人前で話すってプレッシャーですよね。去年勉強会を開いた際はいろんな心配ごとがありました。
うまく話せるか。飽きずに聴いて貰えるか。この程度のこと知っていると思われないか。。。などなど、数え出すとキリがありません。もちろんこれらのことに対して、回数をこなして練習をすることも大事ですが、実はプレゼンテーションには押えるべき定石があります。
プレゼンテーションは定石を知ることで大きく改善することができます。
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人前で話す際に、聴いてくれている人の前提知識に見通しが立たないことは大きなプレッシャーに繋がります。
このような場合、話の冒頭でどういう人向けの、どういうレベルの話をするかはじめに伝えておくことが効果的です。
よくバラエティ番組で、お笑いタレントの人が「ハードルを下げる、上げる」という言い方をしますが、まさにこれと同じことです。
人はギャップに惹かれます。あまり期待していない話の中に、予想外の内容が含めれていると一気に話に引き込まれていくのです。同じ内容でもいきなり本題に入るより好印象を与えることができます。
話の着地点を用意する
人は見通しが立たないことにストレスを感じる生き物です。この人話が下手だなぁと感じるときは、だいたい話のつながりが見えなくなっているときです。
人間の集中力は時間が経てば経つほど、落ちていきます。大事な結論ははじめのうちに言って、そこに向けて論をすすめていくことで、聴取を退屈させずに話すことができます。
誰もが知っている話を面白く話す
人前で話すことにプレッシャーを感じる理由に、聴いている人の知らないことを話さないと行けないという思い込みがあります。ですが、これは大きな間違いです。
多くの場合、人が引きつけられるのはあるある話です。あるある話の中に少しだけ新しい情報を付け加えるだけで、新鮮さを与えることができます。
日本の古典落語は、話の落ちはわかりきっているのに笑いを取ることができます。これは、話し方や間によって笑いをとっているからですが、これと同じことがプレゼンでも言えるのです。
今日話す話の内容にいまいち自信が持てないなら、内容ではなく伝え方を変えてみることをお勧めします。
今日のアクション
本書を読みながら、昨年主宰した勉強会ではじめて知らない人の前で話したときのことを思い出しました。やる前に押さえておきたかったと感じる内容も含まれていたので、これから勉強会などを開こうと考えている人にはお勧めです。
本書は松尾昭仁様に御献本頂きました。ありがとうございます。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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