「心が折れそうになる」とは、最近日常生活でもよく使われる言葉です。ですが、本当に困難な状況に出くわした時というのはその言葉さえでてこないものです。私自身も経験があります。
困難な状況にぶつかった時に対処できない大きな理由の一つに自分にルールを課していないということがあります。
「こんなはずじゃない自分」に負けない心理学 (アスカビジネス)
本書は、折れない心を作るための自分の心へのルール作りの仕方が書かれています。
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本当の自分を知るには勇気がいる
本当の自分を知るというのは、実はかなり大変なことです。特にプライドが高かったり、負けず嫌いの人というのはそうではないでしょうか。
実のところ私自身がそうです。自分のは達成しなければけない大きな目標があるとか、人より優れていなければならいという考え方で生きていた時期が随分と長くあります。
ですが、私の場合その本質は、ただの現状から逃げ出したというだけで特に大きな目標はないのだとある時点で気づきました。私は7つの習慣に代表されるような長期的な目標もっていきるいくような生き方ができません。理由は、そこまでした達成したい目標が現時点でないからです。
正直最初は愕然としましたが、以前書評で紹介した「仕事は楽しいかね」を読んでかなり救われたという経験があります。
自分の本心に気づいたら、あとは気楽に生きてみるのがいいのだと考えています。人生は毎日がコイントスなのです。
もし、自分の本当の欲求がなかなかわからないという方がいたら、私はブログを書いてみることをお勧めします。ある一定以上の量を書けばいやがおうにも自分と向き合うことになるからです。
実力の伴わないところにたった白羽の矢は、チャンスにはならない
ここのところ、もっとも私を一喜一憂させていることはブログのPV数です。
私は現在ブログを毎日更新していますが、ブロガー仲間での間でも、ブログを毎日更新するどうかで議論になっていました。毎日更新することはインプットの質を下げてしまい、結果アウトプットの質を下げてしまうからです。
ですが、結局当面は毎日更新をする方針にしいています。理由はブログを毎日書くうちに書くことへのハードルが下がり、一記事での更新時間が短くなってきているからです。ブログ更新のための各種ツールの扱いも少しずつスムーズになってきています。
結局、自分にまだまだ力がないことの言い訳をしないために毎日更新することにしています。
投げたコインがいつ面白いものを運んでくるかわからないので、準備だけは怠らないようにしたいのです。
優しく輝く時間は微分で記録する。
私の部屋には、高校時代の部活の写真が飾ってあります。このころはいろんな意味で人生が充実しているというのを始めて実感できた時期でした(その後もありますが)。たまに写真を見返すこともあります。写真にはそれだけの力があるのです。
最近、ライフログに興味が出てきていていろいろとやり方を模索しているのはこれが理由です。本書に書かれている時間を微分するという表現はまさにライフログという言葉に適していると考えています。
今のところコンスタントにとれている記録は、読書記録、睡眠記録くらいなのですが、写真などの量ももう少し増やして、Evrnoteに記録していきたいと考えています。
これは私のお世話になっているライフハック心理学の佐々木正悟さん(@nokiba)さんの専門分野ですが、人生を楽しんだから記録するのではなく、記録するから人生は楽しいのです。
参考図書
今日のアクション
自分にルールを課すことは、どちららかと言えば継続してやっていくことが難しいのだと考えています。ですが、自分に課した小さなルールを守ることの繰り返しが大きな力になっていきます。
本書は全体として、女性向けに書かれているようで内容は整然とした心理学書です。学術的な内容にも触れられているので、心理学に興味ある人にもお勧めです。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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