問題の8割はコミュニケーション

だいたいの問題はコミュニケーション不足で起きている。コミュニケーションTips、ライフハック、Kindle、WordPress…etc

情報の価値を決める二つの軸

■情報収集に困る
日々の生活の中で情報収集ってどうしていますか?ニュースサイトを見たり、RSSリーダーから記事を拾ったりといろいろ自分のやり方があると思います。
現代は情報過多の時代です。積極的に情報を取りにいけばいくらでも情報が見つかります。
自分は長年情報の価値を決める尺度として、鮮度を気にしていました。いかに最新の情報であるかです。
しかし、昨日のNo Second Lifeの立花岳氏さんのエントリーを見て、ハッとさせられたました。

毎日のRSS巡回が楽しくて仕方がない。
100万PVのプロブロガーのエントリーも1日30PVのお友達のエントリーも「読みたい」に変わりはないんだなあと実感する日々。

なるほどなぁと思いました。自分の判断基準もこれに近いと感じました。読みたいエントリーというのは、自分にとって温度を感じられる情報なのだなと。
■情報の判断軸は鮮度と温度
少し前までの自分を振り返ると情報の価値基準を鮮度ばかりに追いかけていた気がします。当時、自分の生活には人のブログを読みにいくという習慣がありませんでした。RSSリーダーで登録している情報も自然とニュース系サイトのものばかりでした。このような、情報は確かに鮮度があります。日々新しい情報が奔流のように流れてきます。
でも、流されるだけって状態になってしまうのです。多くの情報の中で本当に自分にとって必要な情報はわずかであとはほとんどいらない情報ばかりです。中には不安な気持ちを助長するような記事も少なくありません。しかも、ニュース系サイトの場合、発信者の顔が見えないことが多いです。私はインプット過多で気分が悪くなってしまいました。
一方のブログは、匿名であれ書き手の人柄が表れるメディアです。イベントなどで一緒になった人ならなおのことです。こういう記事が読んでいて楽しいのです。自分にとって温度を感じられる記事。これが重要なのです。
■ブログを読むようになってから変化した私の生活
人のブログを多く読むようななったきっかけは東日本大震災でした。地震で不安な気持ちに襲われる中、マスメディアでは報じない、体験や記録、受け止め方がブログにはつづられていました。そこに人の温度というものを感じたのです。そこから少しずつブログに興味を持つようになりました。ブログで重視されるのは、その人の体験、考えです。ここがマスメディアと決定的に違いますし、情報の温度が価値を持つ意味になります。書き手と意見が違ったとしても、それはその人の考えだと思えば、コミュニケーションが成立するのです。ニュースサイトのようにはじめから正論だと思って読まない分、情報に振り回されることも少なくなりました。
そして、今の大きな変化は書き手に回りたいという意識が生まれたことです。人の記事を読むだけでなく、自分も書き手になりたいと今年からいろんな取り組みをしています。ブログ記事の価値というのは結局その人の温度、言い換えれば信頼感で決まってしまうものだなと自分が書き始めて改めて感じるようになってきました。
■今日のまとめ
私も温度感のある情報を日々ブログで発信していきたいです。すぐにはできなかもしれないですが、あこがれのブロガーさんに追いつくこと目指します。

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