photo credit: DoDEA Communications via photopin cc
税理士や会計士、いわゆる士業といわれる専門知識のアドバイスを職業とされる方とブロガーをはじめ情報発信を起点に、セミナーや執筆をされている方の立ち位置がどんどん近づいて来ていると感じます。リアルなビジネスの場での活動を起点とするのか、インターネットの情報発信を起点にするのかの差になってきているのです。
税理士を生業としているプロが情報発信についてどう向き合っているのか、ブロガーとしても参考になりそうな一冊です。
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情報との関わり方は4つある
情報の扱い方は、情報を「生み出す」、情報を「伝える」、情報を「使う」、情報の「使い方を教える」の4つに分けて考えることができます。
情報発信との関わり方は人によっていくつかのパターンがあります。自分の発信の仕方はどいういうスタイルに近いかを考える癖をつけて置くと客観的に自分のブログを見返すことができます。
著者の考えたとブロガーの情報との関わり方を照らし合わせると、多くの場合「伝える」になります。レビュー記事にしろ、書評にしろほとんどの場合、自分の日常生活の中にアンテナを張り巡らして記事になりそうなことを伝えています。
自分の体験を発信することが究極の情報発信
情報をどう受け止めて、どう加工して、どう提供するか。ひとつの情報から派生的なことを考えて、それをどこまで自分のビジネスに取り入れ、利用できるか。たった一つの同じ情報でも、感度の違いで差が付きます。それがあなたの強みになるのです。
結局のところ、ブロガーのコンテンツを作る最後の頼みの綱は自分の体験だと考えています。iPadのレビュー記事を読みに来る多くの読者は、大手のメディアでは書かれていないその人個人の使用感のレポートに期待を寄せているはずです。
レビュー記事に関わらず、日常の体験をブログ記事に書くときも同じです。
よくブログ記事の書き方で情報を書くことが重要と言われることがあります。ですが、新しい情報がないという日もあります。取り立てて新しいネタを持っていないときは、日常生活の体験をできるだけ一般化して、情報の域まで昇華するという考え方もネタ切れを起こさない方法だと考えています。この考えた方が身につけば、日常のあらゆることブログのアンテナを広げることができます。
情報発信をどう差別化するか
情報を伝えるだけでは、インターネットにはかないません。これに付加価値をつける方法は4つあります。キーワードは➀誰よりも早く➁誰よりもやさしく➂分類して整理し➃希少価値を加えることです。すると、インターネットに負けない商品ができあがります。
自分の得意な情報発信の仕方は異なります。1日に数回更新してとくかく最新のトピックを早く回数伝えるのが得意なブロガーの方、ある程度出そろったところでまとめ記事に書くのが得意な方、初心者向けの分かりやすい記事が得意な人、マニアックな記事を一部のファンに届けるのが得意な方と人それぞれです。
自分のブログ記事がある程度たまってくれば、ブログ記事を見返すことで自分の文章の傾向が見えて来ます。自分の情報発信はどの傾向が一番強いのか、見返して考えることで自分の得意を磨いていけるのです。
今日のアクション
現在は特定の分野についてまとまったエントリが書ければ、その瞬間から専門家と名乗れる時代になっています。自分の得意分野をどう発信するかを考える上でその道のプロである税理さんの情報発信に対する考えたはとても参考になりました。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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