Site icon 問題の8割はコミュニケーション

働き方が変わればよりコミュニケーション能力が重要になってくる

photo credit: Lieven SOETE Traces #2 ¬ 1886 via photopin (license)

ここのところ、働き方に関するニュースが毎日にように話題になっています。長時間労働の是正の問題、政府の副業容認の方針変更、そしてパワハラ、セクハラの問題と枚挙にいとまがありません。

これまで我々勤め人は、所属する組織と一心同体のような感覚でやって来た人が多かったはずです。そのような状況の働き方の中では、組織に属し、その組織の文化の中でのみ通じる慣習やルールに従って働いていました。そして気付けば、思考パターンまでその組織に染まっているということは珍しくありません。

このコミュニケーションの取り方は、ある種とても効率的な部分があります。前提条件や価値観を共有している状態でのコミュニケーションは円滑に進み易いからです。

ですが、昨今の働き方改革の流れを見ているとこのやり方はもう通用しなくなりそうです。特定の組織の中でのみ通じるルールではコミュニケーションが取れなくなることが増えるのでは感じています。

職場のコミュニケーションに悩んで、セミナーなどに参加するようになったころ、最初の衝撃は異業種の参加者の人たちと話してみて驚いたのは、自分が常識だと感じていたことは一歩組織の外へでると全く通じないということでした。

前提条件や大事にしている価値観までが全く違う世界があるということをこの時期に実感自覚できたのです。

ですが、今後はリモートワークで働く人が増えて、組織と個人の関係性が増えてくればこの状況が誰にとっても当たりまえになると考えています。そうなった時、コミュニケーションのスキルの差は今よりも人生のクオリティに大きく影響してくるのは間違いないと考えています。

所属する組織の価値観に縛られず、いかに多様性を認め、異なる価値観の人とコミュニケーションをとれるか。それが今後の社会では重要になってくるような気がしています。

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働き方が変われば、パワハラやセクハラの問題も少なくなる時代が来ると私は考えています。ただ、それは反面、自己責任が深く問われる時代と言えるかもしれません。

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