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今年も残すところあとひと月を切りました。年末に向けて大掃除の計画を立てたいと考えて、片づけ研究会お世話になった片づけ士の小松易が主催されている「第4回かたラボ1dayワークショップ」に参加してきました。
かたラボについて | かたづけ専門コンサルティング 「スッキリ・ラボ」
今回は1dayワークショップでした
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片づけプロジェクト計画を立てる
今回の片ラボワークショップでは、小松氏が実際にクライアントさんに現場で行っているコンサルティングの手法と同じ手法で、年末年始の片づけプロジェクトの計画を立案するところから具体的な日々の行動計画に落としこむまでを実施しました。
具体的には、
1.年末年始の片づけプロジェクトの具体的な期間と達成ゴールを決める。
2.部屋の間取り図を書き、片づけたい場所を細かくナンバリング。
3.各ターゲットとなる場所での作業見積もり時間を15分単位で算出。なお、各場所での想定される作業内容は、一旦ものをすべて外に出す、要不要を決定、不要なものは捨てる、必要なものだけしまうというところまでを想定。
4.ゴール達成にかかる具体的な見積もり時間の合計を算出。
5.平日と休日の丸1日の標準的なタイムテーブルを書き出し、一日の片づけにあてることのできる 時間を確認。
6.12月から1月の月次スケジュールを確認し、片づけを実施できる日に15分単位で割り当て。
これらのステップごとにワークでやっていきました。
私は今回年末の大掃除に取りかかる前についつい先送りしてしまうクローゼットの奥や奥行の深い棚に突っ込んだままの小物類を捨ててしまいたいと計画を立てました。
計算したところ、これらの所要時間は3.5時間。これは大掃除を始める前に3.5時間をどこかでねん出する必要があるということです。意識しなければ微妙に確保できない時間です。大掃除をはじめてからこういうことに手をつけるとやる気が著しくなくなってしまうので、これもキチンと計画だててやっておきたいのです。
自分の勝ちパターンを知る
ワーク中、片づけプロジェクトを成功させる上で重要なことは自分の勝ちパターンを知ることだと小松氏は強調されていました。
私の勝ちパターンは運動をしたあとにパフォーマンスがあがる点です。スポーツをして帰宅後に作業を始めれば、いつもよりハイペースで作業に取り組むことができます。
勝ちパターンと合わせ、個人的には負けパターンを知っておくことも重要だと感じています。
ここのところ嫌なことが立て続けに起こって、自分のペースが乱れています。自分のペースが乱れると、部屋が段々散らかってくるのです。最初の一撃はだいたいテーブルの上です。テーブルの上にものがたまり始めると危険信号です。なし崩し的に部屋が汚れていく恐れがあります。
汚れた部屋はストレスを生み出し、よけいに散らかっていくという悪循環を起こす恐れがあります。まず負の状態を意識することで早めに悪い状況から脱出できるのです。
小松式片づけはタスク管理そのもの
ワークをやりながら小松氏から片づけプロジェクトで挫折しないために
1.決めた時間通りに始める
2.決めた時間どおりにやる(先送りしない)
3.一気にやりすぎない(続けることを意識する)
という3つのアドバイスがを頂きました。
私はこの話を聞きながら、これは片づけを通じた時間管理、行動管理のワークだと感じました。片づけ研究会なので、当然テーマは片づけなのですが、これは時間を有効に活用して、自分のとって重要なことに対する時間の捻出の仕方を学ぶワークだと言えます。
特に自分の行動パターンを把握する点、15分単位見積もりを立てる点などは、シゴタノ!の大橋悦夫氏(@shigotano)が開発しているタスク管理ツールTaskChuteに通じる点が多く、このワークの内容はそのままTaskChuteに移して使えそうです。
シゴタノ! TC2 001:Taskchute2連載スタートします
Taskchuteに関する解説はこちら
今日のアクション
片づけは、緊急でないけれども重要なことを行うための時間を確保する入口だと考えています。先送りすればするほど、自分にとって重要なことに取り組む時間が減っていきます。
今回は小松氏の具体的なコンサルティングの方法をきけたのが大きかったです。ストレスフリー、時間管理、行動管理。片づけにはいくつもの要素が含まれています。本当に奥が深いです。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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