自分の文章にはセンスがない。
ブログを書いていると時々感じる感覚。もっと人を引きつけるような文章のセンスを身につけることができたらと考えます。センスとはそもそも何なのか、どうすれば身につくのか。悶々としている状態です。
著者はくまモンをはじめ数多くのヒット商品を手がける水野学氏です。独創的な商品をつくる源泉からセンスあるブログ記事を書くヒントを探ってみます。
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センスが良いとは普通がわかること
普通に日本語の文章が書ければ、ブログはかける。私はそういう風に考えていました。ところが実際にはこの普通という言葉がやっかいです。私が普通だと考えていることは、世の中の平均より下かもしれないし、上かもしれないのです。
実際、ブログを書き始めた当初の普通と2年経過した今の普通の文章はかなり違います。この間に、いろいろな本やブログを読むことで、人の興味を引きつける文章の書き方、ブログならでは表現のポイント、Webならでは制約などを知識として吸収してきました。
知ってしまっている今なら何でもないことですが、これらのことは、以前の私には普通のことではないのです。二年間かけて自分の普通のレベルが変わってきているのです。
「誰でも見たことがあるもの」という知識を蓄える
ネットの世界では「釣り」という言葉が良く使われます。釣りとは、人の関心を煽るようなブログの記事のタイトルを検索結果に表示させて、クリックを誘うことです。タイトルと内容が一致していれば問題ないのですが、そうでない場合に「釣り」と言われます。
このいわゆる釣りタイトルは、見慣れている人からすればいかにもという感じで、すぐに分かるのですが、普段インターネットから距離を置いている人にはなかなかわかりません。わかる人とわからない人の唯一の差は、インターネット上の記事を読み慣れているかどうかだけです。
結局のところ、よくあるパターンのブログ記事の書き方を知識として持っているかが重要なのです。
「感覚的のこれがいいと思うんです」は禁句
なんとなく、このブログが好きというのはいいことですが、それだけではもったいないです。そのブログ、どういうところがどう好きかを具体的にいえると、あこがれている人の良いところを自分のブログに取り入れることができます。
ブログは特に多くの場合、文字情報なのでほとんどの場合、好きな理由を言語で説明できるはずです。
今日のアクション
味音痴な人に美味しいものは作れないのと同じことで、目が肥えていないと良い文章もかけないです。良質なインプットを増やすことで、あるときに臨界点を超えて、独創的な作品が生まれるものだと考えています。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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