オフ会などで渡す名刺はブロガーにとって、自分のブログを知らない人にアピールする絶好のチャンスです。ここで相手の興味を引くような名刺を渡すことができれば、新しい人に自分のブログの読者になってもらえるかもしれません。
ですが、自分も含め多くのブロガー名刺はインパクト勝負のものが多く、名刺を見てブログを読んで貰えるような形になっていません。
図解改善士という肩書きで活動されている多部田さんは日産自動車で働きながら、一方で図解を使った問題解決方法を指導されています。図解のスペシャリストから図解を使った分かりやすい名刺の作成方法を学ぶワークショップ「図解de名刺作成」に参加してきました。
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わかりにくい名刺は胡散臭い
多部田さんは図解の重要さを人に伝えたいと活動をはじめたときにはじめて個人の名刺を作成しました。この当時、何を名刺に書いていいのかわからずとりあえず考えていることや思いを詰め込んだ名刺を作成したそうですが、周囲からの反応は冷ややかだったそうです。
多部田さんは奥さんがタイの方で、名刺の肩書きもタイ語で書いてみたそうです。結果、インパクトは強かったのですが、あのタイ語の人という認識しかして貰えなかったとのこと。
名刺の目的は、自分の活動に興味をもってもらうことなのでこれでは意味ありません。
そして試行錯誤の末に、図解改善士という肩書きを作りたどり着いた名刺がこちらです。
二枚目の写真が裏面でこちらが特にポイントとなります。自分の活動を図に落とし込むことで、見事に表現しており、これをきっかけに勉強会の開催などが軌道にのり、現在ではテレビ出演もされています。
自分を表現する3つのポイント
多部田さんの名刺作成のフレームワークは、
1.自分の肩書き(アウトプット)
2.スキル・実績(スキル)
3.理由づけ(志)
の3点を明確にすることに重点を置きます。
特に、多部田さんが強調されていたのは、名刺を作る際にはとにかく掲載する情報を絞ること。自分が名刺で伝えたいことは何なのかを明確にして、一点突破することでした。趣味などの情報も削ったほうがよいそうです。
図解に落とし込む
上記のポイントがある程度定まって来たら、いよいよ図解のフレームワークに落とし込んでいきます。今回利用したのはピラミッド型のフレームワークです。
例えば、日産のカルロスゴーン氏を図解で表現すると、車を運転するのが大好きとい志の上に、エンジニアという実績があり、アウトプットとして現在の日産CEOという肩書きができあがります。
日常のコミュニケーションでは、相手のバックグラウンドまで確認することはあまりありません。ですが、ブログにしろ、その他のことにしろ、その背景にある志が一番重要なはずです。このような形で自分の活動の原動力を明記すると、確かに興味をもってくれる人は増えそうです。
今日のアクション
このフレームワークはシンプルで分かりやすいものなので、次回名刺を発注するときは自分も取り入れたいと考えています。
ただし、志のようなものを明記するには、自己開示になれておく必要もあり、またキーワード選びのセンスも問われそうです。次回名刺を作るまでにその部分も含めて、考えておきます。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
詳しいプロフィールはこちら。
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