私は、読書はできるだけ電子書籍でするようにしています。理由は簡単で移動時間に読書をすることが多いからです。そして、両手が塞がっていたり、高速バスのような活字を読んでいると酔ってしまうような場所では、オーディオブックを活用しています。
ですが、最近 Kindleが進化してきて、音声読み上げ機能がPC/スマホともに充実。オーディオブックがなくても Kindleでかなり代用できるような気がしてきました。
スポンサーリンクKindle for PC/Macが音声読み上げに対応
2月の初旬からPCやMacで Kindle本がよめる Kindle for PC/Macがアップデートし、文字の音声読み上げに対応しました。PCを立ち上げて Kindleアプリを立ち上げておけば、本をアプリが勝手に読み上げてくれます。
設定方法は、 最新の Kindleアプリを立ち上げて、読み上げをしたい本のページを開いた状態で、メニューバーの「ツール」→「読み上げ機能を開始」を選択すれは、アプリが文章を読んでくれます。
少し残念なのは、アプリのウィンドウを選んでいないと読み上げが止まってしまう点です。アプリをバックグラウンドにして、他の作業をしながら本を聴くということは今のところできません。
iPhoneでも Kindle本の読み上げができる
実はiPhoneでもこれと同じようなことができます。iPhoneには画面に表示された文字を音声で読み上げてくれる機能があり、これを利用すれば Kindle本を音声で読み上げてくれます。
iPhoneの設定画面から「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」を選択し、「画面の読み上げ」をオンにします。
Kindleアプリで読みたい本を開いたら、2本の指で画面を下方向に2本の指でスワイプします。
すると、画面に再生ボタンが表示されます。
再生/停止が表示されたパネルの左右にうさぎと亀のアイコンが見えますが、これで再生速度を調整できます。本を音声で聴く特は最適な速度に個人差があるのでこれは便利な機能です。
音声は十分とは言えないが使える
これならオーディオブックはいらないんじゃないかと考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそこまでクオリティの高いものではないと感じています。オーディオブックは、プロのナレーターの方が丁寧に読み上げてくれるため、やはり圧倒的に聞き心地が良いです。
一方、Kindleの読み上げ機能は、機械の音声のためどうしても、抑揚がなく多少聞き取りづらい点はあります。ただ、それでも不快に感じるほどのものではないので、ちょっとした時に本を音声で聴くには十分な機能を持っているのは間違いありません。
また、オーディオブックになっている本は必ずしも多くないので、それを補完する役割として Kindleの音声読み上げを活用することもできます。どちらにしろ、読書の方法の幅が拡がるのは間違いありません。
今日のアクション
でも今の技術革新の状況からいくと、将来的には音声の再生も人工知能とかを活用して人間にもの近づくということは考えられそうです。こうなって来ると読書という言葉すら概念が変わってきそうだなと感じます。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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