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Kindleでは月替わりで本のセールが行われています。セール本は最大40%くらい割引されて販売されるので、気になる本があれば今がお買い得です。
今回は2016年1月のセール本の中から気になっている本を紹介してみます。
スポンサーリンクマインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える
昨年くらいから注目を浴びることが多くなったマインドフルネスの解説本です。私も生活の中に瞑想を取り入れたいといろいろ試しているところです。
かって宗教的な儀式であった瞑想には、集中力の向上やストレスの軽減といった精神衛生上の効果が様々にあることわかってきました。マインドフルネスとは、瞑想の宗教的な部分を排除し、精神的に効果の期待できる部分のみを抽出したメソッドのことです。
本書ではアメリカの有名企業での事例を中心に紹介しながら、マインドフルネスの効果や今後の展望などについて丁寧に解説されています。
脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する
人間の学習効率はワーキングメモリの活用によって改善することができるそうです。ワーキングメモリを鍛えることで、判断力や集中力がますことがわかってきています。
本書では、ワーキングメモリの発達が人間にもたらす影響や、トレーニングの仕方について纏められています。最近物忘れが激しいと感じたらそれはワーキングメモリが衰えているからかもしれません。マインドワークと併せて、脳を鍛えたい方におすすめです。
思考の整理学
思考の生理学は梅棹忠夫先生の知的生産の技術とならんで、私の中ではバイブルとも言える本です。インターネットが世の中に登場する前に書かれた本ですが、その発想は現在のほうが生きてくのではないかと感じられます。
また、書籍の中には今の社会状況を指賛するような箇所もあり、一読の価値ありの書籍と言えます。
パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門
アンがーマネジメントとは、怒りの感情とうまく付き合う技術のことです。私はどちらかというと自分の感情を表に出すのが苦手なほうで、自分の感情をストレートにさらけ出してくる人は実は少し苦手だったりします。
怒りの感情にまかせて行動していると、いつの間にか周りから敬遠されるばかりでなく、怒りを自分の中にため込んでしまうため、血圧などが上昇して病気になってしまう恐れもあります。怒りに振り回されないためにもアンがーマネジメントは重要だといえるでしょう。
ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方
これからの時代は確実のライフワークが重要になる時代だと感じています。所属する会社がなくなったら、何もできないというような状態をさけ、生きがいを見いだすという意味において参考になりそうな本です。
マンガでわかる! 情報整理術〈超入門〉
昨年、一緒にイベントを開催させて頂いた岡野純さんの本です。情報処理の基本、いわゆるGTD的な考え方についてマンガでまとめた意欲作です。デビットアレンが書いた、いわゆるGTD本に興味はあるけれど、少し難しいと考えている方にはおすすめの本です。
さきほど紹介した、ワーキングメモリの本を組み合わせて読むと面白いかもしれません。
モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術
こちらは情報の整理と切っても切り離せないモノの整理の本です。モノの整理の基本はとにかく持たないこと。いらないモノはすぐ捨てることですね。
モノが減れば、探す時間とストレスが減る。仕事の効率もアップすると言えます。こちらもワーキングメモリ本、情報整理術本と併せて読むと面白ろそうです。
今日のアクション
個人的に、思考と情報、モノの整理の本が出そろった面白い組み合わせのセールだなと感じました。セールは月が変わってしまうと対象の本が変わってしまうので、興味がある本はお早めに。
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電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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