■友人とスマートフォンの話題で
先日、大学の友人とスキーに言ったときに、帰りの車でスマートフォンの話をしました。私の友人はスマートフォンが大好きでして、自分でスマートフォンのアプリを作っているほどです。インターネット上のオフ会にも参加して、他の開発者の人たちとも交友を広げています。アプリ開発の話題を熱心に話してくれます。
実は私もかなりスマートフォンが大好きです。スマートフォンは生活の一部というほど使っています。特に、私の場合はtwitter,mixiなどのソーシャルメディアや、gmailなどのメールクライアント,そのほか興味を持ったアプリを活用するといった感じです。
この二人がスマートフォンについて話をすれば、話が盛り上がるかと思ったのですが、いまいち噛み合わず話が広がりませんでした。話していて気づいたのですが、私の友人は、スマートフォンのアプリを作る立場で話しているのに対して、私はアプリを利用する立場で話ているのです。
■同じモノでも興味の視点が異なる
同じスマートフォンに関する話題でも、友人は作る側、すなわち開発者、私は利用者目線なのです。同じモノを対象にしていても、視点が全く異なります。これは、日常のあらゆる場所に言えることなのではないでしょうか。同じお笑い芸人さんが好きでも、ネタそのものが好きな場合とその人のキャラそのものが好きな場合とか、競馬が好きなのだけれども、馬そのものが好きな場合と競馬をギャンブルとして好きな場合など、いろいろ考えられます。そして、このことは、コミュニケーションギャップにつながるのではないかと考えるのです。
■まずは自分の視点を知ることから
人は気づかないうちに物事に自分のフィルタをかけて考えてしまいます。コミュニケーションをとる中で、このフィルタのギャップが大きいほど、ミスコミュニケーションにつながります。コミュニケーションのギャップを発生を少なくするには、自分が物事をどういう視点でとらえているかを自覚する必要があります。最初のスマートフォンの話でならば、いかに使い倒すかの視点で友人と話していたのです。そして、この視点の中に自分の興味関心や思考の癖が潜んでいます。この部分を探っていくことで、自分のリソースやブランディングにつなげていけるのではと考えています。
■今日のまとめ
自分の視点に気づこう。それが自分のリソースを引き出すことにつながる。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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