Tag: マインドマップ

  • マインドマップのセントラルイメージを描く時の注意点

    マインドマップのセントラルイメージを描く時の注意点

     

    個人的に、マインドマップはセントラルイメージを描くことに没頭することができれば8割くらい完了だと考えています。イラストを描き、色を塗ることで右脳を活性化して、思考を整理することができます。

    ただし、マインドマップのセントラルイメージの描き方には少し注意が必要です。間違いやすいポイントをまとめます。

     

    セントラルイメージは3色以上使う

     

    マインドマップのセントラルイメージを描く際は、色は3色以上使うほうが良いです。実際に2色で描いたイラストと3色で描いたイラストを比較すればわかりますが、イラストの躍動感が全くかわってきます。

    鮮やかなセントラルイメージはそのまま斬新な発想に繋がるので、色使いはカラフルにすることをおすすめします。

     

    枠で囲まない

     

    イラストを描いているとついつい描いたイラストの周りを○や□の枠で囲いたくなるときがあります。時に明確な理由がないときにイラストを枠で囲うのはNGです。枠で囲ってしまうことで思考が閉じ込められてしまいます。

     

    ブランチとの間に隙間を作らない

     

    セントラルイメージが複雑な形になるとブランチを描く際に、セントラルイメージとブランチの間に隙間を空けてしまいがちですが、これもNGです。ブランチを描く際は必ずセントラルイメージとブランチをくっつけて隙間なく塗り潰して下さい。

    セントラルイメージとブランチが一つに繋がっていることで脳がマインドマップを有機的に認識できるため、新しい発想が生まれやすくなります。

     

    今日のアクション

     

    マインドマップを描き始めの人にとって、セントラルイメージを描くことが一つのハードルになっているようです。いろいろルールを並べましたが、まずは難しく考えずに描いてみるのがいいと考えています。

  • マインドマップでセントラルイメージのイラストが描けない時の対処法

    マインドマップでセントラルイメージのイラストが描けない時の対処法

     

    photo credit: Mick Cam Photography via photopin cc
     

    マインドマップ描きたいけど、イラストが苦手なので描けない。

    ここのところ、こういう話をすることが多いです。特にマインドマップの中央に描くセントラルイメージを描くことのハードルが高いと感じる方が多いようです。

    マインドマップはイラストを綺麗に描くことが目的ではないので、別に絵の上手い下手はどうでもいいので、描きたいなら気にしないで描いたほうが良いのですが、どうしても抵抗にある人向けに対策をまとめてみます。

     

    スマートフォンでイラストを検索する

     

    ゼロからだとイラストを描けない人でも、すでに誰かが描いたものを真似て描くなら描けたりします。最近はスマートフォンがあるので、「○○○ イラスト」で検索すると、いろいろなパターンのイラストが出てきます。

    たとえば、蛙で検索するとこんな感じになります。

     

    蛙 イラスト – Google 検索
    蛙の検索結果です。

     

    これだけ素材があれば、自分のイメージにマッチして、それなりに描きやすいものも見つかるのではないでしょうか。

     

    写真を貼り付ける

     

    実のところ、セントラルイメージは必ずしもイラストである必要はありません。場合によっては、雑誌の切り抜きなどの写真、また折り紙などを貼ってみるのもお勧めです。

    扱うテーマや内容などによっては、イラストを描くよりも綺麗に見えるマインドマップが描ける場合もあります。

     

    イラストの基本を勉強してみる

     

    多くの場合、イラストが描けないのは、イラストを描く手順を知らないだけです。高度なものでなければ、実のところイラストの描き方もきまった定石やパターンがあったりします。本をサッと読んで真似てみる程度でクオリティがグッとあがるので、試してみるのもアリです。

     

    今日のアクション

     

    途中まで、イラストを描かなくてもOKという内容を描いていたのですが、書くのを辞めました。やはり手書きでマインドマップを描く場合、セントラルイメージは何かしらイラストなどの図版の要素があったほうがよいと考えたからです。

    最初は少しハードルが高いかもしれないですが、描くことのメリットも大きいので興味のある方は是非。

     

  • マインドマップを描く時に色鉛筆を使ったほうが良い3つの理由

    マインドマップを描く時に色鉛筆を使ったほうが良い3つの理由

    photo credit: julajp via photopin cc

     

    マインドマップを描く際に意見が分かれるのが、何を使って書くかです。手書きかPCかは根本的に用途が違うと私は考えていますが、手書きの中でもサインペンのみで描く派とサインペンに加え色鉛筆で描く派で意見が分かれます。私は色鉛筆も交える派なので理由をまとめてみます。

     

    1.塗りつぶすことに没頭できる

     

    マインドマップを描くメリットとして、色を塗ることで集中できるということがあると考えています。少し前に、大人の塗り絵が流行りましたが、基本原理はあれと同じだと考えています。セントラルイメージやブランチを描く際に色を塗り潰すことで、集中力が増すのです。いわゆるフロー状態になるのです。

    この色を塗るという作業を重視する場合、私はサインペンだけでなく、色を鉛筆とつかったほうが良いと考えています。

     

    2.表現の幅が増える

     

    サインペンだけでマインドマップを描くとどうしても、表現できる幅が狭くなってしまうのも気になります。同じ青の色を利用するのでも、色鉛筆の青の場合、強く塗ったり、淡く塗ったりと濃淡をわけたり、ぼやかしたりすることもできます。サインペンと組み合わせることで表現の幅がグッと広がります。

     

    3.見返した時に描いたときの精神状態を把握できる

     

    私はマインドマップは描いた後に見返すことで価値が増す、ある意味で思考のログになると考えています。もちろん描いた内容自体にも価値があるのですが、そのときの描いた精神状態も貴重な情報です。

    私の場合、色鉛筆でマインドマップを描いていると、塗り潰しの丁寧さや強さにそのときのコンディションがダイレクトに反映されます。逆に少し雑になっていたりすると、描いたときに疲れていたと思い出すことができます。

     

    今日のアクション

    というわけで私はマインドマップは色鉛筆を使う派です。好みもありますが、色鉛筆を使うとマインドマップを描くのが少し楽しくなります。

  • これは鉄板!マインドマップのおすすめ活用シーン4選

    これは鉄板!マインドマップのおすすめ活用シーン4選

    photo credit: torres21 via photopin cc

     

    マインドマップって何の役に経つの?

    マインドマップはなんとなく知っているけれど、いまいちよく分からないという方の中には、そもそも用途が明確でないという方が結構おられます。

    極論を言ってしまうと、

     

    思考の整理を必要とするものならなんでも応用できる

     

    というのがマインドマップです。ですが、これだと用途が幅広くなりすぎていよいよ分からなくなります。

    今回は、私がマインドマップの利用法の中で一個人的に一番しっくり来る活用方をあげてみます。

     

    タスクの洗い出し

     

    いわゆるGTD(Getting Things Done)的に頭の中のタスクを書き出す際にマインドマップは大きな力を発揮します。

    頭の中がごちゃごちゃで何から手をつけて良いか分からないというときは、紙とペンを取り出して、とりあえずこれからすることをマインドマップで書き出してみるとかなりすっきりすることができます。

     

     

    講義録

     

    セミナーなどの講義録をマインドマップで記録することもおすすめです。マインドマップで講義ノートを書く場合、講義が始まる前にセントラルイメージだけを先に書いておくと、グッとノートが取りやすくなります

    また、セミナー本編の内容以外に、その日のランチや講師が何気なく言った一言などをイラストを交えて描き加えておくと、あとで見返した際に記憶が再現されやすくなります。

    なお、セミナー参加時の色鉛筆はこちらの8色鉛筆がお勧めです。

     

     

    プレゼンテーションの構成

     

    全体を俯瞰して、頭を整理しなければいけないシュチエーションでマインドマップは力を発揮します。私の場合、よく利用するのがプレゼンの構成を考えるときです。

    プレゼンテーションでスライドを作成する場合、いきなりスライドを作成するよりも事前に構成を決めてから作成したほうが効率がいいです。その際、最初のアウトライン作成としてマインドマップは適しています。

    プレゼンに限らず、文章作成などにも応用できます。

     

    感情の整理

     

    マインドはマップは思考の整理以外に、感情の整理にも効果を発揮する場合があります。セントラルイメージにイラストを描いたり、ブランチを色鉛筆で塗りつぶしたりすることで、気持ちを落ち付けたり、ストレスを発散することに役立ちます。

    イギリスでは、学級崩壊したクラスの生徒にマインドマップを描かせたところ、クラスのまとまりが生まれたという研究結果もあります。

    手を動かして、マインドマップを描くにはそれだけの効果があるのです。

     

    今日のアクション

     

    今回は分かりやすく、誰にでもおすすめし易いものを上げてみました。この他にも工夫しだいでいろんなことに活用できるのがマインドマップの良いところです。今度はマニアックなほうも紹介するかもしれません。

     

  • 知らないと損する!マインドマップの書き方に関するよくある誤解

    知らないと損する!マインドマップの書き方に関するよくある誤解

    photo credit: Birmingham City University via photopin cc

     

    マインドマップに興味はあるけれど、いまいちよく分からないとか、なんとなく我流で書いているけど、そもそもなんなのか知らないという方がいます。

    マインドマップそのものは。一種のノード術なので、必ずしもこれで書かなければならないということはないのですが、正しい書き方を知らないためにマインドマップのメリットを活かし切れていなかったり、食わず嫌いになってしまうのはもったいないと考えています。

    マインドマップに関するよくある誤解を書いてみます。

     

    マインドマップは図解に向いている

     

    マインドマップを図解やプレゼンテーションに活用しようとして、うまく使いこなせずにマインドマップから遠ざかっていく方がいます。

    私の個人的な意見ですが、かなりの高度なテクニックを持っていない限りマインドマップはプレゼンや会議で使う図解の資料などには向きません。マインドマップは自分の思考を整理するためにツールなので、それを人に見せてもなかなか理解して貰えないと考えるべきでしょう。

    一方で、人に見せる資料ではなく、発表の構成を考えるために書くマインドマップや、プレゼンテーション本番のときに自分が見るためためのレジュメとしてなら、大きく効果を発揮します。

    私個人は、人前で話す機会があるときはスライドを作成する前にマインドマップを必ず書くようにしています。いきなりスライドを作るよりもマインドマップで全体を俯瞰してからスライドを作るほうが効率的に分かりやすい資料を作ることができます。

     

    マインドマップでプレゼンテーションの準備をする方法 | モンハコ
    詳しくまとめています。

     

    キーワードは全てブランチに書き出す

     

    本などを読んだり、講義の内容をマインドマップにまとめたりする際に、出てきたキーワードを全てマインドマップに書き加えようとする方がいます。正直なところ、それではマインドマップを活用するメリットが半減してしまいます。

    マインドマップで講義録を取るメリットは、イラストなどを多用すること言葉の記述量を減らせることにあります。むしろ必要最低限の言葉だけを選ぶことが重要なのです。

    キーワードを多用してブランチを書くよりも、昼休みに食べたカレーのイラストをブランチに描いて置く方が見返したときに、当時の情景が蘇ってくるため価値があるのです。

     

    色鉛筆やカラーペンは必要ない

     

    マインドマップを単色ペン一本で描き上げている方がいますが、できれば色鉛筆やカラーペンを使うほうが良いと考えています。もちろん時間がない場合や、ペンなどを持ち歩けないときもあるので状況によるのですが、原則色を使ってカラフルなマインドマップを描くべきです。

    人間の思考や精神状態は目から入る色にかなり影響を受けています。マインドマップは描きながら思考、発想を広げるツールでもあるので、視覚からの刺激を取り入れるという意味で色を使う価値はあります。

    ちなみにマインドマップの考案者トニーブザンはある講演でこんなことを言われていたそうです。

     

    「君の人生を彩りよく豊かにしたいのであれば、まず君の頭の中から出てくるものを、彩りよく豊かにした方がいい」

     

    なんかかっこいいですね。

     

    今日のアクション

     

    ルールに忠実に書くことからはじめると利用する価値が高くなるのがマインドマップのいいところだと考えています。最初は基本からどおりに書いて徐々に自己流で書いていくのがお勧めです。

     

  • 一年の計画をマインドマップでまとめる3つのメリット

    一年の計画をマインドマップでまとめる3つのメリット

    photo credit: seeveeaar via photopin cc

     

    例年元旦にはマインドマップで一年の計をざっくりと書くようにしています。一年の計の立て方は人それぞれですが、現状で具体的な目標やゴール設定ができていない状態ならマインドマップで思考を整理するのが有効だと考えています。

     

    <<ざっくりとしたイメージから広げていける>>

     

    夢は紙に書き出すと叶うとよく言われています。

    書きさえすればいいというものではないですが、具体的な夢や目標があるなら意識をそこ向けると言う意味文章化することは一定の効果があるでしょう。

    ですがなんとなく現状を変えたい、でもあるべき姿が曖昧だという場合もあるはずです。そのような場合、具体的に文章で書き出すよりも頭の中にあるざっくりとしたイメージをとらえてマインドマップで書き出したほうがいいと考えています。

    マインドマップの場合、最初にセントラルイメージにイラストを描くので、もやもやして言語化しづらい部分を一旦イラストという形で落とし込むことができます。イラストに落とし込んだイメージを描きながらブランチを書き出していくことで頭の中にあるモヤモヤを一つ一つ言語化することができるのです。

     

    <<時系列を考えなくて良い>>

     

    一年の系をマインドマップで描く上でのもう一つのメリットは時系列を考慮せず、とにかく頭の中にある情報を発散できる点です。

    漠然とこれからの一年で達成したいことが見えてきたとしても、それに向けてのプロセスが最初から全てわかっているとは限りません。やってみてはじめてわかるということも世の中には沢山あります。

    この場合、マインドマップを使って関連するキーワードを徹底的に書き出すという手法が有効です。とりあえず、自分がもっている情報を徹底的に書き出すことで今できることが見えて来ます。

    文章で目標を起こす場合、どうしても書く順番などを意識してしまうため自由な発想に制約がかかる恐れがあります。

     

    <<あとから情報を書き足せる>>

     

    長期目標の場合、むしろ目標を立てたあとのほうが大切です。自分や自分の目標を取り巻く状況というのは刻一刻と変化しているので定期的なレビューが欠かせません。

    マインドマップで一年も目標を書き出す際、空のブランチを書き足しておくことであとから足らない要素を付け足すときに役立ちます。

     

    20140101192107

     

    人間の心理にはゲシュタルトといって、空白は埋めたくなるという性質があります。空のブランチを描いておくことで、思考にフックをかけておくことができます。レビュー時に見返すことで新しいアイデアが浮かぶ可能性もあるのです。

     

    <<今日のアクション>>

     

    というわけで今年の目標をたてることができました。具体的な目標が持てていなくても、考えていることを書き出しておくだけで、見返した際の思考の振れ幅をしることができるので有効です。

    今年もモンハコブログをよろしくお願い致します。

  • 自分のイベントを主催するまで➁~マインドマップで一人ブレーンストーミング

    自分のイベントを主催するまで➁~マインドマップで一人ブレーンストーミング

    photo credit: mikeyp2000 via photopin cc

     

    自分のイベントを主宰したプロセスを備忘録として書いています。

    前回の記事はこちら

     

     自分のイベントを主催するまで➀~一言で表現できるキーワードを決める | モンハコ

     

     

    電子書籍を読もう

     

    というコンセプトは決まった訳ですが、正直次なる自問自答が始まりました。

     

    それ本当に人が集まるの

     

    電子書籍の読み方なんてイベントになるのか。

     

    あたり前ですがイベントを主催しても人が集まらないのは、精神的にもダメージが大きいですし、最低でも会場を借りる費用はかかるのでその分を自腹で負担する必要が出てきます。

    電子書籍を読むというのは極論を言ってしまうと、スマートフォンなどにkindleアプリをインストールして本を購入するだけの話です。それで人が集められるはずがありません。おそらく、イベント主催に興味があって、漠然とテーマが決まっている人でも、そんな話に貴重なお金と時間をさいて聞きに来る人がいるはずがないと考え、開催に踏み切れない人がたくさんいると予想しています。

    それが本当にコンテンツとして成立するのか、そして情報量として十分なのかを検証する必要が出てきました。

     

    アイデアと情報を徹底的に頭の中から引き出す

     

    まずは自分がもっているkindleに関する情報や活用法を徹底的に書き出して見ることにしました。マインドマップを使い、コワーキングスペースに引き籠もり一人ブレーンストーミングを開始しました。1時間半くらいマインドマップを集中して描きました。

     

    できあがりはこちらです。

     

    20131030201002

     

    頭の中にある電子書籍にまつわることをいろいろと書き出していくと内容はともかくネタはあることに気付きました。

    単にkindleの使い方だけではなく、クラウドサービスとしてのAmazonの話、効率的なアプトプットの仕方、自分が読んだ電子書籍ならではの本の紹介など、うまくまとめれば1~2時間くらいの話はできそうだと分かりました。

     

    情報の価値は自分では判断できない

     

    情報量としては自分がそれなりに持っていることに気付けました。次の問題はコンテンツとして価値があるかです。

    ここからは自分では判断できないため、共催者である勉強会プロデューサーのベッキーさんにマインドマップを見せながら説明。この段階では、

     

    そんなことみんな知ってますよ。。。

    とか

    面白くないです

     

    と言われないかかなり気がかりでした。ですが返ってきた反応は、

     

    えっ、kindleってそんなことできるんですか?面白いです。

     

    と好感触。おそらく私が普段参加しているイベントに参加しているブロガー界隈では当たり前の情報の部分もあるのでしょうが、そうでない人には新鮮な情報だったようです。

    自分や自分の周囲の人が当たり前で価値がない考えている情報でも、一歩外に出て違うレイヤの人にとっては価値がある情報となりうる。よく言う話なのですが改めて実感した瞬間でした。

     

    今日のアクション

     

    こうして「電子書籍を読もう」というキーワードからコンテンツができてきました。次はイベントの具体的な構成を考える段階です。マインドマップで発散させたアイデアを整理して並べていきます。

     

  • マインドマップでプレゼンテーションの準備をする方法

    マインドマップでプレゼンテーションの準備をする方法

    photo credit: alberto.devega via photopin cc

     

    プレゼンの構成は資料を作りながら考えてはいけない。

     

    講師業を生業とする方や、ブロガーさんでプレゼンがうまいと感じる方は皆同じことを言います。きちんと全体の構成、主題を明確にしてからスライド作成をするというのが良いプレゼンテーションをする基本のようです。

    構成や主題を整理する方法はいろいろありますが、私はマインドマップを使って整理するようにしています。

     

    まずはプレゼンする内容をイメージする

     

    マインドマップを描く際には、最初にセントラルイメージというテーマのイラストを真ん中に書きます。

    プレゼンーションの準備の場合、手書きでセントラルイメージを書くことで、主題を発表する際にイメージを右脳的に整理できます。プレゼンテーションの準備というのはもやもやっとしたイメージを分解して、言語化してい作業なので、最初の自分の頭の中のイメージを言語でないイラストで視覚化しておくことで、とっかかりの敷居がぐっと下げて構成を考えることができるようになります。

     

    prezentation2

     

    ちなみに今回の私のマインドマップでは、アイコンの蛙がスピーチをするイメージで書いています。

     

    構成をブランチごとに考える

     

    セントラルイメージを書いたら、話の章立てごとにBOI(メインブランチ)を書きます。

    例えば、プレゼンの構成が、自己紹介・結論・序論・本論・結論の場合、メインブランチも自己紹介、結論、序論、本論にすると頭の中が整理されます。

    こうすることで、どの章でどの話をするかを視覚的に整理しながら構成を考えることが可能になります。

     

    purezentaiton3

     

    今回、私の場合自己紹介・主題・まとめの構成にしています。

     

    全体を見直して強調する部分や割愛する部分を考える

     

    全体を一通り書き終えたら、もう一度見直しプレゼンの中で特の強調したい部分、割愛したい部分を考えて、丸で囲んだり、ナンバリングしてみたり、取り消し線で整理したりしてみます。必要に応じてブランチを書き加えてみるのも良いかもしれません。

    マインドマップは手直ししてはいけないと考えている方がたまにいるのですが、あくまで思考の中間成果物なので、必要であればどんどん書き加えていくのがベターです。その際、どういうプロセスでそうなったかも分かりやすくしておくと良いでしょう。

     

    prezentation4

     

    この他、時間配分もブランチの情報に書き加えておくと、情報量と時間感覚のズレを把握しやすいかもと感じています。次回以降挑戦してみたいと考えています。

     

    今日のアクション

     

    ここまで作ればあとは、作成したマインドマップを元にパワーポイントなどのスライド資料を作っていくだけです。思考が俯瞰的に整理されている状態なので、いきなりプレゼンの資料を作るよりかなり効率的に作成できるはずです。

    また実際のプレゼンをする際のカンペとしてマインドマップを利用するのも良いと感じています。

    マインドマップの細かい活用事例などについては、こちらの本を参考にしています。細かくいろいろなパターンがあるので参考になります。

     

  • EVERNOTEはタグ中心で管理したほうが良いかもしれない

    EVERNOTEはタグ中心で管理したほうが良いかもしれない

    photo credit: Johan Larsson via photopin cc

     

    EVERNOTEのデータ量が少しずつ増えてくると、ノートブックが増えすぎて困ってしまいます。うまく管理できていない自覚があったので佐々木正悟(@nokiba)氏、淺田義和氏、北真也氏の共同出版記念イベント「EVERNOTEとうまくつきあうコツ」に参加してきました。

    イベントでは3者3様のEVERNOTEのノートの管理を仕方を聴いてきました。

     

    ノートブック中心派の北氏

     

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    まずは北真也氏のEVERNOTE活用法。北氏は主にEVERNOTEをノートブック中心でEVERNOTEを活用しているとのこと。

    「タグは使いこなせないならそれでいいのでは」と考えていました。

    私も少し前まで似たように考えていたのですが、ノートの管理が段々面倒に感じてきました。

     

    EVERNOTE,DROPBOX,マインドマップの使い分け

     

    20130414182042

     

    続いて淺田義和氏の講演。私が印象に残ったのはEVERNOTE,マインドマップ、DROPBOXの使い分けについて。

    淺田氏の場合、

    思いついた細かいアイデアはEVERNOTEに、

    EVERNOTEを見返して考えを整理する際はマインドマップに、

    資料として完成したものは保管庫としてDROPBOXを利用しているとのこと。

    この当たりは私と非常に近いと感じました。

     

    タグ付け派の佐々木氏

     

    image

     

    続いて佐々木正悟氏。佐々木氏の場合はノートの管理は基本的は全てタグ中止で管理し、必要ななものを検索するというスタイルをとっています。

    私も最近このスタイルに移行したいと考え始めたところです。タグでの管理なら、複数のカテゴリに入りそうなものでもそのまま思いつくままにタグ付けできるので、いちいち整理の際に悩まなくて良いです。

     

    今日のアクション

     

    EVERNOTEの使い方は人それぞれなので、人の使い方を聴くことは参考になります。私は今後タグ中心でいこうと思います。

    でも移行が手間だなぁ。。。

     

     

  • マインドマップを書籍で学ぶために押さえておくべき3つのコツ

    マインドマップを書籍で学ぶために押さえておくべき3つのコツ

    photo credit: For Inspiration Only via photopin cc

     

    マインドマップに興味はあるけど描けない

    本を読んで勉強したけどよく分からない

     

    という方が結構います。私もマインドマップに興味を持ったころ、本を読んで独学しようとして挫折しました。書籍のみを読んで身につけようとする場合、少しハードルが高いので事前に押さえておく良いことまとめてみます。

     

    そもそもマインドマップは何かを理解しておく

     

    私がマインドマップに興味をもったとき、それを新しいメモの取り方だと考えていました。なので、実際のその意識でマインドマップを描くとうまくかけません。

    マインドマップは脳の思考プロセスを紙の上にアプトプットするものです。とある公認員スタ楽ターの方が言われていたことですが、

     

    マインドマップは自分の思考を整理する上での中間生成物です。

     

    描いていったものを見返して、始めて価値が出てくるものであって、マインドマップそのものを綺麗に描くことがゴールではないのです。ここを勘違いしてしまうと、イラストが描けないのでマインドマップが描けないというような状況に陥りかねません。あくまでも思考の痕跡を紙に残すことが需要なのです。

     

    7つのルールは押さえておく

     

    マインドマップには武道の型とも呼べる7つのルールがあります。武道の世界に「守破離」という言葉があるように、最初は型に習って書き徐々に自己流を見つけるのが上達の早道なのです。7つのルールはとてもシンプルなので簡単に押さえることができます。

     

    1.用紙は無地のA4サイズを横書きで使う

    2.セントラルイメージはイラストを描き色は3色以上使う

    3.マインドマップの枝を描く時は、黄色は避ける(あとで見返すときに見にくいので)

    4.枝を描く時は、ウネウネとした有機的な曲を描いて、丁寧に塗りつぶす

    5.マインドマップに描くキーワードは枝の上に描く。またキーワードは文章ではなく単語にする

    6.マインドマップのセントラルイメージ出る枝の上のワードはできるだけ抽象化する(そのあとの枝を描くなかですこしづつ具体化していく)

    7.マインドマップを描くことを楽しむ

     

    個別のルールについてはなぜそうするか理由があるのですが、まずここまでを押さえて置くだけで描く時に迷いがなくなります。

     

    見落としがちな情報

     

    先に上げた7つのルール以外にマインドマップを描く上で知っておくと、理解がしやすくなるポイントがいくつかあります。

     

    1.ミニマインドマップ

     

    実はマインドマップにはミニマインドマップとフルマインドマップという2つの書き方があります。色鉛筆やカラーペンを使って描くマインドマップはフルマインドマップです。

    それ以外にミニマインドマップというペン一本で描く、いわゆるマインドマップの下書きのような書き方もあります。通常フルマインドマップを描く下準備としてミニマインドマップでテーマやメインブランチの内容を決めたりします。この用途と違いを押さえておくと良いです。

     

    2.マインドマップには整理と発散の2種類がある

     

    マインドマップの用途には大きくわけて2種離が存在します。講義メモや議事録をとるのはいわゆる整理のマインドマップです。それに対して自分の思考を整理したり、アイデアを考えたりするのは発散のマインドマップです。知らないと両者を同時に描こうとして混乱してしまいます。

    もちろん発散のマインドマップを描こうとして整理のマインドマップになったりすることはありますが、それは問題ありません。

     

    今日のアクション

     

    以上は私がマインドマップ初心者のころに書籍を読んだだけでは分からなかったことです。ここまで押さえておけば、逆に書籍を理解し易くなると考えています。マインドマップは便利なツールなので是非おすすめしたいです。