トランプ大統領がいよいよアメリカの大統領に就任しました。これが良い方向にでるか悪い方向にでるか全く予想がつきません。また、それだけでなく、人工知能やVRなどテクノロジーの進歩に加え、国内では働き方の改革や長時間労働の規制など、世の中が大きく変化しようとしていることを感じます。
これから世界がどうなるかは誰にも予想できませんが、それでもある程度の流れを掴むことは重要です。これからの世の中を読み解く上で参考になりそうな書籍をまとめてみます。
スポンサーリンクインターネットの次に来るもの
翻訳前のタイトルは「The Inevitable」。避けられないものという意味です。近年ではIotが話題になっているように、技術革新によってインターネットと我々の関わり方も今後大きく変わってきます。今後、技術の進化が社会にどういうインパクトを与えるかを考察した本です。
物流ビジネス最前線
個人的に向こう10年くらいで、技術革新によりビジネスモデルが激変するだろうと予測しているのが、物流の世界です。
現在の物流は、労働集約産業の代表格のような存在ですが、 自動運転やドローン、さらに人工知能搭載のロボットなどにより、必要な人間の数は劇的に減っていくと考えられます。その意味で現在の状況、課題を知ることは重要だと言えるでしょう。
LIFE SHIFT
限界費用ゼロ社会
日本の社会ではながい間デフレが続いています。ただ、もちろんデフレにはいろんな要因がありますが、本書ではその原因の一つとしてテクノロジーの革新によりモノを生産するコストがどんどん下がっていることを挙げています。
そして、そのコストの低下が続けば、資本主義社会に限界が来るという仮説ももと、コストが限りなくゼロに近づいた社会はどのようになって行くのかを分析しています。実際この本の通りに世の中が変わるとは言えませんが、参考にはとてもなる本です。
人工知能は人間を越えるか
実は私、学生時代の専門が人工知能でして。まぁ、随分昔の話ですが。ただ、その視点でみると今の人工知能は話題先行の気がしています。
一体人工知能とはどういう技術のことを指しているのか。何ができて何ができないのか。そのあたりを本書ではでくるだけわかりやすく書かれています。
わかりやすくと言っても、難しい部分もありますが、今後の世の中で人工知能は大きなキーワードになることはないので本質を掴むという意味でおすすめです。
今日のアクション
今後、技術革新がすすんでいったとき、今ある職業はどんどん機械にとって変わられると言われています。実際そうなるかはわからないのですが、そうなった時に備えて準備はしておく必要があるでしょう。
今回、紹介した本はいずれを向こう10年を読み解く上で参考になる書籍です。興味あるものから手にとってみて下さい。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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