Category: 読書×kindle

  • 2013年記憶に残った本ベスト5

    2013年記憶に残った本ベスト5

    photo credit: martinak15 via photopin cc

     

    2013年もあと一週間となりました。そろそろ今年の振り返り的なエントリを書いていこうと考えています。いくつかの切り口で数回にわけて書こうと考えているのですが最初は今年読んだ本の中から印象に残った本を振り返ってみます。

     

    第5位  本当はコワくないFacebook

     

    Facebookは危険ではない | モンハコ
    関係で集客のためにというパターンもあり、本当の意味でソーシャルの時代なのかと感じていま …
    著者はハワイ在住のフラダンサーです

    Facebookの本というとどうしてもマーケティングの本になってしまうのですが、あくまでも日常生活を豊かにするためにかかれたSNS活用本です。紙の商業出版では、少し扱いにくいポイントが書いているため、とても電子書籍的な本だといえます。

     

     

    第4位 ズルい考え方

     

    ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ | モンハコ
    理屈だけでは解決できない問題に

     

    ラテラルシンキング(水平思考)という考え方を本書ではじまてしりました。ロジカルシンキングは思考法として有効な方法のようで、前提となる仮説に問題があった場合、論理が破綻してしまうことがよくあります。柔軟に始点を切り替えることも重要です。

     

     

    第3位 初めての選択理論

     

    選択理論で手に入れる人間関係でイライラしない心構え | モンハコ
    手軽に読める入門書です

    選択理論は2012年からずっと興味があったのですが、翻訳書はそのままだとかなり分厚く読む気にならずにいました。この本は手軽に読める入門書として手に取りやすい内容になっています。

     

     

     

    第2位 Chikirin日記の育て方

     

    「Chikirinの日記」の育て方はブロガーと電子書籍のあり方に一石を投じる本だった | モンハコ
    ブログと電子書籍のあり方を返る一冊です

     

    紙の書籍を執筆してベストセラーを出した著者が敢えてセルフパブリッシングで出す意味は何か?少しの間わからなかったのですが、最近理解できてきました。今後、出版を通じて固定の読者を抱えた著者さんはセルフパブリッシングを利用して、読者との間に出版者等の第3者を挟まない形でコミュニティを形成していくのだと考えています。

     

     

    第1位 自分を愛する力

     

    みんな同じというのは病だと思う | モンハコ
    貴重な体験談です。

    今年一番インパクトに残った本は乙武洋匡氏の自分を愛する力でした。横並び万歳の日本の教育の問題点と乙武氏の体験談から浮き彫りにした良書でした。

     

     

    今日のアクション

     

    今年はkindle PaperWhiteのおかげで読書量が一気に増えました。読書レビューに書き切れなかった本の中にも素晴らしい本がいくつもあったのでタイミングみて感想をブログにアップしていこうと考えています。

  • 士業の営業術から学ぶブログ運営論

    士業の営業術から学ぶブログ運営論

    photo credit: DoDEA Communications via photopin cc

     

    税理士や会計士、いわゆる士業といわれる専門知識のアドバイスを職業とされる方とブロガーをはじめ情報発信を起点に、セミナーや執筆をされている方の立ち位置がどんどん近づいて来ていると感じます。リアルなビジネスの場での活動を起点とするのか、インターネットの情報発信を起点にするのかの差になってきているのです。

     

    一生食っていくための「士業」の営業術

     

     

    税理士を生業としているプロが情報発信についてどう向き合っているのか、ブロガーとしても参考になりそうな一冊です。

     

    情報との関わり方は4つある

     

    情報の扱い方は、情報を「生み出す」、情報を「伝える」、情報を「使う」、情報の「使い方を教える」の4つに分けて考えることができます。

     

    情報発信との関わり方は人によっていくつかのパターンがあります。自分の発信の仕方はどいういうスタイルに近いかを考える癖をつけて置くと客観的に自分のブログを見返すことができます。

    著者の考えたとブロガーの情報との関わり方を照らし合わせると、多くの場合「伝える」になります。レビュー記事にしろ、書評にしろほとんどの場合、自分の日常生活の中にアンテナを張り巡らして記事になりそうなことを伝えています。

     

    自分の体験を発信することが究極の情報発信

     

    情報をどう受け止めて、どう加工して、どう提供するか。ひとつの情報から派生的なことを考えて、それをどこまで自分のビジネスに取り入れ、利用できるか。たった一つの同じ情報でも、感度の違いで差が付きます。それがあなたの強みになるのです。

     

    結局のところ、ブロガーのコンテンツを作る最後の頼みの綱は自分の体験だと考えています。iPadのレビュー記事を読みに来る多くの読者は、大手のメディアでは書かれていないその人個人の使用感のレポートに期待を寄せているはずです。

    レビュー記事に関わらず、日常の体験をブログ記事に書くときも同じです。

    よくブログ記事の書き方で情報を書くことが重要と言われることがあります。ですが、新しい情報がないという日もあります。取り立てて新しいネタを持っていないときは、日常生活の体験をできるだけ一般化して、情報の域まで昇華するという考え方もネタ切れを起こさない方法だと考えています。この考えた方が身につけば、日常のあらゆることブログのアンテナを広げることができます。

     

    情報発信をどう差別化するか

     

    情報を伝えるだけでは、インターネットにはかないません。これに付加価値をつける方法は4つあります。キーワードは➀誰よりも早く➁誰よりもやさしく➂分類して整理し➃希少価値を加えることです。すると、インターネットに負けない商品ができあがります。

     

    自分の得意な情報発信の仕方は異なります。1日に数回更新してとくかく最新のトピックを早く回数伝えるのが得意なブロガーの方、ある程度出そろったところでまとめ記事に書くのが得意な方、初心者向けの分かりやすい記事が得意な人、マニアックな記事を一部のファンに届けるのが得意な方と人それぞれです。

    自分のブログ記事がある程度たまってくれば、ブログ記事を見返すことで自分の文章の傾向が見えて来ます。自分の情報発信はどの傾向が一番強いのか、見返して考えることで自分の得意を磨いていけるのです。

     

    今日のアクション

     

    現在は特定の分野についてまとまったエントリが書ければ、その瞬間から専門家と名乗れる時代になっています。自分の得意分野をどう発信するかを考える上でその道のプロである税理さんの情報発信に対する考えたはとても参考になりました。

     

  • やっぱり使い易くなっていた!Kindle PaperWhite2013年モデルを一ヶ月使った雑感

    やっぱり使い易くなっていた!Kindle PaperWhite2013年モデルを一ヶ月使った雑感

    photo credit: mendhak via photopin cc

     

    2013年10月22日にkindle PaperWhite(2013年モデル)を手に入れ、約一ヶ月ほど経ちました。ipadやNexsusなどのタブレット端末に比べると地味なため、別に買い換えなくてもいいのではとも考えたのですが、利用時間でいくとiphoneをこえるくらい活用しているので結局購入しました。それから一ヶ月利用した感想は、

     

    やっぱり使い易くなっている

     

    です。

     

    画面のさわり心地がとにかくよい

     

    kindle Paperwhite2013はページをめくる速度が25%高速されていると謡われています。体感ではたしかに以前にくらべもっさり感がなくなっているのを感じることができるのですが、本当に25%で劇的に変わったというほどには感じません。

    ただし、ページをめくる際のストレスは速度以外の面でも改善されています。

    kindle PaperWhite2013年モデルの特徴の一つにディスプレイにある独特のさわり心地があります。昨年までのモデルは普通に液晶画面をタッチするのと大差がなかったのですが、2013年モデルでは画面にざらつきがあります。

    このざらつき感のおかげでページをめくる際、丁度良い具合に紙をめくっているような感覚になります。一旦このさわり心地になれてしまうとなかなか2012年モデルに戻ることはできません。

     

    画面の光が柔らかくなっている

     

    2012年モデルのkindle PaperWhiteに比べ2013年モデルでは、kindleの画面の光がより目に優しくなっています。

    実際の設定は知らないのですが、2012年モデルは蛍光灯の昼光色、2013年モデルは昼白色に近いように感じます。

     

    あかりの色の選び方
    昼光色 …

     

     

    ハイライトのメニュー位置に注意が必要

     

    2013年モデルを購入した当初、2012年モデルは枕元において寝る前の読書専用端末にして、外出時には2013年モデルを常時持ち歩くように考えていました。

    ですが操作感が微妙に異なることにストレスを感じてやめてしまいました。

    特に私の場合、kindleのハイライト機能をよく使うのですが、このメニューに位置が微妙に異なることが思ったよりストレスでした。

     

    20131204204541

     

    20131204204601

     

    ホントに些細な差なのですが、それも含めて日々利用していると2012年モデルより2013年モデルのほうが確実使い勝手が良いので、平行運用はやめて2013年モデル一本で利用しています。

     

    今日のアクション

     

    なかなかブログの記事だけで2013年モデルのかゆいところに手が届く感じが伝えられないのがもどかしところです。地味ですが確実に性能が上がっています。こういう玄人好みのバージョンアップがいいですね。

     

    12月8日kindleの活用術勉強会を開催します。ご興味ある方は是非。

     

    月に10冊読破!インプットとアプトプットを倍にする「kindle活用術」勉強会 | 集客ならイベントアテンド

  • 「Chikirinの日記」の育て方はブロガーと電子書籍のあり方に一石を投じる本だった

    「Chikirinの日記」の育て方はブロガーと電子書籍のあり方に一石を投じる本だった

     

    ネット上でも実名で活動することが一般的になってきました。一昔前はハンドルネームといわれるネット専用の匿名を利用するのが一般的でしたが、SNSの流行とともにその流れは変わってきています(私自身はハンドルネームですが。。。)。そんな中、実名を公表しない形で活動を続け、有名ブロガーとして紙の書籍も出版されているのが「Chikirinの日記」のChikirin氏です。

     

    Chikirinの日記

     

    Chikirin氏の社会分析はするどくとがった内容のものが多いのです。一読者として内容に関してエントリごとに賛同できるもの、できないものそれぞれにありますがこういう視点もあるのかという点で参考にしています。

    そのChikirin氏が今回、ブログ運営に関する本、しかも出版者を経由しない形でのkindleの電子書籍を発売しました。なんとテーマはブログ運営です。

     

    匿名でのブログ更新や独自ドメインは取得せずはたなダイアリーでの更新を続けている点、さらに紙の書籍を出版してすでにベストセラー作家でもあるにも関わらず、Amazonから出版社を経由しない形で本を出すという試みをするなど、今の有名ブロガーのトレンドとは全く異なるスタイルの活動に興味を持って電子書籍を購入しました。

     

    なぜ匿名ブログなのか

     

    何らかのメッセージを聞いたとき、「それを誰が言ったのか」を気にする人は、まったく同じ発言でも、大企業の社長が言った場合と、アルバイトで生計を立てる若者が言った場合では、その解釈を変える人だからです。 私としては、そんな“先入観”を持つことなく、ぜひ私の考えたこと、書いたことをそのまま受け止めてほしいと考えていました。そんな“肩書きによる信用補強”が無くても、読む価値がある文章だと思ってもらえるのかどうか、それが知りたかったのです。

     

    世の中の多くのことというのはそのことが正しいかよりも、発言者の信用力で決まることのほうが圧倒的に多いです。よくもわるくもそれが現実だと私は考えています。私は若いころはこのことに気付かずに損をした経験があります。

    だからこそ、ビジネスをしている個人や法人はブランディングに力を注ぎます。私の知っているブロガーさんにも、個別の記事の内容に力を注ぎつつも、最終的にはブロガー個人を知ってもらうことを意識されている方は沢山います。

    ところが、Chikirin氏はこの問題にあえてチャレンジしたのだと書かれています。ブログの内容と同じく、既存の常識を疑ってかかるという姿勢を受けてとれます。

     

    当たりエントリを書いた翌日にこそもっと頑張る

     

    ソーシャルメディア全盛で、SEO対策など必要ないという主張をよく見かけますが、多くの場合ソーシャルメディアで記事が拡散しても一時的にトラフィックが増えるだけで、継続的に読まれることは希です。ブログは記事の流入は検索からの流入に依存しがちなのです。

    Chikirin氏は日本のソーシャルサービスの草分け的存在であるはてなダイアリーでブログを運営していたため、このことを熟知されていたようです。だからこそ、おもしろいエントリではなく、面白いブログと認識してもらうにはどうしたらよいかを早い段階で意識した運営をされています。

    私の場合、ブログは運営をはじめてもうすぐ二年になりますが、このことに実感として気付いたのは割と最近です。私の知っている有名ブロガーの方も、ソーシャルメディアからの流入と検索からのブログの流入のバランスは意識されている方が多いです。

    もともとインターネットについて詳しい訳ではないのにこのことに早い段階で気付いているのはビジネスの世界で磨いてきたセンスによるものなのかもしれません。

     

    ブログの場合は、なにかのきっかけで通常の何倍ものアクセスがあった場合、その翌日に何を書くかが鍵となります。なぜなら、昨日たまたま来てくれた人の一部は、今日もブログを再訪してくれる可能性が高いからです。

    それに備え、大きく注目された翌日こそ「昨日よりおもしろい何か」を書いておけば、再訪してくれた人に対して、一気に「このブログはおもしろい!」と印象付けられます。そうやって、「エントリを読みに来た人」を「ちきりんブログを読みにくる人」に変えるのです。

     

    なぜ電子書籍を出したのか

     

    ウェブにも技術にも詳しくない私でも、本当に電子書籍が出せる時代がやってきたのかどうか、それが確認したかったからです。 ようやく本は出来上がりましたが、さてこの本がどの程度売れるのか、読者の方の反応はどんなものか、今の時点ではまったくわかりません。でも、それこそが今後の楽しみです。

     

    ブログが有名になる→kindleで電子書籍(出版者経由)で実績を作る→紙の書籍を出版という流れは今のトレンドになりつつあります。私の周りにもこの流れで電子書籍を出版した方が何人もいますし、フリーランスの方であれば、電子書籍の実績から次は紙の書籍を出すという流れも今後さらに一般的になると予想しています。

    誰でも出版できて、書店などで書棚に並ぶことのない電子書籍はどうしても書籍より低いポジションとして扱われる傾向があります。そのような状況の中、今回紙の本で十分な実績を持っているChikirin氏が電子書籍を出したことはまさに実験的なことだと感じています。価格設定も紙の書籍と大きく差はありません。これで電子書籍がヒットして利益率が高ければ、電子書籍に対する世の中の見る目が変わる可能性もあります。その部分も含めてChikirin氏は実験しているのだろうなと感じました。

     

    今日のアクション

     

    大きい括りで考えるとプロブロガー本とも言えなくもないですが、内容はいわゆるプロブロガー本とは少し赴きのちがったものになっています。まさに「Chikirinの日記」の日誌のような感覚で読めました。

    読みながらChikirin氏のように世の中の定石に縛られない活動をできる人はスゴイとも感じさせます。私がどちらかというと定石を組み合わせすぎて、身動きができなくなるタイプに人なので。

    本の売り上げ結果についてもブログで今後レポートされるのが楽しみです。

     

  • 自分の儀式を沢山つくれば自信は作れる

    自分の儀式を沢山つくれば自信は作れる

     

    自信には2種類あるということを意識したのは最近のことです。一つは根拠のある自信。もう一つは根拠のない自信。前者は人からの評価やなんらなの業績をあげたときにできるもの、後者は何もない状況あるいはマイナスの状況でも自分ならなんとかできるという漠然としたもの、いわゆる自己肯定感というものです。

    生きていく上では、実は後者のほうが大切だと私は考えています。常に人に評価されるとは限らないですし、言われない誹謗中傷を浴びることすらあり得る訳です。

    私自身は、この二つを意識せずどちらかというと前者のほうばかりを追いかけて、疲弊しきってしまった時期があります。人からの評価は重要ですが、気にしすぎるあまり自分を見失ってしまうことになりかねないと経験則から感じています。

    では、根拠のない自信を作るにはどうすればいいかというと、自分に儀式を作り常に安定した精神状態を作ることが重要だと考えています。

     

    たった3分で誰でも自信がもてる本 (中経の文庫)

     

    イチローはバッターボックスに立つときに必ずきまった動作をして自分の気持ちを安定させて試合に臨みます。自分の中の儀式やルールをたくさん作っておくことが根拠のない自信につながることを知っているからです。

     

    話は常にいいきりで

     

    その人がどういう言葉を普段使っているかはセルフイメージを決定的なものにします。

    ブログを書く上で細かくルールは決めていませんが、「~と思う」という言葉は入れないようにしています。書いている内容が事実であるなら「~である」「~です」を、仮説を交えて書いていることなら「~と考えられる。」「~と予測できる。」と書き、もしも情緒的な内容を書くのであれば「~と感じる」といった具合に、事実となのか、意見なのか、それとも自分の感情的な部分なのかの使い分けをもの凄く大事にしています。思うという言葉は曖昧であり、それがなんなのかが相手にはっきり伝わりません。

    仕事の上での情報伝達でもなんとなく相手に自信がないように伝わってしまいます。特にシステム構築など、モノを作る仕事の共同作業ではゼロかイチかをはっきり伝えなければ大きなトラブルのもとになってしまうのです。

    また、言い切りの言葉を自分に言い聞かせることで気持ちのブレが少なくなるという効果もあります。

     

    すいませんは禁句

     

    ネガティブな言葉を使うことが常習化していると自己評価が低くなることは心理学的には常識です。きちんと謝罪すべき場面ではきちんと謝るべきですが、不用意になんでもすいませんと言ってしまうことにメリットはありません。もし自分の間違いを指摘されたならすいませんの前に、ありがとうと指摘に対して感謝を伝えれば良いと私は考えています。そのほうが指摘した相手も気分がよくなるでしょうし。

    大抵のものごとはポジティブな側面とネガティブな側面を両方持ち合わせています。ケチだと言われる人は倹約家だといい変えることができますし、つきあいの悪い人というのは自分の時間を大切にしている人と言い換えることができます。ものごとのポジティブな面をできるだけ見ることで、不要なストレスを感じることがなくなり、自分の気持ちが楽になるのです。

     

    同じテーマの本を5冊読めばプチ専門家

     

    知識を持っていればいいという訳ではありませんが、自信をつける上で博識であることは大きな後ろ立てになります。どのような仕事をしているのであれ、仕事を通じて得られる知識というのは自分の業界に関するものが中心になってしまい、偏ったものになりがちです。

    読書を通じて、自分の見識を広げておくことは自分の自信につながります。

    また読書をする際も、ただ漫然と読むだけでなく、「仮説と検証」を行うと良いと考えています。本に書いてあることを全て鵜呑みにする必要もないでしょう。

    近年はスマートフォンやタブレット端末で手軽に読書ができるようになっているため、隙間時間を有効に活用することで、隙間時間に読書をすることで週に一冊程度の読書はできるはずです。。可能であれば読書記録も付けて、ブログやSNSにアウトプットすると良いです。より効率的に知識を吸収することができます。

     

    今日のアクション

     

    たった3分と本書のタイトルはなっていますがされど3分です。毎日継続しなければ意味がないので、無理のないところから取り入れることをお勧めします。

    ※本書は松尾昭仁様に御献本頂きました。ありがとうございます。

     

  • マルチプレイヤーで活躍するために、自分の時間を上手に使う処方箋

    マルチプレイヤーで活躍するために、自分の時間を上手に使う処方箋

    photo credit: jessica wilson {jek in the box} via photopin cc

     

    ToDo管理はわりと得意なほうなのですが、タスク管理はなかなか自分のやり方ができません。気分にムラっけがあるので、作業に必要以上に時間かかったり、またその逆もよくあります。

    いろいろとやりたいことはあるのに、気付くと何も手をつけておらずToDoをみるのがいやになるということがよくあります。

     

    会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術  5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える! (impress QuickBooks)

     

     

    著者の濱中さんは、会社員をしながら、セミナーやイベント運営、さらに子育てまでしているスーパー会社員で、タスク管理の達人としても一部の界隈では有名人です。どうしたらそういうマルチプレイヤーになれるのか興味があって購入しました。

     

    自分が使える時間ってどのくらいあるの?

     

    原因は、自分が自由に使える時間をきちんと把握できていないことにありました。例えば、当時の私は1日のうちでメールをチェックし、返信をしている時間が少なくとも30分はありました。また、トイレに行ったり、小休憩したりする時間が1日のうち30分ありました。そして、誰かに話しかけられたり、仕事を頼まれたりする時間が2時間ほどありました。ということは、7時間30分の労働時間のうち、私が自由に使える時間は、実質4時間程度しかなかったのです。

     

    私自身が自分が使える時間を強く意識し出したのはブログを始めてからです。ブログをコンスタントに更新するのは、自分のプライベートの時間からまとまった時間を捻出する必要がある訳ですが、ブログを始める前はほとんどそういうことを意識していませんでした。

    仕事が忙しいときにあらかじめ残業することを前提で頭の中でスケジュールを組み立てることはざらでした。私に限らず、日本では多くの人がそういう考え方をしている節がありますが、ブログを書くようになってそういうのは思考の悪癖だと感じるようになったのです。

    これはもちろん仕事の優先順位が高いという部分もあるのですが、私の場合本音として、

     

    家に帰ってもそんなにやることない

     

    と考えていた節があります。この心理が自分の自由な時間の管理は雑でいいという発想につながっていました。ブログを始めるにあたり、必要な作業時間を正確に把握して、不要な残業は悪というマインドセットを強く持つようにしました。

     

    ルールを作れば時間は圧縮できる

     

    「プロジェクトノート」の分類決めが、片付け清掃における「モノの置き場所を決めること」だとすれば、レビューは「掃除・収納」です。モノの収納場所が決まっていても、きちんと収納を行わなければ家は雑然としてしまいます。

     

    仕事の現場でトラブルが発生した場合に、犯人捜しをして特定の人を責めるというケースをたまに見かけます。ですが、余程当事者が悪意を持っていない限り客観的に見て、

     

    そういうトラブルが起きた場合の運用ルールを決めていないことに問題がある

     

    のではと感じることがあります。つまりトラブルを防止する仕組みがないということです。

    部屋の整理ができてない人の大半はモノの置き場が決まっていないそうです。情報、仕事においては作業手順などがこれにあたります。そもそも作業手順を決め、資料を作りどこを参照すれば良いかが明確になっていれば、多くの問題が防げるし、時間も効率的に使えます。

    ところが、作業手順を決めたり、資料を作り、参照先を決めるという行為は最初の段階では時間的にかなりのオーバーヘッドになってしまいます。トータルで見れば時間短縮できることでも、スタートの段階で手間なため省略されてしまうことが多いのです。

    結果トラブルが発生した際に犯人捜しをしてしまうという事象が発生してしまいます。

    まず最初の手順を決める。これを徹底したいです。

     

    行動記録は手書きから

     

    これまで自分のセミナー等で何人かの人に行動記録をとることを勧めてきましたが、手書きから始めた人ほど定着率が高かったようです。実際に、「新しいツールを使うと記録をとることを忘れてしまうので、やはり手書きから始めた」とおっしゃっていた方は何人もいました。

     

    この一文は、私にとって目から鱗でした。

     

    私がタスク管理がうまくできない理由が作業記録を取るのが苦手ということがあります。これまでiphoneで様々なツールを試したのですが、どれもいまいちしっくり来ません。タスク管理を実践している方々と知り合ったときに、ほとんどの方がiphoneでなんらかのアプリを利用していたので私もかぶれていろいろ試してみたのですが、どうにも定着していません。

    結局慣れていないのに、デジタルツールから入ろうとした当たりで失敗しているようです。ほぼ日手帳のウィークリーリフィルに手書きで記録するところから試してみることにします。

     

    今日のアクション

     

    濱中さんの場合、仕事、イベントの主宰のほかに子育てというビックプロジェクトを抱えているのがすごいところです。子育ては経験がないのでわからないですが、それもタスク管理に取り入れているのはスゴいです。

    ただ、会社員、セミナー講師、父親というマルチな視点で書かれている分、様々な人が自分のライフスタイルに取り入れ易い部分を見つけられるという点で良書と言える一冊です。

     

  • みんな同じというのは病だと思う

    みんな同じというのは病だと思う

    photo credit: John-Morgan via photopin cc

     

    コモディティ。

    日本の社会全体を見渡した時にコモディティ化した人を求めているとしか考えられないことがよくあります。教育、企業、その他世の中のあらゆる場面で標準化から外れた人間はいらないという風潮をかんじるのです。

    一方で、マスコミを始め、様々な媒体で実力主義、個性を重視しましょうといっていますが、社会経験を踏まえていうとそういう人が必要とされる場は、日本の社会においてごくわずかです。

    没個性な人間がたくさん欲しいのに個性が必要だとアピールする、何というかこういう状況を見ていると世の中の本音と建前が逆転してしまっているように感じてしまいます。

    世の中の大半の組織と呼ばれるところでは、その業種の標準的なスキルを持った(低すぎるのは困るがオーバースペックもこまる)、コミニケーション能力の高い人(空気が読めて自己主張をしない人)が求められています。これはいわゆるコモディティです。

     

    自分を愛する力 (講談社現代新書)

     

    著者の乙武洋匡氏は五体不満足で脚光を浴びた、ベストセラー作家であり、重度の障害を抱えながらもフリーランスとして独自の働き方をされているコモディティとは正反対の方です。

     

    教師としての3年間

     

    本書を読んで始めて知ったのですが、乙武氏は、二十代の後半に杉並区の教育として三年間勤務されていたそうです。

     

    僕が思っている以上に、学校とは「横ならび」を意識しなければならない組織だった。右を見て、左を見て、ほかのクラスと足なみをそろえて、ようやく前に進める。いや、それをしなければ、前に進めないような職場だったのだ。  もちろん、そうした風土のほうが仕事をしやすいという人もいるだろう。だが、大学を卒業してからは七年間、フリーランスという立場で、すべての判断を自分の責任においてみずから下すという仕事の進め方をしてきた僕にとっては、それが窮屈で仕方なかった。正直にいえば、そこに独創性は求められていなかったのだ。

     

    乙武氏には自身の生い立ちから教育に対する独自の考え方があり、子供達の自己肯定感を育てるため、様々な取り組みを行っていきます。ですが、イレギュラーを嫌う教職員も多く、本書ではその葛藤が描かれています。

     

    ゆとり教育は悪か

     

    私より少し下の世代からゆとり世代と一括にされ、教育カリキュラムの犠牲者のような扱いを受けています。

    私は個人的にゆとり教育の理念そのものは、大きく間違っておらず、具体的なカリキュラムに落としこむ段階や制度の運用、あるいはゆとり教育というネーミング自体に問題があったのではと考えています。

    ゆとり教育の問題点は知識量の低下による学力低下といわれています。ですが、私は知識の詰め込みとゆとり教育が対立する概念だったとは考えていません。

    教育の専門家ではないので、間違っているかもしれないですが、ゆとり教育とは脱コモディティ化教育、自己管理教育であり、自分でゆとりを生み出すための教育だったと考えています。必要な知識はきちんと習得した上で、自分の時間をどう使い、意志決定力をどうつけていくのか。それが重要だったように感じています。

     

    自分の人生の正解は自分で見つけるしかない

     

    僕らは、授業で「これが正解だ」と教えられ、それを必死になって記憶してきた。そして、テストという場でいかにその記憶を正確に取りだすことができるかを問われてきた。記憶が正しければ正しいほど、いい点数が取れた。それを勉強だと思いこんできた。  ところが、社会に出てみて、愕然とする。「正解」や「模範解答」が存在する問題などほとんどない。どれもが「自分なりの答え」が求められることばかり。だからこそ、僕らは社会に出て、「あなたなら、どうしますか?」と問われたときに、「いったい、どうしたらいいのだろう……」と、戸惑い、凍りついてしまうのだ。無理もない。そんな練習は、家庭でも、学校でも、ほとんど積んでこなかったのだから。

     

    少なくとも自分の人生の正解は自分で見つけるしかありません。少し昔なら、職場で定年まで勤め上げ、子供を育て、安らかな老後を送るというようなロールモデルが存在していました。

    みんなと同じ人生を送ることが幸せになる方法ではなくなりつつあるのです。

    冒頭にコモディティという言葉を使いましたが、職能的な部分だけでなく、生き方までコモディティになってしまったら、本当につならないと最近考えています。

     

    今日のアクション

     

    教育に関する本というのをここ何年も読んでいなかったのですが、久しぶりに読んで熱い気持ちになりました。著者の子供達への愛情がつまった一冊です。

     

  • 言葉による自傷行為が一番怖い

    言葉による自傷行為が一番怖い

    photo credit: Greg Gladman via photopin cc

     

    普段使っている言葉に人間は想像以上に自分の感情を支配されています。英会話をして英語で話している時は自分が別人格のようになるという人の話を何人も知っています。日常で話している、あるいは思考に使用している言語が自分自身をしばっているのです。ネガティブな言葉を多用することはある意味言葉で自分を傷つける行為だと考えています。

    前向きな言葉を使えば何でもうまくいく訳ではないですが、ネガティブな言語表現を多用しすぎることで自分のパフォーマンスを下げてしまった経験が私は何度もあります。

     

    朝の名言インストール 今日のやる気をチャージする (hope books)

     

    夜の名言インストール 一日の脳をリセットする (hope books)

     

     

    日常から自分を奮起する言葉を沢山持っておくことは、思考の柔軟性とここ一番での気力を担保することでもあるのです。

     

    名言なんて1円にもならない

     

    人昔前の私は自分が思考や発言をする際の言葉の影響力というものにものすごく無頓着でした。

     

    偉人のいい言葉なんて知ってても1円にもならないしなんの役にも立たないよ。どうぜ知識を仕入れるならもうちょっと具体的に役に立ってお金になるものがいいに決まっている

     

    だいたいこんな感じでものごとを考えていたのです。ところがこういう考え方を習慣として身にけているうちに自分の思考の幅や決断力が恐ろしく狭まっていることに気付きました。

    本書のタイトルは名言インストールとなっていますが、このときの私の状態はパソコンに置き換えるとこんな感じになります。

     

    パソコンのオペレーティングシステムなんてバージョンアップしてもできることそんなに変わらないよ。具体的な機能を追加できるアプリケーションをどんどん入れたほうがいいに決まってる

     

    普段使っている言葉は、自分の思考のオペレーティングシステムです。いくら新しいアプリケーションを追加してしてもオペレーティングシステムが性能が低ければ、システムのパフォーマンスは上がりません。

     

    自分に再起動をかける

     

    自分で無自覚にネガティブな発言を多用しているとどんどん思考がマイナスのほうへ流れていき、結果パフォーマンスもじわじわと低下していきます。パソコンなら再起動すればいいですが、人間はそうはいきません。ネガティブな言葉を自分に投げかけてパフォーマンスを低下させるのは言葉による自傷行為だと考えています。

    再起動をするには、自覚して徐々に軌道修正するための言葉をたくさんインストールしておくほうがよいのです。それでも人間の場合リカバリーするまでに時間がかかります。

    身体のメンテナンスと同様にマインドのメンテナンスも必要なのです。

     

    そのとき人はかまってくれない

     

    人の言動をじっくり伺っていてもわかるのですが、ネガティブな発言が常習化している人の周りにポジティブな言動をしている人は集まってきません。これはそういう他人がいるともの凄く当然のことに感じるのですが、自分がそう言われるとまるでスピリチュアルなことを言われているように違和感を感じてしまい、全くそれを受け入れる気になりません。

    なので、基本マイナス思考の人にアドバイスする人は少数です。本音を言えば、そんな人に誰も関わり合いになりたくないのです。

    だからこそ普段からリカバリできるように自分を奮起する言葉を蓄積しておく必要があるのです。

     

    今日のアクション

     

    名言を自分に言い聞かせれば、全てがうまくいく訳ではありません。た だしセルフイメージや自分のパフォーマンスには決定的に違いがでます。その違いはひいてはここ一番の勝負強さになってしまうでしょう。きちんと自分の思考をメンテナンスするために名言のインストールをおすすめします。

     

     

  • ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ

    ロジカルシンキングで殆どの問題が解決できないお知らせ

    photo credit: woodleywonderworks via photopin cc

     

    いつの頃だったからは忘れてしまったのですが、大人になり社会に出てから気付くとロジカルシンキングはもの凄く大事なことであると考えるようになっていました。理屈が通らないものはおかしい、不公平である、納得できないと考えるようになっていのです。

    ですが、世の中の大発見の殆どは偶然見つかったものであり、意図して見つかったわけではありません。数学的大発見ですら、きっかけは全然関係ないものから着想を得たということも多いです。

     

    ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

     

     

    ロジカルシンキングは特定の条件のもと仮説を証明するだけのものであり、新しい発想や着想には結びつきません。私は最近ラテラルシンキングという言葉を知りました。

     

    Suicaの自動改札機は長い

     

    相互乗り入れによる複雑な運賃計算を踏まえて処理すると、どうしても計算時間がながくなってしまうのです。

     

    首都圏の交通機のICカードシステムは2001年から運用を開始し、年をおうごとに仕組みが複雑化しています。近年では交通機関だけでなく、コンビニなど物販でも利用されています。私も利用ができるようになったころ、これだけ複雑な計算をどういう仕組みでスムーズに回しているか不思議でした。やはり、計算が複雑な分処理時間をどう乗り越えるかという課題があったようです。

     

    自動改札機を長くした。

    これが問題の解決策でした。

     

    論理的に物事を考える癖がつきすぎてしまうと柔軟な発想ができません。システムに詳しい人間ならハードウェアを増強するというところを最終的な落としどころにしてしまいそうです。ですが、実際には人の歩く時間を長くするという発想で乗り越えていたのです。

    この発想は先入観があるとまずできません。

     

    No2でもいい

     

    いち一時期「2位ではだめなんですか?」という言葉が流行りました。あの発言の是非はおいておくとして、分野にもよると思うのですが、個人的にはなんでも一番を目指すという発想は思考の幅を狭めてしまいそうな気がします。ほとんどの人は一番にはなれません。

     

    われわれは業界ナンバー2です。

    でも決して「かわいそうだから」という理由で利用しないでください。

    もしも、スタッフがモタモタしていたり、クルマが汚れていたりしたらわたしたちエイビスを容赦なくつぶしていただいて結構です。

     

    アメリカのレンタカー会社では業界2位のポジションを全面に打ち出し、首位の会社の不満点を吸収することで売り上げをアップしたそうです。

    一位であることに越したことはありませんが、それは今現在有効なだけの指標かもしれません。柔軟な発想をするには一位でないといけないという発想を捨てる必要があるのです。

     

    夕張市のその後

     

    夕張市は日本で唯一、財政破綻した市町村として有名です。一時期はマスメディアにもかなり取り上げられていたのですが、私は個人的にあまり北海道に縁がないのですっかり忘れていました。

    その後、唯一の財政破綻した市長村としてツアーや視察団の受け入れを積極的に行っているそうです。

     

    全国の地方自治体の皆様へ – 夕張市ホームページ
    市長のメッセージです。

    ネガティブなことも最悪期を過ぎれば希少な体験談として重宝されます。この発想もロジカルシンキングからはなかなか出てこないと言えるでしょう。

     

    今日のアクション

     

    ロジカルシンキングはなんらかの仮説に基づいて考えられていることが多いです。論理的だと考えていることがただの思い込みではないか見直してみると良いかもしれません。

     

  • 心を上手に操作する方法

    心を上手に操作する方法

    photo credit: Michele Catania via photopin cc

     

    頭ではわかっているが心がついてこない。

     

    私は小心者なのでこういうことにいつも頭を悩まされています。理屈で理解できることと、それを行動に移せる気持ちの状態にもっていくには大きなギャップがあります。

    自分の気持ちを少しでもコントロールできたら、そう考える人は多いはずです。

     

    心を上手に操作する方法

     

    催眠術というと予備知識が無ければ何かとても怪しいもの聞こえてしまいます。ですが、実際は科学的な根拠のあるものであり、正しく活用することで円滑なコミュニケーションやセルフマネジメントの一部として活用できます。

     

    自分でするのが瞑想、他人からしてもらうのが催眠

     

    催眠状態では特に、感覚麻痺、完全麻痺、筋肉の硬直、血管運動の変化などを生じたり、またこのような症状が抑えられたりする」  重要なのは、催眠術師の手によってこの状態になることもあるが、自分でもそういう状態になれるという点だ。ただし後者の場合は、「催眠」ではなく「瞑想」と呼ばれる。  僕が「催眠」というテーマにこれだけ注目して本書で取り上げている理由は、この定義の中にある。この状態にあると、僕たちは暗示にかかりやすくなっているのだ。

     

    私の周りには、瞑想を実践している方が多く、その効果は脳の疲れを軽減したり、気持ちに安定感を生み出したりする効果があると言われています。

    実のところ、私も実践してみてはいるのですが、なかなか頭の中を空っぽにするという行為は難しいと感じています。どうしても目をつむって呼吸を整えていても、いろんなことを考えてしまいがちです。

    催眠とは、瞑想により深いリラックス状態を人に誘導してもらうことだと本書で初めて理解しました。催眠は悪用する人もいろようですが、きちんとした心理療法として活用もされているのです。

     

    人間の脳は夢想と現実を区別できない

     

    僕たちの思考は、僕たちが物事をどう感じ取るかについて、決定的な影響力をもつ。ある決断をしたことにより、将来が直接的に変わるわけではない。むしろ、決断したあとのあなたが、何を考えてどんな行動をとるかで、その後に何が起きるかが変わってくる。  そう、きわめて主観的に。

    (中略)

    メンタル・トレーニングという言葉があるが、この象徴的な現実に関連して言うと、 自分を快適な状態に置き、こうありたいという特定の状況について夢想することだ。必要に応じて、自分がイメージしやすいように夢を形づくる。ほかの現実から、自分の望み通りにつくれる象徴的な現実に、意識を切り替えるのだ。

    (中略)

    望むことを考えよう。思考の中では、想像さえすれば何でもできるし、何にでもなれる。地球上のどの場所でも、いや宇宙でも、魅力を感じる場所を即座に夢想できる。

     

    優柔不断で物事を決める力が弱いと常々感じています。ですが重要な決断をしたとしても、そのあとも人生の選択は続いていきます。

    私の場合、あの時こうしておけば、ああしておけばと考えてしまいがちです。

     

    脳は現実とイメージの違いを識別できません。

     

    実現したいことは、頭の中でイメージすることが重要なのです。

    もしそれでもイメージしにくい場合は、すでにそれを実現している人に会いにいってみるのが簡単な方法の一つだと私は考えています。人は想像以上に自分の周りから影響を受けています。

    すでに実践できている人に会うことで、

     

    ひょっとしたら自分でも大丈夫かも

     

    とイメージできるようになるのです。

     

    夢も不安も書き出す

     

    書くという行為は試験を前に不安な人にも有効だそうだ。この記事では『サイエンス』誌に掲載された「心理学──試験への不安を克服する、最近の研究」が紹介されており、目前に迫った試験への不安を抱える人が、短時間でも不安について書くことで、不安を取り除けるという。

     

    考えていることを書き出すということは想像以上に効果のあることです。

    そもそも人は多くの場合、自分の感情を把握していません。

    いつもイライラしているなら、イライラの原因は何かを書き出してみたほうが良いです。目の前で起こっていることにイライラしているようで、実は肩こりが根本的な原因だったなどということは日常生活でよくあることです。

    ブログなどを通じ定期的な情報発信を行うことで、自分の思考を整理することができます。書き出すということはそれだけで価値のあることなのです。

     

    今日のアクション

     

    本書には、自分の心を操作する方法に加え、人とのコミュニケーションにおいて人の心を操作する方法も書かれています。利用する方法を誤ると危ない本です。ですが、コミュニケーションの分析をする上ではとても参考になる一冊です。