Blog

  • デスクトップ用のThinkPadキーボードの3つの特徴

    デスクトップ用のThinkPadキーボードの3つの特徴

    medium_3399410617

    photo credit: colorblindPICASO via photopin cc

     

    二ヶ月くらい前のキーボードを買い換えたのですが壊れてしまいました。まさか購入してわずか二ヶ月で壊れるとは。。。

    今回は長く使えるキーボードを購入しようと都内の量販店へ。値段と性能のバランスを考えた結果、LenovoのThinkPadキーボードを購入しました。

     

    20121123203306

     

    購入から2時間程度ですが、今のところの使用感をレビューします。

     

    ノートパソコンと同じキータッチ

     

    20121123203129

     

    ノートPCのThinkPadには独特のキータッチの感覚があります。私は仕事では10年くらいThinkPadを使っているのでもうこのキータッチの感覚が体に馴染んでいます。デスクトップ用のキーボードはどうなのだろうと試してみたのですが、キータッチの感覚はまったく同じでした。これはありがたいです。

     

    トラックポインタが使えてマウスいらず

     

    20121123193506

     

    ノートPCのThinkPadのキーボードにはトラックポインタがついていますが、デスクトップ用のキーボードにも同じものがついています。

    私はマウスを操作するのが好きではないです。ThinkPadのノートPCを使うときはマウスを使っていません。通常のノートPCについているトラックパッドは使いにくいですが、ThinkPadについているトラックパッドなら極論マウスマウス無しでも作業ができます。

    デスクトップPCでも同じ環境が構築できるため、今後マウスは不要になるかもしれません。

     

    お値段も手頃

     

    前回安いキーボード(2000円くらい)を買ってあっさり壊れてしまったので、今回はハイエンドのキーボードを購入するかかなり迷いました。

    ですが、

     

    1万円オーバーのキーボードはさすがに購入に勇気がいるなぁ

     

    と考えたところこのキーボードが目に入りました。値段も5000円くらいなら許容範囲ということで購入をしました。

    長年使い慣れているキーボードなら大丈夫だろうということで購入。今のところ良い感じです。

     

    今日のアクション

     

    パソコンをパーツごとに買っていくと価格と性能だけで単純に選べないので、キーボードが一番悩みどころになります。

    前回のキーボードの使用感もコストパフォーマンス含め悪くなかったのですが、あっさり壊れてしまったので、今回は長いつきあいをしたいです。

     

  • 11月は好きなブログを告白する月です

    11月は好きなブログを告白する月です

    medium_59415205

     

    ホームページを作る人のネタ帳さんのところで行われていた企画らしいのですが、最近はいろんなブロガーさんが書かれています。私ももうすぐブログを書き始めて1周年で、もともとは有名ブロガーさんの影響を受けて書き出したので、改めて影響を受けたブロガーさんを告白してみます。

     

    なんといってもこの人

     

    わかったブログ
    ブログを書き始めたきっかけのブログです。

    私にとって影響を受けたブロガー第一位の方です。今年に入ってからブログを始め、オフ会やセミナー、イベントにいろいろと参加していますが、わかったブログをみていなければ確実にブログを始めていません。読み始めたきっかけが未だに思い出せないのですが。

    去年のいまごろわかったブログでは、ブログ運営論をかなりの頻度でも書かれていてもろに影響を受けました。

    まさかその後の直接ご本人をお会いする機会が得られると考えていませんでした。今でもイベント等お話するときは緊張してしまいます。

     

    いつも検索に出てくるブログ

     

    – ライフハックブログKo’s Style
    直接お会いしたのは最近です。

    私が調べ物をしようとして検索をかけるとかなりの高頻度で上位の上がってくるブログがありました。こちらのKo’s Styleさんです。書評、Evernote、マインドマップ。。。興味がある分野が近かいのだと感じています。

     

    まさかの心理学とライフハック

     

    ライフハック心理学
    習慣化マイスター

    心理学や行動習慣には以前から興味があったのですが、まさかライフハックと結びつけて本を出されている方がいるというのを知ったのは今年になってからです。なんというか、こういう視点もあると教えてくれるブログです。

     

    今日のアクション

     

    好きなブログを挙げ出すとキリがありません。しかもブログは有名無名に関わらず、中の人と知り合いになるとおもしろさが倍になります。今日はギリギリ絞って上位3つだけにします。

     

    最近の悩みの種は人のブログをみることに手が回らないことです。

  • ルーチンタスクをクラウドツールで漏れなくこなす方法

    ルーチンタスクをクラウドツールで漏れなくこなす方法

    medium_6442419389

    photo credit: charliebarker via photopin cc

     

    仕事、プライベート関わらず、日常のほとんどの作業は繰り返しです。やらなければいけないことは決まっていることが多いので無駄なく、漏れなくスムーズにこなすことができればストレスは大きく軽減できます。クラウドツールであるToodledoはこのルーチンをこなすことを強力にサポートしてくれます。

     

    Toodledo「超」タスク管理術

     

    わかっちゃいるけどやめられない。やるつもりだったのにすっかり忘れてしまう。この状況を未然防ぐ手法がタスク管理だと考えています。私自身、タスク管理を始めて日が浅くいろいろ思考錯誤を繰り返していますが最近はToodledoを使っています。解説本が少ないので悩みのたねでしたが、良書が見つかりました。本書は人気ブログ シゴタノ!の連載を書籍化したものです。

     

    Toodledoはタスクのデータベース

     

    日々のタスクを管理するならわざわざクラウドツールを利用する必要などないと考えるかもしれません。ですが、これが1週間、一ヶ月、一年などの長期になればそうも言えないでしょう。紙の手帳でもよいと考えるかもしれませんが、タスクの量が増えれば増えるほど管理が煩雑になります。

    タスク管理に紙のツールではなく、クラウドサービスを含めたデジタルツールを利用する最大のメリットは検索できる点です。

    Toodledoはタスクを時間帯や場所など、様々な条件で登録し、データベースのように条件で簡単に検索できます。今この瞬間にすべきことは何なのかを確実に呼び出すことができるのです。

     

    スマートフォンから呼び出せる

     

    日々のタスクを管理するならばどこでも呼び出せる必要があります。Toodledoにはiphone専用のクライアントアプリケーションがあります。使い勝手もよく、スマートフォンからするべき最低現の機能をそなえています。

    タスクを出先で確認できる。これもクラウドツールならではのメリットです。

     

    Toodledo – To Do List 2.4.2(¥250)
    カテゴリ: 仕事効率化, 辞書/辞典/その他
    販売元: Toodledo – Jake Olefsky, LLC(サイズ: 12.3 MB)
    全てのバージョンの評価: (568件の評価)
    iPhone/iPadの両方に対応

     

     

    リピート機能を使い倒す

     

    Toodledoの最大の特徴はリピート機能が充実していることです。Toodledoには毎日、毎週、隔週、各月などタスクの繰り返しを設定してくれる機能があります。少し複雑な設定をすれば、毎週火曜日と木曜日だけにするタスクという設定もできます。

    Toodledoは極端な表現をすれば、繰り返しタスクリストを自動生成してくれるクラウドサービスだと言えます。週次や月次でもれなくタスクをこなしたい場合に力を発揮します。

     

    今日のアクション

     

    Toodoledoは便利なツールなのですが、解説書が少ないこと、日本語に対応していないことが難点でした。本書を読めばそれらの問題が解決できます。

     

  • CamiAppとマインドマップでセミナーノートをとってみた

    CamiAppとマインドマップでセミナーノートをとってみた

    medium_3482151120

    photo credit: me and the sysop via photopin cc

     

    セミナーを受講した際のノートはマインドマップで記録しています。これまでとったノートは全てScanSnap S1300でEvernoteに取り込みを行っていましたが、今回からCamiAppを導入してみました。使用感を書いてみます。

    なお、CamiAppについてはこちらのエントリもごらん下さい。

     

    Camiappにマインドマップを描いてみた #camiapp | モンハコ
    CamiAppは手紙メモをデジタルで取り込めるノートです。

     

     

    No Second Lifeセミナーの講義録

     

    こちらのセミナーの講義録をマインドマップとCamiAppでとってみました。

     

    習慣を改善して自分を律する方法    #nsl11 | モンハコ
    先日受講したセミナーです

     

    こちらが受講したノートです。こちらは普通にiphoneのカメラで撮影したものです。

     

    20121120200031

     

    写真でとっただけでは無駄な余白がどうしても入ってしまいます。

     

    取り込み開始

     

    CamiAppでは左上のアクションマーカーを設定することで、様々なストレージにメモを取り込むことができます。

     

    20121120200556

    今回はEvernoteとiphoneのローカルに保存するように設定しています。

    取り込みを開始するとこのような画面になります。

     

    20121120202011

     

    取り込みが完了しました。

     

    2012112020310720121120202032

     

    右上の保存のアイコンを押下することで、アクションマーカーで指定した保存先を選択することができます。

     

    取り込み画像の比較

     

    こちらがCamiAppで取り込んだ画像です。

     

    20121120202050

     

    最大の利点は無駄な余白がとれて文字が鮮明に取り込めること。取り込みもとの写真の状態によっては、多少見にくくなることもありますが、取り込む際に編集機能があり明るさの調整も可能です。こちらが明るさに補正をかけた画像です。

     

    20121120210301

     

    明るさに補正をかけるとかなり見やすくなりました。このほかにもマーキングや画像の切り取りといった画像を加工するための基本的な機能がiphoneでできるようになっています。編集後Evenoteに保存すれば講義録を見返すのも楽しくなりそうです。

     

    今日のアクション

     

    CamiAppは明るさの調整機能など、取り込む際に微調整がしやすい分、セミナーノートなどではScanSnapより使い勝手良いと感じています。今後ほかの用途も探してみようと考えています。

     

    CamiApp 1.9.0(無料)
    カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
    販売元: KOKUYO S&T CO., LTD. – KOKUYO S&T CO., LTD.(サイズ: 8.4 MB)
    全てのバージョンの評価: (292件の評価)
    iPhone/iPadの両方に対応

  • モチベーションに頼らず仕事をするめる3つの工夫

    モチベーションに頼らず仕事をするめる3つの工夫

    medium_5430355182

    photo credit: Fr. Stephen, MSC via photopin cc

     

    仕事場などでやる気はある?という質問する人がいます。私は個人的にはこの質問はナンセンスだと感じています。

    20代前半から働き始めて60歳すぎでリタイアするとして単純計算で40年くらいです。この間、特定の分野の仕事をするとして、モチベーションを維持することができる人がどのくらいいるのでしょうか。モチベーションによる波が無い状態が理想だと考えています。

     

    絶対達成マインドのつくり方―科学的に自信をつける4つのステップ―

     

     

    本書は営業コンサルタントである著者が執筆した精神論に頼らない目標達成の方法についてまとめた一冊です。

     

    わかっちゃいるけど行動できない自分をゆるしてあげる

     

    仕事上の問題であっても、個人のプライベートな問題であっても改善を図りたいと考えるならAs Is(現状)とTo Be(ありたい状態)を明確にすることが重要です。当たり前なのですが、実はこれは心理的にはかなり難しいことです。

    チームで作業する場合、責任を持ちたくないため潜在的な問題は見て見ぬふりをするというケースは多いです。震災時の原発の問題などがいい例でしょう。また、個人の問題であれば、自分のダメな部分と向き合うというのは苦しい作業です。それなりに時間のかかることなのです。

    私もなかなか弱音を吐くのが苦手でした。弱音を吐けば、自分で自分を否定する気がしたからです。ですが、人間には自分のペース、キャパシティというものが当然存在します。痩せ我慢も長くは続きません。

    この状態が長く続くとできない自分の納得できずに自己嫌悪を陥ってしまいます(私がそうだったのですが)。これでは何も改善も生まれません。最近は無理をするのではなく、できない状態を一旦受け入れてそこからどうするか考えるようにしています。

    やる気がない、できない今の状況を承認することが重要なのです。

     

    行動をロックする

     

    一日の行動量が増えればやれることも増え、結果もおのずとついてくるでしょう。ですが、人間の行動量は一気には増えません。少しずつ増やしていく必要があります。

    本書でいう行動をロックするとは、計画を立てたら確実にやりきることを指しています。そんなの無理と思うかもしれませんが、その場合は見積もりの段階で問題がある私は考えています。自分のキャパシティを正確に把握し、それより少しだけ負荷を上乗せすることで、自分の行動量は増やしていけるのです。その場合行動をできる限り分解して最小化し、確実にできるラインを明確にすることが重要です。

    私の感覚ですが仕事上でものごとを定量的に表現するのが得意でない人とコミュニケーションをとる場合、苦労することだ多いです。「さっくりこのくらい」という便利が言葉あるのですが、業務上ではこと多様するのが好きではありません。できるかぎり細分化して具体的な行動に落とし込む。不確定要素もパーセンテージで織り込む。行動をロックするためには数値化が必須だと感じています。

     

    ペーシングからラポールへ、そしてリーディングへ移行する

     

    ペーシングとは、自分のペースを周囲に合わせている状態。ラポールとは周囲に対して信頼関係を築けている状態。リーディングとは、自分が周囲をリードしている状態を指しています。

    通常、人とのコミュニケーションはペーシングから徐々にラポール、そして時にリーディングする関係に発展していきます。この関係性は実はセルフマネジメントにも当てはまります。

    タスク管理(行動管理)の基本は行動記録をとるところから始まります。これは自分の作業ペースを明確に把握するためです。自分自身のペースを正確に把握し、自分自身をコントロールできる状態にもっていくための第一歩なのです。

     

    今日のアクション

     

    本書はタスク管理をチームでビジネスを活かす場合のケーススタディとして、またタスク管理がコミュニケーションにどう好影響をもたらすかという観点でも読み解くことができます。

    著者の現場での経験が入っている分、具体的なアクションにつながる点が発見できそうです。

     

  • 習慣を改善して自分を律する方法    #nsl11

    習慣を改善して自分を律する方法    #nsl11

    large_135160523

    photo credit: Pulpolux !!! via photopin cc

     

    人間は30歳をすぎると行動の8割は習慣化されているといいます。日常の行動のほとんどはルーチン化されています。しらずしらずにやっている悪い習慣を減らして、良いを習慣を増やすことことはすなわちセルフマネジメントにつながります。

    第11回No Second Lifeセミナー「 習慣力 –  セルマネジメントで2013年の自分を支配せよ」

    に参加してきました。

     

    習慣は技術である

     

    20121117141533

     

    ライフハック心理学の佐々木正悟(@nokiba)さんによるオープニングセッション。習慣化をテーマに30分ほどの講演がありました。

    ポイントは習慣は、やるかやらないかの前にできるかできないかの段階があること。習慣化するとは自分の脳の中にロボットをつくることだが、ある段階を超えるまでは必ずうまくいかない時期があり、それを超えると一気にできるようになるとのこと。

    この段階を乗り越えるには、チェックリストを作ってひたすら繰り返す必要があるという内容でした。

    私自身は最近Toodledoの活用が大分定着してきた段階です。Tooldledoは繰り返しのタスクリストを自動生成してくれるため習慣化には大変効果があると感じています。

     

    習慣とはセルフマネジメントである

     

    20121117140107

     

    オープニングセッション終了後、立花岳志さん(@ttachi)の講演が開始。今回の講演の内容は第4回のNo Second Lifeセミナーと重複する部分もありながらもより、洗練され本質をついた内容となっていました。

    今回立花さんが重きをおいて訴えられていたことは、

     

    習慣を改善するとは自己管理(=セルフマネジメント)に他ならない

     

    ということ。

     

    ただし、習慣を改善することが難しいです。その理由は、人は忘れること、そして脳は時間認知ができないことなのです。

    この対策として有効なことが記録することです。立花さんは人生を変えたければ、まずは人生を記録することから始める必要がある強く言われていました。

    5年前の自分と今の自分の変化は記録からしかわかりません。5年後に理想の自分になりたければ、今から記録をとっていくことが一番簡単なのです。

     

    無理のない自分のやり方を作る

     

    立花さんの講演の後半は、具体的なレビューの方法についてクラウドツールの利用と合わせて説明を頂きました。

    立花さんは日次、週次、月次、クォーター(3か月)、年次のレビューをEvernote,Posterousを使ってやられているとのこと。

    レビューに関しては私自身も試行錯誤中であり、今回の話の中から自分のあったものを取りいれようと考えています。

    ただ、話を伺っていて

    そもそも自分のレビューのメニューが曖昧

    という問題に気づきました。まずはレビューを一つのタスクとして考えたとき、中身を何にするか精査する必要があると話しを伺いながら痛感しました。

     

    今日のアクション

     

    習慣の話は奥が深いです。小手先だけでなく、継続的に取り組める仕組みを少しずつ構築したいと考えています。

  • ルーチンタスク処理はToodledoが最強 週記2012/11/11~2012/11/17

    ルーチンタスク処理はToodledoが最強 週記2012/11/11~2012/11/17

    medium_3812088347

    photo credit: Iron Mike Schubert via photopin cc

     

    タスク管理ツールをいろいろ使っては挫折するを繰り返していましたが、やっとToodledoが体に馴染んで来ました。Toodledoの最大の特徴はルーチン処理に強いということです。繰り返し作業の設定がしやすいため、毎日、毎週、2週間ごとなどのタスクリストの生成が簡単にできます。習慣化を支援するという意味でも強力なツールです。

    一方でToodledoの運用がうまく回れば回るほどにTaskChuteでログを取る必要性を感じるようになります。TooledoとTaskChuteは相互補完の運用がよさそうです。

     

    今週のエントリ振り返り

     

    経験知のシェアがうまくいかない3つの理由 | モンハコ
    コミュニケーションは全ての問題に通じます

    今週は1エントリのみでした。風邪を引いて一気に生活のリズムが崩れてしまいました。こういうときのリカバリの仕方についてもエントリにしていこうと思います。

     

    今週の睡眠

     

    20121117203817

     

    風邪を引いて今週は寝てばかりいた気がします。

     

    気になっている本

     

    仕事にしろ人生にしろミッションを持つことの重要性は理解しているつもりです。でもミッションを書けること自体、それなり訓練がいることだと最近感じ始めています。ミッションの作り方について本書が参考になりそうです。

     

    今日のアクション

     

    やっち風邪がなおりかかってきました。ぶり返さないように気をつけます。

  • 経験知のシェアがうまくいかない3つの理由

    経験知のシェアがうまくいかない3つの理由

    medium_4053097146

    photo credit: » Zitona « via photopin cc

     

    情報の共有、特に自分や人の経験に基づく知見、すなわち経験知の共有は難しいと感じています。

    私も自分が昔した失敗を人がしていることが目に着くとイライラします。それはダメだと教えたくなります。ですが伝えてもうまく伝わらないまま面倒になることも多々あります。

    人にしろチームにしろ、経験知のシェアはどうしてうまくいかないのでしょうか。

     

    前提条件のズレを把握していない

     

    人にもチームにもそれぞれに歴史があり、バックグラウンドが全く違います。ですのでシェアしたい経験知の前提となる経験が違えば情報の共有はできなくなります。

    たとえばインターネットが登場する前の時代の人に、検索エンジンの話をしたとしても理解されないでしょう。インターネットが存在するという前提条件がないからです。この部分のすりあわせで失敗すると話は最後までかみ合わないまま、情報の共有はうまくいないでしょう。

    前提条件のズレは、内容のロスだけでなく共有したい経験知の重要度の位置づけのズレも生み出します。経験知はそもそも直観的にわかりづらいものも多いので、前提条件が違えば、そもそも必要なものかどうかの判断も食い違ってしまうのです。

    インターネットのない時代にいって、検索がビジネスになりますと叫んでもだれも相手にしてくれないでしょう。ですが、1990年代中盤くらいなら反応も変わってくるでしょう。

     

    共有するということはコストがかかる

     

    情報のシェアがうまくいかない理由は、面倒くさいすなわち、コストがかかるからの場合があります。基本的には経験知をシェアするには、内容をまとめるコスト、資料を整理するコスト、話をするためのコストなど様々のコストがかかります。この工数は相手の前提条件によっても変動します。

    重要なことはこれらのコストは、経験知を再現するコストとは別に発生するということです。すなわち、

     

    (経験知の共有) =  (事象を再現するため工数)   +   (事象を伝える工数)

     

    になります。   

    ですので、経験知のシェアは基本的に面倒なのです。経験知を伝える側、受け取る側のいずれかでもこのコストかける価値がないと判断しなければ成立しないのです。

     

    不確定要素の割合はどのくらいあるか

     

    経験知をシェアする上で重要なことは、どこまで再現可能な具体的なアクション落とし込めるかと同時に、その経験の中にコントロールできない不確定要素がどのくらい含まれているかを明確にすることです。特定の人がそばにいたからうまくいったというような属人的ファクターは再現できない場合が多いです。

    ものごとは100%自分の力だけで成し遂げるということもないので、どのような出来事にも不確定要素が含まれているはずなのです。この部分を曖昧にすると、経験知のシェアは意味をなさないと考えています。

    逆の事象の中から確実に再現できるファクターを取り出してシェアできれば、経験知の共有はうまくいったと言えるのではないでしょうか。

     

    今日のアクション

     

    どんな仕事にしろ情報の共有なし進められるものはありません。情報の共有、とくに経験知の共有がうまくいかない場合、その理由を明確にする必要があります。

  • 風邪引いて微熱 週記2012/11/4〜2012/11/10

    風邪引いて微熱 週記2012/11/4〜2012/11/10

    medium_3490371146

     

    風邪を引いてしまった模様です。今日一日はいちに寝込んでしまいやる予定だったことが全く手についていません。体調を崩してしまうとタスク管理が一気に崩壊しそうです。

     

    今週のエントリ振り返り

     

    Camiappにマインドマップを描いてみた #camiapp | モンハコ
    アナログをデジタルを取り込む管理が好きです。

     

    マインドマップは活用法、管理の方法をいろいろな活用方法を考えることができるます。今後もエントリを書いていきたいです。

     

    今週の睡眠

     

     

    昨晩の睡眠。ぐっすり眠れたのですが寝起きから頭がボーッとしています。風邪の場合、睡眠はあまり影響しない模様です。

     

    気になっている本

     

     

    自分を追い込んでプレッシャーでやりきったり、モチベーションのあるときに一気にやりきってしまうというタスクのこなし方をとにかく卒業したいです。このやり方をやめるためにタスク管理関係の本を読んでいます。本書はタスク管理の本でありませんが、内容としてはかなり参考になりそうです。

    下記で紹介する本と合わせて読むことで自分なりのやり方を見つけたいです。

     

     

    今日のアクション

     

    今日に寒くなったので風邪引いたのかと思います。体調管理もきちんとしたいです。

  • Camiappにマインドマップを描いてみた #camiapp

    Camiappにマインドマップを描いてみた #camiapp

    medium_6237190064

    photo credit: ★ CIA et CHI ★ via photopin cc

     

    手書きで書くマインドマップの最大の弱点は保存、管理だと感じています。紙はいくら大事にとっていてもどこかで捨てるタイミングが来てしまいます。

    最近、コクヨのEvernoteに取り込み可能なノートCamiappから見開きA4無地(薄字の方眼)の入ったタイプが発売されていることを知りました。

     

    無線とじノート – CamiApp<キャミアップ> – コクヨS&T
    マインドマップサイズのノートです。

     

    手書きのマインドマップ保存対策として利用できそうです。

     

    CamiAppとは

     

    コクヨから出ているデジタル取り込み機能がついたノートです。紙に手書きした後、スマートフォンから専用アプリを利用することで、紙に書いた内容ときれいに取り込んでくれることが最大の特徴です。画像補正の機能がついているので、普通のカメラ機能で取り込むよりもきれいにとり込むことができます。

     

    CamiApp 1.8.0(無料)
    カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
    販売元: KOKUYO S&T CO., LTD. – KOKUYO S&T CO., LTD.(サイズ: 4.5 MB)
    全てのバージョンの評価: (286件の評価)
    iPhone/iPadの両方に対応

     

    マインドマップを描いてみた

     

    描いたマインドマップはスキャンしたり、写真でとったりしてEvenoteに保管するようにしています。苦肉の策です。この手間から解放されるならありがたい限りです。さっそくマインドマップを描いて取り込んでみました。

     

    こちらは普通のカメラで撮影したマインドマップです。

     

     

    こちらがCamiAppのアプリを使って取り込んだ写真です。

     

     

    こうやって上下で比べると取り込みの鮮明さは明確に分かれます。画像補正をかけている分取り込みが綺麗です。余分が余白が入らないということも私の場合は重宝します。

     

    どういう利用シーンがあるか

     

    利用した感覚としては、セミナーなど勉強会の講義録をマインドマップを描く際は良さそうです。ノート自体のサイズはA5なので持ち歩きにも便利ですし、講義終了後その場でスマートフォンから保存できるのは魅力です。

     

    今日のアクション

     

    今日はとりあえずの使用感を書きました。実際にセミナーなどで使ってみたときはまたエントリに書こうと考えています。