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レンタルサーバーを「Conoha」に移転した5つの理由

photo credit: Cloud - Hacker in Cloud-Center mit Schloss - Serverraum via photopin (license)

ブログを運営して4年半。ずっとさくらのレンタルサーバーのスタンダードプランで運用して来たのですが、ここのところ記事数もそれなりに増え、さすがに重たく感じることが増えました。

普通に記事を更新するだけで時間がかかるようになってきたので、重い腰を上げてサーバーの移転を決意。せっかく変えるのならば、思い切って今はやりのAWS(Amazon Web Servise)に載せてみようと考えました。

ですが、冷静になってさすがに個人ブログを載せるにはオーバースペックかなと。いろいろ比較検討した結果、GMOが運営しているクラウドサービス「Conoha」に移転することにしました。その理由をまとめてみます。

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VPSなのでサーバーの拡張が簡単

「Conoha」はGMOが提供するクラウドサービスです。物理的にサーバーを借りる通常のレンタルサーバーと違い、クラウド上のストレージを契約してそこにサービスを自分でインストールしていきます。

物理的にサーバーを借りる訳ではないので、ブログへのアクセスが増えたときなどにプランを切り替えるだけで簡単にサーバーの増強ができるのがメリットです。

実際やってみるとわかりますが、ブログの引っ越し作業って面倒くさいです。その点、契約を切り替えるだけでサーバーの増強ができるクラウド系のサービスはとこの心配がありません。またバイラルメディアなどの取り上げられた際に一時的な負荷の増加も契約を切り替えることで対応することができます。

料金が手頃でシンプル

クラウド系のレンタルサーバーはいくつか有名どころがあるのですが、従量課金制のものが多いです。その点で言えば、「Conoha」は料金が月額制です。一番安いプランが900円/月〜なのでかなりお財布に優しいと言えるでしょう。

ちなみに私は後述するWordPress高速仮想マシン「Kunsangi」を導入するため、メモリ2GBのプランで契約しました。

インターフェースがわかりやすい

個人的にクラウド系のサービスを扱う上でこのことがかなり重要でした。最初のAWSを少し利用して見た際、インターフェースの操作感が日本人向きではないと感じました。それに比べると「Conoha」のインターフェースはシンプルでかなりわかり易いです。

サーバーの増設やバックアップの作業なども直感的にとてもやりやすいです。サーバー引っ越し後はブログの執筆に集中するという意味においても、これは重要だと言えるでしょう。

オールSSD+高速仮想マシン「Kusanagi」を標準搭載

なんだかんだいってもサーバーは早いことに越したことはありません。せっかく工夫をしたりツールを導入したりして、ブログの更新にかかる時間を減らしたところでサーバーが遅ければその分時間がかかってしまうので意味がありません。

その点で「Conoha」はこの価格で利用しているストレージがオールSSDであること、また株式会社プライムストラテジーさんが開発したWordPressを動かすための高速仮想マシン「Kusanagi」が標準で設定されています。

実測値として速度比較をしたわけではありませんが体感でわかるほど、速度は速いです。「kusanagi」の設定は慣れるまで少し時間がかかりますが、最初にやってしまえばあとは楽だと言えるでしょう。

バックアップの手間からの解放

WordPressの運用で重要だけれども後回しになるのがバックアップです。これまでWordPressのプラグイン「BackupWp」を利用してDropboxに保存してみたり、WordPress開発元のAutomatic社が出している「VaultPress」を使用してみたりしていました。

ただ、「BackupWp」はDropboxの有料プランと契約していないとすぐに容量が足りなくなる上、ときどきエラーが出てきて動作に不安を感じることも多々。VaultPressは有料のため、安全ではあるけれど操作感が今一歩と感じていました。

この点でいくと「Conoha」は簡単にVPSのため、サーバーのイメージごとワンクリックでバックアップが取れます。復元もまるでゲームをコンテニューするような感覚で手軽に元の状態に戻すことができます。

手動でも簡単にバックアップがとれるのですが、月額300円で週1回バックアップを自動的にとってくれるため、これだけでその他のバックアッププラグインは当面不要と言えるでしょう。

今日のアクション

私的には今のところ、「Conoha」はとても使い易いサーバーだと感じていますが、やはり技術的なことがある程度はわからないと厳しいかと。もしこれから初心者の人がサーバーを契約するなら個人的はwpXクラウドかななんて考えています。このあたりの話はまた。

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