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自立した個人として働くことは、組織への忠誠心とバランスがどこまでとれるのか?

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最近は個人の働き方にフォーカスしたいわゆる「働き本」が沢山出版されています。

本により内容の差は多少あるのですが、大雑把にいうと主張の方向性は同じです。

 

 

これらの主張は概ね私は正しいと考えています。ただし、私の場合、生産性を発揮して仕事をする上では壁も感じています。

このような組織に縛られない働き方を目指す上では、自立した個人として所属する組織とも適切な心理的距離を置く必要があります。自分と所属する組織の間に一歩引いた視点を持つことも必要になってきます。

一方で組織の中での仕事を考えた場合、生産性を向上させる要素のうちの一つに忠誠心がどうしてもあがって来てしまいます。個人差もあるのでしょうが、いくらやりたい仕事をやっていても、信頼することができない集団の中での仕事はパフォーマンスが落ちますし、忠誠を捧げたくなるような組織(いい意味で)で働く方が同じことをしていても生産性は上がる気がします。特にチームでのコミュニケーションが重視される職種では影響度が大きいでしょう。

だだ所属する組織に忠誠を誓う考え方は、一歩バランスを崩すと忠誠から依存へと変わってしまい、自立した個人とは真逆のものになってしまいます。時代の流れとしては自立した個人が求められているは間違いないと考えています。

自分の心境は、自立か忠誠か、それとも依存か。このバランス感覚をとるはものすごく難しいと最近感じています。

 

 

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