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Audibleはじめてみました!ファーストインプレッションで良かったところ

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私はKindleでの読書がメインですが、状況に応じてオーディオブックも利用しています。昨年、Amazonがオーディオブックのストリーミングサービス「Audible」を開始したのは知っていたですが、利用しようと考えつつ、年を越してしまいようやく最近利用を開始しました。

昨年は定額のストリーミング音楽配信が本格的に開始された年ですが、音楽と違いオーディオブックは一冊を読む時間も長く、あれもこれもとそんなには読めないので別にストリーミングでなくてもいいのではと考えていました。

しかし、実際使ってみるとストリーミング配信ならではのメリットをいろいろと感じることができ軽く感動しています。私が特にインパクトを感じている点を紹介します。

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カテゴリの中に再生時間がある

私が感動したのが、本を探すカテゴリの中に再生時間の項目があったことです。再生時間はオーディオブックで本を読む人には結構重要だと考えています。

紙の本をオーディオブックで再生した場合、ながいものだと6時間以上かかるものもありますが、なかなか一気に最後まで聞くことはできないので、何度も分割して聞くことになります。そうすると後半を聞いているころには最初のほうの内容は忘れてしまっています。

紙の本ならば、パラパラとページを戻して確認ということができるのですが、オーディオブックの場合はそうはいきません。なので、移動時間に本を読むときには、行って帰ってくるくらいの時間で読み終わる本を読みたいと感じることはよくあるのです。

Amazonはさすがにこのあたりをわかっているようで、再生時間に応じて本をカテゴリ分けしてくれています。再生時間は1時間程度の本から用意されているので、ちょうど1時間ほど電車に乗る時間があるとわかった段階で、その場で本をダウンロードして聞き始めることができます。

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これは、飛ばし読みがしにくいオーディオブックの弱点を補完するのに最適な提供の仕方と言えます。

再生速度をいつでも変えられる

紙の本は、人によって読む速度にばらつきがあります。ですが、オーディオブックの場合、音声を聞くために同じ本ならばだれば読んでも同じ時間かかってしまいます。これが本読むのが早い人にとっては結構ストレスです。

そこで通常、倍速のファイルが別に用意されていたりするのですが、今度はそれでは早すぎたり、ナレーターの抑揚がわからないために頭に入りにくかったりと悩みの種となっています。

Audibleには再生速度を調整する機能がデフォルトでついていて、自分にあった再生速度を簡単に選ぶことができます。本をオーディオブックで聞く場合、多分にその日の体調にも左右されるので、調子の良いときは倍速で聞き、いまいちなときは通常の速度で聞くといった使い分けが可能となります。

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一時停止した場所が保存されている

私はiPhoneのデフォルトのミュージックアプリでオーディオブックを聞いています。ですが、このミュージックプレイヤーだと、本を読んでいる途中で一時停止して、そのあとに他のアプリを起動していろいろやったあとにに戻ってくると、一時停止した記録が消えて最初に戻っています。

音楽ならこれでいいのですが、オーディオブックはこれではいつまでたっても読み終わりません。本の章立てごとにファイルを分割してダウンロードできたりもするのですが、やはりそれでも途中で読むのをとめてしまうと章の先頭から読まないと行けません。

その点、Audibleはさすがのストリーミング配信。書籍ごとにどこまで読み進めたかがきっちり保存されています。簡単な話なのですが、この機能があることで長編の作品を読むのもかなり負担が減ると感じています。

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今日のアクション

正直なところ、Amazonがオーディオブックの配信サービスを始めると聞いたときには、どうなのかなと感じていました。オーディオブックは、便利な反面、使いにくいと感じる部分もあり、私の活用法は限定されていたからです。

ただ、そのあたりはさすがAmazonで、顧客目線をよくわかっています。これまで、オーディオブックの弱かったところを見事に補完するように仕掛けてきています。今後、作品の点数が増えてくれば新しい読書のスタイルとして定着するかもしれません。

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