なんともう三月も後半に入り、もうすぐ4月です。この時期は何かと飲み会が増える季節でもあります。
でも仕事上での飲み会が苦手だという人も多いのではないでしょうか。私も個人的に楽しいと感じる飲み会と楽しくないと感じる飲み会ははっきりしているほうです。その区分けは必ずしも、職場の飲み会だから、とか、自分のプライベートな飲み会だからとかいう訳ではありません。
常々感じる飲み会が楽しいか、楽しくないかの基準は未来を語れるかどうかにつきると感じています。
人間というのは、守りに入ってしまうとどうしても過去の実績を語りたがる傾向があります。いわゆる、「俺の若かった頃は…」というヤツです。そして、そういう飲み会というのは、だいたい話の始まりから終わりまで昔話で終わります。
そういう話が多い飲み会は得てして、面白くありません。
もちろん過去の経験や教訓から学ぶことを大切で、先輩諸氏の貴重な体験を聴ける場は本来貴重な場のはずです。
ただ、人間の感性は鋭くて、その過去の大変だった時期の経験にすがってピークアウトしてしまっている人と、新たな挑戦を志している人の話は、ある程度聴いていればすぐに聞き分けられるようになります。
そして、後者の人の話には魅力を感じることができますが、前者の人の話は聴いていて「もうお腹いっぱいです」になってしまいます。
残念ながら組織で働く人の場合は、一部の例外を除いてこのあたりが自由になる人は少ないので、どうしても過去の話ばかりに終始してしまいがち。結果、飲み会が面白くないと感じてしまうのでしょう。
やはり、フリーランスの人や、そうでなくて、組織で働いている人とでも自分の目標を追いかけている人と未来を語りながら飲むのは楽しい。例えその目標が達成できないかもしれなくても、人は今日より明日がよくなるという希望があるから楽しく楽しく生きていけるのです。
多分、楽しいと飲み会と楽しくない飲み会の差はこんなところにあるのだと感じています。
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指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術[Kindle版]
この本、以前から気になっていました。やっぱり水商売のお仕事はサービス業の極みなので。で、この本も銀座のママが書いたのかなと考えていたのですが、なんと著者の欄にホリエモンの名前が。私的には全くしらなかったので、かなり驚いた次第です。
今日のアクション
個人的に「あの頃がよかった」と「今時の若い人は」を口にするようになったらオワコンに片足を突っ込んでいると考えています。年下の人からも年上の人からも「あいつと飲みといくと楽しい」と言われる人間でいたいものです。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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