ブログを長いこと書いていると、それなりに知名度が上がったり、仲間が出来たりします。それはブロガーとして活動する上で財産であり、エネルギーの源泉になります。ある意味そういう環境を手に入れるためにブログを書いている部分があるのは間違いありません。
ただどうしてもそういう環境に長くいると居心地がよくなって、自分の身内のみに通じる言葉、いわゆる内輪のうけを狙いたくなる部分があります。いわゆる身内だけのあるあるというヤツです。
内輪ノリの受けって気持ちいいんです。途中の面倒くさいプロセスを排除して、話して楽しい部分だけで周りの人がうなずいてくれます。人は共感を求める生き物だから、親しい人との飲み会の席でくらいならそれでもいいのでしょう。ですが、ブロガーとしてはそれは致命的だなと感じるのです。
インターネットの世界では特に人とかぶっていないことが求められます。そして、人に読まれる文章を書く以上、最低限内輪だけで受ける文章は避けなければならないし、内輪でのネタを書くなら最低限分かりやすい解説をつける必要があります。
ただ、内輪受けを避けて、自分だけの感性を発揮しようとするとどうしても孤独感や疎外感、ある種不安感が伴います。自分のやり方はこれでいいのか、これで伝わるのか、そして、自分の居場所はどこにも無いかもしれないという寂しさ。
表現者は孤独というのはよく言う話ですが、別に有名な作家さんが言う高みのレベルでなくても、私のような凡人がブログ記事を書くときでされ、内輪のノリを排除しようとすれば孤独感が伴います。
どこに属しても、どこにも属していないような感覚。おそらく自分の文章を書く、あるいはコンテンツを作るとは本質的にそういう行為なのだと私は感じています。
今週の気になった本
ちょっと、今週知って衝撃を受けている本です。簡単にいうと生まれつき決まっていると言われている遺伝子の組成は、結構簡単に後天的に変化するという話です。学術的にはわりとこれが一般的になりつつあるとのこと。
また遺伝子の影響で親のトラウマが子供に遺伝するケースがあるなど、結構ショッキングなことが書かれているようです。近いうちに是非チェックしたいと考えています。
今日のアクション
なんか、わりといろんなところにいると言われる私なのですが、裏を返すとどこにいってもそこに染まりきれないという裏返しでもありまして。なんでかなと考えていて、気がついたことを記事にしてみた次第です。
やっぱりブロガーを続けるには人に迎合せずに、自分の道を進めるのが重要なので。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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