読書端末として Kindle Voyageを利用して、もう一年半くらいになります。ハイエンドのモデルだけあって画面が綺麗で、レスポンスも(以前利用していたPapaerWhiteに比べて)早いので満足して細かい設定などはとくに変更せずに利用していました。
最近、 KindleのOSがバージョンアップしたので久しぶりにいろいろ設定周りを見直してみたら、まだまだ知らない機能があって驚きました。地味ですが知っておくと便利かもしれない Kindle Voyageの設定をまとめてみます。
スポンサーリンク明るさ調整。ナイトライト
先日、iOS9.3の新機能でブルーライトカットをしてくれるNight Shiftの機能が話題になりました。実は似たような機能で「ナイトライト」というのが Kindle Voyageにもありました。
ナイトライトは設定すると暗いところで読書をするときに周りの明るさに合わせて少しずつ画面の明かりを落としていってくれる機能です。
寝る前にベッドで本を読む場合、画面を明るくしすぎてしまいがちです。ですが、明るくしすぎると目が冴えて寝られなくなります。
その点、ナイトライト機能を使えば最初はやや明るめの状態から目がなれてきたところで画面を暗くしていってくれるので、明かりの強すぎが原因で寝られないということを防げます。
買いすぎ防止。ストアアクセス制限
Kindleの端末はネットワークに繋がっていれば、 Kindleストアにアクセスしてすぐに欲しい本を買うことができます。この機能はとても便利なのですが、お金を節約したいときや積読が溜まっているときは少しやっかいな機能でもあります。
実はこのストアアクセスを設定で制限することができます。一旦アクセスを制限すると、再度パスワードを入れて解除するまでストアにはまったくアクセスできません。特に本を読み終えたあとに出てくるリコメンド機能で本をクリックしても購入できないのはかなり無駄使いを防止できます。
私の場合、本をついつい買いすぎてしまうのは寝る前に寝床で本を読んでいるときです。このときにストアアクセスを制限した上で本を買いたくなったら、起きてPCを軌道する必要があるのでかなり購入のハードルをあげることができます。
ページめくりボタンの強度調整
Kindle Voyageには左右にページめくりボタンがあります。画面をタップしなくて、ボタンを押した方向にページがめくれて、電車などで片手でも Kindleで読書しやすいようになっています。ただ、私はこのページめくりがうまくいかないことが多くストレスに感じていました。
私の場合、片手で押す力が弱くなかなかページがめくれないのです。うまく捲れないのでついつい連打をすると今度はページが先にいきすぎてしまったりもしていました。
ちょっとこの機能は使いにくいかもと感じていたのですが、調べたらボタンを押す強度を調整できることに最近気づきました。よく考えればあった当然の機能なわけで。なんでいままで気づかなかったのか。
いままで「中」になっていたページめくりボタンを押す強さを「弱」にしてみたところかなり使いやすくなりました。ボタンを押す強さは、電車などで読む場合は混雑具合によってもかわりそうなので、都度設定しなおすほうが良いのかもしれません。
今日のアクション
Kindle Voyageはシンプルさが売りなので、いままで細かい設定はほとんど確認していませんでしたが、自分が考えていたよりも細かく設定がいろいろできそうです。
ただ、大半の機能は設定を変える必要がないとも言えます。そんな中でも今回取り上げた設定は、知って置くとかなり快適さがあがると感じているので一度見直してみることをおすすめします。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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