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なにかにすがっているうちは物事は解決しない

人間はうまくいかないことがあると何かにすがりたくなるものでして。それが時には宗教であったり、心理学的なことあるいはもっと身近に部屋の片付け、いわゆる断捨離であったりと人によってもいろいろなんだと感じています。

かく言う私自身、自分が弱気になっていたり、うまくいっていないときは、何かにすがりたいといつも考えてしまいます。

ただ、最近感じるのは、うまくいかないとき特定の何かにすがるだけではうまくいかないということです。

人はどうしても物事を単純かして理解したがります。私のアレがよくないからこういう結果になったみたいな思考に陥りがちです。

ですが、本当にそうでしょうか。

きっとその最悪の状況に至る前には、日々の小さな選択の繰り返しがの結果が複合的に積み重なっておきているはずなのです。そして、複合的な要素で起こったことを解決するのに万能の妙薬のようなものはなかなかないはずなのです。

何でも解決できる万能杖はないと肝に銘じること、そして緩やかな軌道修正を繰り返すことでしたか、うまくいかないときの状況の改善はないと感じています。

今週の気になっている本

なんで今日こんな記事を書いたかというと、こちらの本が気になっているからです。近年、いろいろな研究結果から平均が結構あてにならないということが分かってきているそうです。

この平均を重宝する思考っていうのは、まさに物事を単純化する典型例だと言えます。平均は確かにわかりやすい思考ですが、自分をそんなものに当てはめたくないみたいな気持ちも当然あるわけで。

とりあえず、平均にしろ、占いにしろ、性格診断的なものしろ適度な距離感をもって付き合うということが一番大事な気がしています。

今日のアクション

こんなことかいていますが、私自身、やはり自分を平均の中に物事を当てはめて考えがちです。やっぱり人はそういう思考からは簡単には抜け出せないのかもしれません。

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