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全てのコミュニケーションはWin-Winを意識することでよくなる~【読書レビュー】まんがでわかる7つの習慣

 

なぜわかってくれない

以前の私のコミュニケーションに関する悩みはほとんどがこれでした。私は理解されない。周りが私の気持ちを理解してくれない。突き詰めて言えば、自分をどう理解して貰うかの悩みでした。

ですが、本当の意味で良好なコミュニーションを願うなら相手を理解することが重要であり、理解されてから理解することが重要なのです。

 
 
少し前に話題になったまんがでわかる7つの習慣を読みました。今回はコミュニケーションにまつわる部分だけを取り出してまとめてみます。
 
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コミュニケーションの基本は聴くことである

コミュニケーション能力というと人にうまく話すことばかりに目が行きがちです。ですが、相手を理解する上で重要なことは、相手の話を聴くことです。

人間は言葉の上に感情を乗せています。人の話を理解するというのは言葉の上に乗った感情を受け止めることです。人は感情を受け止めて貰えたときに始めて相手に信頼感を抱くことができるのです。

個人的な反省を言えば、昔は特にこの当たりが欠けていました。結果として、伝えようとしても、相手が聞く耳を持ってくれない状況が生まれます。この状況はかなりキツイです。

結局のところ、私はコミュニケーションを自分の承認欲求を満たすための手段だと勘違いしていた節があります。ですが、承認欲求を満たされたいのは相手も同じです。きちんと相手を理解する努力を続けたいと考えています。

無意識に作る上下関係に注意する

人と話しをするときに気付くと人を上にみたり、下にみたりしているときがあります。当然、人を下に見ていれば相手に伝わりますし、また自分自身もそれが相手伝わるのではと心を開いて会話をすることができなくなります。

そのような状態になると、コミュニケーションをしていく中でいつの間にか相手の話す内容を不要に評価してしてしまったり、ひどいときには勝ち負けを付けようとしてしまったりしていることもあります。

実のところ、大人になると上下関係のない人間関係というのは意識しないと作れないと私は感じています。組織に属して働けば、必ずといって良いほど上下関係はついてきますし、親子もある種上下関係です。

そんな精神状態で、本当に信頼関係のあるコミュニケーションができるはずがありません。そのような人間関係に慣れきってしまった状態から抜け出し、ふフラットな関係生を気付く努力が必要だと感じています。

違いを尊重できるか

みんなちがってみんないい

とは、大正の童謡詩人金子みすずの有名な詩の一節ですが、コミュニケーションを通じてシナジーを生み出そうとすれば、この考え方が欠かせません。

ですが、自分のことを振り返って考えても違いに寛容とは言い切れないと感じています。むしろ自分との違いに、批判的になったり、ひどいときは差別的になったりすることのほうが多いです。

自分の内面の問題でもあるので、簡単に変えるのは難しい部分もありますが、多様な価値観に圧倒的に多く触れることで自分の引き出しを増やすことが重要だと私は考えています。

今日のアクション

さらっと読むことができますが、7つの習慣の要点を見返すことのできる良書でした。

7つの習慣と言えば、ミッションステートメントの話や時間の使い方の話が印象に残っていたのですが、今回はコミュニケーションの部分に目が行きました。心境の変化ですかね。

まんがを読んだら原書が読みたくなってきたので、年末くらいにまた読み返してみようと考えています。

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