photo credit: Tijs Zwinkels via photo pin cc
タスク管理を始めようとするとまずは行動ログを取ることからと言われます。表面上は納得したつもりでしたし、自分の行動のクセを知るのは大事なことだなと考えていました。
しかし、本心では
わかったようでよくわからない
という心の声が鳴り響いていました。
少し前から行動記録を取り始めて、この疑問ついて自分なりに考えまとまり始めたので初心者なりの解釈を書いておくことにします。
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予定を昼からだと間違える
休みの日にだらだらしてしまい、結局何もしていないということがよくあります。自由な時間を有効につかうにはどうすればいいのか。
一つの方法として、
適度にタイムプレッシャーを自分にかける
ということがあります。
先週の土曜日は、18時から予定があり、17時には自宅をでなければなりませんでした。
しかし、私はここで大きな勘違いをしてしまいます。
予定は13時からで、12時すぎには家をでないといけない。
12時すぎには家を出ないといけないと考えた私は、週末にやる掃除、洗濯などを午前中のうちに全て済ませてしまいました。
そして、12時前に全部のことを終わらせ、予定を確認して愕然。
18時からだ。。。
ちょっと力が抜けてしまいました。
ですが、この勘違いによって週末のどこかでやればよいタスクをすべて土曜日の午前中に片付けてしまうことができました。
予定がなければいつもまでも手をつけず、夕方くらいに慌てて始めていたかもしれません。掃除など、週末にやらないといけない家事はもともと、土曜日の午前中一杯で片付く量の作業だったのです。
この件で気づいたことは、ダラダラしてしまいそうな日は、一日の中に動かすことのできない予定を入れて、その時間までにやるべきことをこなすようにするということです。
ようするにタイムプレッシャーを自分にかけることです。
タイムプレッシャーの長さはどのくらいがいいのか
タイムプレッシャーは、短かすぎても、長すぎてもNGだと考えています。
短すぎれば、すぐに白旗か自分を過剰に追い込んだ状態になりますし、長すぎるとダラけてしまいます。自分にとっての最適な長さというものがあるはずです。
私がタイムプレッシャーをうまく利用するにはどうすればいいのか。具体的に条件を考えてみました。
行動に具体的な見通しが立っていること
いくら追い詰められても、ゴールイメージが不明瞭な作業は手が動きません。具体的になにをすればいいか分かっている必要があります。部屋の掃除などは掃除するポイントをチェックリスト化すると効率的です。
出来るかややギリギリの作業量であること
着手しようとしている作業に対して、余裕があり過ぎてもなさ過ぎても上手く行きません。ギリギリに出来る時間に少しバッファを見積もるくらいがいいようです。
長時間の集中はできない
タイムプレッシャーをかけると言っても2時間も3時間もかかる作業に集中して取り組むのは無理があり、感覚的な見通しが立ちません。感覚的にギリギリ感を持てないと時間を区切る効果は薄れるのでやはり30分〜1時間くらいが妥当な時間設定のようです
まとめると、
具体的な作業に対して、自分のとっての適度な作業時間を確保していくこと
ですね。
なんだ当たり前のことじゃないかと考えるかもしれませんが、自分にとってのという部分が肝なのだと考えています。
意識しないで社会生活を送っていれば、人に合わせることは多くても、自分にとっての適切な時間を考える機会って案外すくないのではないでしょうか。
行動記録(ログ)の意味
自分にとって適度な長さを知るにはどうしたらよいか。
なぜタスク管理を始めようとした時に行動を記録することが重要なのかをやっと理解出来ました。(以前本やネットで読んでいるかもしれないが覚えていない)
行動ログを取る理由は、作業に対して自分に適したタイムプレッシャーを知るためなのでしょう。
具体的な作業に対する所要時間を、締め切りからではなく、自分の平均遅から算出すれば自ずと自分に適切タイムプレッシャーも見えてくるはずです。
あくまでも自分にとって心地よいデットラインを準備して、時間を有効に使う。そのためには、行動記録が必要ということなのです。
今日のアクション
ひょっとすると、今日の内容はタスク管理している人からすると当たり前のことなのかもしれません。私もなんとなく頭ではわかっていたのですが、土曜日のハプニングのおかげで自分の腑に落ちました。行動記録の重要性を改めて感じています。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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