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ブログを書くことがいつの間にか誰かの真似事になっていないだろうか〜【読書レビュー】ブログを10年続けて僕が考えたこと

ブログを初めて約3年半になります。ブログの書き方に関するノウハウも蓄積してきて、読まれる文章の書き方、SEO対策、ソーシャルバズの狙い方などなど、一通りのセオリーを意識して書いています。

ただ、そういうことばかりを気にして書いているとmなんだかブログを書くことがものものすごく息苦しく感じることがあります。

自分の言いたいことを書いているつもりが、誰かの言っていることを書いているブログになってしまいそうです。

ブログを10年続けて、僕が考えたこと

独自のスタイルを崩さずブログR-styleを運営されている倉下さんのブログ運営論を読んで、この苦しさの原因が見えてきました。

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自分は本当にブロガーだろうか

ここのところ、ブログの広告収入で生計を立てるいわゆるプロブロガーを目指す人が増えています。リアルであったことのある方もいて、その方たちの多くは狙ってなったというよりも結果としてなったという方が多いです。自分のブログをその域までもっていく情熱を持てたということだと言えるでしょう。

私自身はそういう方たちの存在を知らずにブログをスタートしたのですが、そういう方たちの活躍を間近で見る機会が増えると少なからず意識することがあります。

自分でも気づかないうちに自分のブログを更新する動機付けを金銭的なものや人気にしてしまっている部分があるのかもしれません。

結局のところ、誰かのスタイルを真似してブログを書いているうちは半人前ということでしょう。あこがれや理想からスタートするのは悪くないですが、最終的に自分の内側にブログを更新する情熱をもっていないとブロガーとは呼べない気がしています。

誰に言われなくても、何一つ強制がなくても、ブログを更新する人。ブログを更新してしまう人。ブログ更新の内燃機関を持っている人。言い換えれば、ブログを書く意義を自らで持っている人。

自分が読まない記事はかかない

倉下さんのブログのルールはシンプルで、自分が読まない記事は書かないということだそうです。確かにこれならシンプルです。

私の場合、これは読まないなあというブログの記事は、「誰かの真似をしてブログを書いている」と読んでいて感じる記事です。

この人は主張したことがあるわけでも、ブログが好きなのでもなく、特定の誰かのスタイルだけをまねをしたいだけだなと感じるともの凄く引いてしまいます。

スタイルだけを真似して書いている記事ってなんとなくわかってしまうし、痛い感じがしてしまうので、そう感じた瞬間に読まなくなってしまいます。

結局、人の振り見て我が振り直せで、自分自身がどこまでオリジナリティをだせるかに苦しんでいるということの裏返しかもしれません。

隠れ家ブログを目指すのか

倉下さんは2013年のブロガーズフェスティバルというイベントで登壇され、隠れ家ブログの作り方」というテーマで講演されており、私もそのお話を聞いていました。

隠れ家ブログとは、いわゆる隠れ家的名店をイメージした言葉で、爆発的なPV数はないけれど、コアなファンに支えられたブログという意味です。

私はブログの成功をPVや収益以外に設定するのは、精神的にかなり難しいことだと感じています。PVや収益はわかりやすい指標故にどうしてしても結果に一喜一憂してしまうからです。

ただ、だからこそここからが自分との戦いであるとも感じています。本当に自分の納得する形でPVや収益以外の自分にとってのブログの成功を定義できれば、無敵だと考えるからです。PVや収益はあったほうがいいですが、それではブログに働かされてる状態で、つらいです。

やはり自分の内側に自分にとってのブログの成功を定義できるのが理想だと考えています。このあたりは現在葛藤中だったりします。

今日のアクション

ここのところ、ブログの運営でいろいろ思うところがあったのですが、どうしても目についてしまうのが、ブログで人生を変えるとかお金を稼ぐといった上昇志向的なトピックスばかりでした。

もちろん、それはそれでいいのですが、少し他の視点が欲しいと考えていたところだったので、本書は本当にありがたかったです。 きちんとポリシーを持ってブログを運営したい方にはおすすめの一冊です。

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