一昨年くらいからいろんな勉強会に参加させて頂いています。最初の頃は持っていくものは筆記用具くらいでしたが、いろんな方から名刺を頂く機会が増えました。特に会社の名刺ではなく、自分の名刺を渡される方とお会いするようになり、自分名刺作りに興味が出てきた頃、この「2つの名刺を持ちましょう」という本に出会いました。この本の内容を参考に現在は自分の名刺を作って持ち歩いています。
■名刺の役割は「情報提供」と「興味喚起」
名刺はあなたを伝えるもの。なのに形は伝わっても、肝心なあなたが伝わっていなければ本末転倒です。みなさんの意識はおもいのほか、形や素材に行きがち。自分で名刺をつくるときも素材やデザインにこってしまう人が多いのが現状です。
ここでもう一度、名刺の役割を思い出してください。「情報提供と興味喚起」が真の名刺であるのならば、仕様だけが伝わっている段階で、どんなにデザインや素材にこった「名刺」であっても、「名紙」と同じなのです。
自分の名刺を本気で作ろうとすると、実は必ず壁にぶつかります。なぜかというと、仕事で自分を語ることができなくなるからです。日々多くの時間を費やしている仕事以外で自分を探す必要があります。この作業はなれるまで結構きついものがあります。私は最近では、自分の興味のあることを名刺の裏面に分野ごとに並べて書くようにしています。こうすることで、少しずつ自分が見えてくるかと思うからです。そして、この内容が今後ブログにも影響を与えていくと思います。
■自分の材料に気づく
自分を表現することは料理に似ています。ニンジン一本では、メイン料理を作ることは難しい。ですが、そこにジャガイモ、玉ねぎ、牛肉があればどうでしょう。カレーが出来ますね。肉じゃがだってできます。材料が豊富だと、組み合わせでたくさんの料理が生まれます。
これはあなたも一緒。あなたを表現する材料が豊富であれば、たくさんの表現ができます。「自分にはこれしかない」と思っていたことが、ちょっと視点を変えれば無数に広がっていくのです。
人の興味は一貫性がないことが多いのではないかと思います。自分はiphoneはパソコン、ソーシャルメディアなどデジタルな世界にも興味がありますが、心理学、コミュニケーションなどアナログ的な方向にも関心があります。大切なのは、組み合わせることなのです。ブログもそうだと考えています。自分の興味のあるテーマを引っ張りだして書いていくうちにブランディングが出来てくると考えています。
■自分にキャッチフレーズを
キャッチフレーズは「あなたの魅力と強み」をたったひと言で伝える魔法の言葉。これを持つのと持たないのでは雲泥の差があります。
<中略>
ウソみたいな話ですが、キャッチフレーズをつけた瞬間、仕事の依頼が来たり、仲間が増えたり、人脈が広がったりするのです。
自分が何者であるかを自分に宣言することで、人間の脳は急速にそちらにアンテナを広げ始めます。結果、いろんな人脈ができたり、情報が入ってくるのです。当ブログは問題の割はコミュケーションというキャッチフレーズをそのままブログ名にしています。このことによって、コミュニケーションに意識の高いいろんな方とお会いする機会が増えています。
■今日のまとめ
ブログも自分名刺もアイデンティティが問われるものです。時間が掛けてすこしずつバージョンアップしていくのがいいのだと考えています。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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