自分の文章は人からどう見られているのか。
ブログは自由なメディアであり、公序良俗に反しない限りなにを書いてもいいですが、それでも人からどう見られているかは気になるところです。特に文章というのは、うまい文章と個性のある文章は必ずしも同じではありません。直接的に人の意見を聞ける場が欲しいと考えていたところ、こちらのイベントを見つけました。
誰に何を伝えるかを決める
文章を書いている途中に手が止まってしまう原因の一つは主題と想定読者をはっきり決めて書き出していないからです。主題は一言で表現できるように、想定読者は具体的な人物名がイメージできるくらいが理想です。
今回のものくろきゃんぷでは、大東さんが準備したワークシートを使って、ワンステップずつ、何を、誰に、なぜ伝えるのかを整理していきました。これらは慣れてくると自然にやっていたりするのですが、折に触れ丁寧にやることで頭の中を整理することができます。
500文字にまとめてみる
ブログのジャンルなどにもよるのですが、一記事の平均は500文字から1000文字程度になることが多いです。今回のワークショップでは、最初のワークシートの記入内容をもとに、決まった時間内に実際にブログを描き上げるというワークを行いました。
最初に設計図を書いた上で、ブログを書いているため、普段より迷いなくブログを書くことができます。
その場で意見交換
参加者のブログ記事のアップの完了後、個人個人のブログ記事を見ながらブログ記事の感想などを意見交換しました。人からブログ記事の印象を聴く機会というのは案外多くないので、こういう機会は本当にありがたいです。
今回、私は自分のブログの印象を聴くのが目的で参加したのですが、当然私も他の参加者の方のブログ記事に意見を言わなければなりません。これが気を遣うと同時に、結構な勉強になりました。
面と向かってブログ記事の感想を伝えるのですから、あまりいい加減なことはいえず、いつもにもまして人のブログ記事を真剣に読みました。ブログを書けるようになるには人のブログ記事を真剣に読むことが大切だと改めて感じました。
今日のアクション
文章の基本に立ち返ることのできる良いワークショップでした。単に知識を得るという形の内容でないので、繰り返し何度参加しても新しい発見を得られそうです。また次のときも参加したいと考えています。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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