Month: June 2013

  • 悪い人では無いという表現は人間観察力を奪う

    悪い人では無いという表現は人間観察力を奪う

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    人と適切な距離をもって接するというのは重要なことです。その人が本来どういう人なのか。私はほっておくと人の悪い面ばかり見てしまうので、できるだけプラスの面を見るように努力しています。

    一方で合わせて私が人を見るときに気をつけているのが、「~だけど、悪い人じゃない」という人の見方もしないということです。

     

    誰だって悪い面はある

     

    冒頭でプラスの面を見るように努力しているとい書きましたがどんな人でも万能はあり得ません。ある人にとってのプラスの面が誰かにとってのマイナスになることも十分あり得ます。

    ただ、この時に

     

    この人のこういう部分は苦手だな

     

    と認識しておく必要があります。その上でうまくつきあっていくことです。

     

    悪い人ではないは我慢の裏返し

     

    悪い人ではないという表現を使っている場合、自分の気持ちをごまかしている場面が多いです。本当は相手に対して苦手意識があるにも関わらず、悪い人ではないと表現することで自分をごまかしているのです。これは相手の良い面を見ている訳ではありません。

    人間関係の中で苦手な人ともつきあわざる得ない局面というのは確実にあるとは思いますが、ムリをして自分の気持ちまでごまかす必要はないと考えています。適度な距離を保ちながらつきあうという選択肢も十分アリだと考えています。

     

    悪い人ではないの多用は危険

     

    私が一番怖いと考えるのは、「悪い人ではない」という表現を多用することで適切な人間観察力というものが低下してしまうことです。

    単なる誹謗中傷ではなく、相手の良い面、悪い面をきっちり把握することは生きて行く上で重要なことです。また、悪い人ではないという表現を自分の中で多用することで、相手の良い面も見過ごしてしまう恐れがあります。

    相手の良い面をみることと、悪い人ではないという見方をするのは根本的に違うということを肝に銘じておく必要があります。

     

    今日のアクション

     

    否定系の言葉を脳は理解できないそうです。悪い人ではないという認識は頭の中では悪い人と認識されているかもしれません。もし相手を好きになりたいなら、悪い人ではないという見方を辞めて、こういう良い面をもっていると意識することが必要ですね。

  • お金の使いすぎ防止に。Visaデビットカードが何かと便利そう

    お金の使いすぎ防止に。Visaデビットカードが何かと便利そう

    photo credit: mueritz via photopin cc

     

    クレジットカードは一枚しか持たないようにしています。基本一枚で問題ないのですが、メインで利用しているカードはJCBでちょくちょく利用できないお店があるのです。

    もう一枚Visaのカードをつくるのは、管理が煩雑になって不要な買い物をしてしまいかねないので嫌だと考えていたところ、Visaカードと同じように利用できるVisaデビットカードがあるそうです。

     

    使ったその場で引き落とし。Visaデビット|Visa News|世界通貨 Visa
    デビットなので口座にお金がなければ使えません。

     

    デビットカードなのでフリーランスでも口座を作れる

     

    友人にフリーで活動する方が結構いて、段々分かってきたのですが、フリーランスになるとクレジットカードというのはかなり作りにくいとのことです。確かに固定給がある会社員に比べるとフリーで活動するということは信用(金融的な意味合いの)が大きく低下してするのは想像できるところです。

    ですが、インターネットで決済することが当たり前の現代社会においてさすがにカード決済ができないのは何かと不便です。

    このVisaデビットカードの場合、Visaを通すために普通Visaカードと同じようにネット決済ができるそうです。さらにデビットカードのため、口座に残高がなければ利用できないようになっており、銀行口座を開設できる人ならだれでも作れるようです。

    個人的には、フリーの友人に検討をお勧めしたいです(まだ自分が利用していない段階なのでなんともいえない部分もありますが)。

     

    利用履歴が残る

     

    私の場合、デジタルで家計簿つけているため、現金を利用すると都度手入力となります。面倒くさがりの私にはこれが手間です。ですが、家計簿の管理は自己管理の基本なので、手を抜くわけにもいきません。

    このVisaデビットカードの場合、利用履歴をネットから閲覧できます。あとで利用履歴を確認することは家計を見直す上で重要なのでいいですね。

    以前紹介したサービスMoney Forwordと組み合わせると収支管理が楽になりそうです。

     

    全ての資産を管理できる!!家計簿サービスMoney Forwordが便利すぎて泣ける | モンハコ
    デジタル家計簿の決定版です。

     

    今日のアクション

     

    まだ実際に利用したサービスではないので、使用感等はレビューできないですが、現時点でかなり気になっています。入出金用の口座を開設できる銀行が複数あり、銀行ごとに微妙にサービスの内容が違うようなので、比較検討も必要ですね。

    ただ、クレジットカードを複数持つよりは不要にお金を使うリスクを低減できそうです。

  • 聴く力と引き出す力と人との距離感

    聴く力と引き出す力と人との距離感

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    人の話を本気で聴くというのは難易度の高いことです。コミュニケーションの基本は話すこと伝える能力だと30歳手前まで考えていました。論理的に、的確に自分の主張を伝えることができる人がコミュニケーション能力の高い人であると。それはそれで大事なことなのですが、人の話を聴くこともコミュニケーション能力であるという視点がバッサリ抜け落ちていたのです。

     

    聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

     

     

    コミュニケーション能力の基本は聴くこと。しかも欲を言えば、相手も自覚していなかった部分を引き出すことです。

     

    コミュニケーションは信頼関係の上でしか成り立たない

     

    相手が「この人に語りたい」と思うような聞き手になればいいのではないか。こんなに自分の話を面白そうに聞いてくれるなら、もっと話しちゃおうかな。あの話もしちゃおうかな。そういう聞き手になろう。

     

    心理学用語でラポールという言葉があります。ざっくりいうと信頼関係のことです。私自身、仕事上のコミュニケーションがうまくとれず大変苦労した時期があります。自分が正しい論旨を説明しているはずなのに全く相手に受け入れて貰えなかったのです。当時全く理由が分からず途方に暮れました。

    私は根本的に相手から信頼を得ていなかったのです。

    特に仕事上のコミュニケーションは、上司と部下、顧客など表面上の役割は分かりやすいことが多いです。ですが、いくら立場の関係があっても人の心を縛ることは不可能です。表面上の関係生に目を奪われ、そこに本当の意味での信頼関係が成立していない場合があります。正論を主張しているのに、意見を聞いて貰えない。その場合、相手との関係生はどうかを考えてみる必要があります。

     

    自分の常識を疑う

     

    自分と同じであることを「正しい」とか「当然だ」と過度に思い込まないようにさえすれば、目の前の人が、「私」とどう違うのか、どのくらい近いのか遠いのか。そのスケールをもとに質問を広げていくことは、有効な手立ての一つとなり得ます。

     

    自分が知っているという常識が相手に通用しないということはよくある話です。

    例えば、IT業界は新しい業界で最先端の技術を扱っているというイメージがありますが、そもそもIT業界自体は決して新しい業界ではありません。業務用のコンピュータは1970年代には登場しているので、それなりの歴史はあります。

    問題はインターネットの登場です。1990年代の中盤からインターネットが一般化したことで、その後、ITを構成する技術が大きく変わりました。どの年代で現場の第一線にいたかによってその常識が大きく違うことがあり、ミスコミュニケーションを生み出す要因ともなり得ます。

    同じ業種の人だからといってこれくらいわかっていて当然だろうという思い込みで私はかなり苦労しました。まずはコミュニケーションを取りたい相手のバックグラウンドはどこなのかを探っていくことが重要なのです。

     

    ペルソナを越える

     

    「意外性」というものが、インタビューをするときは大変に重要なポイントになります。「あら、意外!」と思う部分がちらりとでも出てきたとき、私は「やった!」と叫びたくなります。今まであまり知られていなかったゲストの別の部分、思いもよらなかった新たな側面を垣間見ることができれば、そのインタビューは成功したと言えるのではないでしょうか。

     

    どんな人であれ沢山のペルソナを抱えています。仕事場、家庭、友人関係、それぞれに別の顔が出るのです。ですが、本当の意味で信頼関係を築くには、

    存在そのものを聴く

    という意識付けが必要になります。その人がもっている一面だけを切り出してやりとりをしても、何かのタイミングに崩れてしまう可能性があります。偉い人だから話を聴こうという姿勢は最終的には信頼関係の崩壊に繋がる恐れがあるのです。

     

    今日のアクション

     

    コミュニケーションについてはいろいろと勉強をしていますが、未だに人との適切な距離感ってどのくらいだろうと悩んでしまうことがあります。人とは親しくなりたいですが、そう思った相手に限って距離感を感じたりと苦労しています。

     

  • セミナーを受講した後はToDoリストだけでも作っておくといいですよ

    セミナーを受講した後はToDoリストだけでも作っておくといいですよ

    photo credit: rintakumpu via photopin cc

     

    イベントやセミナーなどに参加して、参考になるアイデアなどを実行してみたいと考えても実際に行動に移さずに終わるというケースが過去にありました。理由は、帰宅した途端にやる気がなくなってしまうことや時間がとれないなど様々です。

    その場合は、せめていつや実行するためのTodoリスト、すなわちサムデイタスクリストを作っていつでも見られるようにしておくだけでその後の効果がかなり変わってきます。

     

    モチベーションは長くは続かない

     

    セミナーやイベントに参加すると、主宰者や参加者の熱気に押されて一時的にモチベーションが上がることがあります。

    ですが、普通長続きしません。

    酷いときは帰宅した瞬間に元の状態に戻ってしまうこともあります。優秀な方なら帰宅後に即実行という方もおられるのですが、私も場合はどうもそうはいかないみたいです。

     

    自分なりのカスタマイズも必要

     

    人それぞれに、得て不得手やタイプというものが存在します。いくら人がうまくいった方法でも自分に当てはめてうまくいくとは限りません。そこはやはり自分なりのやり方にあったカスタマイズも必要だと感じています。

    自分のなりのカスタマイズにするには、少し時間をおいて腑に落ちるのを待つというのも大事だと考えています(もちろん内容にもよりけりですが)。その上で自分に取り入れ易い形に落とすことが重要です。

     

    まずはTodoリストを作ってみる

     

    私の場合、セミナー受講後は資料とマインドマップで取った講義ノートを元にTodoリストを作成するようにしています。さらに余力があればセミナーレポートをブログにあげることも有効です。

    いつまでにやると明確に決める場合もありますが、決めない場合もあります。大事なことはまずTodoのレベルに落とし込んで記録しておくことです。こうしておくことでのちのちアイデアが出たときに、一気に作業が進むこともあります。

    ちなみに私の場合、ToDo管理はクラウドサービスtooldledoを利用しています。この中にサムデイタスクリストを作って管理しています。

     

    Toodledo : Sign in
    私のメインタスクリストです。

     

    今日のアクション

     

    今日は朝から@jMatuzakiの「ブログ・カウボーイ」というブロガーイベントに参加してきました。内容は参考になるものでしたが、実際に自分流にアレンジするにはまとまった時間が必要そうなのでTodoリストだけは作っています。

    jMatsuzakiのブログ・カウボーイ | PeaTiX

    セミナーレポートはまた後日。

     

  • スポーツはコミュニケーションツールでもある 週記2013/5/26~2013/6/1

    スポーツはコミュニケーションツールでもある 週記2013/5/26~2013/6/1

    photo credit: Zach Dischner via photopin cc

     

    今週は土日連続でバドミントンしています。

    私は運動神経が悪く、30を過ぎて、バドミントン、ランニングを始めました。

    私はスポーツは単なる趣味ではなくコミュニケーションツールだと考えています。世代、職業、性別の違う人とも共通の話題を共有できます。しかも協議の終了後は、妙なアドレナリンがでているので、すんなり仲良くなれたりします。

     

    今週のエントリ振り返り

     

    疲れ切って何も出来ない隙間時間は呼吸を意識するといいですよ | モンハコ
    気持ちを落ち着けるには呼吸は重要です。

    ここのところ呼吸の仕方に気をつかっています。ゆっくり意識して呼吸するだけでかなり精神的に安定します。

     

    今週の体調管理

     

    今週はお休みします。

     

    気になっている本

     

    定年延長が話題になっていますね。もう定年という概念を少し見直してほうがいいと考えています。100歳で働いている人の生の声を聴いてみたいです。

     

    今日のアクション

     

    週記の更新が日をまたいでしまいました。時間管理が甘いですね。