利益はどこから来るのか?ビジネスモデルを考える上で参考にしたい書籍5選

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変化の激しい時代。盤石だと考えていた企業が突然、窮地に立たされることも珍しくありません。インターネットの普及とともにビジネスにおける収益の構造も大きく変化してきました。

これからのビジネスモデルを考える上で、過去の成功した企業のビジネスモデルをその変遷とともに知っておくことには価値があります。

今回は、私が読んだ本の中からこれはビジネスモデルを考える上で必読という本をまとめてみます。

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フリー 「無料」からお金を生み出す新戦略

いわゆるフリーミアム戦略について解説をした本です。現代はインターネット上にフリーミアムのビジネスモデルが溢れています。本書ではこのビジネスモデルが誕生する歴史的な経緯について詳細に記述されています。

広告収入を得ているブログもフリーミアムのビジネスモデルだと言えるので、一読の価値ありです。

ワンクリック

Amazonの創業者ジェフベゾスの起業物語が描かれた本です。Amazon創業から今日まで、収益を度外視した徹底した拡大戦略をとるベゾスの軌跡を読み解くことができます。

ただ、参考にはなりますが、スケールが大きすぎるので一般の人の参考にどこまでなるかは微妙かも。

小倉昌男経営学

日本でここまでAmazonのサービスが定着した要因の一つはヤマト運輸の宅配網が広がっていたからだと言われています。

本書は、ヤマト運輸の二代目の社長で宅急便などの現在につながらるサービスを開発した小倉昌男氏の著書です。先ほど紹介したワンクリックと合わせて読めば、注文すればその日のうちに届く現在のAmazonのサービスができるまでを理解することができます。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

世の中にあるありとあらゆるビジネスモデルを23種類のパターンに分けて紹介しています。

身の回りにある短かなビジネスモデルが一体どのモデルに当てはまるのかを考えながら読むと新しい発見があります。

手元に置いて何度でも読み返したい本だと言えます。

ビジネスモデル全史

最初に紹介したフリーも含め、世の中のビジネスモデルの歴史を知ることができる一冊です。

一つのビジネスモデルが台頭すると、それを打ち破る新しいビジネスモデルが登場するという物語の視点で書かれているため、大変読みやすくなっています。歴史を知ると盛者必衰であることが痛感できます。

今日のアクション

ビジネスモデル関連の本を読むと、現在世の中に出回っている短かなサービスができるまでの経緯を知ることができて面白いです。

今やあって当たり前のサービスも、それができるまでには紆余曲折があることがわかります。やはりあるパッと魔法のようにうまれるビジネスはないですね。

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