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サービスに適正な対価を払うことについて考える

photo credit: Freemium : payer plus pour des services et fonctionnalités supplémentaires via photopin (license)

今週、私の周りではソーシャルチケットサービスDoorkeeperの料金体系の変更が話題になっています。Doorkeeperはブロガー界隈ではイベント開催のツールとしてかなり多くの方が利用されています。私もイベントを開催する際には利用させて頂いています。

Doorkeeperはこれまで基本的なサービスの利用は無料で、決済などで手数料をとるビジネスモデルでした。それが8月からは月額1500円〜のサービスに変更になりました。

金額の変更に対する反応は様々で、好意的な声もあれば批判的な声もあります。まぁこれは当然の反応でこれまで無料で使えてたサービスが有料になれば当然いろんな声が上がってきます。

現段階では私はイベント開催は不定期でしかしていないため、今回は月額課金への移行は見送りました。ただしDoorkeeprは定期的にイベントを開催する人にとってはてとても便利なサービスなので、必要な状況になればすぐにでも月額課金へ移行しようと考えています。

Doorkeeper以外でも、自分が興味を持ったWebサービスにはできるだけ有料のプランで少額でもお金を払って利用するようにしています。あまりにもポンポン有料サービスに入り過ぎたので、この間、Webサービスの断捨離をしたくらいです。

一方で私は未だ多くの日本人が持っているであろう形のないものにお金を払うことに対する抵抗感に違和感を覚えています。特にITの世界に関して言えば、インターネット上のものは常に無料で当たり前という意識が強い気がします。

もちろん金額にもよりけりですが、月額で数百円程度のサービスやスマホのアプリにお金を払うことへの抵抗が強い人が多すぎると感じるのです。これが仕事の間のカフェのコーヒーだったら喜んでお金を払うにも関わらずです(比べるものでもないかもしれないですが)。

インターネット上のサービスにしても、表面的には無料でもその背後には確実にそれを作るために動いた人の労力があるわけで。その人達に対する適正な対価を支払ってしかるべきだと考えています。

結果として無料であるのが当たり前という意識があるから、ビジネスが育たない。結果、経済がより発展せず景気がよくならないという側面があるのではと感じるのです。

安ければ安いほど良い、できれば無料のほうがいいという発想は回り回って自分の首をしめるだけだと考えています。

逆に言えば、ただで利用できるものはどこか必ず別のところで利益を上げる仕組みがあるはずで、それが全うなものなら良いのですが、結果として誰かを不幸にする仕組みに荷担している可能性もあります。ただより高いものはないはずなのです。

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今週の気になっている本

100人コンサルティングプロジェクトを引き続きやっております。ブログをこれから始めたい方には基本的はは独自ドメインをとってWordPressで運営することをおすすめしています。ただし、普段ITに関わることが少ない方にとっては、WordPressはハードルが高いのも事実。

そういう方には将来的に移行可能なブログサービスでブログを始めることをお勧めしています。ブログサービスがいろいろありますが、はてなブログはおすすめの一つ。独自ドメインも設定できるので、こちらの本を参考にしてはじめてみるのはいかがでしょうか。

今日のアクション

私も普段から自分がよく利用するWebサービスはかならず有料プランを利用するようにしています。自分が良き利用者であることが回り回って世の中を良くすることに繋がると考えているからです。

もちろん自分にとって不要なサービスにお金を払って無駄使いをするつもりはありませんが、利用させて頂いているサービスには感謝と応援をこめたいと考えています。

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