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仕事での成長とワークライフバランスとキャリアという言葉は当てにならない

photo credit: U.S. Department of Defense Current Photos via photopin cc

 

 仕事を通じて私はこれだけ成長することができました!!

様々な媒体でよく語られている仕事の苦労話と、それを通じて自分が成長したという話しです。正直なところ私は半分賛成、半分反対くらいでこういう話は話半分で聴くようにしています。

仕事を語るうえで、成長、ワークライフバランス、キャリアというキーワードが出てきますが、個人的にはどれもあまり好きな言葉ではありません。

 

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そもそも成長って何よ?

 

そもそも論なのですが、大人になっての成長ってなんなのでしょう。経験が増える、懐が広くなる、知識が増えると様々なことがあるとは考えています。

ですが、世の中には経験があるが故に一歩が踏み出せない、おおらかすぎり故に人からなめられる、知識が陳腐化して役にたたないなどの場面も多くあります。ようするにどこにでも汎用的に通用する人間などいるはずがないのです。

私が知る限り仕事を通じて成長したといっている話の50%~70%はただの苦労話のようき感じています。

 

仕事を含めて人生ですよね

 

私はワークライフバランスという言葉が嫌いです。仕事か人生という二択はそもそもおかしく、人生の要素の一つとして仕事(社会に価値を提供し対価を得るための活動)が存在するのであって決して生活と対立するようなものではありません。

そして、仕事でしか成長できないって言っている人というのは、ある意味単一的な価値観の中でしか生きていないのだなと個人的に感じてしまいます。人間の成長は、日常生活のありとあらゆる場面に存在しているものだと考えるからです。

 

キャリアという幻想

 

仕事での成長とならんで幻想と曖昧さと含んでいると感じる言葉にキャリアがあります。よくキャリアアップがうんぬんという話を聴きますが、そもそもなんなのか私はかなり悩んだ時期があります。

キャリアという言葉から連想されるものは、職能とはコツコツ積み上げて蓄積していくものというイメージです。まぁ社会人になって数年くらいはそういう部分もあるでしょうが、心底好きで物事に情熱をもって取り組んでいる人がそれまで未経験のことをあったいう間に身につけてたり、大成功したりという事例は世の中いくらでもあるで、キャリアなどそれが心底好きな人の前では何にも役にたたないというのが私の率直な感想です。

キャリアという言葉自体に、枠にはまって働くことを助長している気がするのは私だけでしょうか。

 

今日のアクション

 

仕事は人生の一部ですが、すべてではありません。なんでもかんでも仕事を通さないと実現できないというのは古い時代の刷り込みのような気がします。

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