Site icon 問題の8割はコミュニケーション

生産性を倍にするコラボーレーションの勘所 #ashitanoWS

 

 

世の中のほとんどの問題はミスコミュニケーションで起こっている。

ほとんどの人はコミュニケーションでなんらかの悩みを抱えています。こと仕事においては苦手だと感じる人とでも、密な共同作業を必要とする場合もあります。仕事の上でのコミュニケーションが楽にならば、どんなにストレスが減るかと考えるものです。

 

アシタノワークショップVol.3 「仕事がタノシクなるコラボレーション術」

 

 

私も不定期で寄稿させて頂いているブログメディア「アシタノレシピ」のワークショップに参加してきました。今回のテーマは、「仕事がタノシクなるコラボレーション術」です。

 

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三角ロジックで分かりやすく

 

 

最初の講演は創薬研究者としてお仕事をされているとゆ(@toyu3)さん。化学系の研究者ということで黙々と作業を行うイメージですが、他のメンバーとの意見のやりとりが重要であり、コミュニケーションスキルが必須とのこと。

とゆさんが意識しているコミュニケーションのポイントは、

 

1.ゴールを意識すること

2.感情と発言をわけてみること

3.理由と根拠を用意して伝えてみること

 

の3つ。感情的衝突を避けるためにいろいろ工夫をされています。特に根拠と理由付けを用意する部分に関しては、三角ロジックという考え方を意識しているとのこと。

三角ロジックとは、ロジカルシンキングの考え方の一つで理由と根拠を明確にして、結論を導き出す考え方のことで、一見当たり前なのですが、少しものごとが複雑になったり、気持ちがあせったりすると頭から抜け落ちてしまいがちです。

議論などをする場合、うまくいかないと感じたときは一度三角ロジックにあてはめて考えてみるとよいと言えます。

 

会議タイプ別コラボレーションテクニック

 

 

続いては北さん(@beck)の講演。テーマはずばり会議タイプ別コラボレーション術。日本の会社では会議の種別が意識されないため、非生産的な場合も多いです。

いわゆる会議というのは次の4つに分かれます。

1.ブレスト

2.ディスカッション

3.意思決定

4.情報共有

今回はこの中でも1のブレストと2のディスカッションについて集中的に北さんが話されました。印象に残ったのは脱残念なブレスト、略してDBZ。

ブレーンストーミングを有効なものにするためには、入念な事前準備が必要で、コレ無しにブレストという形式を採用しても効果は薄いのですが、実際こういうケースがよくあるので注意が必要とのことでした。

 

 

悪魔の代弁人になってみる

 

 

ワークの時間はぱうぜさん(@kfpause)が担当。ぱうぜさんは法律学の研究者です。今回は悪魔の代弁人という考え方を使ってディベートをすすめる形式でした。悪魔の代弁人とは、ある論拠に対して敢えて、対立する立場の人を恣意的に設けることで議論を深める手法のことです。

ちなみに代弁人というのは今でいう弁護士にあたる人のことだそうです。

 

 

今回のワークでは、バレンタインデーを廃止するべきかというテーマでディベートを行いました。バレンタインデーがあるとどんな問題があるのか、それはどの程度重要なことか、解決策はないのかという観点でディベートを実施をしました。

日常においても、敢えて自分の考えと正反対の意見を構築してみることで自分の思考を深めることができるのは間違いないので、直接ディベートという状況でなくても悪魔の代弁人に考え方はいろいろな場面で活用できそうです。

 

今日のアクション

 

今回、三角ロジックと悪魔の代弁者という考え方をはじめて知りました。今後、コミュニケーションを取る際の引き出しの一つとして活用したいと考えています。

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