ブログは奥が深い。
例えば、WordPressでブログを運営する場合、文章の書き方、WordPressに関する基礎知識、デザインのためのHTMLやCSS、PHPなどもある程度は理解しておきたいところ。さらにSEOやソーシャルメディア対策などWebマーケティングの要素もあります。
これだけ手間をかけたのだから、収益化もきちんとしたいところですが、それにもある程度知識とテクニックが必要になります。
プロブロガーでブログ飯 個性を収入に変える生き方の著者でもある染谷昌利さんの旅人向けブログワークショップに参加してきました。
スポンサーリンク
文章力はかけ算
なんだかんだと行ってもブログの基本は文章の質です。文章の質と一言にいっても、大きくわけてモノの見方、切り口が斬新だという視点の要素と読者に読みやすい文体や構成にできる文章力の両方が必要になります。
文章の難しいところは、これらの要素のどれが一つが欠けても、文章として台無しになるということとです。ゼロに何を掛けてもゼロなのです。斬新な内容の記事を書いても読者に伝わりにくい文体では意味がありません。
思い入れや得意な分野ほど、ついつい上から目線で文章を書いてしまうことがあるので、気を付ける必要があります。
キャッシュポイントはどこか
ブログの収益源は大きくわけて、グーグルアドセンス、アフィリエイトなどの広告収入などのリアルタイム収入と、講演やイベント、勉強会開催などのタイムシフト収入にわけることができます。重要なのは一つのリソースを元に複数のキャッシュポイントを設けること。このあたりはそのほかの一般のビジネスにも通じる部分です。
私はキャッシュポイントを作る際は、自分がどれが好き得意かで優先順位をつけていったほうがいいと考えています。ブログ自体をカスタマイズするのが好きなら、広告の貼り方から研究すれば良いし、人とあった何かするのが好きならイベントの主催から入るのが良いです。
書籍は、書き手としてのレベルを上げてから、長期プロジェクトになるのを覚悟の上で挑戦する必要があります。
キーワードを意識する
ブログで情報発信をする場合、避けて通れないのが検索ワードです。特に商品のレビュー記事の場合、検索されやすいキーワードを意識的に選ぶことも必要になります。
この際、意識して置きたいのは競合がどこかということです。ダイエットや美容などのいわゆるコンプレックス系の商品は、大手のサイトと検索ワードが重複してしまうので注意が必要です。
ただ、今の時代は検索エンジン対策だけでなく、ソーシャルメディアからの流入も意識する必要があります。できるだけ読みやすく、興味を持ってもらい易い文章が必要なソーシャル対策と検索エンジン対策は必ずしも両立しない気がしたので、この部分を染谷さんに直接伺ったのですが、やはりその通りで両立は基本無理だそうです。
ブログは具体的に想定読者を意識したほうが分かりやすい記事が書けるはずなので、過度に検索エンジンを意識しすぎず、適度にキーワードを選んでいくほうが良いです。
今日のアクション
染谷さんはXperia非公式マニュアルで一躍ブレイクした方であり、レビュー記事のプロです。
ブログの記事数を増やそうとするとある程度レビュー記事を増やして行くのが確実なので、あくまでも自分が良いと感じたものを、分かりやすく伝える努力をしていこうと考えています。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
詳しいプロフィールはこちら。