Site icon 問題の8割はコミュニケーション

【中間報告】電子書籍化プロジェクト着々と進行中[週記]

9月5日に岡野純さんと一緒に開催した出版企画イベント「ベストセラー電子書籍作家が語るヒットの法則」で、9名の方の電子書籍出版が決まりました。

イベントで電子書籍出版が決まった方はその後、着々と執筆をされいて、早い方は12月から作品が世に出てきています。中間報告ですが一部ご紹介です。

IT業界でプロジェクトマネージャーをしながら4人の子供を育てるあべっかんさんの子育て本です。ひと言でいうと、人よりちょっと子供が多くて子育てが大変なはずのお父さんの育児ノウハウ本だと考えています。

おそらく紙の書籍では、収益的な観点から紙の本の出版は難しいかなと。だからこそ電子書籍で世に出て欲しいと感じる一冊です。電子書籍は紙の本に比べると出版のハードルが低く、その分損益分岐点も低いはずです。だからこそ、出せる本があるというのが個人的な考え方です。

テレビや雑誌に出てくる評論家や子育て中のタレントさんの話って、面白いのですが実践できるかというと生活環境が違いすぎて難しいのではと。本当に世の中の子育て中の方が知りたいことは、自分よりも少しだけ頑張っていたり、ノウハウを持っている普通の人の話なのではないかなと考えています。

以前、ワーキングマザーの本として保科浩子さんの本を当ブログで紹介したことがあるのですが、こういう話ってもっと世に出回るべきなのかなって考えています。子育て中のお父さん、お母さんに読んで頂きたい一冊です。

こちらはフリーランスのライター眞理智子さん就職活動ノウハウ本です。この本が電子書籍になった理由の一つは、本の将来性です。

おそらく誰もが人生で一度はぶつかる壁、就職活動。電子書籍でその定番本を作れたら面白いと考えからこの本は生まれています。

現在学生の若い人はたちは漫画などを電子書籍で読むのはもはや当たり前になっています。そしてその学生もいずれは就職活動をするときがきます。そのとき、勉強のときに最初に手に取るのは紙の本とは限らず、電子書籍かもしれません。

電子書籍で本を出すメリットの一つにアップデートが簡単という点があります。今後、この本は就職活動の時流にあわせアップデートされていくのだと考えています。個人的にはアップデートを繰り返して行く中で定番のポジションをとってもらえると嬉しいなと感じている一冊です。

スポンサーリンク

今週の気になった記事

Evernote、「Skitch」「Clearly」の開発終了を発表し、非難轟々

Skichは私もかなりお世話になっているので驚きました。Evernoteに買収されていたのですね。幸いメインで使っているMac版のSkichの開発は継続されるようですが、いずれこちらの開発も中止みたいなこともありえるのでしょうか。

読書は本当に「量」ではないのか?記憶、すぐ行動しないと読書は無意味なのか?

私も読書は多読派の人です。世の中って山のようにたくさんの本があるので、自分にとってもあたりの本って結局読んでみないとわからない。人のすすめなんかももちろんあるのですが、最終的には手当たり次第に読んだほうが早いのかなって感じています。

長期休暇の「まとまった時間」を最大限有効に活用するための3つのポイント

もうすぐ年末年始休暇だったりするのですが、毎年有効に時間を使えている気がしません。あれもこれもやろうとするとだいたい失敗するので、今年は1点突破で時間を有効につかおうと考えています。

気になっている本

自分の周囲を見ていて感じるのは、日本人って形のないものにお金を出すという意識が希薄だなと感じています。でも今後の日本の経済の主力はおそらく製造業ではなくなるはず。もっと形のないものにお金を出す文化ができあがらないと、結果として経済も衰退する一方なのではと感じています。

私は本書をまだ読んでいないのですが、こういうモヤモヤした気持ちに応えてくれそうな本だなとタイトルから感じています。

今日のアクション

来年も1月からぞくぞくとイベント参加者の本が出版される予定です。イベントをしたときは、こんなイベントして大丈夫かなと考えたものですが、結果としてイベント経由で本を出した人の嬉しい声を聞くとやった価値はあったのかなと感じています。

モンハコでは、今後の定期的にイベント参加者の本を紹介していくことにします。

おすすめ関連エントリ

Comments

comments

Exit mobile version