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  • 日々の気づきを行動に変える方法

    日々の気づきを行動に変える方法


    onaeba2011_06 / ajari

    シゴタノ!ブログメディア道場に参加して、一緒に参加されているブログを拝見させて頂きながら、ここのところ自問自答しています。自分のブログって、誰かあるいは人の訳に経つ内容かなぁと考えます。そろそろブログを書くことも生活の一部として定着しつつあるからかもしれません。
    ■シゴタノ!の大橋さんから受けたフィードバック
    シゴタノ!ブログメディア道場で私の3月19日に書いたエントリーに対するフィードバックを頂きました。いろいろと考える内容でした。
    具体的には下記3点でした。

    • 今後具体的にどう実践していくまで書かれているとよりよい記事になる。
    • 「これはいい!」「なるほど!」と思っても人は忘れてしまう。日々の計画に組み込まなければ人はやらない。
    • 計画に組み込むには、それが中学生が見てもわかるようなわかりやすい言葉で書いてある必要がある。

    いろいろ考えてしまいました。こう私自身、ブログとしてもう一歩踏み込めないかなぁと考えていた部分に合致するからです。
    ■日記を情報化する
    以前、No Seconnd  Lifeの立花岳氏さんのセミナーに参加させて頂いた際、日記を情報化することで価値が生まれるというお話をされていました。ブログを書かれている方の中には日々のiphoneアプリの活用術なんかをブログにされている方も多くおられます。そういうタイプにブログだと、確かに日記を情報化するってしやすいけど、私の場合、そこまで使い倒している訳ではないし、毎日更新を原則にする時間的にも厳しいしなぁと考えていました。一体日記の情報化ってなんだろう?と。多分のこのあたりがブログが自分のブログがいまいち踏み込めていないと感じる理由なのでしょう。
    ■具体的な行動をしるすことが大切
    仕事をしていて、この人とは仕事がやりやすいとか、この人とはやりにくいと感じる要素の一つに指示の内容が具体的であるということがあります。私のような技術系の仕事をしているとこの部分というのはすごく重要で、具体的であればあるほど作業にかかる時間を見積もりやすいですし、課題点も発見しやすいです。ところが、現場では往々にして、わかっていないことに気づいていない人もたくさんいます。こういう人の典型的な行動パターンは指示内容が具体的でない、あるいは具体的につめようとするとあとは丸投げにするというところです。
    私は実はこのことが日記の情報化とすごく結びつくのではないかと考えるようになってきました。今日あったことに対して、感じたことを書くのは日記です。ですが、具体的に次の行動を書くとそれは読者にとって情報になるのではないかと。日々の小さな問題でもそれに対する具体的な行動を書いていくことが日記の情報化なのだと。
    さて、そう考えたときに今のモンハコブログの改善点ってなんだろうと考えると、この最後の今日のまとめというおわり方、あるいは言葉の使い方なのではないかと考えられます。まとめに入ってしまうと感想文にどうしてもなってしまうからです。そもそも、平日は朝一番で書くことを決めているのはいきまりまとめに入ってどうするよというのがあります。
    そこで、
    今日のまとめを今日のアクションに変更します。
    そもそも、私はブログを通じて、人の背中を押せるような内容にしていきたいなと考えるようになってきました。そのためには、今日のまとめではなく、今日のアクションという言葉がとてもしっくりくるのです。
    ■今日のアクション
    今日のまとめを今日のアクションに変更しました。小さなことですが、言葉の選び方というのはライフハックと同じで、人の行動に大きく影響を与えると私は感じています。今後この部分は小さく自分の行動を変化させていく内容を書いていきます。

  • 初心者が初心者のために書いているブログです

    初心者が初心者のために書いているブログです


    初心者マークを付けたコペンで首都高なう! / Yuryu.

    ■誰のために書くのか
    ビジネスにしろ、ブログにしろ、始める際に必ず問われることの一つに誰のためにやっているのかというのがあります。自分も一応は考えていますが、書きながらの実はあんまりしっくり来ていない部分がありました。はたして、自分のブログを読んで貰えるとしたらどんな人だろう。あるいはどんな人に読んで貰いたいだろうとずっと考えていました。そんなとき、私がいつも拝読しているマインドマップインストラクターの倉橋さんのメルマガに書いてあってこの記事を見て、なるほどと感じました。

    当時、私はマインドマップの講座を始めた頃でありました。
    日本にはマインドマップの講師が数十人おります。その中で、なぜ私の講座を選ぶ人がいるのか、なぜ他の講師を選ぶ人がいるのか?
    ・・・そんな疑問が湧いてきまして、既に受講された方や周りの人に片っ端から聞いていきました。多くの方は「なんとなく・・・」と答えるのですが、そこを突き詰めて聞いてみると明確な理由がいくつか浮かび上がってきました。理由はいくつかあったのですが、その中の一つが「初心者でも受けられそうだから」というものがありました。まったくの未経験者や、絵心が全くなくても、倉橋さんの講座だったら大丈夫そうだから・・・というものであります。
    「そうだったのか!」と思いまして、それ以来「初心者のための」という言葉を看板に掲げるようにしました。内容も、全くの初心者の方でも安心して受講できるカリキュラムに見直しました。

    なるほど!と自分の中のモヤモヤが少しとれた感じがしました。自分のブログもブログを書こうと思っている人、あるいはブログを始めたばかりの人に向けて書いているのです。
    ■読者と伴走する
    誰のために書くかというのはブログを書く上で大事なことです。ですが、自分の提供できる情報なんてと、と思い中々手が動かないことというのがあります。私の場合、現在ブログのメインテーマの一つをブログ論という形でアップすることにしています。でも正直、ブログを書き始めたばかりの人間がブログ論を語るなんてと思うこともあるわけです。ですが、誰にでも初めてはあるし、やらなければいつまで経っても何も変わりません。だから私のブログは、一緒に走りましょうよと訴えかけるブログになればいいんだと思います。
    ■自分がブログで提供したいことは
    まだまだ、書けていませんが今考えているだけで自分がブログで書いていきたいことってたくさんあります。これらはすべてブログの運営に必要なファクターだと考えています。
    パーソナルブランディング
    Webマーケティング
    メディアリテラシー
    時間管理術(ライフハック)
    ただちょっと大上段だなぁとは少し感じていました。ホントにこんなこと自分に書けるのかと。
    でも、これをこんな風に読み替えるとすごく敷居が低くなりました。
    (初心者のための)パーソナルブランディング
    (初心者のための)Webマーケティング
    (初心者のための)メディアリテラシー
    (初心者のための)時間管理術(ライフハック)
    こうすると、今自分が困っている問題を一つ一つ潰していくことが、無理なくブログのテーマになっていくなぁと考えられます。読者と伴走できるからです。
    ■今日のまとめ
    誰に向けて書くかを考えると結局、過去の自分や今の自分が抱えていた課題にたどり着きました。初心者であることが強みになることは世の中にはたくさんあると思います。このブログを読んだ方が自分もブログを初めて見ようと思って頂けたら嬉しいです。

  • 今はじめるということ

    今はじめるということ


    スタートしました。 #souya / nikunoki

    ■ブログを始めて感じること
    ブログを書き始めて、少しずつ楽しくなってきました。記事の結構な頻度で更新しているのでそれなりのスピードで書き貯まっていきます。でも、ある程度それが定着してくると思うのです。もっと早く始めておけばよかったと。だいたい性格が後ろ向きなところがある自分はつねにこれを考えてしまいます。そんなとき@sawonyaさんのツイートを見てはっとしました。

    @sawonya: 「何歳で始めた所で、それはいつであっても”もっと早くやっておけば良かった”って思うものだ。だから、始めた時期を遅いと言い出したらきりがない。必要なタイミングで始められたのだと思うようにしたい」ってことを話していた。

    胸が痛い言葉だなと思います。これは本当にその通りで、今必要だから始めたと考えるのが良いのだと思います。
    ■今スタートする
    私が趣味として、楽しめていることが早いものでも20代後半、遅いものだと30代に入ってからがほとんどです。
    スキー:20代後半
    バドミントン:30代前半
    勉強会に参加する:30代前半
    私の場合、スポーツはそもそも苦手意識が強かったので、学校を卒業したあとは殆どしていませんでした。正直スキーを始めたときは、なんとなくスキーをやってますっていえるとかっこいいかなとかそんな理由ではじめました。それが今はスキーのおかげで冬がくるのが楽しみでしかたありません。ですが、始めた当初は学生のころからはじめておけばよかったと、スキー場で転倒しながら考えていたのを覚えています。それでも、毎年懲りずに続けていると楽しくなってきましたし、それを通じて友人もできました。結局プロアスリートを目指すのではないので、いつ始めてもよかったのです。
    ■今必要だからやっている
    以前、数年前に少しだけ書いた自分のエントリを書いて恥ずかしくなったという記事を書きました。おそらくそのころは自分にとってブログは必要ないものだったのだと思います。もう少し付け加えると去年の今頃もそんなに真剣に考えていなかったのだと思います。なのに始めた途端に「もっとはやく始めておけば」とは思い出すとは都合のいい話です。でも、声を大にして言いたい。
    ブログって楽しい!!
    そう、文章を書くということが楽しいと感じているからこそ、こんなことを感じるんですね。
    ■今日のまとめ
    定期的に文章を書くことって楽しいです。でも、読んでくれる人が増えればもっとモチベーションはあがりますよね。今を楽しむ姿勢と、自分を向上させていこうとする姿勢はバランスが崩れると自分を追い込んでいくだけになってしまいます。自分は後者のほうが強くでてしまうので、まず、毎日書くことを楽しむという姿勢を大事にしたいと思います。

  • 【回答編】自分探しにはまらない方法

    【回答編】自分探しにはまらない方法

    先週の月曜日に自分探しにはまらない方法というタイトルで記事をポストしました。しかし、あんまり最後の方でそのはまらない方法がいまいちだなぁと。今回は、前回紹介し「自分探しがとまらない」のアンサーブック的な位置づけの本を紹介します。
    ■お勉強では仕事はとれない

    社会人の勉強は活かしてナンボです。学ぶことの充実感とは、それが誰かのお役に立って「ありがとう」と言われて初めて得られるものです。
    <中略>
    学びも同じです。もちろん学ぶことは、それだけで尊いものです。しかしそれは社会に還元されてはじめて完結するものです。そして本当に社会の役に立つものなら、「稼ぎ」という形で、ご褒美が得られるはずです。それができてはじめて、本当の充足感が得られるのです。

    私自身が勉強会などに参加するように一年経って、考え始めたことがまさにこれでした。このままではただの自己満足で終わってしまうと感じていました。これは自分の経験談ですが、そもそも資格の勉強って実務に役だったことは自分はありません。勉強することに刺激や新鮮さを求めている部分が大きいです。あるいは、会社などから必要に迫られて取得する。こういうケースが多いのではないかと思います。自己啓発系のものも基本は同じだと私は考えています。
    ■情報発信をしよう

    コンサルタントは本を書きます。本というのは、世間の常識では「専門家が書くもの」ですが、コンサルタントの世界では「専門家になるために書くもの」です。

    この一説には素直にハッとさせられました。出版なんて、自分には遠い世界のことと少し前の自分は考えていました。しかし、勉強会に参加するようになって出版をされている方とお会いすることがありますが、普通の方であることが多いのです。大事なのは立ち位置の違い、いかにアウトプットするかという意識の持ち方の違いなのです。そうはいっても、いきなり出版はハードルが高いと思います。私自身、本を出している訳ではありません。ですが、情報発信という点においては、ブログも同じです。私自身、日記的なブログを除き、専門的なブログを書いている方というのは、そのことにすでに詳しい方だと思っていた時期があります。ですが、自分がブログに本気で取り組み始めて気づくのですが、ブログは日々の気づきを記事のトリガーにするのが一番手早く記事を書けます。これは今、有名になっておられるブロガーの方も同じはずです。そういうことを積み上げていくことで、専門家になっていくのだと考えるようになってきました。
    もう一つ大きなポイントとして、書き手の目線を得られるということがあります。常にアウトプット目線になることにより、電車の広告一つをとってもその背景にどんな意図があるのかと考えるようになる、いわゆるメディアリテラシーの力が養われるのです。
    ■セミナーで立ち位置の違いを知る

    講師は演壇の側に立ち、受講者と向かい合わせになります。文字通り「立ち位置」が異なります。講師は情報の発信者ですが、受講者はその受け手です。
    <中略>
    受講者は学びに来ていますが、講師は稼ぎに来ているのです。学びと稼ぎの違いを最もよく象徴しているのが、セミナーにおける講師と受講者の関係ではないでしょうか。

    自分探しがとまらないの中でインドへ放浪の旅へ出る若者の話が出ていましたが、放浪でとめてしまうから自分探しになってしまうのです。その放浪体験を情報発信し、セミナーを開けばそれは自分探しではないと思います。あとはそれを継続的に行えるかだと思うのです。
    ■今日のまとめ
    アウトプットする、しかもそのアウトプットの対価を得られるまで昇華することができれば、自分探しにはまることはないと思います。私自身もまだできている訳ではないですが。まずはブログでアウトプットする力をつけていきたいと思います。

  • 週記 2012/03/12-2012/03/18  週記について考える週記

    週記 2012/03/12-2012/03/18 週記について考える週記


    元素周期表 / redondoself

    ■週記の書き方について考える
    先週の月曜日からブログを再開しました。これに併せて滞っていた週記も再開します。私の場合、ブログを更新する上で、土日祝日のほうが苦労することが多いです。理由はブログを書き出すトリガーとなるタイミングが見つけにくいからです。平日の場合、朝5時に起きてから記事を書き始めています。さすが、土日はダラダラしてしまうので、この変をどうするかが悩みどころなのです。また、土日はいつもと異なる切り口でブログを書いてみたいと思うので、週記を書くことにしています。週記は先週の記事のまとめと今週の見通しなんかをとりとめもなく書く形式にしたいって考えていますが、いまいちしっくりきません。今後、自分にあったスタイル、書くタイミングを探したいです。
    ■自分のアンテナを探る
    私が書いた先週の記事の傾向を見返すとメディアというモノに強くアンテナをはっているような気がします。ここから出てくるキーワードは、マーケティング、演出、リテラシーというところが軸になって行きます。
    広い意味では、コミュニケーションともとれると考えています。
    もう少し具体的にブレイクダウンすると、
    1.多くの情報の中から自分に必要な情報を選択するにはどうすればよいか
    2.自分という人間について、等身大で信頼を得られるよういかに情報発信するか
    3.情報発信を継続的にして行くための、習慣術、自己管理術、ツールはどうするか
    こういうことが今後のブログの方向性になってくるかもと考えています。マスメディアとパーソナルメディアの違いなんかも扱っていけそうです。
    ■見通しが立たないと不安になる。見通しが立つと手を抜き始める
    今週の自分の手帳につけている日記をみていて感じました。仕事的なことにしろ、プライベートはことにしろ少し波が激しいなと思います。自分を追い込んでからでないと真剣にものごとに取り組めないところが自分に結構あると感じました。このあたりも今後、仕事術とからめた記事にしていけるかもしれないです。
    ■今週のまとめ
    自分の傾向が少しずつわかってきた気がしています。まだ、まとまっていないですが、以前の週記とは少し変わってきました。

  • ブログ更新と片付けがよく似ている件

    ブログ更新と片付けがよく似ている件


    桜とテツ 2010 / otamajakusi

    皆さん、片付けは得意ですか?自分が苦手でしたがだいぶんましになりました。実はブログ更新と片付けには共通点があります。今日はそんな話題です。
    ■ブログを習慣化する
    少し前まで私は片付けがすごく苦手でした。人生的にいって片付けが苦手であまり得なことはありません。考えてることもまとまりませんし、いちいちものを探すのに時間がかかって、それがストレスになります。これを解消するために片付け士の小松さんが主催されている片付け研究会に一年半ほど参加していました。この片付け研究会は、片付けそのものというより片付けをテーマに習慣化をいかにしていくかを研究していく会でした。ものごとを維持する、継続するのは習慣化が重要ということです。今この経験がブログを定期更新する上ですごく役にたっています。
    ■ブログ更新のタイミングを決める
    片付け研究会では、真逆の行動というのをきめて、ものを置きっ放しにしてしまうなどの小さな悪い癖を月に一つずつ意識して変えていきシェアしていきます。そのときに達成しやすくするに4つの基準があります。
    1.自分にとって簡単であること
    2.行動にタイミングがあること
    3.終わった状態が明確であること
    4.毎日やる行動であること
    自分の場合、これを毎日続けたことで片付けに対する苦手意識がかなり消えました。では、これをブログに置き換えて考えてみたいと思います。
    1.自分にとって簡単であること
    ブログと片付けの最大の違いがここでした。記事のネタを考えるというハードルがあるのです。この部分は現在シゴタノ!ブログメディア道場に参加することでハードルを下げる取り組みを行っている最中です。
    2.行動にタイミングがあること
    これはブログを毎日更新したいと考えるようになった昨年末あたりから、いつがいいか試行錯誤していました。いろいろと試してみましたが、結局平日は朝一が一番いいという結論に達しました。
    3.終わった状態が明確であること
    ブログはアップされた状態が明確なため、この点は問題ないです.
    4.毎日やる行動であること
    実はここも現在も試行錯誤しています。土日、祝日がタイミングが見つけられず、書かないまま終わってしまうのです。
    ■iphoneアプリでさらにサポート
    私はさらに習慣化をサポートするためにiphoneを活用しています。ブログを更新し終わったら、Evernoteへの記事のバックアップ。さらにDaily Deedsというiphoneアプリを活用して毎日、行動の記録をとるように最近しています。Daily Deedsは簡単にいうと毎日やる行動のチェックリストのようなアプリです。ブログを書いたらこれにチェックを入れるようにしています。片付け研究会でも、紙でしたが毎日の行動をチェックリストにして、報告するということをしていました。
    ■今日のまとめ
    ブログを毎日書くための習慣化に片付けが役立つとは、少し前まで考えてもいませんでした。驚きですね。あとは土日、祝日にいかにタイミングを決めるかってことが課題です。
    追伸;ブログ上でのiphoneアプリの紹介の仕方がよくわからず、時間オーバーにつき断念しました。だれか教えて下さい。

  • 売れるネットショップから学ぶブログ運営論

    売れるネットショップから学ぶブログ運営論


    狸小路商店街 / alberth2

    ■ブログ運営もネットショップ運営も基本は同じ
    私がブログ運営をはじめて、意識し出したことの一つにそもそもブログ運営とネットショップの運営ってかなり似通っているじゃないかという点です。ブログを書こうと構想を練っていたころは、ブログのみにしか自分の焦点が当たっていなかったため、ブログのネタ探しの仕方であるとか、書き方のような情報をあつめていました。でも、冷静に考えれば見てもらえるブログを書くということが自分を誰かに買って欲しいってこととほぼ同義ですよね。そんなこともあって現在、参考にしているのが超ネットショップ、開業運営ブログというブログです。とくにそのブログの中にあるこの下りに大変惹かれました。

    他店がコピーできないショップの特徴の中で、非常に強力なのが「パーソナルタッチ」。つまりお客さんが「自分は人間に対応してもらってるんだ」、「この店長は良い奴だな」、「共感できる店長だ」と感じられる、人間味あふれるショップ作り。要は人間が運営する人間らしいショップってこと。書くと当たり前に思えるけど、気持ち半分で運営している店長にはなかなかできないぞ、このパーソナルタッチ。

    ブログの運営にそのまま当てはまることだと感じました。結局人間は好きか嫌いか、その人のパーソナリティに惹かれます。
    ■伝えていことが伝わらない
    ネットに限らず、リアルな人間関係でも自分が全く同じだと考えています。私自身、職場で正論をかざして、上司や周囲の人を力ずくで説得しようとしていた時期がありました。仕事が技術系なだけに正論を追求するとある程度、ゴールは決まっていることも多いからです。短期的にはそれでうまくいったこともあります。ですが、ここにこだわりすぎたことによって、長期的な人間関係づくりに失敗したという苦い経験があります。結局、自分も周りにフォローして貰わないとなにもできない小さな人間なのです。説得力は発言の内容にはついてこない、その人の人間性についてくるのだなと考えています。
    ■ブログもネットショップもその人のセンスを買っている
    ネットショップは世の中にたくさんありますが、基本はその人のものを選ぶ目を買っているんだと私は考えています。そうでなければ、amazonや楽天といった大手のサイトのほうが安くて便利なはずです。これはブログでも全く同じことで、すでに世の中にはたくさんのブロガーさんがおられます。有名な方がたくさんおられる訳です。ブログの場合は、ブログをつける目的が人それぞれちがう場合もありますが、少なくとも読んで貰いたいを意識した段階で同じフィールドにたったといえるのではないかと思います。ブログはお金を掛けて読むことはあまりないですが、少なくとも読む人は時間を掛けています。結局はその人のセンスを買っているのと同じことだと思うのです。
    最後のこの言葉もグッと来たので、紹介します。

    ショップにパーソナルタッチを出すのはめちゃくちゃ勇気がいる。だからこそ勝負の分かれ目、パーソナルタッチ。あなたのショップはお客さんが不安がるショップですか?それとも温かさを感じるショップですか?

    ■今日のまとめ
    自分らしさを出すのって難しいですよね。つい自分を大きくみせたり、卑下したりしがちです。そこを乗り越えてどう自分らしく自然体で自分をアピールしていくか。そこが重要だと考えています。

  • 情報の価値を決める二つの軸

    情報の価値を決める二つの軸

    ■情報収集に困る
    日々の生活の中で情報収集ってどうしていますか?ニュースサイトを見たり、RSSリーダーから記事を拾ったりといろいろ自分のやり方があると思います。
    現代は情報過多の時代です。積極的に情報を取りにいけばいくらでも情報が見つかります。
    自分は長年情報の価値を決める尺度として、鮮度を気にしていました。いかに最新の情報であるかです。
    しかし、昨日のNo Second Lifeの立花岳氏さんのエントリーを見て、ハッとさせられたました。

    毎日のRSS巡回が楽しくて仕方がない。
    100万PVのプロブロガーのエントリーも1日30PVのお友達のエントリーも「読みたい」に変わりはないんだなあと実感する日々。

    なるほどなぁと思いました。自分の判断基準もこれに近いと感じました。読みたいエントリーというのは、自分にとって温度を感じられる情報なのだなと。
    ■情報の判断軸は鮮度と温度
    少し前までの自分を振り返ると情報の価値基準を鮮度ばかりに追いかけていた気がします。当時、自分の生活には人のブログを読みにいくという習慣がありませんでした。RSSリーダーで登録している情報も自然とニュース系サイトのものばかりでした。このような、情報は確かに鮮度があります。日々新しい情報が奔流のように流れてきます。
    でも、流されるだけって状態になってしまうのです。多くの情報の中で本当に自分にとって必要な情報はわずかであとはほとんどいらない情報ばかりです。中には不安な気持ちを助長するような記事も少なくありません。しかも、ニュース系サイトの場合、発信者の顔が見えないことが多いです。私はインプット過多で気分が悪くなってしまいました。
    一方のブログは、匿名であれ書き手の人柄が表れるメディアです。イベントなどで一緒になった人ならなおのことです。こういう記事が読んでいて楽しいのです。自分にとって温度を感じられる記事。これが重要なのです。
    ■ブログを読むようになってから変化した私の生活
    人のブログを多く読むようななったきっかけは東日本大震災でした。地震で不安な気持ちに襲われる中、マスメディアでは報じない、体験や記録、受け止め方がブログにはつづられていました。そこに人の温度というものを感じたのです。そこから少しずつブログに興味を持つようになりました。ブログで重視されるのは、その人の体験、考えです。ここがマスメディアと決定的に違いますし、情報の温度が価値を持つ意味になります。書き手と意見が違ったとしても、それはその人の考えだと思えば、コミュニケーションが成立するのです。ニュースサイトのようにはじめから正論だと思って読まない分、情報に振り回されることも少なくなりました。
    そして、今の大きな変化は書き手に回りたいという意識が生まれたことです。人の記事を読むだけでなく、自分も書き手になりたいと今年からいろんな取り組みをしています。ブログ記事の価値というのは結局その人の温度、言い換えれば信頼感で決まってしまうものだなと自分が書き始めて改めて感じるようになってきました。
    ■今日のまとめ
    私も温度感のある情報を日々ブログで発信していきたいです。すぐにはできなかもしれないですが、あこがれのブロガーさんに追いつくこと目指します。

  • ブログの一記事にどのくらい時間をかけますか?

    ブログの一記事にどのくらい時間をかけますか?


    Swan / Dick Thomas Johnson

    プロのブロガーでもない限り、ブログの記事にかけられる時間はある程度決まっているのではないでしょうか。まして、自分のようにブログを始めたばかりならなおのことです。
    ■尊敬するブロガーさんの記事に衝撃を受ける
    昨日、私が尊敬するブロガー@kankichiさんのエントリーに衝撃をうけました。
    これからのわかったブログ
    http://www.wakatta-blog.com/post_786.html
    かん吉さんのわかったブログは自分がブログというものの影響力を肌で感じた最初のブログです。それまでもブログそのものに今日がなかったわけではないですが、毎日読むことで自分の思考に影響を及ぼしているそう感じた最初のブログです。そのかん吉さんの記事に以下のようにエントリーがありました。

    現状だと、記事を作成する時間が、1記事あたり平均3時間ぐらいかかっていています。本業に影響が出ています。一記事あたりにかける時間を、平均一時間くらいに減らしていこうと考えています。

    わかったブログは月30万PV程度のアクセスがある有名ブログであり、いつもかん吉さんの書評には唸らされているのですが、このエントリーには衝撃をうけました。有名なブロガーさんでもこういうことに悩むものなのだなぁと。
    ■優雅に泳ぐ白鳥も水面下では激しく足を動かしている
    よく言われる話ですが、実際にそうなんだなと感じるエントリーです。ブログを続けていく上で一番ネックになるのが、
    1.テーマ探し
    2.ブログを書く時間の捻出です。
    1. については現在、シゴタノさんのブログメディア道場で少しずつ勉強しているところです。今回のかん吉さんの記事は2の問題にあたります。
    かん吉さんほど長くブログを続けておられる方、しかも独立してお仕事をされているので、自分よりはずっと時間の調整はしやすいと勝手に考えていました(スイマセン)。
    あれほどのブロガーさんであっても悩んでいることが自分と同じなのだなと思うとホッとすると同時に、自分ももっと頑張ろうという気持ちになります。
    ■やはり平均目安は1時間を目指すべきか
    自分はブログを朝起きてすぐに書くことに決めています。
    ブログの記事内容やその日の体調にもよるのですが、自分の場合、ブログの一エントリーを書くのに長くて2時間くらいかかることもあります。
    これまでは大抵ネタの捻出に時間を取られていました。ですが、この部分は先にも記述したシゴタノさんのブログメディア道場で少しずつ解決に向かいそうです。
    やはり、構想→執筆→校正→投稿までなんとかトータル一時間で行きたいものです。
    さらに今後を見据え、今下記の文書校正ソフトの導入を検討しています。
    ブログを一月も続けると気づきますが文書校正は鬼門です。いくらいい記事であったとしても誤字脱字があっては価値が下がってしまいます。この部分をこのソフトで補って行こうと考えています。レポートはまた後日。
    ■今日のまとめ
    ブログのテーマ探し、時間捻出についても自分なりのやり方をいかに見つけていくかが大切ですね。今、自分はブログのために朝方生活に切り替えようとして回りきっていない中途半端な状態です。かん吉さんのようなすごいブロガーでも同じことを考えいるのです。自分ももっと工夫していこうと考えています。

  • 自分探しにはまらない方法

    自分探しにはまらない方法

    photo credit: I’m like a bird via photopin (license)
    私は時間を見つけては、セミナーや勉強会などに参加しているほうです。いわゆる自己啓発セミナーと呼ばれるものは今の世の中に数多く存在しています。中には、怪しいものもあるわけですが、そのような状況に警鐘をならしているのが本書です。自分がセミナーや勉強会に参加している理由を問い直すよいきっかけとなった本です。
    ■「やりたいこと」を仕事にの押しつけ

    この世の中は、「やりたいこと」を仕事にした人だけで構成されるわけではなく、むしろ仕事を「やらなくてはいけないこと」としてやっている人たちで構成されているという認識が抜けているのだ。

    自分が就職活動をしていたころはまさにこの風潮が強かったと思います。世の中が成果主義をかかげ、やりたいことで力を発揮しようという、そういう風潮でした。自分はそういう中で、やりたいことを仕事にするか、経済的なこと優先するかでかなり迷った記憶があります。自分の場合は当時学校の教師を目指していましたが、実際は狭き門であり、通常は不安定な身分の講師をしながら何年かかけて正規採用をめざすというスタイルが一般的でした。自分はこの点がいやで結局、民間企業に就職しました。
    教員になったにしろ、会社員になったにしろ一つ言えることは、自分の人生の責任は自分でとるしかないということです。やりたいことだけを追いかけるだけが人生ではない。そういう意見もあの時代に表舞台にあってもよかったのではないかと感じます。
    ■ビジネス化する自分探し

    「自分探しホイホイ」とは、もちろん筆者がゴキブリホイホイをもじって、勝手に作った造語だが、ざっくりと言えば、自分探しに出た若者が持っている、”自分らしさを取り戻したい””良きことをして世界とつながりたい””自分の可能性にチャレンジしたい”といったものを指して囲い込もうとするものを指している。

    このくだりには、自分も感ずるところがあります。仕事というのは、日常的なものなのでついつい現実逃避をしたくなっていまいます。事実、刺激を求めてセミナーや勉強会に参加している側面は必ずあります。どこか自分が上のステージにたった気分がするというのは嘘ではないと思うのです。
    ■大事なことはいかにアウトプットするか

    現実には個人が自分で主体的に選択肢を選びとることは、簡単なことではなかった。結局は自分で生き方を選び取ることができず、逆に重責に押し潰され、他人の物語に委ねるものがあとをたたない。

    単に非日常を求めて、勉強会やセミナーに参加するのであれば、自分はただの現実逃避になってしまう。それがすごくいやだなと感じた時期がありました。一方で会社と家の往復という生活にもうんざり気味だった時期でした。これらの経験から自分が一つ大事にするようになったのは、学んだことをとにかくアウトプットするいうことです。学んだことを生活や仕事の中でどう発揮していくか、あるいはそれがすぐにできないのであれば、ブログに書くことで形に留めておく。ひょっとすれば、それを読んだ誰かが記事の内容を役立ててくれるかもしれない。結局学んだことは、誰かの役に立つことによって、初めて意味をもつと考えるのです。
    ■今日のまとめ
    自分もセミナーや勉強会は大好きです。でも、それが何の役に立つのかを冷静に考えてから、受講するようにしたいと思います。