photo credit: おでこプレゼン via photopin (license)
昨年の後半からWordPressの勉強のため、WordBench 東京というWordPressコミュニティの勉強会に参加させて頂いています。
WordBenchはどちらかというと、WordPressを利用してサイト制作などを行うエンジニア、デザイナーの方が多くいるコミュニティです。
私のようなブロガーはあまりいないのですが、逆にそれが良かったようで、割と制作者向けのテーマが勉強会が多い中、今回ユーザー向けの勉強会「WordPressでのブログライティングとブログ運営」を私の発案(といっても飲み会でひと言いっただけですが)で開催することとなりました。
スポンサーリンク制作ノウハウと運営ノウハウは異なる
大きめのITシステムの開発、運用をされている会社などではよく言われることなのですが、ITシステムにおいて、新規に構築するノウハウと出来上がっているシステムを保守運用するノウハウはかなり異なってものです。
WordPressの勉強会に参加していくうちに似たような関係性が、WordPressでサイト制作などをする際にもあるということに気づきました。
すなわちWordPressでサイトを制作するノウハウをお持ちの方が必ずしも、ブログを効率的に運営するノウハウを持たれているわけではないのです。
制作者の常識とブロガーの常識を越える会
WordPressでブログを更新しているブロガーの間には、ある種常識のように知られたアプリやノウハウが存在して、私はWordPressを利用している人はみんなこんなことは知っていると考えていました。
ですが、実際には大きな勘違いでブロガーの間で常識のように使われているアプリ、ツール類はサイト制作の方の間ではまるで知られていないということに気づきました。
一方でここ一年ほどWordBenchに参加して気づいたのは、サイト制作を中心にされている方の間には、ブロガーがあまりつかわないようなプラグインや開発ツールに関するノウハウが存在していることです。
同じWordPressというプラットフォームを利用しているのに、ここまで基本となる常識が違うのかと驚くことが多かったです。
ですが、個人的にこの状態はもったいないと考えています。以前、Webクリエイターズカンファレンスで株式会社LIGの朽木さんが「Webの世界に職人気質は向かない」というお話をされていたことがあります。
私もなんとなく、同じように感じていて、あたらしいものを生み出すためには自分の領域に固執しないほうがいいかなと考えています。せっかくWordPressをつかっているのならノウハウは共有されたほうがいいと考えているのです。
登壇にかける想い
実のところ、最初にこの企画の話が出たときは自分は会の司会をして、自分が読んでみたいと考えてブロガーさんに声をかけるスタイルが良いのではと考えたのですが、途中で方針を変え、司会は他の方にお願いして、自分が登壇することにしました。
理由は、まだこの勉強会が初めてでイベントのカラーがはっきりせず、イベントの主旨や登壇することのメリットなどをうまく説明できなかったからです。まだまだやってみないとわからないなと感じる部分があるため、人にお願いする前に自分でやってみる方向に切り替えました。
このWordPressでのブログライティングとブログ運営」はWordBench東京の中でも定期的に行われる勉強会のテーマになりそうなため、自分が登壇して1度フォーマットを作り上げれば、他のブロガーさんにも声がかけやすいと予想しています。
今回は私がブログ更新に利用しているアプリやツール類をまとめて紹介する予定です。参加頂いた皆さんに少しでも有益な情報を提供できればと考えています。
今日のアクション
とはいいつつも、軽いノリから始まった企画で100人近くの人が見に来る上に、未だキャンセル待ち状態です。
いくら無料イベントとは言え、そんなに大人数の前で話すのは去年のブロガーズフェスティバル以来の上、今回は話す時間も20分と長め。会場の空気に飲まれてオオコケしないようにしたいと考えています。
私以外の登壇者の方も、すごい方ばかりなので今から緊張気味です。
おすすめ関連エントリ
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
詳しいプロフィールはこちら。