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  • ロジカルシンキングはビジネスの基本!問題解決力を鍛える書籍7選

    ロジカルシンキングはビジネスの基本!問題解決力を鍛える書籍7選

    当ブログでは、折に触れて直感力を大事にしようとか、理屈だけでは物事は前に進まないという主旨の記事を書いていたりします。その主張は今も変わっていませんが、やはり日常的にお仕事をしていく上では、きちんと道筋を立てて考える能力というのは大切です。

    論理的に考える力、データから仮説を立てて検証していく思考力がなければ、人の信頼も勝ち取れません。今回は、論理的な思考で問題解決能力を鍛えるためのお勧め書籍を紹介します。

    問題解決ドリル

    いきなり論理的思考、ロジカルシンキングなどというと、多くの人は拒絶反応を起こしてしまうかもしれません。私はロジカルシンキングと言っても入り口は、クイズやパズルの延長だと捉えたほうが良いと考えています。

    本書は、USJやネスカフェアンバサダーなど、身近なビジネスのアイデアをロジカルシンキングでどう考えるかをクイズ形式で書いています。事例が身近でわかりやすいので、遊び感覚の入門書としておすすめです。

    自分の頭で考えよう

    人気ブロガーChikirinさんが「考える」とはどういうことかについて、ブログと同じテイストで書かれている本です。図や表の見方、分析の仕方など、世間に流布されている常識を惑わされず自分の頭で考えるにはどうしたらいいかを書かれています。

    内容としては、図やグラフなどデータ分析に関連するものが多い印象。テレビや新聞で統計情報のグラフなどを見るとついつい頭が真っ白になってしまうという方にはお勧めです。

    知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100

    いわゆるコンサルタントという仕事は、いかにクライアントが抱えている問題を多角的な切り口で分析できるかが重要になってきます。それらの方法は、過去の経験から導き出される部分もあるのでしょうが、引き出しとして問題解決の方法論を持っておけばやりやすくなるのは間違いありません。

    本書は、論理思考でよく登場するフレームワークについて事例をつけて列挙されています。プレゼンの資料を作る際などにも手元においておけば、参考資料として力を発揮してくれそうです。

    ゼロ秒思考

    考えるとは、何か?いろんな意見があるところですが、考えることは書くことであると定義している方は多いようです。付箋などにメモを書いて並べ替えて考えを整理するという方は多いはずです。

    本書は、著者が編み出した短いメモを活用して、仮説を立て即決即断していくためのメソッドをまとめた内容になっています。

    イシューからはじめよ

    仕事にしろプライベートなことにしろ、物事がうまくいかなくなっているときというのは、目の前の問題をつぶしていくだけの状態になっていることが多いです。

    本書で紹介されているイシュードリブンという考え方は、問題に取りかかる前にその問題は本質的に取り組むべき問題なのかという課題の定義から見直す思考法のことです。一生懸命頑張っているけれど、イマイチ報われないと感じる方は根本的に取り組む課題が違っているのかもしれませんよ。

    鬼速PDCA

    論理的思考とは、平たく言えば課題に対し、仮説をたて、実行し、結果を検証するだけのことだと言えます。ただし、それは1度では終わらず、何度も仮説を軌道修正しながらやって行くものです。

    金融系メディア「ZUU Online」を立ち上げた著者が自分の会社で実践しているPDCAの手法について詳しくまとめた書籍です。ここまで徹底するのは大変なわけですが、本書はかなり細かくノウハウが書かれているため、自分にフットする部分を部分的に取り入れることは可能と言えるでしょう。その意味で良書です。

    リーンスタートアップ

    こちらもPDCAの方法論に関する書籍です。リーンスタートアップとは、日本のトヨタが生み出した生産方式を参考にして編み出された概念です。ざっくりいうと最小のプロトタイプとにかく早く作って、市場に公開して反応を検証することを小さく繰り返すことで、品質を改善していく考え方です。

    仮説を立てたらとにかく実行というスタンスがとても今の時代にあった考え方だと言えます。ただ、事例が全て海外の企業のため、なかなかイメージがわきにくい可能性もあります。

    今日のアクション

    最近は、マインドフルネスやU理論など、いわゆる右脳系、直感重視の問題解決手法がブームですが、やはりロジカルにものを考える力は重要というか、基本です。左脳的な思考、右脳的なインスピレーションをどちらかに過剰に 偏らず、状況に応じて使い分けれるのが理想だと考えています。

  • フレームワーク思考は役に立たない~【読書レビュー】申し訳ない、御社をつぶしたのは私です

    フレームワーク思考は役に立たない~【読書レビュー】申し訳ない、御社をつぶしたのは私です

     

    問題を解決するためにコンサルタントを呼ぼう

    ビジネスの現場では様々な課題を解決するために、複雑なシステム、思考法、フレームワークを導入することがあります。ときには外部から優秀とされるコンサルタントを招きいれることもあるでしょう。それでも、問題が解決しないどころか、返って状況が悪くなるということさえおきます(よく聞きます)。

     

     
     
     
    有名コンサルティングファームを渡り歩いた著者が、失敗プロジェクトの事例を挙げながら、その欺瞞をついています。
     
     

    ビジネスは数字だけでは管理できない

    最近は日本でも、企業の買収や合併、人員削減の話を当たり前のように聞ききます。多くの場合、これは経営の合理化として行われるため、株価や決算の数値は上向くことが多いです。はたから見ている分にはそれでいいのですが、私は、現場にいる人間からするとたまったものではないだろうと心配になります。

    組織が合併することで、それぞれの組織の文化の軋轢が生じます。派閥争いなども起きて空気が殺伐としてしまう可能もあるのです。人員整理をすれば一時的には業績は回復しますが、その後現場の社員の組織への忠誠度の低下、引いては生産性を低下を招くのは必至です。

    ビジネスを行うのは所詮人です。人の感情までは数値では管理できないのです。

    「測定可能な目標」が弊害を起こす

    日本企業でも、一時期過剰に成果主義が持ち上がられた時期がありましたが、うまくいきませんでした。測定可能は数値目標を設定するというやり方は、一見ビジネスにおいて正しいことのように見えて、様々な問題を含んでいます。

    事前に目標を低く設定しておくことで、成果を際立たせることもあり得ますし、そもそもその目標に関する数値は与えられた職責の範囲内でコントロールできないという問題もあります。

    そして何より、経理や会計の知識が少しあれば自明ですが、帳簿上の数値はいくらでも細工することができます。目の前の損得勘定に流されて、大きな問題に発展したケースはニュースでいくらでも扱われています。

    単純な話し合いが効果を発揮する

    ロジカルシンキング、ファシリテーション、リーダーシッププログラム

    ビジネスの現場ではコミュニケーションにも様々な方法論が導入されます。テクニックを導入することは立派なことなのですが、テクニックは所詮テクニックでしかありません。現場でおこるトラブルの大元をたどると、根本的に利害関係が対立している場合や、単純に仲が悪いというケースが多くあります。

    テクニックを導入する前に、立場を越えて、腹を割って話す覚悟と情熱のほうが重要です。問題の8割はコミュニケーションに起因します。

    今日のアクション

    コンサルティング業界の問題点を指摘しながらも、それを反面教師とした組織論のようにも読み取ることができます。ロジカルシンキングやチームビルディングの本が好きな方は、読んでおくと知見を深めることができる良書です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     
     
     
     
  • ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ

    ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ

    photo credit: woodleywonderworks via photopin cc

     

    いつの頃だったからは忘れてしまったのですが、大人になり社会に出てから気付くとロジカルシンキングはもの凄く大事なことであると考えるようになっていました。理屈が通らないものはおかしい、不公平である、納得できないと考えるようになっていのです。

    ですが、世の中の大発見の殆どは偶然見つかったものであり、意図して見つかったわけではありません。数学的大発見ですら、きっかけは全然関係ないものから着想を得たということも多いです。

     

    ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

     

     

    ロジカルシンキングは特定の条件のもと仮説を証明するだけのものであり、新しい発想や着想には結びつきません。私は最近ラテラルシンキングという言葉を知りました。

     

    Suicaの自動改札機は長い

     

    相互乗り入れによる複雑な運賃計算を踏まえて処理すると、どうしても計算時間がながくなってしまうのです。

     

    首都圏の交通機のICカードシステムは2001年から運用を開始し、年をおうごとに仕組みが複雑化しています。近年では交通機関だけでなく、コンビニなど物販でも利用されています。私も利用ができるようになったころ、これだけ複雑な計算をどういう仕組みでスムーズに回しているか不思議でした。やはり、計算が複雑な分処理時間をどう乗り越えるかという課題があったようです。

     

    自動改札機を長くした。

    これが問題の解決策でした。

     

    論理的に物事を考える癖がつきすぎてしまうと柔軟な発想ができません。システムに詳しい人間ならハードウェアを増強するというところを最終的な落としどころにしてしまいそうです。ですが、実際には人の歩く時間を長くするという発想で乗り越えていたのです。

    この発想は先入観があるとまずできません。

     

    No2でもいい

     

    いち一時期「2位ではだめなんですか?」という言葉が流行りました。あの発言の是非はおいておくとして、分野にもよると思うのですが、個人的にはなんでも一番を目指すという発想は思考の幅を狭めてしまいそうな気がします。ほとんどの人は一番にはなれません。

     

    われわれは業界ナンバー2です。

    でも決して「かわいそうだから」という理由で利用しないでください。

    もしも、スタッフがモタモタしていたり、クルマが汚れていたりしたらわたしたちエイビスを容赦なくつぶしていただいて結構です。

     

    アメリカのレンタカー会社では業界2位のポジションを全面に打ち出し、首位の会社の不満点を吸収することで売り上げをアップしたそうです。

    一位であることに越したことはありませんが、それは今現在有効なだけの指標かもしれません。柔軟な発想をするには一位でないといけないという発想を捨てる必要があるのです。

     

    夕張市のその後

     

    夕張市は日本で唯一、財政破綻した市町村として有名です。一時期はマスメディアにもかなり取り上げられていたのですが、私は個人的にあまり北海道に縁がないのですっかり忘れていました。

    その後、唯一の財政破綻した市長村としてツアーや視察団の受け入れを積極的に行っているそうです。

     

    全国の地方自治体の皆様へ – 夕張市ホームページ
    市長のメッセージです。

    ネガティブなことも最悪期を過ぎれば希少な体験談として重宝されます。この発想もロジカルシンキングからはなかなか出てこないと言えるでしょう。

     

    今日のアクション

     

    ロジカルシンキングはなんらかの仮説に基づいて考えられていることが多いです。論理的だと考えていることがただの思い込みではないか見直してみると良いかもしれません。