一生懸命やっているのに報われない
仕事に、プライベートなことにと一生懸命になって取り組んでいると結果がでないことにイライラすることがあります。酷いときはそれが人に対する嫉妬となり、攻撃的になってしまい自己嫌悪に陥ります。
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正しい努力は戦略を持つことである
日本人は中学から高校までで六年間も英語の勉強をするのに、英語を話すことができないと批判されます。ですが、そもそも日本の学校教育の英語は、英会話ができるところをゴールとしていません。英会話を身につけたければ、英会話を身につけるための勉強が必要になるのです。
もしあなたが年収をあげたいと思うなら今の会社の社長の年収を知るべきです。間違ってもそれより上の収入を得ることはできません。そうなれば、転職や独立も視野に入ってきます。自分が目標とする収入によって、努力するべき方向性が変わってくるのです。
遊ぶことにこそ価値がある
日本人は、長時間労働を賞賛し、遊ぶことにどこか否定的なイメージをもっているところがあります。
ですが、合理的に仕事だけに取り組むのは家畜やロボットと同じです。
また、現在では目の前の役に立つことばかりにエネルギーを注力した場合、環境の変化に弱くなってしまう可能性もあります。フィルムがデジカメにとって変わられたように、一瞬で市場が変わってしまうかもしれません。
柔軟な発想を養うには、一見無駄ともとれる遊びの時間を確保することで多様な視点を養う必要があるのです。
努力家は他人に才能を潰す
自分にも感じるところなのですが、まじめに誠実にやっていればいるほど、他人に対して嫉妬深くなっていることがあります。自分はこれだけ頑張っているのに、なんでアイツばっかりというアレです。
もともとの能力が低く、のし上がって今の地位を築いたという意識の強い人は他人の才能を見抜いてつぶしにかかる傾向があるそうです。
日本人の横並び、村意識の強さは、努力家の裏返しでもあるのです。ですが、結果としてそれでは息苦しくなるばかりです。人と比べるための努力はやめるべきなのです。
真の努力とは「努力をしない努力」
結局のところ、あまり気が進まないことでもついつい、努力してしまうのは、多くの人にとって心の隙間を埋めるためだと私は考えています。努力していないと不安なのです。
無駄な努力をしないための最初の一歩は弱い自分、できない自分を受け入れることだと考えています。これは自分には向かないとさっさと諦めて、違う確度から自分の方向性を見つけ出すのが一番なのです。
今日のアクション
実のところ、ここのところ私もイライラすることが多かったのです。だいたいこいうときは、自分のやっていることに疑問をもっていたり、人と比べてしまい卑屈になっていることが多いです。
なんのために努力をするのか、わからなくなったときにお勧めの本です。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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