2016年がもうすぐ終わります。年を越すといよいよブログ運営6年目に突入します。ただ、丸5年書いて自分が納得できる記事を書けるようになったかと言えば、とてもそんなことはないと感じています。
果たして、自分にとって満足いく文章とはなんだろうと考えるときに少しばかりの迷いが生じます。考えられる答えはいろいろあるのですが、自分が大事にしたいことの中に確実にあるのは、読者に行動を促す記事をかけるかということです。
いつも書いているのですが、私がブログを書き始めたきっかけはわかったブログとの出会いが大きく影響しています。
2010年頃、私は職場での仕事がうまくいかず、かなり途方に暮れていました。それまで自分のアイデンティは仕事にあると信じて疑わなかったため、それがうまく行かなくなった途端自分の目標がなんであるかが全く分からなくなったのです。
転職や独立をする度量もない私は、仕事以外にこれといった趣味をもっておらず、ただ毎日を抜け殻のように漫然と過ごす日々を送っていました。
そんな中、2011年3月11日に東日本大震災が起こります。
震災発生後、しばらくの間職場に出ても仕事が何もないという状況が続きました。取引先が津波の被害にあったため、全く作業が勧めることができなくなったのです。
当時、原発の事故があり、ネット上では放射能に関する情報が飛び交っていました。私は不安でずっと机に座って原発の記事を調べていました。そんなとき、たまたま見つけたのが、こちらの記事でした。
http://www.wakatta-blog.com/post_590.html
(今振り返るとちょっと煽ってるタイトルだなぁとは感じますが…)
当時、かなり原発事故の影響が心配だったので、結構真剣に記事を読んでいたのを覚えています。心配性な私は何日かたった後も繰り返しこの記事を読み返していました。そして、途中からブログ記事が毎日更新されていることに気付いて、他の記事も読むようになりました。
当時、ブロガーという存在がよくわかっていなかった私は、かん吉さんが何者なのかまったくわかっていません。ただ、このころのわかったブログには、書評とブログ運営の記事はかなり集中的に書かれていて、毎日こんなに文章を書ける人とは、どんな人だろうとかん吉さんという人にかなり興味を持つようになっていきました。
そして、時折繰り返しポストされるかん吉さんの「ブログ書こうぜ!」というメッセージに私の気持ちは少しずつ変化していったのです。特にブログに書いた「言葉」は実現する!や、ブログで豊かに暮らせる5つの理由の記事にはかなり影響されました。
ブログを書いていけば、今の悶々とした状況を脱して、自分の新しい可能性に出会えるかもしれない。私は当時、かん吉さんのブログを読んでいるうちにそう考えるようになっていたのです。
そして、私は決意したのです。そうだブログを書こう、と。
冷静になって振り返ると、「ブログを書いたら人生変わる?はぁ」みたいな突っ込みが来てもおかしくないのかもしれません。ただ、当時のかん吉さんのブログ記事は私にとって、それくらいインパクトがあったのです。
わかったブログには、ただの自己啓発とは違う、一歩進んで行動を促す力強さと具体性を感じることができたのです。
この背中を一押しする感覚こそ、私がブログで大事にしたいものです。ただ、読んでくれた人に情報を提供するだけでなく、一歩踏み込んで行動を喚起することができるブログでありたいのです。
今日のアクション
こうしてブログに対して掲げた目標を振り返ると、まだまだ力不足だなと感じます。来年もガンガン、ブログを書いて進化していきたいです。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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