問題の8割はコミュニケーション

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人生に効く劇薬はないのでコツコツやろうという話[週記]

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先日、カウンセリングやコーチングなどを深く勉強している友人とお食事をしまして、人生に効く劇薬なんてないという話で盛り上がりました。

人間生きているとうまくいくときもあれば、うまくいかない時もあります。うまくいかない時は、何をやっても空回りしてしまうような感覚に捕らわれます。

そして、そうなると人間は弱いのでどうしても、状況を改善できる劇薬をなにかに求めてしまう。

世の中には、○○のおかげで劇的に人生が変わりました!というコピーが溢れています。

でも、本当はそんなものはないのだという話で盛り上がりました。

もちろん、この○○に当たるもの、例えばブログ、運動でもいいのですが、それ自体は人生に変化をもたらすものです。ただ、それ単体で人生の方向性を180度かえるほどの衝撃的な変化を生み出すかというと甚だ疑問です。

何かで人生が変わったといっている話の大半は、日々の生活の中でいろいろな改善を試みて、たまたまその中の一つであった○○に焦点を当てたのだと私は考えています。

○○に当たるものが、ブログにしろ、運動にしろ、断捨離にしろそれ単体は漢方薬にように、長期服用で効果を出すものでしかないのだと考えていて、即効性はありません。

同じことが直感力という話題でもいえるのではと感じています。

最近、あちらこちらで直感力を重視せよとか、自分の感性を信じて行動せよとかいう言説を耳にして、それは正しいと感じているのですが、少し違和感を覚えることもあります。

仕事柄でもあるのだけれど、私はどちらかというと理屈を重視することが多い人間です。物事はじくっりと時間をかけて、論理を組み立てたほうが良いと考えています。

そして、理屈で突き詰めて行けばいくほどに、理屈では解決できない問題にぶちあたります。答えの出ない問題、こういうときに初めて直感力というものが力を発揮するのだと考えています。

ただ、最近は直感力という言葉を利用して、理論立ててものを考えない理由にしている気がするのです。本来理論立ててコツコツやるべきところを否定して、直感力という言葉を盾に、無計画に物事を進めるのをよしとする傾向があるのではと感じています。

直感力に劇薬のような速攻性を求めているでは感じています。でも速攻性のあるものなんて世の中にはなく(もし合ったとしても副作用が激しい)、日々の地道な改善からしかものごとは生まれないと私は考えています。

今日のアクション

人生なんて、いきなり一気に変わることはないので、コツコツ日々改善を続けていくことが大事かなと。もうすぐ今年も終わりですが、来年もとにかく粛々とブログの更新を続けていきたいと考えています。

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