Tag: 読書

  • マルチプレイヤーで活躍するために、自分の時間を上手に使う処方箋

    マルチプレイヤーで活躍するために、自分の時間を上手に使う処方箋

    photo credit: jessica wilson {jek in the box} via photopin cc

     

    ToDo管理はわりと得意なほうなのですが、タスク管理はなかなか自分のやり方ができません。気分にムラっけがあるので、作業に必要以上に時間かかったり、またその逆もよくあります。

    いろいろとやりたいことはあるのに、気付くと何も手をつけておらずToDoをみるのがいやになるということがよくあります。

     

    会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術  5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える! (impress QuickBooks)

     

     

    著者の濱中さんは、会社員をしながら、セミナーやイベント運営、さらに子育てまでしているスーパー会社員で、タスク管理の達人としても一部の界隈では有名人です。どうしたらそういうマルチプレイヤーになれるのか興味があって購入しました。

     

    自分が使える時間ってどのくらいあるの?

     

    原因は、自分が自由に使える時間をきちんと把握できていないことにありました。例えば、当時の私は1日のうちでメールをチェックし、返信をしている時間が少なくとも30分はありました。また、トイレに行ったり、小休憩したりする時間が1日のうち30分ありました。そして、誰かに話しかけられたり、仕事を頼まれたりする時間が2時間ほどありました。ということは、7時間30分の労働時間のうち、私が自由に使える時間は、実質4時間程度しかなかったのです。

     

    私自身が自分が使える時間を強く意識し出したのはブログを始めてからです。ブログをコンスタントに更新するのは、自分のプライベートの時間からまとまった時間を捻出する必要がある訳ですが、ブログを始める前はほとんどそういうことを意識していませんでした。

    仕事が忙しいときにあらかじめ残業することを前提で頭の中でスケジュールを組み立てることはざらでした。私に限らず、日本では多くの人がそういう考え方をしている節がありますが、ブログを書くようになってそういうのは思考の悪癖だと感じるようになったのです。

    これはもちろん仕事の優先順位が高いという部分もあるのですが、私の場合本音として、

     

    家に帰ってもそんなにやることない

     

    と考えていた節があります。この心理が自分の自由な時間の管理は雑でいいという発想につながっていました。ブログを始めるにあたり、必要な作業時間を正確に把握して、不要な残業は悪というマインドセットを強く持つようにしました。

     

    ルールを作れば時間は圧縮できる

     

    「プロジェクトノート」の分類決めが、片付け清掃における「モノの置き場所を決めること」だとすれば、レビューは「掃除・収納」です。モノの収納場所が決まっていても、きちんと収納を行わなければ家は雑然としてしまいます。

     

    仕事の現場でトラブルが発生した場合に、犯人捜しをして特定の人を責めるというケースをたまに見かけます。ですが、余程当事者が悪意を持っていない限り客観的に見て、

     

    そういうトラブルが起きた場合の運用ルールを決めていないことに問題がある

     

    のではと感じることがあります。つまりトラブルを防止する仕組みがないということです。

    部屋の整理ができてない人の大半はモノの置き場が決まっていないそうです。情報、仕事においては作業手順などがこれにあたります。そもそも作業手順を決め、資料を作りどこを参照すれば良いかが明確になっていれば、多くの問題が防げるし、時間も効率的に使えます。

    ところが、作業手順を決めたり、資料を作り、参照先を決めるという行為は最初の段階では時間的にかなりのオーバーヘッドになってしまいます。トータルで見れば時間短縮できることでも、スタートの段階で手間なため省略されてしまうことが多いのです。

    結果トラブルが発生した際に犯人捜しをしてしまうという事象が発生してしまいます。

    まず最初の手順を決める。これを徹底したいです。

     

    行動記録は手書きから

     

    これまで自分のセミナー等で何人かの人に行動記録をとることを勧めてきましたが、手書きから始めた人ほど定着率が高かったようです。実際に、「新しいツールを使うと記録をとることを忘れてしまうので、やはり手書きから始めた」とおっしゃっていた方は何人もいました。

     

    この一文は、私にとって目から鱗でした。

     

    私がタスク管理がうまくできない理由が作業記録を取るのが苦手ということがあります。これまでiphoneで様々なツールを試したのですが、どれもいまいちしっくり来ません。タスク管理を実践している方々と知り合ったときに、ほとんどの方がiphoneでなんらかのアプリを利用していたので私もかぶれていろいろ試してみたのですが、どうにも定着していません。

    結局慣れていないのに、デジタルツールから入ろうとした当たりで失敗しているようです。ほぼ日手帳のウィークリーリフィルに手書きで記録するところから試してみることにします。

     

    今日のアクション

     

    濱中さんの場合、仕事、イベントの主宰のほかに子育てというビックプロジェクトを抱えているのがすごいところです。子育ては経験がないのでわからないですが、それもタスク管理に取り入れているのはスゴいです。

    ただ、会社員、セミナー講師、父親というマルチな視点で書かれている分、様々な人が自分のライフスタイルに取り入れ易い部分を見つけられるという点で良書と言える一冊です。

     

  • みんな同じというのは病だと思う

    みんな同じというのは病だと思う

    photo credit: John-Morgan via photopin cc

     

    コモディティ。

    日本の社会全体を見渡した時にコモディティ化した人を求めているとしか考えられないことがよくあります。教育、企業、その他世の中のあらゆる場面で標準化から外れた人間はいらないという風潮をかんじるのです。

    一方で、マスコミを始め、様々な媒体で実力主義、個性を重視しましょうといっていますが、社会経験を踏まえていうとそういう人が必要とされる場は、日本の社会においてごくわずかです。

    没個性な人間がたくさん欲しいのに個性が必要だとアピールする、何というかこういう状況を見ていると世の中の本音と建前が逆転してしまっているように感じてしまいます。

    世の中の大半の組織と呼ばれるところでは、その業種の標準的なスキルを持った(低すぎるのは困るがオーバースペックもこまる)、コミニケーション能力の高い人(空気が読めて自己主張をしない人)が求められています。これはいわゆるコモディティです。

     

    自分を愛する力 (講談社現代新書)

     

    著者の乙武洋匡氏は五体不満足で脚光を浴びた、ベストセラー作家であり、重度の障害を抱えながらもフリーランスとして独自の働き方をされているコモディティとは正反対の方です。

     

    教師としての3年間

     

    本書を読んで始めて知ったのですが、乙武氏は、二十代の後半に杉並区の教育として三年間勤務されていたそうです。

     

    僕が思っている以上に、学校とは「横ならび」を意識しなければならない組織だった。右を見て、左を見て、ほかのクラスと足なみをそろえて、ようやく前に進める。いや、それをしなければ、前に進めないような職場だったのだ。  もちろん、そうした風土のほうが仕事をしやすいという人もいるだろう。だが、大学を卒業してからは七年間、フリーランスという立場で、すべての判断を自分の責任においてみずから下すという仕事の進め方をしてきた僕にとっては、それが窮屈で仕方なかった。正直にいえば、そこに独創性は求められていなかったのだ。

     

    乙武氏には自身の生い立ちから教育に対する独自の考え方があり、子供達の自己肯定感を育てるため、様々な取り組みを行っていきます。ですが、イレギュラーを嫌う教職員も多く、本書ではその葛藤が描かれています。

     

    ゆとり教育は悪か

     

    私より少し下の世代からゆとり世代と一括にされ、教育カリキュラムの犠牲者のような扱いを受けています。

    私は個人的にゆとり教育の理念そのものは、大きく間違っておらず、具体的なカリキュラムに落としこむ段階や制度の運用、あるいはゆとり教育というネーミング自体に問題があったのではと考えています。

    ゆとり教育の問題点は知識量の低下による学力低下といわれています。ですが、私は知識の詰め込みとゆとり教育が対立する概念だったとは考えていません。

    教育の専門家ではないので、間違っているかもしれないですが、ゆとり教育とは脱コモディティ化教育、自己管理教育であり、自分でゆとりを生み出すための教育だったと考えています。必要な知識はきちんと習得した上で、自分の時間をどう使い、意志決定力をどうつけていくのか。それが重要だったように感じています。

     

    自分の人生の正解は自分で見つけるしかない

     

    僕らは、授業で「これが正解だ」と教えられ、それを必死になって記憶してきた。そして、テストという場でいかにその記憶を正確に取りだすことができるかを問われてきた。記憶が正しければ正しいほど、いい点数が取れた。それを勉強だと思いこんできた。  ところが、社会に出てみて、愕然とする。「正解」や「模範解答」が存在する問題などほとんどない。どれもが「自分なりの答え」が求められることばかり。だからこそ、僕らは社会に出て、「あなたなら、どうしますか?」と問われたときに、「いったい、どうしたらいいのだろう……」と、戸惑い、凍りついてしまうのだ。無理もない。そんな練習は、家庭でも、学校でも、ほとんど積んでこなかったのだから。

     

    少なくとも自分の人生の正解は自分で見つけるしかありません。少し昔なら、職場で定年まで勤め上げ、子供を育て、安らかな老後を送るというようなロールモデルが存在していました。

    みんなと同じ人生を送ることが幸せになる方法ではなくなりつつあるのです。

    冒頭にコモディティという言葉を使いましたが、職能的な部分だけでなく、生き方までコモディティになってしまったら、本当につならないと最近考えています。

     

    今日のアクション

     

    教育に関する本というのをここ何年も読んでいなかったのですが、久しぶりに読んで熱い気持ちになりました。著者の子供達への愛情がつまった一冊です。

     

  • 今年の夏は暑いですがビールはおいしいですね 週記2013/8/11~2013/8/17

    今年の夏は暑いですがビールはおいしいですね 週記2013/8/11~2013/8/17

     

    今年は本当に暑いです。猛暑日が続いています。ですが暑い分ビールもうまい。という訳で芝公園で開催されているオクトーバーフェストに行ってきました。

     

    20130817120831

     

    暑い日の野外でのビールは格別でした。

     

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    ちなみにブログそのものでは、基本飯ログ系の話は扱っていないので、代わりにmiilを利用してみることにいました。もしこのブログを見て頂いている私の知り合いの方がおられましたらフォローして頂けるとうれしいです。

     

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    今週のエントリ振り替えり

     

    ショートスリーパーだと言われてとまどっている件 | モンハコ
    まだピンと来てません。

    ショートスリーパーだと言われるとものすごく得した気になるのですが、結局起きている時間の生産性が高くないと意味がないので、どうなのかなと考えてしまいます。まだいまいちピンと来ません。

     

    今週の体調管理

     

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    水曜日の夜に9時に寝入ってしまい、翌朝4時に起きるというイレギュラーな状態になりました。朝早く起きれていろいろやれるのはいいのですが、すでに昼くらいから集中力が低下して感じになってきました。私の周りには早起き派の人が多いのですが、過度の早起きもどうかと思う次第です。

     

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    今週から瞑想も復活。15分ワンセットで少しずつやっていきます。

     

    気になっている本

     

    五体不満足で有名になった乙武洋匡さんが、自分の親、子供、教師として3年間働いた経験を元に書かれている本です。自己肯定感をはぐくむためにどうすればいいか。参考になる本です。

     

    今日のアクション

     

    確かにビールをおしかったですが、気をつけないと本当に熱中症になりかねない、そんな日でした。水分補給は怠らないようにしたいです。

  • 訳書を読むのにKindleが適している理由

    訳書を読むのにKindleが適している理由

    photo credit: Dave Heuts via photopin cc

     

    いわゆるビジネス書の中でも英語の本を和訳した本には、コンパクトに優れた情報が含まれていることが多いです。ですが、訳書は

     

    分厚くて難しい

     

    ものが多いです。私の場合、自宅で時間のとれるときに訳書を読んでも、眠たくなって頭に入りません。この問題を解決するには読みたい本をkindleに入れて、隙間時間にちまちま読み進めることをお勧めします。

     

    翻訳書は読むために時間がかかる

     

    日本語の普通のビジネス書ですと、ある程度読み慣れているジャンルの本なら要点をかいつまんで読むことで30~1時間もあれば、さらっと読めてしまうものが多いです。ですが、訳書はそうはいきません。一行一行丁寧に読んで、理解していくと膨大な時間と集中力を要します。

    通常人間の集中力はそこまで持続しません。つまり時間を掛けてじっくり読むより、隙間時間に少しずつ読み進めていくほうが、訳書の場合向いているのです。

     

    翻訳書は重たい

     

    ただこれだけだと、常に本を持ち歩いていればいいのではと突っ込まそうなのですが、もう一つ大きな問題があります。

    いわゆる名書といわれるほとんどの翻訳書は厚くて重たいのです。

    モノによっては鈍器になりかねないくらいです。それでも持ち運びが苦にならない人は良いのでしょうが私の場合はとても無理です。

     

    Kindleなら時間と重さの制約を外せる

     

    こう考えると、Kindleと翻訳書はものすごく相性がいいことがわかります。Kindleに翻訳書を入れて持ち運べば、朝の通勤時間に30分、帰りの通勤時間で30分、自宅でお風呂に入りながら15分と確実に一日の中で読書の時間を確保することができます。

    しかもKindleならiphone, Androidいずれの端末かをもっていれば、読むことができるので、本を持ち運ぶ不便さもありません。

     

    今日のアクション

     

    実は読みたい翻訳書が何冊かあるのですが、Kindleになっていないとい理由で購入を控えています。kindleで隙間時間に読む分には読書がものすごく捗るのですが、家で分厚い本を広げたとたんに眠気がおそってきて頭に入らなくなります。これこれで困ったものです。

  • 振り返ると心境の変化を感じる 週記2013/7/20~2013/7/27

    振り返ると心境の変化を感じる 週記2013/7/20~2013/7/27

    photo credit: Skley via photopin cc

     

    普段日記やブログを書いているもののなかなか見返すということが苦手です。ですが、落ち込んだり、うまくいかなかったことがあるときに去年の今ごろ自分は何をしていたのか、考えていたのかを記録を見返してみると心境の変化やなにげなく書いていたことを気付かないうちに実現していて驚くことがあります。

    日々の生活の中で不毛だなと感じる瞬間は誰にでもあるものかもしれませんが、記録を見返すことで少しずつでも自分の生活に変化があるのだと実感でき、気力がわいてきます。

     

    今週のエントリ振り替えり

     

    Kindleで本を買うときの唯一の注意点 | モンハコ
    実体験です。

    このところ、どれだけ好きなんだ!というくらいKindleの話題が多いです。それくらい自分の生活に浸透しているということです。

     

    今週の体調管理

     

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    土曜日の朝の早起きに挑戦と考えてみたのですが見事に失敗してしまいました。やはり日々の習慣は簡単には直りません。。。

     

    気になっている本

     

    先日ラテラルシンキングという考え方を初めて知ったのですが、どうも世間一般的にはロジカルシンキング、ラテラルシンキング、そしてクリティカルシンキングはセットで語られることが多いようです。自分はモノを知らないと痛感しました。

     

    今日のアクション

     

    ソリューションフォーカスのような視点を変えるとか、思考発想法など、思考のフレームワークの話は大好きです。良書はないか探してみます。

  • 働き本と心理学書の読者の悩みは同じかもしれない

    働き本と心理学書の読者の悩みは同じかもしれない

    photo credit: Stuck in Customs via photopin cc

     

    ここのところ、働き方に関する本は枚挙に暇がありません。本当に多くの著者の方がこれからの働き方に関する本を出されています。

     

    私個人は苦手意識もあり、また個人的に興味のある分野でもあるので心理学やコミュニケーションにまつわる本はよく読みます。ただ、ある程度読み慣れてくると、どの本も大体スルーしていると感じる部分もあります。

    私が知る限りですが、ほとんどのコミュニケーションに関する心理学書は

     

    お互いの立場が対等な場合に如何に良好な関係を構築するか

     

    について書かれており、

     

    直接的かつ明確に上下関係があり、利害関係がある場合

     

    についてはあまり書かれていません。そんな問題の根本的な解決方法があるはずもないですよね。

    なんというか現代は、こういう場合において問題を発生しているケースのほうが多く、悩んでいる人が多いのだなと感じることが多くなってきました。

    心理学やコミュニケーションのスキルについて、ある程度勉強してくると返って自分と改善できる部分とできない部分の境界線がはっきりしてきます。極端なところまで範囲を広げると景気や時代背景、世代間ギャップの問題が浮き彫りになってきます。

    コミュニケーションを勉強すればするほど、コミュニケーションでは解決できない問題も見えてくるという矛盾です。もちろん、これらの勉強をしない状態では問題の切り分け、自分自身の改善点というのも見えてこないのでコミュニケーションや心理学を知ることは価値にあることなのですが、それだけでは駄目だとなってしまうのです。

    こういう人達が次に読み始めるのがいわゆる働き本なのかなと最近思い始めました。まぁこれは全く数字的な裏付けもなく、私の個人的見解だったりするのですが。

  • Kindleで本を買うときの唯一の注意点

    Kindleで本を買うときの唯一の注意点

    photo credit: elod beregszaszi via photopin cc

     

    日頃から再三に渡りKindleが素晴らしいというエントリを書いているのですが、完璧なものはないのでKindleにも短所はあります。私が特に最近気になり始めたのが、

    買うときに本の厚さが分からない

    ということです。

     

    本の分量と値段は比例しない

     

    Kindleの書籍の価格設定はわかりにくいところがあり、キャンペーンで人気の本が格安で売り出されていたかと思うと、何年も前に出た普通の本が定価のままで売られていたりします。

    書籍の価値というのは本人が欲するかどうかで大きく変動するのでテストマーケティングをしているのかとも考えますが、とりあえず価格の基準は読めません。

    最近では訳書や名書といわれる本もKindle化されています。往々にしてこの手も本は内容も濃く、本を分厚いです。すべて読み終えるにはそれなりに気合いが必要になります。値段が手頃なので軽い気持ちで購入して、打ちのめされないよう注意が必要になります。

     

    ページ数は事前確認する

     

    Kindleで本を買う際に、それがどの程度分量を判定する指標としては、ページ数があります。一般的なビジネス書なら300ページを越えたあたりからボリュームのある本だと私は考えています。

    例えばこちらの小飼弾さんの本では、ページ数が表示されています。

     

    image

     

    私の感覚ですが日本の著者のビジネス書でこの厚さならわりとスラスラ読めそうです。

     

    image

     

    一方こちらも割と有名な本ですが、訳書であり300ページオーバーです。実際の書店でならんでいるところを確認しましたが、私的には結構ボリュームがありました。

     

    終わりの見えない感覚は結構疲れる

     

    Kindleを利用し始めたころはページ数はあまり意識せず、買っていたのですが、自分の手に負える分量を越えた本を読み出すと正直疲れます。終わりがどこなのかが、物理的に分かりづらいので、読んだという達成感がなかなか得られないのです。

    今は自分の電子書籍を読む感覚を把握し、ページ数を確認した上で読んでいますが最初はかなりとまどいます。紙の本を読むほうが電子書籍を読みことに抵抗がある理由はこのあたりも大きいのだと感じています。

     

    今日のアクション

     

    それでもKindleは大変便利です。忙しいビジネスマンが隙間時間を有効に活用して本を読むには最強のツールです。まだKindleを活用されてないかたは是非。

     

  • 言葉による自傷行為が一番怖い

    言葉による自傷行為が一番怖い

    photo credit: Greg Gladman via photopin cc

     

    普段使っている言葉に人間は想像以上に自分の感情を支配されています。英会話をして英語で話している時は自分が別人格のようになるという人の話を何人も知っています。日常で話している、あるいは思考に使用している言語が自分自身をしばっているのです。ネガティブな言葉を多用することはある意味言葉で自分を傷つける行為だと考えています。

    前向きな言葉を使えば何でもうまくいく訳ではないですが、ネガティブな言語表現を多用しすぎることで自分のパフォーマンスを下げてしまった経験が私は何度もあります。

     

    朝の名言インストール 今日のやる気をチャージする (hope books)

     

    夜の名言インストール 一日の脳をリセットする (hope books)

     

     

    日常から自分を奮起する言葉を沢山持っておくことは、思考の柔軟性とここ一番での気力を担保することでもあるのです。

     

    名言なんて1円にもならない

     

    人昔前の私は自分が思考や発言をする際の言葉の影響力というものにものすごく無頓着でした。

     

    偉人のいい言葉なんて知ってても1円にもならないしなんの役にも立たないよ。どうぜ知識を仕入れるならもうちょっと具体的に役に立ってお金になるものがいいに決まっている

     

    だいたいこんな感じでものごとを考えていたのです。ところがこういう考え方を習慣として身にけているうちに自分の思考の幅や決断力が恐ろしく狭まっていることに気付きました。

    本書のタイトルは名言インストールとなっていますが、このときの私の状態はパソコンに置き換えるとこんな感じになります。

     

    パソコンのオペレーティングシステムなんてバージョンアップしてもできることそんなに変わらないよ。具体的な機能を追加できるアプリケーションをどんどん入れたほうがいいに決まってる

     

    普段使っている言葉は、自分の思考のオペレーティングシステムです。いくら新しいアプリケーションを追加してしてもオペレーティングシステムが性能が低ければ、システムのパフォーマンスは上がりません。

     

    自分に再起動をかける

     

    自分で無自覚にネガティブな発言を多用しているとどんどん思考がマイナスのほうへ流れていき、結果パフォーマンスもじわじわと低下していきます。パソコンなら再起動すればいいですが、人間はそうはいきません。ネガティブな言葉を自分に投げかけてパフォーマンスを低下させるのは言葉による自傷行為だと考えています。

    再起動をするには、自覚して徐々に軌道修正するための言葉をたくさんインストールしておくほうがよいのです。それでも人間の場合リカバリーするまでに時間がかかります。

    身体のメンテナンスと同様にマインドのメンテナンスも必要なのです。

     

    そのとき人はかまってくれない

     

    人の言動をじっくり伺っていてもわかるのですが、ネガティブな発言が常習化している人の周りにポジティブな言動をしている人は集まってきません。これはそういう他人がいるともの凄く当然のことに感じるのですが、自分がそう言われるとまるでスピリチュアルなことを言われているように違和感を感じてしまい、全くそれを受け入れる気になりません。

    なので、基本マイナス思考の人にアドバイスする人は少数です。本音を言えば、そんな人に誰も関わり合いになりたくないのです。

    だからこそ普段からリカバリできるように自分を奮起する言葉を蓄積しておく必要があるのです。

     

    今日のアクション

     

    名言を自分に言い聞かせれば、全てがうまくいく訳ではありません。た だしセルフイメージや自分のパフォーマンスには決定的に違いがでます。その違いはひいてはここ一番の勝負強さになってしまうでしょう。きちんと自分の思考をメンテナンスするために名言のインストールをおすすめします。

     

     

  • ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ

    ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ

    photo credit: woodleywonderworks via photopin cc

     

    いつの頃だったからは忘れてしまったのですが、大人になり社会に出てから気付くとロジカルシンキングはもの凄く大事なことであると考えるようになっていました。理屈が通らないものはおかしい、不公平である、納得できないと考えるようになっていのです。

    ですが、世の中の大発見の殆どは偶然見つかったものであり、意図して見つかったわけではありません。数学的大発見ですら、きっかけは全然関係ないものから着想を得たということも多いです。

     

    ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

     

     

    ロジカルシンキングは特定の条件のもと仮説を証明するだけのものであり、新しい発想や着想には結びつきません。私は最近ラテラルシンキングという言葉を知りました。

     

    Suicaの自動改札機は長い

     

    相互乗り入れによる複雑な運賃計算を踏まえて処理すると、どうしても計算時間がながくなってしまうのです。

     

    首都圏の交通機のICカードシステムは2001年から運用を開始し、年をおうごとに仕組みが複雑化しています。近年では交通機関だけでなく、コンビニなど物販でも利用されています。私も利用ができるようになったころ、これだけ複雑な計算をどういう仕組みでスムーズに回しているか不思議でした。やはり、計算が複雑な分処理時間をどう乗り越えるかという課題があったようです。

     

    自動改札機を長くした。

    これが問題の解決策でした。

     

    論理的に物事を考える癖がつきすぎてしまうと柔軟な発想ができません。システムに詳しい人間ならハードウェアを増強するというところを最終的な落としどころにしてしまいそうです。ですが、実際には人の歩く時間を長くするという発想で乗り越えていたのです。

    この発想は先入観があるとまずできません。

     

    No2でもいい

     

    いち一時期「2位ではだめなんですか?」という言葉が流行りました。あの発言の是非はおいておくとして、分野にもよると思うのですが、個人的にはなんでも一番を目指すという発想は思考の幅を狭めてしまいそうな気がします。ほとんどの人は一番にはなれません。

     

    われわれは業界ナンバー2です。

    でも決して「かわいそうだから」という理由で利用しないでください。

    もしも、スタッフがモタモタしていたり、クルマが汚れていたりしたらわたしたちエイビスを容赦なくつぶしていただいて結構です。

     

    アメリカのレンタカー会社では業界2位のポジションを全面に打ち出し、首位の会社の不満点を吸収することで売り上げをアップしたそうです。

    一位であることに越したことはありませんが、それは今現在有効なだけの指標かもしれません。柔軟な発想をするには一位でないといけないという発想を捨てる必要があるのです。

     

    夕張市のその後

     

    夕張市は日本で唯一、財政破綻した市町村として有名です。一時期はマスメディアにもかなり取り上げられていたのですが、私は個人的にあまり北海道に縁がないのですっかり忘れていました。

    その後、唯一の財政破綻した市長村としてツアーや視察団の受け入れを積極的に行っているそうです。

     

    全国の地方自治体の皆様へ – 夕張市ホームページ
    市長のメッセージです。

    ネガティブなことも最悪期を過ぎれば希少な体験談として重宝されます。この発想もロジカルシンキングからはなかなか出てこないと言えるでしょう。

     

    今日のアクション

     

    ロジカルシンキングはなんらかの仮説に基づいて考えられていることが多いです。論理的だと考えていることがただの思い込みではないか見直してみると良いかもしれません。

     

  • 心を上手に操作する方法

    心を上手に操作する方法

    photo credit: Michele Catania via photopin cc

     

    頭ではわかっているが心がついてこない。

     

    私は小心者なのでこういうことにいつも頭を悩まされています。理屈で理解できることと、それを行動に移せる気持ちの状態にもっていくには大きなギャップがあります。

    自分の気持ちを少しでもコントロールできたら、そう考える人は多いはずです。

     

    心を上手に操作する方法

     

    催眠術というと予備知識が無ければ何かとても怪しいもの聞こえてしまいます。ですが、実際は科学的な根拠のあるものであり、正しく活用することで円滑なコミュニケーションやセルフマネジメントの一部として活用できます。

     

    自分でするのが瞑想、他人からしてもらうのが催眠

     

    催眠状態では特に、感覚麻痺、完全麻痺、筋肉の硬直、血管運動の変化などを生じたり、またこのような症状が抑えられたりする」  重要なのは、催眠術師の手によってこの状態になることもあるが、自分でもそういう状態になれるという点だ。ただし後者の場合は、「催眠」ではなく「瞑想」と呼ばれる。  僕が「催眠」というテーマにこれだけ注目して本書で取り上げている理由は、この定義の中にある。この状態にあると、僕たちは暗示にかかりやすくなっているのだ。

     

    私の周りには、瞑想を実践している方が多く、その効果は脳の疲れを軽減したり、気持ちに安定感を生み出したりする効果があると言われています。

    実のところ、私も実践してみてはいるのですが、なかなか頭の中を空っぽにするという行為は難しいと感じています。どうしても目をつむって呼吸を整えていても、いろんなことを考えてしまいがちです。

    催眠とは、瞑想により深いリラックス状態を人に誘導してもらうことだと本書で初めて理解しました。催眠は悪用する人もいろようですが、きちんとした心理療法として活用もされているのです。

     

    人間の脳は夢想と現実を区別できない

     

    僕たちの思考は、僕たちが物事をどう感じ取るかについて、決定的な影響力をもつ。ある決断をしたことにより、将来が直接的に変わるわけではない。むしろ、決断したあとのあなたが、何を考えてどんな行動をとるかで、その後に何が起きるかが変わってくる。  そう、きわめて主観的に。

    (中略)

    メンタル・トレーニングという言葉があるが、この象徴的な現実に関連して言うと、 自分を快適な状態に置き、こうありたいという特定の状況について夢想することだ。必要に応じて、自分がイメージしやすいように夢を形づくる。ほかの現実から、自分の望み通りにつくれる象徴的な現実に、意識を切り替えるのだ。

    (中略)

    望むことを考えよう。思考の中では、想像さえすれば何でもできるし、何にでもなれる。地球上のどの場所でも、いや宇宙でも、魅力を感じる場所を即座に夢想できる。

     

    優柔不断で物事を決める力が弱いと常々感じています。ですが重要な決断をしたとしても、そのあとも人生の選択は続いていきます。

    私の場合、あの時こうしておけば、ああしておけばと考えてしまいがちです。

     

    脳は現実とイメージの違いを識別できません。

     

    実現したいことは、頭の中でイメージすることが重要なのです。

    もしそれでもイメージしにくい場合は、すでにそれを実現している人に会いにいってみるのが簡単な方法の一つだと私は考えています。人は想像以上に自分の周りから影響を受けています。

    すでに実践できている人に会うことで、

     

    ひょっとしたら自分でも大丈夫かも

     

    とイメージできるようになるのです。

     

    夢も不安も書き出す

     

    書くという行為は試験を前に不安な人にも有効だそうだ。この記事では『サイエンス』誌に掲載された「心理学──試験への不安を克服する、最近の研究」が紹介されており、目前に迫った試験への不安を抱える人が、短時間でも不安について書くことで、不安を取り除けるという。

     

    考えていることを書き出すということは想像以上に効果のあることです。

    そもそも人は多くの場合、自分の感情を把握していません。

    いつもイライラしているなら、イライラの原因は何かを書き出してみたほうが良いです。目の前で起こっていることにイライラしているようで、実は肩こりが根本的な原因だったなどということは日常生活でよくあることです。

    ブログなどを通じ定期的な情報発信を行うことで、自分の思考を整理することができます。書き出すということはそれだけで価値のあることなのです。

     

    今日のアクション

     

    本書には、自分の心を操作する方法に加え、人とのコミュニケーションにおいて人の心を操作する方法も書かれています。利用する方法を誤ると危ない本です。ですが、コミュニケーションの分析をする上ではとても参考になる一冊です。