photo credit: Celeste via photopin cc
個人的に感情の起伏が激しい(怒りっぽい、気が短い)人がものすごく苦手です。私の中にもそういうところがあるのですが、できるだけ常に平常心を心がけています(もちろん完璧などありえないのですが)。
スポンサーリンク
機嫌の悪さは言いやすい人に出やすい
機嫌が悪いときに自分の感情を包み隠さずぶつける人の傾向として、言いやすい人にとにかくぶつけるというパターンを多く見かけます。自分より立場の弱い人、あまり言い返してこない人に集中的に八つ当たりするのです。
私の経験則ですが、多くの場合言っている本人に自覚はありません。無意識に特的の相手を攻撃していることが多いです。また、機嫌の悪い状態が去ったあとはケロッと忘れているということもよくあります。
本人はそのことに自覚がない訳ですが、当然攻撃された当事者の周囲の人は見ている訳で、確実に言った本人は信頼を失っています。自覚がないうちに信頼度が低下しているというのは恐ろしいことです。
自分の機嫌は見えない窓
ジョハリの窓という考え方があります。他者のとの関係生において自己を定義をするときに以下の4つの様な区分けをする考え方です。
自分が知っている | 自分が知らない | |
自分が知っている | ➀開かれた窓 | ➁見えない窓 |
相手が知らない | ➂隠された窓 | ➃未知の窓 |
いわゆる自己管理能力が高い人というのは➁見えない窓の領域が狭い人になります。一方で自分の機嫌に振り回され突然激昂するようなタイプの人は➁見えない窓の領域が広い人です。
気をつけたいにはいくら➀や➂の領域を自分で磨いているつもりでも➁の領域を自覚していないと相殺あるいは最悪、マイナスの評価を人からされてしまう恐れがあることです。多くの人は他人の欠点ばかりに目がいってしまうのです。
自分の機嫌は相手に振る舞うもの
自己啓発書などに「人に与えなさい」ということがよく書いていますが、実際相手が何を欲しているかなど分からないことのほうが多いです。もし相手が必要としていないものだったら意味がないかもしれません。ですが、
機嫌の良い状態での良好なコミュニケーションを必要としない人はいません。
そう考えると機嫌とは相手に振る舞うべきものであって、決して自分が振り回されるべきものではないと気付きます。もちろん人間なので多少の波はあるにせよ、自覚してコントロールすることが重要なのです。
今日のアクション
私は一人で引きこもっているとどんどん思考が落ちてきて人を非難するほうに行きがちです。幸いなことに人と話し出すと元気になることが多いので、そこまで分かりやすく人を攻撃することはないようです。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
詳しいプロフィールはこちら。