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言葉による自傷行為が一番怖い

photo credit: Greg Gladman via photopin cc

 

普段使っている言葉に人間は想像以上に自分の感情を支配されています。英会話をして英語で話している時は自分が別人格のようになるという人の話を何人も知っています。日常で話している、あるいは思考に使用している言語が自分自身をしばっているのです。ネガティブな言葉を多用することはある意味言葉で自分を傷つける行為だと考えています。

前向きな言葉を使えば何でもうまくいく訳ではないですが、ネガティブな言語表現を多用しすぎることで自分のパフォーマンスを下げてしまった経験が私は何度もあります。

 

朝の名言インストール 今日のやる気をチャージする (hope books)

 

夜の名言インストール 一日の脳をリセットする (hope books)

 

 

日常から自分を奮起する言葉を沢山持っておくことは、思考の柔軟性とここ一番での気力を担保することでもあるのです。

 

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名言なんて1円にもならない

 

人昔前の私は自分が思考や発言をする際の言葉の影響力というものにものすごく無頓着でした。

 

偉人のいい言葉なんて知ってても1円にもならないしなんの役にも立たないよ。どうぜ知識を仕入れるならもうちょっと具体的に役に立ってお金になるものがいいに決まっている

 

だいたいこんな感じでものごとを考えていたのです。ところがこういう考え方を習慣として身にけているうちに自分の思考の幅や決断力が恐ろしく狭まっていることに気付きました。

本書のタイトルは名言インストールとなっていますが、このときの私の状態はパソコンに置き換えるとこんな感じになります。

 

パソコンのオペレーティングシステムなんてバージョンアップしてもできることそんなに変わらないよ。具体的な機能を追加できるアプリケーションをどんどん入れたほうがいいに決まってる

 

普段使っている言葉は、自分の思考のオペレーティングシステムです。いくら新しいアプリケーションを追加してしてもオペレーティングシステムが性能が低ければ、システムのパフォーマンスは上がりません。

 

自分に再起動をかける

 

自分で無自覚にネガティブな発言を多用しているとどんどん思考がマイナスのほうへ流れていき、結果パフォーマンスもじわじわと低下していきます。パソコンなら再起動すればいいですが、人間はそうはいきません。ネガティブな言葉を自分に投げかけてパフォーマンスを低下させるのは言葉による自傷行為だと考えています。

再起動をするには、自覚して徐々に軌道修正するための言葉をたくさんインストールしておくほうがよいのです。それでも人間の場合リカバリーするまでに時間がかかります。

身体のメンテナンスと同様にマインドのメンテナンスも必要なのです。

 

そのとき人はかまってくれない

 

人の言動をじっくり伺っていてもわかるのですが、ネガティブな発言が常習化している人の周りにポジティブな言動をしている人は集まってきません。これはそういう他人がいるともの凄く当然のことに感じるのですが、自分がそう言われるとまるでスピリチュアルなことを言われているように違和感を感じてしまい、全くそれを受け入れる気になりません。

なので、基本マイナス思考の人にアドバイスする人は少数です。本音を言えば、そんな人に誰も関わり合いになりたくないのです。

だからこそ普段からリカバリできるように自分を奮起する言葉を蓄積しておく必要があるのです。

 

今日のアクション

 

名言を自分に言い聞かせれば、全てがうまくいく訳ではありません。た だしセルフイメージや自分のパフォーマンスには決定的に違いがでます。その違いはひいてはここ一番の勝負強さになってしまうでしょう。きちんと自分の思考をメンテナンスするために名言のインストールをおすすめします。

 

 

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