組織などで働いた経験がある人なら1度は耳にする言葉に属人性をなくそうというスローガンがあります。
特に一部のITの世界では、職人的にコアなプログラミングができる人よりも、標準的なスキルの人を集めてうまく現場を回せるプロジェクトマネージャーの方が重宝される傾向にあります。
かつて私もできるプロジェクトマネージャーになりたかった時期があり、そういう風にモノを考えていた時期があります。
また、起業家向けの本のバイブルを何冊も書いているマイケル・E. ガーバー の書籍を読むといかに、仕組みを作っていかに自分がそこに組み込まないようにするかが大切かが書かれていたりします。
それは多分、ビジネスモデルの作り方としては正しいですし、そうでなければ収益をあげ続けることはできないという現実的な問題があります。
ただ私はこの考え方が人を幸せにするのかについて常々疑問を感じています。
人は生まれてきて働く以上、自分だからできる何かをしたいと心のどこかで考えているはずです。
属人性が排除された仕組みの中で働くことは、個人にとって幸せとは言えないのではと感じるのです。
起業もプロジェクトマネジメントも最終的なゴールが人が幸せになることだとしたら、属人性の排除は必ずしも正しいとは言えない気がするのです。
ここ数年、世の中ではこれからの世の中は個人の時代だとしきりに言われています。マスメディアをみても働き方を変えようというような話題が多いです。
世の中は、より属人性を排除したシステマティックな世界に向かうのか、それともそのような仕事は人工知能のような機械にとって変わられ、より個性が重視される時代がくるのか。
私はできれば後者の世の中が来て欲しいと考えています。
今週の気になっている本
以前から読もうと考えていたモチベーション3.0。興味はあったのですが、前に見たときは Kindle化されていなかったのですが、最近見たら Kindle版が出ていて即購入しました。
この本を読んでもわかるのですが、人間はシステムの中に組み込まれると間違い無くモチベーションがさがり、生産性が落ちます。やはり、産業革命以降にできた今の働くスタイルは限界なのかもしれません。
今日のアクション
ただ、私は、単純労働が全て機械化されたときに、それを嫌がる人も多いだろうなということも予想はしていて、多分そんなに一筋縄ではいかないだろうなとは考えています。人間は難しいです。

電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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