Category: 読書×kindle

  • 決断力をつけるには捨てること

    決断力をつけるには捨てること

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    決断力がなく優柔不断なことが悩みの種です。

     

    人の目を過剰に気にするほうですし、気にし過ぎることが一周回って空回りしてしまうこともよくあります。正直、このまま人の意見に振り回され続けることに不安を感じています。自分のことは自分で決めて責任を持つという意志の強い人間になりたいです。

     

    最近、いろんな方のお話を伺って感じているのは、

     

    決断力や直感力はトレーニングすることで向上する

     

    ということです。スポーツ選手が反射神経を鍛えるように日常生活で鍛錬をすることを意識する必要があります。といっても私がというより、そういうことに取り組まれている方にお会いしてそういうことを意識するようになってのですが。

     

    時に空気を読まないことを重視し、自分のための選択を自分のためにする。

     

    自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

     

    本書は、東京とニュージーランドを行き来しながらノマドライフをおくる著者が自由に生きるマインドセットを説いた一冊です。

     

    増え過ぎた荷物はノイズである

     

    昨今は断捨離ブームで、モノを持たないことがいいことだという流れができつつあります。

    私は、部屋の整理が凄く苦手でした。私の部屋があまりにも散らかっているので友達が大掃除に来たというエピソードがあるくらいです。

    精神的、肉体的に疲れていればいいるほど、部屋にモノがたまる傾向があります。そして、視界に入ってくるものが増えるほど、余計に疲れてしまうという悪循環に陥りがちです。

    モノが多いということは良くも悪くも行動の選択肢が多いということです。やりたいことがあっても行動に至るまでのステップ数が増えてしまいます。

    余計なことに気をとらわれず、目の前のことに集中するには必要なモノだけを持つことが重要なのです。

     

    なんでもいいという癖を捨てる

     

    「今日ご飯なに食べる?」
    「なんでもいいよ。」

    私はこういうやり取りが最近では一番よくないと考えています。

    よく自分がしたいことは何ということを考えすぎて、身動きがとれなくなることがあります。結果、人の決めたことに従って後から後悔してしまいます。

    この状況を作り出している要因の一つはなんでも人任せです。

    ランチ一つを選ぶときから、できるだけ人と同じものを考えずに選ぶということはしないように訓練する必要があります。

    なんでもいいという言葉を使い続けていると、思考停止が常態化してしまうのです。

     

    頭を使うのは最後

     

    職業柄もあるのですが、どちらかというと物事を決めるとき理詰めで考えることが多いです。

    ですが、重要な局面ではあてにならないということが多いです。

    自分が目標だと考えていたことが実は全く違っていた。私の場合、こういう経験が何度もあります。結果自分に自信を失ってしまいます。

    頭で物事を考えすぎて身動きがとれなくなるのです。頭で考えた抜いた結果はだいたいネガティブな答えしか出てきません。性格の問題なわけですが、過去の苦い経験をもとに未来予測を立ててしまいます。

    なので、物事を決める際は直感を重視する必要があります。私の知っている方でエレベーター待ちをする時に次にどの扉が開くか予想して、直感力を鍛える練習をされている方がいます。

    私もこれはまねてみようと思います。人間には野生のセンサーそなわっているはずです。

     

    今日のアクション

     

    ブログで自分の思考を書き溜めて置くと言うことも自分で物事を決めるための大きな選択ツールだと最近では考えるようになって来ました。

     

  • ブログを心も自分のルールを作る。話はそれからだ。 #dokusho

    ブログを心も自分のルールを作る。話はそれからだ。 #dokusho

     

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    IMG_0154 / K4s

     

    「心が折れそうになる」とは、最近日常生活でもよく使われる言葉です。ですが、本当に困難な状況に出くわした時というのはその言葉さえでてこないものです。私自身も経験があります。

    困難な状況にぶつかった時に対処できない大きな理由の一つに自分にルールを課していないということがあります。

     

    「こんなはずじゃない自分」に負けない心理学 (アスカビジネス)

     

    本書は、折れない心を作るための自分の心へのルール作りの仕方が書かれています。

     

    本当の自分を知るには勇気がいる

     

    本当の自分を知るというのは、実はかなり大変なことです。特にプライドが高かったり、負けず嫌いの人というのはそうではないでしょうか。

    実のところ私自身がそうです。自分のは達成しなければけない大きな目標があるとか、人より優れていなければならいという考え方で生きていた時期が随分と長くあります。

    ですが、私の場合その本質は、ただの現状から逃げ出したというだけで特に大きな目標はないのだとある時点で気づきました。私は7つの習慣に代表されるような長期的な目標もっていきるいくような生き方ができません。理由は、そこまでした達成したい目標が現時点でないからです。

    正直最初は愕然としましたが、以前書評で紹介した「仕事は楽しいかね」を読んでかなり救われたという経験があります。

    自分の本心に気づいたら、あとは気楽に生きてみるのがいいのだと考えています。人生は毎日がコイントスなのです。

    もし、自分の本当の欲求がなかなかわからないという方がいたら、私はブログを書いてみることをお勧めします。ある一定以上の量を書けばいやがおうにも自分と向き合うことになるからです。

     

    実力の伴わないところにたった白羽の矢は、チャンスにはならない

     

    ここのところ、もっとも私を一喜一憂させていることはブログのPV数です。
    私は現在ブログを毎日更新していますが、ブロガー仲間での間でも、ブログを毎日更新するどうかで議論になっていました。毎日更新することはインプットの質を下げてしまい、結果アウトプットの質を下げてしまうからです。

    ですが、結局当面は毎日更新をする方針にしいています。理由はブログを毎日書くうちに書くことへのハードルが下がり、一記事での更新時間が短くなってきているからです。ブログ更新のための各種ツールの扱いも少しずつスムーズになってきています。

    結局、自分にまだまだ力がないことの言い訳をしないために毎日更新することにしています。

    投げたコインがいつ面白いものを運んでくるかわからないので、準備だけは怠らないようにしたいのです。

     

    優しく輝く時間は微分で記録する。

     

    私の部屋には、高校時代の部活の写真が飾ってあります。このころはいろんな意味で人生が充実しているというのを始めて実感できた時期でした(その後もありますが)。たまに写真を見返すこともあります。写真にはそれだけの力があるのです。

     

    最近、ライフログに興味が出てきていていろいろとやり方を模索しているのはこれが理由です。本書に書かれている時間を微分するという表現はまさにライフログという言葉に適していると考えています。

     

    今のところコンスタントにとれている記録は、読書記録、睡眠記録くらいなのですが、写真などの量ももう少し増やして、Evrnoteに記録していきたいと考えています。
    これは私のお世話になっているライフハック心理学の佐々木正悟さん(@nokiba)さんの専門分野ですが、人生を楽しんだから記録するのではなく、記録するから人生は楽しいのです。

     

    参考図書

     

    今日のアクション

     

    自分にルールを課すことは、どちららかと言えば継続してやっていくことが難しいのだと考えています。ですが、自分に課した小さなルールを守ることの繰り返しが大きな力になっていきます。
    本書は全体として、女性向けに書かれているようで内容は整然とした心理学書です。学術的な内容にも触れられているので、心理学に興味ある人にもお勧めです。

     

  • 自分と向き合うことから逃げない。もっとも恐ろしいことは人に人生を預けてしまうことだ #dokusho

    自分と向き合うことから逃げない。もっとも恐ろしいことは人に人生を預けてしまうことだ #dokusho

     

    不安な夕暮れ2不安な夕暮れ2 / AUSGANG SOFT

     

    日頃から漠然とした不安感を抱いてしまうことがあります。漠然とした将来に対する不安、繰り返す日常の中で自分の気持ちをどこに持っていけばいいのかわからなくなる。そんな気持ちにかられそうになることがあります。 本書はそんな漠然とした不安感を抱える人へのメッセージとなっています。

    媚びない人生

     

    慶応義塾大学、政策、メディア研究科特任準教授で、韓国生まれ、日本、欧米を渡り歩いた移植の経歴を持つジョンキム氏のゼミ生への最終講義「贈る言葉」を書籍としてまとめた一冊です。

    ネガティブな感情に居場所を与えてしまえ

     

    漠然とした不安感というものを抱えて生活している方というのは多い気がしています。 私も不意にこの漠然として不安感を感じることがあります。私はこの不安感の原因が何なのか、ずっと考えていました。結果、考えうる最悪の状況を書き出して、気持ちを整理した結果すごく楽になったという経験があります。

    私の場合、最悪の結果というのが、

    「お金に困ること」

    「人から孤立してしまうこと」

    「このまま、独身で一生で家族を持たずに終えること」

    でした。

    このとき、気づいたのです。私は最悪の状態をさけるためだけに人生を送っている。自分が夢を持っていないということに気づいて愕然としました。

    これに気づいて少し戸惑ったのですが、少し落ち着いてから、ここからブログの方向性をきめることができたのです。

    夢や目標が具体的に持てていない人に、日々を楽しくいきる方法を提供しようと。

     

    最終決定を他人のものにするな

     

    不安を感じる原因の裏側には、自分がこれからどうなるかわからいことやどうしたいかがわからないことがあると考えています。

    実は私は、大学、大学院、就職と全て推薦という形で進路を決めてきました。当時はそれでいいと想っていましたし、推薦されて嬉しいという気持ちもありました。

    ですがこれが少なからず後の不安感を作り上げているなと最近感じています。私は未だに自分でものごとを選択するということに苦手意識があり、最終決定を人に決めてもらいたいと考える傾向があります。

    組織で働く上では必要なこともありまずが、自分の人生を決定する上でこれを繰り返していくことは、ものすごく危険なことです。自分の人生の責任は自分で負う。この覚悟と決意が必要なのです。

     

    見えていないものを見て、聞こえないものを聴く

     

    当ブログのタイトルは「モンハコ~問題の8割はコミュニケーション」です。これは私自身がコミュニケーションで悩んだことに対することから来ています。

    これは私の経験則ですが、コミュニケーション能力とは、

    1.自分の思考や感情を素直に把握できること

    2.人の話を聴けること

    だと考えています。ただしここ難しいのは、人はかならずしも自分の考えていることを言っているとは限らないということです。多くの場合、人間は自分が何を言いたいのか把握していないことが多いです。プロの心理カウンセラーの方などは、相手が何を言っているかだけでなく、相手の表情は、仕草までこまかく観察しています。人間は非言語でのコミュニケーションの割合がものすごく高いのです。

    私はこの両方で失敗して経験がありまして、前者については最初のほうで触れたとおりですし、後者については仕事で相手のいうことを言葉通りに受け取って損をしたということが何度もあります。今は、人の話を聴くとは話の内容だけでなく、相手自身を観察するということを意識して重視しています。

     

    今日のアクション

     

    本書は全体から自分の欲求に素直になり、自分の人生に責任をとって生きよ、自分と対話し、自分の気持ちに正直に生きよという強いメッセージが込められています。背中を押された感じのする一冊でした。今漠然とした不安を抱えている人には是非読んで欲しい。素直にそう考えています。

     

  • ブログを毎日更新することは昨日と違う自分になること #dokusho

    ブログを毎日更新することは昨日と違う自分になること #dokusho

     

    A handful of crownsA handful of crowns / Comrade Foot

     
    不景気だったり、陰惨なニュースだったりを見聞きしてうんざりすることは多いです。
     
    それでも、戦争や大きな病気にかかっているのでなければ、いきなり明日死んでしまうことを想定して生きていくことは難しいと思います。平穏な日常に潜むもっとも手強い敵とはマンネリと退屈です。

    本書は、起業に失敗し、平凡なサラリーマンとして生きる主人公が、街で出会った老人に諭されていくなかで、新たな気づきを得て人生をもう一度歩み出す決意すまでのやりとりが書かれています。
     
     
    仕事は楽しいかね?
     
     
    この老人は、大企業のトップや政治家がアドバイスを求めるほどの有名な事業家だったのです。

     

    今日の目標は明日のマンネリ

     
    本書では、老人は冒頭の段階で主人公の目標を立ててそれに向かって猛進する生き方を否定します。その代わりに一つのルールを掲げます。
     

    「明日は今日と違う自分になる」

     
    あまりこれまで読んだビジネス書では、見かけない発想のように思います。
     
    私は大きな目標を立ててしまうとそれに押しつぶされてしまう傾向があります。達成できない状況に自分を責めてしまい、ストレスとなるのです。
     
    一方で目標を立てて、達成してしまいいわゆる燃えつき症候群のようになってしまう場合もありました。
     
    このような性格の私に対して、この言葉は深く突き刺さりました。とにかく新しいことを試してみる。目標は完璧を目指さず、常に書き換えて変化させていくことで、日常の中に新鮮なものを入れ続けることができ、毎日を楽しく生きていける。私には著者がそのように訴えているように聞こえてきたのです。

     

    コイン投げの達人になれ

     
    先日、ブログLihacking.jpを主宰されている堀正岳さん(@mehori)の「ライフ×ライフバランスセミナーに参加して来ました。

     

    「ライフ×ライフバランス入門」イベント終了! ありがとう、ありがとう! | Lifehacking.jp
    本業とブログライフを如何に両立させるかがテーマでした

    今でこそ、出版もされ、知る人ぞ知る有名ブロガーの堀さんですが、ブログをはじめた段階で有名ブロガーなるということは考えていなかったそうです。
     
    自分の生活をよくすために勉強していた海外のサイトを翻訳し、自分なりにまとめてブログとして発信していたところ、シゴタノ!の大橋さん(@shigotano)から声がかかり、出版やセミナー開催の話を頂けるようになったのです。
     
    堀さんは現在でも、研究者とブロガーの二足わらじをはかれて活動されていますが、これからブロガーとしての将来は未知数だということを強調されていました。
    そう、ブログ更新するということは誰が何が起こるかわからないコイン投げの要素があるのです。
     

    問題は、才能のある無しでもなければ、
    勤勉かどうかってことでもない。
    コイン投げの達人じゃないってことなんだ

     
    堀さんのようなブログを書くのは簡単なことではないですが、自分のリソースを最大限に引き出すことに成功したという点で参考になります。

     

    試すことに喜びを見いだしてくれるといいな

     
    私は、本日で9日間ブログを連続更新しています。毎日ブログを更新することでつながっている仲間もいます。しかし、素直に言えば葛藤もあるのです。
     
    「毎日更新すれば、アクセス数があがるのか?」
    「1記事あたりの質が下がっていないか?」
    「今日記事まだ書いてない、どうしよう?」
     
    などなどです。ただ、それでも今ブログを毎日更新するという選択をしているのは、毎日コインを投げてみたいからです。
     
    大きな変化でなくても、ソーシャルメディアの時代なので、自分が投げかけた方向とは全く違うところから反応頂くことがたまにあります。このような小さな変化もとても面白いと感じるのです。
    私にとって、日常の中でとにかくコインを投げ続けるには、ブログを毎日更新していくことが大事なのです。

     

    今日のアクション

     
    明確な夢や目標を持って生きられたら幸せなことだと思います。でもそれも簡単ではないというのが今の時代ではないでしょうか。

    ならば、コインを毎日投げてみるという生き方は、一見非効率のようで、最も合理的な生き方だと言えます。私のブログは毎日を楽しく生きたいという人たちにメッセージを送っていきます。

     

  • ブランディングの究極は有名人というビジネスなのだと教えられる本 #dokusho

    ブランディングの究極は有名人というビジネスなのだと教えられる本 #dokusho

     

    リアル断る力!リアル断る力! / yto

     

    勝間和代さん。実は私自身はそんなに勝間さんという人の著作をこれまで読んだことはありませんでした。以前、勝間さんの著書「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」を書店でパラパラと読んで、なんとなく気分が悪くなったことがありました。

    当時、私が仕事でいろいろ思うところがあった時期で、読んでなんとなく自分の行動を否定されている気がしたのです。

    それ以来なんとなく、ドライな感じの人というイメージ以上のモノはもっていませんでした。勝間さんはアンチの人も多いですが、私は別にアンチというほどのモノではないと思います。

    そんな勝間さんが出した本

    「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

     

    は私が拝見している一部のブロガーさんが書評を書かれていたこともあり、タイトルから興味をもちました。これまでの本のタイトルの印象とはちょっと違うなと普段勝間さんの本を読んでいない私でさえ感じたのです。

     

    有名人になるとはビジネスである

     

    普段我々一般人がテレビやマスメディアの情報を見るときにこのことを忘れてしまいがちです。

    勝間さんは、リーマンショックによって、自分の投資顧問会社の運営が困難になり、考えぬいた末に有名人になって、B to Cのビジネスをするという決意をしたのです。そういわゆるカツマーブームは意図的に作られたものだったのです。

    勝間さんは有名人になることのメリットとデメリットに以下のようなことをあげています。

     

    メリット:人脈の広がり、発言力の大きさ

    デメリット:常に衆人環視の中に実をおくこと

     

    有名人になること自体の直接的な金銭的メリットはそこまで多くないと言われています。ただ、有名であることでの信用力によって、人脈が広がったり、ビジネスチャンスが増えたりすることが最大のメリットであると書かれています。

    なるほどと感じました。冷静に考えれば、勝間さんのような仕事の人がテレビに出て、有名になる必要など本来ならないはずです。そこには何か狙いがあり、達成したいことがあるのだということを普通では考えることをしません。

    しかし、これを有名人ビジネスと考えると納得がいきます。普通、テレビに出ている人は有名人であると私達は認識しています。しかし、実際は有名になるためにテレビに出るというのが、正しい図式なのです。

     

    終コン(終わったコンテンツについて)

     

    テレビには、毎年一発屋と言われるタレントさんが現われ、その名の通り、短い期間で姿をみなくなります。

    本書では、有名人ブームは1~2年程度で終わること。そして、その理由も書かれています。特に印象的だったのは、

    「当の本人は、仕事は忙しくなる上に、人気を背景に仕事が「Easy」になるため、アウトプットの質が下がる。」

    ということをあげておられます。これはブログを運営していると、ものすごく感覚的に理解できる部分があります。アプトプットの量が増えると、どうしてもインプットとのバランスが崩れてしますのです。結果一記事あたりの密度が落ちてしまうというのは悩みの種です。

    テレビなどでも一発屋といわれるタレントさんのほとんどがこの状況に落ちいっているのは想像がつきます。

    本書では、有名人になったのち、終コンと呼ばれないためにどう振る舞うべきかについても細かく書かれています。

     

    少しというか、かなり印象が変わりました

     

    本書全体を通じて感じたことの一つに勝間さんの葛藤の部分を感じられた点でした。ドライでクールのイメージが強かった訳ですが、世に名前が出るまでのプロセスを見ていると、意図的にそういう演出をしていたのだということが覗えます。それも含めて有名人ビジネスということなのでしょう。

    特に勝間さんのミッションについて、本書では何度も触れられていて、それを理解するとこれまでのテレビの出演の仕方、コメントの内容も理解ができます。

    ただ、逆を言えばそれを理解しないで、マスメディアの部分だけを見てしまうと誤解を招くのは当然の部分もあるかもと感じてしまいました。

    私は本書を通じて、勝間和代という人に興味が沸いてきました。時期を見て、他の本も読んでみたいと考えています。

     

    今日のアクション

     

    有名になることをここまで明確のビジネスとして取り上げた本はこれまで読んだことがなく新鮮でした。

    有名になることはブランディングの究極だと考えています。そういう意味では、ブランディングとは何か、自分のブランディングをどう考えているのかを問い直しながら読む価値のある内容です。

    本格的にブログ運営をするなら、ブランディングのことはある程度考えざる得ません。本書はその意味でブロガーという立ち位置でもおすすめの一冊となっています。

     

     

     

  • プロブロガーという生き方に学ぶ~【読書レビュー】ノマドワーカーという生き方 #dokusyo

    プロブロガーという生き方に学ぶ~【読書レビュー】ノマドワーカーという生き方 #dokusyo

    R0018405
    R0018405 / diedy-chen

     

    生き方そのものに学べる方というのは、そんなにたくさんはいないはずです。立花岳志さんは会社員生活に行き詰まりと感じ、どう生きるかと真剣につきつめた結果、「人生を劇的に変えるツール」としてブログを位置づけ、会社員からプロブロガーへ転身されました。

    ノマドワーカーという生き方

     

    本書は月間160万PVを誇る人気ブログNo Second Lifeを主宰されている立花岳志さんのブログ開始から、独立までを、ブログの運営戦略とともに綴られた本です。

     

    No Second Life
    立花さんの人生を綴ったブログです

     

     

     

     

    総合ブログを目指す

    総合ブログとは、特定の3~4つ程度のテーマを主軸としてそれらを横軸で串刺しにするようなブログ運営の仕方です。

    ブログ聡明期には、特定のジャンルの記事のみでブログを書いておられる方がたくさんいたのですが、立花さんはそうではなく、自分のライフスタイルに関連していた「Apple製品」「書評」「ランニング(ダイエット)」の3つを主軸とされたブログ運営を開始されました。

    実は、このブログ運営手法というのは今、人気を博しているブログで多くとられている戦略です。自分の軸となる記事を絞りこんで、それらのテーマに相乗効果を持たせるのです。

    現在は相当な数の方がブログをされているので、例えばiphone一つだけに特化したブログというのは、ブランディングとして弱くなってしまいます。それよりも自分の興味を持つ複数のジャンルをミックスさせていく戦略のほうがその人にイメージがわきやすくなるのです。

     

    ネットとリアルと繋げよう

     

    立花さんのブロガー人生に大きく変化を与えたのが、トリンプの元社長吉越浩一郎氏との出会いでした。

    立花さんは、会社員時代に管理職だった立花さんは吉越さんの仕事術を自分の職場にも取り入れ大きな成果を出されていました。 この後ブログの書評をきっかけに、実際に吉越さん交流を深めていかれたそうです。立花さんは、独立された現在でもセミナーやイベントを主宰され、実際に読者の方とお会いすることを大事にされています。

    私自身も実のところ、人生が劇的に変化したとは言えないのですが、始めたことによって新しい出会いがたくさんありました。たとえば、我流プロジェクトで書評を書かせて頂いているのみその一つなのですが。ブログを定期更新しているということ自体でブログを軸にした仲間が集まってきます。これはおそらく、ブログを始めれば誰もが実感できることだと思います。

    この内容は実は、同じく@OZPA氏のブロガーにも類する内容が書かれており、著名なブロガーさんが重視されていることなのです。

     

    ライフログをとろう

     

    ライフログという言葉はまだまだ、一般的ではないと思います。簡単にいってしまうと人生の記録をとる日記の延長線上にある言葉です。スマートフォンをはじめとするデジタルツールとクラウドサービスの台頭によって、急速に広まった考え方です。

    立花さんは、ご自身の体重や睡眠時間などをiphoneアプリで記録し、ブログでそれを公開されています。

    ライフログを取る意味合いは日々起こるいろんな出来事を手軽に記録できるため、風化させてないでおくことができるということです。

    私自身、立花さんほどライフログをとったり、ブログで公開しているわけではありませんが、それでも印象的な出来事やTwitterでのつぶやきはすべてEvernoteに記録するようにしています。

    実は、このあたりから本書を読んでいて、この本が立花さんの自叙伝なのか、ブロガーとしてのブログ運営術の本なのか、頭の中で識別が困難になり、そのどちらでもない不思議な読了感を感じることになっていきます。

    これはまさに、立花さんの「人生劇的に変化させるツール」としてのブログがあり、タイトルにもあるノマドワーカーという生き方を読んでいるからだと感じることができます。

     

    今日のアクション

     

    ブログで人生が変わるというキャッチコピーを見かけます。

    私はそれは本当だと考えています。もちろん、ブログにかける熱意や労力によって変わってくるとは思いますが、変化するという点においては間違いありません。本書はまさにそれを感じさせてくれる一冊です。

    私も現在、ブログを毎日更新するというルールを自分に課して活動しています。

     

  • 自分でモノを決めるにはどうすればいいかを真剣に考えたい人のための本

    自分でモノを決めるにはどうすればいいかを真剣に考えたい人のための本

     

    当ブログで何度か触れたことがあるのですが、私はものすごく物事をきめるということが苦手です。物事を決めるのが苦手とは、責任を負いたくない気持ちの現れなのですが、これは決断しないという選択をしているだけだと自覚はしています。自分で主体的に人生を選択するにはどうづればいいのかとよく考えてしまいます。

    武器としての決断思考 (星海社新書)

    本書では、自分で決断するとはどういうことかを徹底的に論じています。正直耳の痛い内容です。

     

    ディベートとはもれなく意見を検証する作業

     

    私の人生を振り返り、学校や会社などで会議、議論に関する教育を受けた際、大きく二つの考え方があったように覚えています。

    一つは、周りに左右されず自分の意見をはっきりと主張しなさいという教育。二つ目は相手の立場にたって、モノを言いなさいという教育です。

    私のこれまで社会経験からすると、表向きは前者をうたいながら、本音は後者で激しい意見の対立などは好まない場合が多いのではないかというのが私の実感です。

    きっちりと意見を主張したために後から考えると損をしたなと感じることが何度もありました。職場など、利害関係が明確な場合はなおのことです。

    私はこれまで、、ディベートに関してきちんと勉強したことはなかったのですが、読んで驚きました。ディベートにおいては、議論するテーマに対して、賛成するか反対するかは事前にくじ引きで決めておき、議論をするというのです。つまり、本人の意見は関係ないのです。意見をぶつけることにより議論を深めていく。ここが重要なのです。これは私がこれまで、様々な機関で受けてきた教育からするとかなり異質なものです。

    賛成と反対、自分がどちらの意見を主張するのかわからなくなるので、両方の意見のメリット、デメリットを事前に準備する必要があります。賛成、反対のもととなる根拠を事前にみつけておくことでよりいっそう議論を深めるこを目指す。それがディベートなのです。

    私はこういう考え方が苦手です。苦手というのは、こういうもの考え方ができないという意味ではなく、あれもあり、これもありになって余計にパニック状態に陥ってしまうことが多いからです。少し胸が痛くなりました。

     

    読書は格闘技である

     

    当ブログは書評をメインコンテンツの一つに掲げています。書評を書いているとどうしてもその本の意見に寄り添ってしまうことになります(寄り添いたい内容の本だから取り上げているとも言えますが)。読書は格闘技であり、一行一行を咀嚼してツッコミながら読むことで著者とのコミュニケーションが深まっていくはずです。

    しかし、こと本という媒体に対しては、私自身警戒心が薄いと気づきました。私はテレビなどのマスメディアの情報については割と疑り深いほうなのですが、こと本に関してはそのまま受け止めているなと感じます。もちろん自分で選んだものという部分はあるのですが、すこし向き合いかたを考える必要があるかもしれません。

     

    ディベート思考とは、客観を経て、主観で判断する方法

     

    物事はいかに定量化するかが大変重要になります。意志決定においては、「質」「量」「確率」をできるだけ明確にしておいてほうがよいです。そして、徹底的に客観的に議論を深めたら最後は自分の主観で判断するしかないのです。

    これは私個人の経験則ですが、著者がいう主観とは直感に言い替えれるのではないかと思っています。いくら理屈を並べてもどうにもならないという状況において最終的には、自分の直感を頼るしかないのです。

    直感は人間の潜在意識から生み出されるものです。人間の潜在意識には、生まれてからこれまで生きてきて、蓄積された膨大なデータベースが存在します。ディベート的な手法によって徹底的に判断材料を出し尽くす作業は、客観的事実の追求とともに、できる限りこの潜在意識の情報を引っ張りだすために行われるべきなのではないかと考えるのです。

    いくら理屈で正しいとわかっていても、行動に移せないこともあります。一方で、理屈で間違っているとわかっていても、行動したくなるときもあります。

    では、直感力を鍛えるにはどうすれば良いかですが、私は意識的にインプットする情報を選んでいくということが重要だと考えます。世の中には一定の世論に誘導するように作り込まれた情報、過剰にネガティブな面を強調する情報もあふれています。潜在意識にこれらの偏った情報が蓄積すれば、自分の直感に従った判断も歪んでくるはずです。

    私はブログを書くようになって、インプットに関する基準がかなり変わりました。処理でいない情報にはできるだけふれないようにしています。決める前にインプットする情報を精査する。これも準備なのでしょう。

     

    今日のアクション

     

    意志決定をするには、日々流れてくる情報を無自覚に受け取るのではなく、自分にとって必要かどうかを取捨選択していく必要があります。このときにディベート思考が役に立ちます。そして、直感で判断できる自分を意識して作っておきたいと考えます。

     

  • 【読書レビュー】あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

    【読書レビュー】あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

    TwitterFollowingTwitterFollowing / hageatama

     

    2012年に入ってから本気でブログに取り組んでいます。ブログの最大のメリットは書いたら書いた分だけ確実にアウトプットを行える点だと考えています。ブログはアプトプットした分だけ、自分のブランディングが蓄積されていくメディアです。 自分のためになるから書くはいいのですが、アクセス数はあったほうが当然モチベーションもあがりますし、継続もしやすいと思います。ブログ運営をされている方の中には、万単位でPVを集めるアルファブロガーと呼ばれる方がいます。本書はiphone,Evernote関連のブログとして月25万PVを集めるOPZAの表4を主宰されているOZPA氏の著書です。文体はいわゆるビジネス書といわれる本からすると、意図的に茶化して書かれている部分がありますが、内容は充実しています。アクセス数を集めるブロガーさんの思考術を学んでみたいと思います。

    あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法

    OZPAの表4
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    工夫と努力のない人気ブログは存在しない

    世の中には、無料で開設できるブログサービスがたくさん存在し、手軽に誰でも始められるというイメージができています。しかし、アクセス数を集めかつ、長期的に継続していくには相応のエネルギーがいるという前提で望む必要があると感じています。ブログを定期的に更新するようになって明確になった点ですが、ブログは楽しみながらも創意工夫を続けなければアクセス数はあがらないという点です。このく無料で手軽に誰でも始められるという点と、実際は奥が深く継続することは簡単ではないというギャップがあることをまず肝に銘じておく必要があるのです。私は自分自身が有名ブロガーという訳ではないのですが、ブロガー勉強会でお会いする有名ブロガーさんの取り組み方、意識の持ち方に大きく刺激をうけ、少しずつ模索を続けています。

    バイラルループを起こせ

    ソーシャルメディア全盛の世の中ですので、SEO対策をすることだけではアクセス数がアップしないと言われるのは最近ではよく言われる話です。ネットの世界でも、現実世界と同様に、口コミが重要になっています。本書では、ソーシャルメディア時代にどうアクセス数をあつめるかがかなり細かく書かれています。かなり細かく具体的に書かれているので、本エントリでは、一つ一つの紹介は割愛しますが、できるところから実践する価値のある内容になっています。これも有名ブロガーの方に訪ねると口を揃えて言われることですが、ブログのアクセスアップにはセオリーがあるのです。

    画面の向こうには人がいる

    私は個人的には、ブログを続ける上での最初の目的は、人のつながりをつくることを目標としたほうがいいのではないかと考えています。このエントリを読まれている方のブログを書く目的は人それぞれだと思います。自分の事業のPRをしたい、ブランディングをしたい、アフリエイトで収入を得たいなどなどだと思います。しかし、これまでのいずれの目的も達成するには、ブログのアクセス数が一定以上増える必要がありますし、それなりに時間がかかります。元来、人間は売り込みをされることを嫌います。無理な売り込みをせず、自分はこんなことを考えていますよということを書き貯めておくことがいいのではないでしょうか。 私がいくつかの勉強会に参加して、感じたことの一つに今日はいい話は聞けたし、勉強にもなった。でもどう実践しようということでした。内容や状況によりますが、勉強会に参加してもすぐに実践できないこともあります。そしてその場でお会いした方ともその場限りになってしまうということもありました。そのようなことを感じる中、ブロガー勉強会では、勉強会の後に振り返りをブログにアップしてシェアするというのが一般的でした。そして、次にお会いしたときにはブログ読んでいますよと、声を掛けあって人脈が広がっていく。ここが自分の中で大きいと感じるようになりました。参加者それぞれが、受信者であると同時に発信者になれる。そして人の縁がつながる。この好循環がブログを通じて生まれるのです。もしお時間が許すようでしたらブログ関連の勉強会に参加するのもいいのかもしれません。

    今日のアクション

    物事は実践有り来だと思います。ブログは実践しようと思えばいくらでも自分で実践が行えるメディアです。何からすればわからないという状態ならば本書に書かれていることを順番に実践していくというのも有りだと感じさせる一冊です。私も現在進行形で取り組みを行っています。

  • 自分の性格のルーツを考える~成功曲線を描こうの再読書レビュー

    自分の性格のルーツを考える~成功曲線を描こうの再読書レビュー

     

    月曜日に石原明さんの成功曲線を描こうの書評を書いたのですが、どうにももやもやした感じが抜けませんでした。原因を考えた結果、自分の一番引っかかった部分を下記きれていないからだと気づいたので、再度書評を書きます。
    小さく積み上げて大きく育てる。現状の自信なかったり迷いができたら読む本 | モンハコ
    月曜日に書いた書評です。

    成功本でありながら子育ての話

    本書は冒頭のほうで、子育ての話に言及します。幼少期に子供にどういう接し方をしたかが、その後の子供人生、人格形成に大きく影響を与えますよと書かれています。そして、あなた自身の性格やものの考え方もそのようにして作られていますよと書かれています。読んでいるときはスルーしていたのですが、私にとってこの部分が大きく突き刺さっているのだなと後で気づきました。

    私は、父親が物心つく前に蒸発してしまったため、自分の記憶の中に父親という存在がそもそもありません。存在そのものがないため、父親いる状態がどういう状態なのかよくわからないのです。ただ、自分に対して過剰に自信がなかったり、物事に対して決断力が乏しい性格の一因がそこにあるというのは大人になればなるほど感じるようになって来ています。いわゆる男の決断みたいなこを肌で感じたことがないのです。ふっと一人になったときに襲ってくる漠然とした不安感や孤独感も根本的にはここに原因があると考えています。

    決断できない=自分主体で生きていけない

    自分の人生を自分で決めることができないということはかなり苦しいことです。私のこれまでの生き方を振り返ると自分に自信がないために、常に人の意見に振り回されて右往左往するということを繰り返しているような気がしていいます。人生のある時期まで、自分はまわりの空気が読めず最低だなと常に考えていました。しかし、この考え方が行き過ぎ、気づくと自分を主張すること、自分が正しいと思うものを選択する力が失われていっていました。これは言い換えると人の意見に自分の人生を預けることです。人の意見のままに選択を預けることは簡単ですが、うまくいなかったときの責任は人はおってくれません。結果、より自分に対して自信を失い、うまく行かない理由すべて人のせいにして、くるしくなっていくのです。

    真の成功曲線とは自分の人生のハンドル握れること

    本書、成功曲線を描こうでは、潜在意識と対話し、コントロールするかにするかに言及しています。潜在意識という言葉になじみのない方は、アスリートが行っているメンタルトレーニングに近いと考えるといいかと思います。弱音を吐くと、子供のころの家庭環境に問題のある場合、このハードルはかなり高いことだと思うのです。私は子供ころ、母親から言われた「産まなければ良かった」という言葉にかなり苦しめられました。それだけが原因とはいいませんが、何かうまくいかないことがあったとき、次に出てくる言葉はどうせ自分なんて、です。そこをグッと飲み込み、自分で選んだのだからと思えるのか。私は日々この部分で葛藤しています。消極的な自分との闘いのようなものです。ここで折れてしまうことは、自分の人生のハンドルを投げ出してしまうことと同じです。成功する人とはもれなくこの部分が実践できている人だと考えています。

    今日のアクション

    本書の終盤に書かれている言葉が心に残りました。
    一喜一憂に負けない自分をつくる
    私も座右の銘にしたいと思います。

     

    「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント

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    石原 明 大和書房 2007-01-20
  • 小さく積み上げて大きく育てる。現状の自信なかったり迷いができたら読む本

    小さく積み上げて大きく育てる。現状の自信なかったり迷いができたら読む本

     

    成功するということはどういうことかと考えることがあります。お金は当然欲しいです。地位や名誉なんていうものもあって困らないと思います。ハワイで豪遊が成功という方もいるでしょうし、できるなら私もしてみたいです。ですが、これは私なりの解釈ですが、成功とは常に目標に対して現在進行形で眼を輝かせて取り組めている状態のことだと思っています。私自身も経験があるのですが、達成したい目標があるときというのは、その目標に向かって楽しく取り組めている状態がベストであって、達成して次の目標が見つけられないときには、強烈な虚無感におそわれることがあります。会社であるプロジェクトをやっていたとき、その案件が終わった瞬間に自分の目標も見失ったような気持ちに襲われたことがあります。目標は達成して終わりではなく、常にブラッシュアップして持つづけている状態が幸せなのだと思います。もちろん、逆に目標に対して努力しているのに全く成果がでない状態というのもストレスフルです。本書、成功曲線を描こうでは、著者石原氏の成功哲学が語られています。

    「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント

    大部分の無意識に性格は支配されていることに気づく

    私自身、自分に自信がなく。この点に大変苦労しています。自分に自信を持とうと気持ちを高めるように心がけているのですが、ふとしたことでネガティブな感情がわいてきて、振り回されそうになります。昔あったいやなことを思い出しては、勝手にイライラしそうになります。この無意識のうちにネガティブなことが頭に飛び込んでくる性格はものすごくやっかいだと感じています。

    性格とは思考の習慣である。
    (中略)
    習慣を変えるには時間がかかる

    性格はなかなか変わらないのですが、私自身はできる限り、否定的な言葉は頭に浮かんでも口に出さないということを心がけています。思考の習慣を形成しているものの一つに言葉使いがあるからです。それでも頭の中にぐるぐる否定的な感情が押し寄せてくるときも意識的に楽しいことを考えて、気持ちを切り替えるように努力しています。日々の小さなイライラを貯めないことが、性格を変えていく上で重要だと考えているからです。

    成功曲線を知ろう

    多くの人は有名人や、一流のスポーツ選手があまり下積みもなく、そのポジションを得ることができたと考えています。しかし、多くの場合、努力を積み重ねあるときに突然火の目を浴びるというプロセスを経験しています。これが成功曲線です。大きな目標を持ちつつ、日々の小さな積み重ねをしていけるか、その状況をいつまでできるかが重要になると思います。小さな行動の積み重ねが次の現実を作っていくのです。
    私がブログというメディアを選んで、記事を更新しているのもこの点があります。自分が書いた記事が書いた分、確実にアップされ積み重ねていくことができる。そして、そこに対して、すこしずつ人の反応が返ってきたり、アクセス数が増えたりする。いつか大きくアクセス数が増えればいいななどと目標を立てつつ、日々小さく更新していますす。小さなな行動を積み重ねることができる、これがブログの魅力だと私は考えています。行動は小さくても行動したそのさきには、次の現実が待っていると考えています。

    時間経営をしよう

    やりたいことが明確になればなるほど、時間が足りないという状況に陥りがちです。私自身、ブログを更新することを日課にしてから、想像以上に時間が短く感じるようになりました。時間が短く感じるようになる最大の理由は、自分の時間を自分でコントロールするという意識を持つようになったからです。それまでは、仕事があるとかなんとか理由をつけて、自分の時間を自分でコントロールしようとはせず、人に委ねてしまったいるところがありました。人の時間を委ねるということは自分の人生を人に委ねてしまっている状態にことです。仕事が忙しく、自分の時間がとれない時期があるというのはあった当然ですが、それでも自分の時間を自分でコントロールするという意識を餅続けることが重要なんだと思います。

    今日のアクション

    ブログも簡単にはうまくいかないと思っていますが、それでもまず続けることが重要だと考えています。続けていった先にしか、次の現実はないのですから。