもっとも期待して参加したセッションがWordPressの保守運用についてということで、私が参考にさせて頂いているわかったブログのかん吉さんが登壇されました。

    運用の話に加え、ブログのマネタイズの話も出てきました。

    かん吉さんはブログの更新以外に地元静岡の中小企業にWebページの構築なんかもされているんですね。今回初めて知りました。

    かん吉さんは日本アフィリエイト協会の理事もされているということで、怪しくないアフィリエイト(紹介者が自信を感じたものを紹介してサイト経由で購入して貰うことで収益が発生する)についても少しお話されていました。

    最近、ステマの話題が多いのですが、きちんと本人が良いと感じたものをWebで紹介して買って貰うことは本来まっとうなビジネスなんですよね。

    それと以前からお会いしたいと思っていたブログ飯の著者染谷さんにもご挨拶できました。感激です。

    ※染谷さんの敬称が抜けていたようです。大変失礼しました。修正しております。

     

     

    PHP開発者とWordPressユーザーの壁を感じる

     

    今回意外な発見だったのは、WordPressのユーザーとPHPの開発者の人って案外接点がないということ。WordPressはPHPで動いているし、テンプレートのカスタマイズも全部PHPでやったりすることが多いので、WordPressのユーザーはバリバリのPHP開発者も多いのかなと予想していたのですが、むしろ接点は薄め。

    WordCampと平行してPHPカンファレンスも開かれていたのですが、まるで交流のない感じだったのはやや以外でした。たしかにPHPでバリバリ開発している人は、フレームワークバリバリで開発するので、WordPressを使う機会はあまりないのかもしれませんね。

     

    今日のアクション

     

    懇親会は中華料理で盛り上がりました。これだけの大きなイベントですが、スタッフは皆さんボランティアだそうです。どうもお疲れ様でした。

     

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  • 自立と自律とはなんだろう

    自立と自律とはなんだろう

    photo credit: happeningfish via photopin cc

     

    自立と自律、今の世の中を生きて行く上では欠かせないキーワードだと考えています。私は単純に大人になり、仕事をしてお金を稼ぐようになればそれが自立であり、自律だと考えてきました。ですが、社会に出て様々な人に出会い話を聞いていくうちにそんな単純なものではないと感じるようになりました。経済的にはもちろん、精神的な成熟がともなってはじめて自立と自律がなりたつそうか考えるように考えています。

     

    立花岳志×コボリジュンコ<「自立」と「自律」の習慣>トークイベント | B&B
    本B&Bさん主宰のイベントです。

     

    ブログ「No Second Life」を主宰されプロブロガーで立花岳氏さんと、ブログ「名言コツコツ」を主宰されているコボリジュンコさんによるトークライブイベント「自立」と「自律」の習慣に参加してきました。お二人とも独立され、自分の没頭できることをお仕事にされています。

     

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    アップダウンの激しさをなくしてニュートラルを意識する

     

    おふたりが共通して意識していることに、ニュートラルの状態を意識するということを挙げていました。

    私自身、少し前までは特に回りに振り回されやすい性格だったので、楽しいときにテンションを上げすぎて反動でそのあと気分がガクッと落ち込んだり、逆に沈み切っていたあとに突然ハイテンションになってみたりという経験があります。

    この状況は正直疲れ切ってしまい、身が持たなくなります。感情の出し入れもある程度意識しておくようにして置かなければ、精神的にボロボロになりかねません。特に立花さんやコボリさんのように自分でお仕事をされている方なら、仕事の品質の安定度具合に直結してしまいます。

    お二人ともその部分は強く意識されていて、一日の気分のうちテンションの高いところを目指すのではなく、常にニュートラルな状態を目指していると話されていました。

     

    目標はクリアする直前に次ぎの目標を決めておく

     

    燃え尽き症候群という言葉があります。

    何か大きな目標を設定して、達成した瞬間に次ぎの目標を見失って何もする気力がなくなったり、ひどいときは精神的に病んでしまう状態のことです。私自身は似たような状況は何度が経験があります。

    若いころはこの燃え尽き感にどこか酔っているようなところがあり、余韻に浸っていたものですが、年齢を重ねると段々それが辛く感じるようになってきました。お二人はときどき大きなイベントなどを主催されていますが、そのあたりをどうコントールしているか尋ねたところ、

     

    目標がクリアできる見込みが決まったら次の目標を決めておく

     

    とのことでした。なるほどです。結局人生は目標をもって挑戦のサイクルを楽しく回し続けていられる人が楽しく生きられるだと最近感じています。

     

    三日坊主を責めない

     

    毎日の日課として取り組みたいことがあっても、いろいろな事情で当然できないこともあると思います。問題はそのときに自分を責めてしまい自信を失ったあげく、せっかく取り組んでいたことを辞めてしまうことです。

     

    三日坊主という言葉がありますが、裏を返すと三日続いたということでもあるのです。

     

    4日目に取り組めなくても5日目に取り組めば、累積値として実績は溜まっていくのです。毎日することを意識するのも大事ですが、累積値を意識して自分を責めないということも同じくらい大事なことなのです。

     

    自分はこれだけやったという累積値が、最終的に自分の自信に繋がっていくのだとお二人が話されていたのが印象的でした。

     

    今日のアクション

     

    わずか二時間のトークイベントでしたが、濃い内容でした。体系立てて話してセミナーにしてもいいような内容です。また会場となって本屋B&Bさんのスタッフさんがフットワークが軽く手際がもの凄くよかったのも印象に残っています。

    おしゃれな本屋さんなので、下北沢に行かれるときは立ち寄ってみる価値ありです。

     

     

     

  • 片付けとタイムマネジメントのワークショップに参加してきました

    片付けとタイムマネジメントのワークショップに参加してきました

    photo credit: Lori Greig via photopin cc

     

    片付けと時間管理、モノを持っていれば何かしらそれに関わる時間が必要になるので片付けとタスク管理は遠からぬ関係にあると去年くらいからぼんやり考えていました。

    お世話になっている片付け士の小松易さんとそんな話をしていたところから小松さんが主催されている片付け研究会のワークショップで片付けと時間の関係を扱うことになり、今回企画段階からアイデア出しに参加させていただきました。

     

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    頭の中にある気になることを全部出す

     

    片付けとタイムマネジメントを扱うにあたって、何をワークショップのゴールにするのかが問題になりました。普段小松さんが専門とされているモノの片付けとは似て非なる部分があるからです。

    企画の段階でまとまった意見は

     

    時間ごとに何を選択するか、すなわちタイムチョイスが重要

     

    だということでした。

    最初の問題は人間はやりたいこと、やらなければいけないこと、気になることが多すぎて結局何も手につかない場面が多くあるということです。またやらないといけないと分かっていても、それにどのくらいの時間がかかるか正確にわかっていないため、作業がすすまないということも多くあります。

    この状況をまず把握するため、今回のワークショップでは今頭の中にある気になること、やりたいこと、やらなければならないことを全て書き出すワークを行いました。小松さんの片付けのセミナーなどでは、片付けたいモノをとにかく書き出すということを今までもやっていたのですが、今回はそれをコトに置き換えてみたのです。

    頭の中にあるコトを書き出した後で、それぞれのコトにかかる時間も書き出してみました。ものごとによっては、コトをさらに分解して考える、また品質との兼ね合いを考えるなどの意見もでてきました。

     

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    やらないことを決める

     

    今回片付けとタイムマネジメントのワークショップということで、私のほうから小松さんに強く取り入れて欲しいとお願いしたワークが、やらないこと(やりたくないこと)リスト作りです。

    小松さんの片付けのセミナーを受講すると片付けの第一歩は捨てること(整理)であるという話から始まります。この部分を間違えて、収納すること(整頓)から入ってしまい片付けがうまくいかなくなっているクライアントさんが多いとのこと。

    私はタイムマネジメントを考える上でもこの考え方は適用できると考えました。やりたいことをいつやるかを考えるより、やらないこと(あるいは将来的にやりたくないこと)を明確にするほうが気持ちに整理がつくと考えたのです。

    この考え方については。神田昌典氏の著書「非常識な成功法則」も参考にしています。

     

     

    行動のトリガーを危機感から価値観へシフトする

     

    人が何か行動を起こす場合、危機感を起点にしている場合と価値観を起点にしている場合があります。

    なかなか手を付けられない部屋の片付けをする上で、もっとも強制力を発揮するのは家に人を呼ぶ予定を入れることだそうです。確かにこれなら人に見られるという危機感と期限が決まっているという締め切り効果からかなりの高い強制力を持って、部屋の片付けを行うことができます。

    ですが、これは危機感を起点に行動しているため、継続できなかったり、不連続的になりがちだそうです。本質的には危機感から転化して片付いている状態が心地よいという価値観の域にシフトしなければなかなか、綺麗な状態をキープするのは難しいのです。

    これは片付け以外の日常のあらゆる行動に当てはまることで、毎日が充実していると感じるためには危機感で行動すると価値観で行動するものの割合を変えていく必要があるのです。

    いわゆる7つの習慣でいわれる第二領域(緊急でないが重要である)の行動にフォーカスするには人によって重要なものは当然ことなってくるので、自分の価値観を明確する必要があるのです。

    今回のワークショップでは、自分のやりたいことやらないことリストから自分がどんな価値観を大事にしたいのか、また価値観で行動するにはどいう仕組みをつくればいいのかをワークで話しあいました。

    参加されている方も主婦の方、経営者の方、公務員の方、会社員の方と多種多様で置かれている環境によっても価値観、優先度は変わってくるなぁと実感しました。

    なお、価値観を明確にするにあたり今回、選択理論の上質世界の話が少し話題になりました。興味のある方はこちらの本がお勧めです。

     

     

    今日のアクション

     

    今回のワークショップはかなりチャレンジングな内容だったです。小松さんも普段、ご自身の専門とされている具体的なモノの片付けから一歩踏み込んで、抽象的なコトに片付けを扱うという挑戦をされることで、これまでの片付け研究会の内容とは少し違う内容になりました。

    ですが、モノの片付けとコトの片付け、時間管理は切っても切れない関係にあるの、今後も形を変えて考えて行ければなぁと個人的に考えています。

    また、私自身はワークショップの企画に参加するという貴重な場を頂き、小松さんに感謝致しています。

     

     

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