Tag: オーディオブック

  • Kindle が読み上げ機能でオーディオブックになってしまう件

    Kindle が読み上げ機能でオーディオブックになってしまう件

    私は、読書はできるだけ電子書籍でするようにしています。理由は簡単で移動時間に読書をすることが多いからです。そして、両手が塞がっていたり、高速バスのような活字を読んでいると酔ってしまうような場所では、オーディオブックを活用しています。

    ですが、最近 Kindleが進化してきて、音声読み上げ機能がPC/スマホともに充実。オーディオブックがなくても Kindleでかなり代用できるような気がしてきました。

    Kindle for PC/Macが音声読み上げに対応

    2月の初旬からPCやMacで Kindle本がよめる Kindle for PC/Macがアップデートし、文字の音声読み上げに対応しました。PCを立ち上げて Kindleアプリを立ち上げておけば、本をアプリが勝手に読み上げてくれます。

    設定方法は、 最新の Kindleアプリを立ち上げて、読み上げをしたい本のページを開いた状態で、メニューバーの「ツール」→「読み上げ機能を開始」を選択すれは、アプリが文章を読んでくれます。

    Kindle voice readin

    少し残念なのは、アプリのウィンドウを選んでいないと読み上げが止まってしまう点です。アプリをバックグラウンドにして、他の作業をしながら本を聴くということは今のところできません。

    iPhoneでも Kindle本の読み上げができる

    実はiPhoneでもこれと同じようなことができます。iPhoneには画面に表示された文字を音声で読み上げてくれる機能があり、これを利用すれば Kindle本を音声で読み上げてくれます。

    iPhoneの設定画面から「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」を選択し、「画面の読み上げ」をオンにします。

    IPhone Speach

    Kindleアプリで読みたい本を開いたら、2本の指で画面を下方向に2本の指でスワイプします。

    Kindle swipe

    すると、画面に再生ボタンが表示されます。

    Kindle control

    再生/停止が表示されたパネルの左右にうさぎと亀のアイコンが見えますが、これで再生速度を調整できます。本を音声で聴く特は最適な速度に個人差があるのでこれは便利な機能です。

    音声は十分とは言えないが使える

    これならオーディオブックはいらないんじゃないかと考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそこまでクオリティの高いものではないと感じています。オーディオブックは、プロのナレーターの方が丁寧に読み上げてくれるため、やはり圧倒的に聞き心地が良いです。

    一方、Kindleの読み上げ機能は、機械の音声のためどうしても、抑揚がなく多少聞き取りづらい点はあります。ただ、それでも不快に感じるほどのものではないので、ちょっとした時に本を音声で聴くには十分な機能を持っているのは間違いありません。

    また、オーディオブックになっている本は必ずしも多くないので、それを補完する役割として Kindleの音声読み上げを活用することもできます。どちらにしろ、読書の方法の幅が拡がるのは間違いありません。

    今日のアクション

    でも今の技術革新の状況からいくと、将来的には音声の再生も人工知能とかを活用して人間にもの近づくということは考えられそうです。こうなって来ると読書という言葉すら概念が変わってきそうだなと感じます。

  • オーディオブックならではの特典が面白かった本を紹介します

    オーディオブックならではの特典が面白かった本を紹介します

    photo credit: Listen To That One via photopin (license)

    今の時代は、読書と一口にいっても紙の本以外にも Kindleなどの電子書籍やオーディオブックなどで読書をする方法があります。どのメディアで読むかは、本の内容によりけりで、昔ながらの紙の本で読んだほうがいいものもあれば、電子書籍のほうが捗るものもあると感じています。

    オーディオブックの最大の利点は、ながら作業をしながらでも本を流し読みできることですが、それ以外にもじつはオーディオブックには独自の楽しみ方があります。それは、オーディオブックには紙の本にはない、著者からの音声メッセージや解説などがついている場合があることです。

    オーディオブックならではの特典が面白かった本を紹介します。

    完訳 7つの習慣 人格主義の回復

    オーディオブック版の7つの習慣には、冒頭にフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社副社長による解説がついています。

    内容はなぜ、今1996年に発売された7つの習慣を2014版として、今出したのか。1996年版と2014年版の違うところは何かなどを、現在の社会情勢なども踏まえながら解説しています。

    7つの習慣はロングセラーの本のため、昔に一度読んでなんとなく内容は覚えているけれど忘れてしまったという場合などには、思い出す意味でも有用な特典だと言えます。

    メンタルトレーナー久瑠あさ美のマインドの法則

    メンタルトレーナーの久璃あさ美さんの本。おもしろいのは朗読しているのが著者自身だという点です。この本に限らず、久璃あさ美さんのオーディオブックはすべてご本人が朗読されています。

    内容的に、メンタルブロックをはずすという主旨ことが多くかかれているため、著者本人が朗読しているほうが入って気易いのかなと感じています。

    神さまとのおしゃべり

    昨年、話題になったさとうみつろうさんの神さまとのおしゃべり。対話形式のため、別に特典などなくてもオーディオブックで聴くのが一番入ってきやすい作品だと感じていますが、特典として巻末に著者からのメッセージが含まれています。

    巻末のメッセージは、著者の作品に対する想いや苦労話、裏話などが含まれているため、本の余韻にひたりたい場合や、頭の中を整理したい場合には結構インパクトが大きいです。著者の声を聴いただけでも、こういう人が書いたんだなと知ることで本に対する理解が深まる気がしています。

    今日のアクション

    オーディオブックを聴いていると読書一つとっても、随分楽しみ方、活用の方法が変わってきたと実感できます。同じ情報を受け取るののでも、目から読むのと、耳から聞くのではかなり印象が違うので、自分にあった媒体を選ぶのが大切ですね。

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  • スマホでオーディオブック聴くなら再生速度調整アプリ「Audipo」がおすすめ!(iOS,Android対応)

    スマホでオーディオブック聴くなら再生速度調整アプリ「Audipo」がおすすめ!(iOS,Android対応)

    読書はKindleをメインにしつつ、状況に応じて紙の本、オーディオブックを利用しています。ながら作業でも本が読めるオーディオブックは便利ではあるのですが、一つ弱点があります。それは、本を読む(聴く)スピードをナレーターの速度に合わせないといけないこと。

    オーディオブックの場合、倍速再生のファイルも用意されていたりしますが、今度はそれでは早すぎたりと自分にとっての最適で読むことが難しかったりします。

    昨年Amazonがリリースした「Audible」には最初から速度を調整する機能があったのですが、よく考えれば再生速度を調整するアプリを使えば、既存のオーディオブックでも同じようなことができるのではと考えて探したところ、「Audipo」というアプリを発見しました。

    ざっと利用した感じ、かなり良かったので紹介します。

    再生速度を細かく調整できる

    Audipoを利用する最大の利点は、再生速度を細かく調整できることです。通常再生や倍速の再生はもちろんのこと、1.3倍といったような中途半端な速度でも微調整が可能です。

    Audipo-tuning

    オーディオブックを聴くときの速度は、その日の体調によっても適切速度が結構変わったりするので、この調整のしやすさはとても嬉しいです。

    ファイルの途中での読み飛ばしがしやすい

    私はオーディオブックをよく本の再読で利用します。再読の場合、聴きたいところがはっきりしている場合もあり、最初のほうを読みとばしたいと感じることもあります。

    ただ、デフォルトのiPhoneのMusicアプリだと、最初からの再生はできても、今ファイルのどのあたりを聴いているのかもわかりにくいため途中でも読み飛ばしはやりづらいです。

    その点、「Audipo」はそのどのファイルのどのあたりを再生しているかがかなり直感的にわかりやすきなっています。

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    途中でスキップしたり、もどったりするときにワンタップで、どのあたりに移動するかも簡単に指定することができます。この機能を使えば、途中で読んでるところがわからなくなっても、だいたい感覚で探すことができるため、すぐに再生を再開することができそうです。

    オーディオブックにしおりを挟める

    「Audipo」がオーディオブックと相性が良いと感じるもう一つの理由がブックマーク機能があること。紙の書籍でも、Kindleでもこれはと感じたら付箋をはったり、ハイライトしたりというのができるのですが、さすがにオーディオブックはそれができませんでした。

    ですが、このアプリには気にいったところにワンタップでブックマークをつける機能があり、スキップボタンをつかってブックマークをつけたところに簡単に戻したり、すすめたりすることができます。

    Audipo-bookmark

    これまでオーディオブックで聴いた本は、ハイライトなどがないため引用などがしにくいなぁと感じていたのですが、この機能を利用すればかなりやりやすくなります。

    今日のアクション

    いくつか再生速度を調整できるアプリを試してみたのですが、オーディオをブックと相性の良いのはこれだと感じたので紹介しました。iOS版だけでなく、Androidアプリもあるようなので、スマホでオーディオブックを聴かれる方にはおすすめです。

    価格は無料ですが、Pro版を480円で購入すれば、広告をはずしたりプラスαの機能を利用できます。

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  • Audibleはじめてみました!ファーストインプレッションで良かったところ

    Audibleはじめてみました!ファーストインプレッションで良かったところ

    photo credit: My New TELEX 600 OHM IMPEDANCE MAGNETIC HEADSET!!! via photopin (license)

    私はKindleでの読書がメインですが、状況に応じてオーディオブックも利用しています。昨年、Amazonがオーディオブックのストリーミングサービス「Audible」を開始したのは知っていたですが、利用しようと考えつつ、年を越してしまいようやく最近利用を開始しました。

    昨年は定額のストリーミング音楽配信が本格的に開始された年ですが、音楽と違いオーディオブックは一冊を読む時間も長く、あれもこれもとそんなには読めないので別にストリーミングでなくてもいいのではと考えていました。

    しかし、実際使ってみるとストリーミング配信ならではのメリットをいろいろと感じることができ軽く感動しています。私が特にインパクトを感じている点を紹介します。

    カテゴリの中に再生時間がある

    私が感動したのが、本を探すカテゴリの中に再生時間の項目があったことです。再生時間はオーディオブックで本を読む人には結構重要だと考えています。

    紙の本をオーディオブックで再生した場合、ながいものだと6時間以上かかるものもありますが、なかなか一気に最後まで聞くことはできないので、何度も分割して聞くことになります。そうすると後半を聞いているころには最初のほうの内容は忘れてしまっています。

    紙の本ならば、パラパラとページを戻して確認ということができるのですが、オーディオブックの場合はそうはいきません。なので、移動時間に本を読むときには、行って帰ってくるくらいの時間で読み終わる本を読みたいと感じることはよくあるのです。

    Amazonはさすがにこのあたりをわかっているようで、再生時間に応じて本をカテゴリ分けしてくれています。再生時間は1時間程度の本から用意されているので、ちょうど1時間ほど電車に乗る時間があるとわかった段階で、その場で本をダウンロードして聞き始めることができます。

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    これは、飛ばし読みがしにくいオーディオブックの弱点を補完するのに最適な提供の仕方と言えます。

    再生速度をいつでも変えられる

    紙の本は、人によって読む速度にばらつきがあります。ですが、オーディオブックの場合、音声を聞くために同じ本ならばだれば読んでも同じ時間かかってしまいます。これが本読むのが早い人にとっては結構ストレスです。

    そこで通常、倍速のファイルが別に用意されていたりするのですが、今度はそれでは早すぎたり、ナレーターの抑揚がわからないために頭に入りにくかったりと悩みの種となっています。

    Audibleには再生速度を調整する機能がデフォルトでついていて、自分にあった再生速度を簡単に選ぶことができます。本をオーディオブックで聞く場合、多分にその日の体調にも左右されるので、調子の良いときは倍速で聞き、いまいちなときは通常の速度で聞くといった使い分けが可能となります。

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    一時停止した場所が保存されている

    私はiPhoneのデフォルトのミュージックアプリでオーディオブックを聞いています。ですが、このミュージックプレイヤーだと、本を読んでいる途中で一時停止して、そのあとに他のアプリを起動していろいろやったあとにに戻ってくると、一時停止した記録が消えて最初に戻っています。

    音楽ならこれでいいのですが、オーディオブックはこれではいつまでたっても読み終わりません。本の章立てごとにファイルを分割してダウンロードできたりもするのですが、やはりそれでも途中で読むのをとめてしまうと章の先頭から読まないと行けません。

    その点、Audibleはさすがのストリーミング配信。書籍ごとにどこまで読み進めたかがきっちり保存されています。簡単な話なのですが、この機能があることで長編の作品を読むのもかなり負担が減ると感じています。

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    今日のアクション

    正直なところ、Amazonがオーディオブックの配信サービスを始めると聞いたときには、どうなのかなと感じていました。オーディオブックは、便利な反面、使いにくいと感じる部分もあり、私の活用法は限定されていたからです。

    ただ、そのあたりはさすがAmazonで、顧客目線をよくわかっています。これまで、オーディオブックの弱かったところを見事に補完するように仕掛けてきています。今後、作品の点数が増えてくれば新しい読書のスタイルとして定着するかもしれません。

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  • 無理なく読書を楽しむために心がけていること

    無理なく読書を楽しむために心がけていること

    photo credit: Doull Books via photopin (license)

    年間100冊から150冊くらい本を読んでいます。とりあえず興味をもった本はどんどん購入するようにしているのですが、せっかく購入しても、積読のままになってしまったり、読んでも期待外れだったり、難しすぎたりで途中で読むのをやめてしまうこともちょくちょくあります。

    読者は自分に対する投資のようなものなので、できるだけ楽しみながら身のある読書をしたいと考えています。私が読書をする上で気をつけていることをまとめます。

    知らない分野の本はできるだけ優しいものを

    本を購入する際に、本の難易度を意識するようにしています。とくに初めて読むジャンルの本の場合は、翻訳書などをいきなり読んでも理解できないことが多いです。最初はエッセンスだけをわかりやすくまとめた入門書のような本から購入するのが良いと考えています。

    最初はできるだけ平易に書かれた本を読んで、大枠をつかんだあと翻訳書などの難易度が高い本を読むと理解のハードルがグッとさがります。ここのところ、ビジネス書をコミックス化にした本がたくさん出版されていますが、予備知識がない分野の本を読むにはうってつけだと考えています。

    体調によって読む本を買える

    人間なので、調子のいいときもあれば悪いときもあります。また、仕事などでとても読書にいそしむ気分ではないときもあります。ただ、そういうときでもできるだけ時間を効率的に時間を使えるよう体調に合わせて本を手元に用意しておくようにしています。

    比較的気持ちに余裕があり、体調もよいときはできるだけ難しめの本を読むようにしています。一方で肉体的、あるいは精神的に余裕がない場合は、比較的読みやすい本を選んで読むようしています。

    紙、電子書籍、オーディオブックを使いわける

    読みたい本が決まっている場合でも、現在では読書をするのにいくつかの選択肢があります。紙の書籍で本を読むのはもちろんですが、Kindleなどの電子書籍、さらにはオーディオブックという方法もあります。

    私は読みたい本がどの媒体で読むのが一番読みやすいかを考えてから購入するようにしています。紙の本で購入してしまうと積読になってしまうケースが結構あるため、一番購入する割合が多いのはKindleです。

    ただ、対話形式などのものはオーディオブックで聞いたほうが楽しめることもあるので、そちらを優先的に購入します。また、何度も再読したい場合もがっつり読むよりもながら作業をしながら聞くことが多いので、オーディオブックで購入する場合が多いです。

    今日のアクション

    最近は、もう少し本を読む速度が上がらないかと感じることが増えてきました。フォトリーディングとかも少し興味が出てきました。受講した人の感想がかなり分かれるので、合う合わないがはっきりしているようなので、悩むところです。

  • オーディオブックで読んだほうが頭に残りやすいお勧め本を紹介するよ

    オーディオブックで読んだほうが頭に残りやすいお勧め本を紹介するよ

    photo credit: AVLAB: Fuera de formato (14.05.2011) via photopin (license)

    活字が頭に入らないときやながら作業をするときなどにオーディオブックを活用しています。手がふさがらないため、何かをしながらBGMのかわりに利用しています。

    ただ私の場合、活字を読むことの比べるとどうしても頭に残りにくかったり、眠くなってしまったりすることも多いです。

    そんな私でも、これは活字で読むよりオーディオブックで聴いたほうが楽しめるよという本をピックアップしてみることにします。

    嫌われる勇気

    嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

    昨年に発売され、アドラー心理学ブームを巻き起こした本です。賢人と青年の対話を通じてアドラー心理学の考え方に迫っていく形で話しが展開されるため、オーディオブックで聴いたほうが頭に入って来ます。

    一部の読者の間で不人気だった青年のあおり口調が、オーディオブックではいい感じに臨場感を出してくれていて、寸劇を見ているような気分になり、楽しんで聴くことができます。

    夢をかなえるゾウ

    夢をかなえるゾウ

    夢を叶えるゾウは、自称神様のガネーシャが主人公に課題を与え、それを主人公が乗り越えていくことで成長していくお話です。内容はかなり自己啓発色の強いものなのですが、ガネーシャと主人公のお笑い芸人に引けを取らない掛け合いが面白いため、楽しみながら読めるのが特徴です。

    こちらも音声で聴くことで、ガネーシャと主人公の掛け合いのテンポを楽しむことができるため、おすすめです。

    もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

    映画にもなったベストセラー作品です。著者の岩崎夏海さんは、この話を実際にAKB48をモチーフにして考えたそうですが、実写の劇場版では元AKB48の前田敦子さんが主演を勤め話題になりました。

    そしてオーディオブックでは、元AKB48の仲谷明香さんがナレーションを担当されています。

    私はAKB48は未だにほとんどの顔と名前が一致しない人なのですが、それでも作品とナレーションのイメージが近いので頭に入りやすかったです。オーディオブックの最後に、メイキングビデオならぬ、メイキングオーディオが入っているので、併せて聴くと印象に残りやすいです。

    今日のアクション

    オーディオブックは、ナレーションのプロや話題性のある有名人が読んでいるため、対話形式の作品やキャラクターがはっきりしている登場人物がいるような作品とは相性がいいです。ラジオドラマを聴く感覚で楽しむことができます。

    難しい本は、いきなりオーディオブックで聴こうとすると眠くなってしまうので、再読のときに活用するのがおすすめです。

    FeBe

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  • 高速バスのお供にはオーディオブックが最適な理由

    高速バスのお供にはオーディオブックが最適な理由

    photo credit: Seat by the Back Door via photopin (license)

    ここのところ、高速バスを利用して移動する機会が多いです。通常、移動時間はKindleを利用して読書をすることが多いのですが、高速バスの場合はKindleよりもオーディオブックのほうが、向いているような気がしています。

    高速バスは乗り物良いをしやすい

    高速バスは一回乗車すると1時間から2時間くらい乗っていることが多いです。これは絶好の読書時間ということで、Kindleを取り出して本を読んでいたのですが、数分で気分が悪くなってしましました。あっさり乗り物酔いになってしまったのです。

    私はあまり乗り物酔いはしないほうなのですが、それでも高速バスは移動中の揺れが激しく、活字を読んでいるとあっという間に気分が悪くなりました。このときからKindleも含め、活字をバスに乗っている間見るのはやめることにしました。

    オーディオブックは細切れすぎる時間に向かない

    活字を読むのが駄目ならということで、オーディオブックを高速バスの移動時間に聞いたところ、とても移動時間が有意義になりました。

    日本でKindleが普及する前、私はiPoneにオーディオブックを聞こうと試していたのですが、あまりうまくいきませんでした。

    オーディオブックは黙読と違い音声にそって本を読むので、黙読にくらべ一冊読むのに時間がかかるしまいます(ビジネス書で10時間程度)。私が利用しているオーディオブックのFebeでは、倍速再生して早く読めるファイルも利用できるのですが、試してみたところどうにも音声が頭に入ってきませんでした。

    また、細切れの移動時間などで聞いているとどうしても、途中で聞くのをやめてから続きを聞き始めるときにどこまで聞いているかわからなくなってしまうのです。

    まとまった移動時間の高速バス

    高速バスの場合、長時間バスの中でじっとしていないといけないため、ある程度まとまった時間、バスの中でじっとしている必要があるため、さきほどのような心配はいりません。

    乗り物酔いのために活字をさけると、やはり頼れるのは音声。強制的に耳に入ってくるオーディオブックは最強です。とりあえず、音を流して景色を見ながらボーとするだけでも、何かしらのものが耳から入ってきます。

    特におすすめなのは、一度読んだ本をオーディオブックで再読することで、これなら景色を聞きながらぼーっとしているだけでも、以前一度内容を押さえているので、構えなくても頭に入って気易いです。

    今日のアクション

    ただ、私の場合、高速バスはどうしても途中で眠くなってしまい、寝落ちしてしまうことも多々あります。寝ながらでも再生していれば、睡眠学習できているかも。効果のほどはさだかではないですが。

    完訳 7つの習慣 人格主義の回復

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  • Kindleとオーディオブックを併用すると難しい本も繰り返し読める件

    Kindleとオーディオブックを併用すると難しい本も繰り返し読める件

    photo credit: _DSC0019 via photopin (license)

    難しい本を読了すると達成感はあるが、案外頭に残っていない。

    古今東西の名書と呼ばれる本は、難しい場合が多く時間をかけて呼んでも頭に入っていないことがあります。昨年、人から言われたのをきっかけに新刊ばかり読むのではなく、一度読んだ本を間を明けて再読することを意識するようになりました。

    ただ、分厚い本を何度も読むのは時間的にもちょっと大変かもと考えていたところ、オーディオブックを配信しているFebeのラインナップが充実して、翻訳書など少し敷居の高い本が増えてきていることに気づきました。

    本の再読はKindleとオーディオブックを組み合わせると、場所と時間を選ばずに手軽にすることができます。

    本は繰り返し読むことで血肉になる

    読書論を語る際に、多読や速読にフォーカスが当たりがちですが、繰り返し読むのも重要だなと最近考えることが増えました。

    本を沢山読んでいると類書を読むスピードが速くなっていることに気づきます。事前のある程度の知識がある状態で本を読むのと、全くない状態で本を読むのでは理解度や感じ方が全く違うのです。再読も全く同じで一度頭にいれて、読み返すことでより早く、より深く理解することができます。

    また、読書の本質は著者と対話することでもあります。本を読みながら著者の主張を自分の経験と照らし合わせて考える行為を行うことによって理解が深まります。20代で読んだときと30代で読んだときではやはり自分が人生経験を積んでいる分、感じ方が全く変わってくるのは当然だと考えています。

    繰り返しの読書にオーディオブックが最適

    ただ、本を繰り返し読むというのは結構大変なことです。読む終わった本をまた1ページから開き直すのは、私にとっては気力のいる作業です。また現実的には、新しい本を読まないということではないので、再読のタイミングを見つけづらいという問題もあります。

    ここでチカラを発揮するのがオーディオブックです。私が不定期でチェックしているオーディオブック配信サービスのFebeですが、最近特に繰り返し読み返したいと感じる本が増えてきました。

    影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

    完訳 7つの習慣 25周年記念版

    • 完訳 7つの習慣 25周年記念版
    • スティーブン・R・..
    • 定価:2700円
    • 購入する
    論語物語

     

     

     

     

     

     

    影響力の武器や7つの習慣、論語などはぼーっとしているときに、流して聴いているだけで気になるセンテンスは耳に残っています。頭の隅に音声が残っているだけで、それがトリガーワードとなって次のアイデアや行動につながることもあります。

    Kindleとオーディオブックで読書の概念が変わって来た

    オーディオブックで聴いて、気になったフレーズがあればその部分をその場でKindleから読み返して、ハイライトなどを活用して理解を深めるようにしています。私の場合、最終的な情報は視覚から取得しないと満足できないからです。この部分は人によって好みが分かれるかもしれません。

    ほんの10年前までは読書をすると言えば、ほとんどが紙の本を開いて本を読むことでした。ですが、今や読書をすると一言に言っても、

    • 紙の本を読む
    • Kindleで読む
    • オーディオブックで聴く

    と3つの方法を気軽に行き来できるようになりました。

    読書の方法が増えたということはハードルが下がったということだと考えています。

    私の場合、紙の本しか読みで回っていなければ、影響力の武器や7つの習慣は最後まで読み終えることもできなかったのではないかと考えています。再読などしようとすら考えなかったでしょう。そう考えるといい時代になったと常々感じています。

    今日のアクション

    というわけで、本はKindleで購入して、再読したいものはオーディオブックで購入、さらに永久保存版にしたいものは紙の書籍を購入しているため、一冊2000円の本に6000円くらいかかっていることがあります。

    ただ、自分にとってそれが本当に名書なら十分に費用対効果のある投資だと考えているのでさほど気にしていません。どちらかというと積読になるほうがもったいないので。

    お知らせ

    オーディオブック配信サービス「Febe」でPodcast番組「新刊ラジオ」のパーソナリティをされている矢島雅弘さんと読書に関する勉強会を開催します。ブックナビゲーターとしてこれまで1700冊の本を読まれている矢島さんのお話は主宰側である私も楽しみにしています。

    もしご都合がよろしければご参加ください。

    本から学べていますか?エモーショナル×Kindle!一冊からもっと学べるアウトプット読書術勉強会 | eventon(イベントン)
    Kindleとオーディオブックについてもお話します。